【北海道】感染症対策18〜多様化するクラスター〜
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本スレでは、21年6月を中心とした新型コロナウイルス感染症についての情報共有がメーンとなる。 新型コロナ感染傾向に対する、以下の対策についてが主な論点になるだろう。 A 札幌市内・道内・道外地域別の新型コロナウイルス感染症発生状況 @ 札幌市内・行政区別の陽性確認傾向 A 道内・国内地域別のの陽性確認傾向 B 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種 @ 体制確保に係る道内・道外準備スケジュール A 予防接種等による副反応疑い C 感染経路別でのクラスター発生のメカニズムと抑制対策 @ 職場内感染 A 学校内感染 B 家庭内感染 C 医療福祉施設感染 D 飲食店での会食 D 変異株のメカニズムと抑制対策 @ 道内、国内の変異株やそれに伴うクラスターの発生、処置状況 A 道内・国内変異株のスクリーニング検査状況 B 伝播性の増加や抗原性の変化 ●関連スレ ◆【札幌圏】の<まちづくり・時事情報関連>はコチラへ マチの動きは? 【歴史が動く】札幌圏のまちづくり70【シンカ問う】 https://egg.5ch.net/test/read.cgi/develop/1622136110/l50 ◆コロナによる<世界・国内・道内・札幌市内>の【経済】への影響は? 【北海道】経済を考える24〜感染拡大と経済損失〜 https://egg.5ch.net/test/read.cgi/develop/1609520297/l50 <災害⇒危機管理関連総合スレ> ◇総論的な話題はコチラへ 【震災1年】北海道防災計画 〜防災のいろは〜 https://egg.5ch.net/test/read.cgi/develop/1576154248/ 【北海道】の<社会現状・課題>関連などはコチラへ 【人口急減】北海道の将来展望を語り尽くせ!part4 https://egg.5ch.net/test/read.cgi/develop/1576154795/ 【北海道】警戒ステージの設定の考え方 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ssa/0904_keikaisetsumei.pdf 国の新型コロナウイルス感染症対策分科会の提言「今後想定される感染状況と対策について」 において、感染状況を4段階に区分し、移行の目安となる指標と、それぞれのステージで 「講ずべき施策」が示された。 道としてはこの提言に準じることを基本としつつ、本道における感染拡大を効果的に 抑え込むためには、感染者が急増する前の段階における対策が重要であることから、 本道の実情を踏まえて、指標及び講ずべき施策を設定する。 施策の実施に当たっては、感染はどこでも起こりうる可能性があることから 全道域での取組を基本としつつ、広域分散型の社会構造を有する本道の特殊性を考慮し、 感染状況や医療提供体制等を踏まえ、必要に応じて、特定の地域や業態を対象とした 施策を講じるなど適切な対応を検討する。 道としては、この警戒ステージの考え方を含めて、道民や事業者と認識を共有し この感染症のまん延の防止や医療提供体制への負荷の軽減を図りながら、 地域と一体となって感染拡大防止と社会経済活動の両立に向けた取組を推進する。 <目標> @十分に制御可能なレベルに感染拡大を抑制するとともに、死亡者・重症者数を最少化 A 迅速かつ効果的に感染拡大防止対策を講じ、感染レベルをなるべく早期に減少 以上を通じて感染拡大防止と社会経済活動の両立を目指す 警戒ステージの状況と対応の考え方 1. 感染者が散発的に発生しており、医療提供体制に大きな支障がない段階 <対応の考え方> 感染状況などを踏まえて、感染予防の徹底などについて注意喚起 (感染状況に応じて、振興局による注意喚起) 2.感染者の漸増及び医療提供体制への負荷が蓄積する段階 3密環境などリスクの高い場所で集団感染が度々発生することで、感染者が漸増し、 重症者が徐々に増加してくる。 このため、保健所などの公衆衛生体制の負荷も増大するとともに、新型コロナウイルス感染症に 対する医療以外の一般医療も並行して実施する中で、医療提供体制への負荷が蓄積しつつある状況。 <対応の考え方> 特措法第24条第9項に基づく要請 個々の行動変容に対する協力を要請 3.感染者がさらに増加し、医療提供体制への負荷がより一層高まる段階 集団感染が数多く発生するなど、さらに医療提供体制への負荷が蓄積し、 感染拡大の防止に向けて、より強い対応が必要な状況。 <対応の考え方> 特措法第24条第9項に基づく要請 感染状況を踏まえたより強い行動変容に対する協力を要請 4.感染者の急増及び医療提供体制における大きな支障の発生を避けるための対応が必要な段階 ステージ3と比べて集団感染が広範に多発する等、感染者が急増し、 新型コロナウイルス感染症に対する医療提供体制への負荷がさらに高まり、 一般医療にも大きな支障が発生することを避けるための対応が必要な状況。 <対応の考え方> 特措法第24条第9項に基づく要請 事業者に対する施設の使用制限など強い協力を要請 5.爆発的な感染拡大及び深刻な医療提供体制の機能不全を 避けるための対応が必要な段階 病院間集団感染の連鎖などの大規模かつ深刻な集団感染の連鎖が発生し、 爆発的な感染拡大により、高齢者や高リスク者が大量に感染し、 多くの重症者及び死亡者が発生し始め、公衆衛生体制及び医療提供体制が 機能不全に陥ることを避けるための対応が必要な状況。 <対応の考え方> 特措法第24条第9項及び第45条に基づく要請 国の緊急事態宣言を踏まえ、さらに強い協力を要請 警戒ステージの指標(移行等の目安) <<医療提供体制等の負荷>> @【利用病床数】 ステージ2:150床 ステージ3:250床 ステージ4:350床 ステージ5:900床 A L@のうち 【重症病床数】 ステージ2:15床 ステージ3:25床 ステージ4:35床 ステージ5:90床 B【療養者数】 ステージ2:増加 ステージ3:増加 ステージ4:796人(10万人あたり15人) ステージ5:1.327人(10万人あたり25人) <<監視体制>> C【PCR陽性率】 ステージ2:増加 ステージ3:増加 ステージ4:10% ステージ5:10% <<感染状況>> D【陽性者数】 ステージ2:107人/週 ステージ3:133人/週 ステージ4:796人/週(10万人あたり15人/週) ステージ5:1,327人/週(10万人あたり25人/週) E LD【陽性者数】の【直近一週間と先週一週間の比較】 ステージ2〜5:増加 F【感染経路不明率】 ステージ2〜5:50% ※各指標に掲げた数値を超える場合に次のステージへ移行することを原則とし、 感染者の発生状況等を踏まえ、総合的に判断する 体調不良時などの対応フロー 従業員等に体調不良者や濃厚接触者が発生した場合について、 以下のフローを参考として、各企業における対策や資料の準備、保健所への相談等を行ってください。 https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/documents/flowchart_office_covid-19.pdf 施設の消毒 施設の消毒については、別紙「企業等で行う日常の消毒方法」をご確認ください。 【別紙】企業等で行う日常の消毒方法(PDF:607KB) https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/documents/bessif.pdf ◆積極的疫学調査(接触者調査)の実施◆ 保健所の職員が電話等により聞き取りを行い、濃厚接触者※を決定します。 調査内容は、患者の勤務状況、最終出勤日、行動履歴、フロアの状況、座席の配置、換気状況等です。 必要に応じて、以下の資料について提出をお願いしておりますので、ご準備をお願いいたします。 ・会社の概要がわかる資料(業態など、ホームページでも可) ・従業員リスト(氏名、生年月日、年齢、性別、住所、連絡先、部署、勤務フロア、症状の有無、濃厚接触の有無) ・シフト表 ・フロア図(従業員の排斥、従業員や外部の不特定多数の人がかかわる 共用部分(喫煙所、食堂、休憩室、談話室など)が確認できるもの) ・ビルテナント一覧 ◆濃厚接触者とは?◆ 感染可能期間(患者が発熱や呼吸器症状等の新型コロナウイルス感染症を疑う 症状を呈した2日前から隔離開始までの間)において、 患者と接触した方のうち、次の範囲に該当する方のことです。 ・患者と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった者 ・適切な感染防護無しに患者を診察、看護もしくは介護していた者 ・患者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者 ・その他、手で触れることのできる距離(目安として1メートル)で、 必要な感染予防なしで、患者と15分以上の接触があった者 (周辺の環境や接触の状況等、個々の状況から患者の感染性を総合的に判断) ◆濃厚接触者の健康観察◆ 濃厚接触者となった方は、患者との最終接触日の翌日から14日間は自宅待機をお願いいたします。 また、PCR検査を受診いただくため、順次調整を行います。 検査の結果、陽性となった方がいた場合には、さらに濃厚接触者の範囲の見直しを行います。 陰性となった場合でも、企業等において自宅待機期間中の健康観察※を行っていただき、 その結果を取りまとめて、保健所に毎日報告をお願いいたします。 なお、濃厚接触者以外の方に、保健所から自宅待機をお願いすることはありませんが、 企業等の判断により出勤を控える等の対応を妨げるものではありません。 健康観察とは? 発症の可能性のある期間(患者との最終接触日から14日間)において、 毎日の体温測定と呼吸器症状がないか等の体調観察をすることです。 令和3年度新型コロナウイルス感染症対策テレワーク導入補助金 https://www.city.sapporo.jp/keizai/telework/hojyokin.html ◆制度の目的 この補助金は、在宅勤務をはじめとするテレワークの導入に取り組む市内中小企業等 に対して導入に係る経費を補助することにより、 新型コロナウイルス感染症の拡大防止及び多様な働き方の実現、 企業のビジネス環境強化を促進することを目的に実施します。 ◆補助対象となる取組 情報通信機器等(ICT)の活用による在宅勤務等の導入に係る取組で、 新たな環境整備及び既存環境の拡充を図るもの。 事業実施期間中に、概ね月2日以上のテレワークを行うものとします。 ★☆・゜【コロナウイルス】関連<コールセンター>【北海道・札幌市分】★☆・゜ コールセンター企業向け新型コロナウイルス感染症対策支援金 https://www.city.sapporo.jp/keizai/biz_info/kansenboushi-2/index.html 令和3年6月18日(金曜日)まで 制度概要リーフレット(PDF:261KB) https://www.city.sapporo.jp/keizai/biz_info/kansenboushi-2/documents/leaflet.pdf 申請の手引き(PDF:266KB) https://www.city.sapporo.jp/keizai/biz_info/kansenboushi-2/documents/01_tebiki.pdf <対象企業の要件> ・市内でコールセンターを管理・運営し、引き続き操業する法人であること ・市内のコールセンターの従業者数が20人以上であること ・コールセンターで行う業務内容が、公序良俗に反するもの等、別に定める事業でないこと ・暴力団又は暴力団員と関係を有するものでないこと ・市税に滞納がないこと 従業員数に応じ、下記金額金を交付します。 ・20人以上100人未満 5万円 ・100人以上250人未満 10万円 ・250人以上500人未満 30万円 ・500人以上 50万円 また、他にも各業界にて新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインが 公表されておりますので、ご参照ください。 ◆小売業の店舗における新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン(2020/10/27改訂) http://www.super.or.jp/wp-content/uploads/2020/07/covid19-retail-guideline20201027.pdf オール日本スーパーマーケット協会/全国スーパーマーケット協会/日本小売業協会 /日本ショッピングセンター協会/日本スーパーマーケット協会/日本専門店協会 /日本チェーンストア協会/日本チェーンドラッグストア協会/日本DIY・ホームセンター協会/日本百貨店協会 ◆コールセンターにおける新型コロナウイルス感染症対策に関する指針(2020/5/21改訂) 日本コールセンター協会 https://ccaj.or.jp/covid19-guideline_0521.pdf ◆図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン(2020/5/26改訂) 日本図書館協会 http://www.jla.or.jp/Portals/0/data/content/information/corona0526.pdf ◆博物館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン(2020/9/18改訂) 日本博物館協会 https://www.j-muse.or.jp/02program/pdf/200918setgaid2.pdf ◆全国銀行協会新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン(2020/5/14) 全国銀行協会 https://www.zenginkyo.or.jp/fileadmin/res/news/news320514.pdf ◆証券業界における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(2020/6/10改訂) 日本証券業協会 https://www.jsda.or.jp/shinchaku/coronavirus/files/20200514coronagl.pdf ◆食品製造業における新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン(2020/6/2改訂) 食品産業センター https://www.shokusan.or.jp/wp-content/uploads/2020/06/ki-20200603-1.pdf ◆食品卸売業の物流センターにおける新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン(2021/4/26改訂) 日本加工食品卸協会 http://nsk.c.ooco.jp/pdf/20210426_1.pdf ◆航空分野における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン(2020/5/28改訂) 定期航空協会/全国空港ビル事業者協会 http://teikokyo.gr.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/06/200602_guideline.pdf 【札幌市】新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(統計情報) https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/2019n-covhassei_toukei.html ・札幌市における感染者状況 ・札幌市における感染者状況(感染経路別) ・年齢別感染者数の割合 ・救急安心センター相談件数 ・実効再生産数 ・札幌市の感染状況・医療提供体制の週間分析 DATA-SMART CITY SAPPORO(札幌市内の新型コロナウイルス陽性患者発生状況) https://ckan.pf-sapporo.jp/dataset/covid_19_patients 【北海道】新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kst/covid/wakuchin_shintyoku.htm (出所)ワクチン接種円滑化システム(V-SYS) 医療従事者等の接種率は、3月までに接種希望者リストが提出された者(202,047人)に 対する割合のため、その後の新規入職等の増加により100%を超える場合があります。 高齢者の接種率は、令和2年(2020年)1月1日現在の高齢者数(1,656,347人)に対する割合 【札幌市】さっぽろ新型コロナウイルス・ワクチンNAVI https://www.city.sapporo.jp/2019n-cov/vaccine/index.html ワクチン接種実施医療機関リスト 「ワクチン接種実施医療機関のご案内」ページからご確認ください。 https://www.city.sapporo.jp/2019n-cov/vaccine/iryokikan_list.html 予約方法 「かかりつけ医」が医療機関リストに掲載されている方 かかりつけ医へ直接連絡し、予約してください。 「かかりつけ医」が医療機関リストに掲載されていない方、または、「かかりつけ医」がない方 ★印のついた医療機関または集団接種会場で接種を受けてください。 集団接種会場について https://www.city.sapporo.jp/2019n-cov/vaccine/yoyaku1.html 北海道のコロナワクチン接種状況 https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/pref/hokkaido/ 新型コロナのワクチン接種。これまでの北海道の接種状況をまとめています。 全体の接種人数、医療従事者などの接種人数、高齢者などの接種人数をグラフにしています。 「1回目の接種を終えた人」「2回目の接種も終えた人」のそれぞれのデータをお伝えしています。 コロナワクチン 高齢者の接種割合 https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/inoculation_pref/#mokuji2 65歳以上の高齢者について、ワクチンの接種を行った人の割合を、 都道府県別に表示しています。 「1回目の接種を終えた人の割合」「2回目の接種も終えた人の割合」 をそれぞれ表示しています。 割合を算出する際の母数人口には「2020年1月1日住民基本台帳」のデータを使用しています。 変異ウイルスの特徴・最新情報 https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/newvariant/ 全国で拡大している変異した新型コロナウイルスへの感染。 感染力が高いとされる変異や免疫が働きにくくなるとされる変異が報告されています。 ここでは変異ウイルスの最新情報をお伝えいたします。 インドで広がる変異ウイルス 日本国内で新たに24人感染確認 2021年6月2日 インドで広がっている変異した新型コロナウイルスについて、 厚生労働省は5月31日までの1週間に、国内で新たに24人の感染が確認されたと発表しました。 新型コロナウイルスへの感染が確認された人について、 全国の自治体は一部の検体を抽出して国立感染症研究所などで遺伝子を解析し、 変異ウイルスの広がりを調べています。 厚生労働省によりますと、このうちインドで広がっている変異ウイルスに 5月31日までの1週間で、24人が感染していたことが新たに確認されたということです。 前の1週間に確認された人数を3人上回っています。 都道府県別では ▽東京都が9人、 ▽大阪府と埼玉県が3人、 ▽愛知県と兵庫県が2人、 ▽群馬県と千葉県、神奈川県、長野県、鹿児島県が、それぞれ1人となっています。 これまでに国内で感染が確認されたのは合わせて53人で、 ▼東京都が14人、 ▼大阪府が9人、 ▼千葉県が7人、 ▼兵庫県が6人、 ▼静岡県が5人、 ▼埼玉県と神奈川県が3人、 ▼愛知県が2人、 ▼群馬県と長野県、広島県と鹿児島県でそれぞれ1人となっています。 厚生労働省 全国的な検査体制の強化進める インドで確認されている変異した新型コロナウイルスを早期に発見しようと、 厚生労働省は全国的な検査体制の強化を進めています。 インドの変異ウイルスかどうかをPCR検査で見極める方法を国立感染症研究所で開発し、 5月21日に全国の地方衛生研究所に配備しました。 民間の検査機関の一部でも試行的に導入し、5月28日と29日の2日間で104人の検体を調べた結果、 18人からインドの変異ウイルスが検出されたということです。 厚生労働省は、新型コロナウイルスに感染した人のおよそ4割に検査を行うことを目標にしています。 また、地方への技術移転を進めた結果、全国13か所の地方衛生研究所でウイルスの 遺伝子解析ができるようになり、さらに22か所で実施できるよう準備を進めているということです。 変異ウイルスの検査 インドで拡大の「デルタ株」に切り替え https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210604/7000034997.html 変異ウイルスかどうかを調べる検査について、鈴木知事は4日の記者会見で、 道内での感染状況をいち早くつかむため、4日から検査の対象を、 イギリスで見つかった変異ウイルスから、インドで広がる変異ウイルスに 切り替えたことを明らかにしました。 道ではこれまで、新型コロナウイルスへの感染が確認された人を対象に イギリスで見つかった変異ウイルス「アルファ株」かどうかを調べる スクリーニング検査を行ってきました。 これについて鈴木知事は、「道内ではすでに『英国株』にほぼ置き換わっているので、 警戒すべきは『インド株』だ。 感染経路が分からない感染者については、基本的にはすべて『インド株』かどうか検査したい」 と述べ、検査の対象を4日から特にインドで広がる変異ウイルス「デルタ株」 に切り替えたことを明らかにしました。 道によりますと検査は、道立の保健所が管轄する区域で新型コロナウイルスへの感染が 確認された人が対象で、4日から道立衛生研究所で始め 、順次、道立の保健所でも開始するということです。 またワクチン接種について記者団が、「道内の実施ペースがほかの都府県に 比べて遅れているのではないか」と質問したのに対し、 鈴木知事は、「ワクチンの配送時間が短ければ早く接種できるが、 北海道は22県分の広さがあり、運ぶ距離が長いためこの差が埋まっていない。 各市町村が接種の加速に取り組んでいるので、予約を進めてほしい」と述べました。 一方、東京オリンピック・パラリンピックについて鈴木知事は、 「この感染状況の中で、各イベントなどもさまざまな制約を受けており、 オリンピックだけがほかのイベントと違う扱いで開催されるというのは、 なかなか理解が得られにくいのではないか。大きな判断の1つは観客を入れるかどうかで、 どのような形で開催するか、安全や安心をどう確保していくかについて、 丁寧に説明し、理解を得る必要がある」と述べました。 札幌市でインド変異株の検査開始 新型コロナ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/553249 札幌市は8日、インドで最初に確認された新型コロナウイルス変異株(デルタ株) のPCR検査を、7日から市衛生研究所で始めたと発表した。 1週間〜10日分の検体をまとめて検査し、感染疑いを確認次第、公表する考え。 市によると、検査対象は新型コロナ感染者のうち、再陽性になった人や デルタ株の流行地域と往来した人など。 感染疑いが判明した検体は国立感染症研究所(東京)に送付するが、 確定までの日数の見通しが立たないため、確定検査の結果を待たずに公表する。 感染疑いの人には入院してもらい、早期隔離で感染拡大を防ぐ。 デルタ株は、英国で確認された変異株(アルファ株)より感染力が強く、 重症化しやすい可能性があるとされる。 市は検査体制を強化し、検査対象者を広げたいとしている。 札幌厚別区に道の集団接種会場 4市の高齢者対象に19日から https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210608/7000035123.html 新型コロナウイルスのワクチン接種を加速させるため道が初めて設置する 集団接種会場について、鈴木知事は、記者団に対し、設置場所を札幌市厚別区のホテルとし、 来週19日から、札幌のほか、江別・恵庭・千歳の各市に住む高齢者を対象に 接種を始める方針を明らかにしました。 この中で、鈴木知事は、道が初めて設置する集団接種会場について、 来週19日から札幌市厚別区の「ホテルエミシア札幌」に設け、対象は、 人口が集中し感染者が多い札幌・江別・恵庭・千歳の4つの市に住む 65歳以上の高齢者とする方針を明らかにしました。 アメリカの製薬会社、モデルナが開発したワクチンを使い、 道医師会や札幌医科大学などの協力を得て、一日あたり1000人程度、 来月までにおよそ2万人の接種を目指すとしています。 接種の予約は、来週14日からインターネットのサイトを通じて受け付けるということです。 鈴木知事は「会場の設置を契機としてワクチン接種を加速させていきたい 。全道、各市町村の進捗状況を踏まえて必要な支援を行っていきたい」と述べ、 道内で来月末までに高齢者への接種を終えることができるよう支援に全力を挙げる考えを示しました。 コールセンターのクラスター続発 北海道なお変異株猛威 https://www.asahi.com/articles/ASP676HH9P67IIPE010.html 北海道内での新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)の発生が止まらない。 5月の発生件数は過去最多の158件で、4月(53件)の3倍となった。 札幌市ではコールセンターでのクラスターが続発し、ワクチン予約業務が遅れる事態にもなった。 新規感染者数は徐々に減少傾向となってきたが、 感染力が強いとされる変異ウイルスが猛威を振るう状況は変わっていない。 道によると、5月のクラスター発生件数は、感染「第3波」のピークだった 昨年11月の94件を大きく上回り過去最多を更新。 医療施設・福祉施設が86件(4月は23件)、事業所などが36件(同9件)、 学校が23件(同7件)。飲食店は13件(同14件)。 時短要請などが出されている飲食店でのクラスター発生は横ばいの一方、 他の施設での増加が目立つ。 道は「5月は感染者数が急増し、分野に偏りなくクラスターが発生した」(コロナ対策本部指揮室)とみる。 家族間から職場・学校などへ感染が広がり、クラスターにつながったという。 高齢者、障害者らが集団生活する福祉施設や医療機関、保育施設などでは クラスターが発生しやすいとされる。 昨年の第3波でも、旭川市の病院と重症障害児者施設で大規模クラスターが発生し、 自衛隊が災害派遣された。 ある福祉施設の関係者は「家族間で感染した職員が気付かずに働き、 施設内で広がる事例が多くみられる。職員の定期的なPCR検査が欠かせない」という。 第4波で目立つのが学校や事業所での感染だ。 学校では部活やクラス内での感染が続いており、 道は6月から、全国大会や道大会につながる部活動以外は原則休止にするなど対策を強化した。 事業所ではコールセンターでのクラスター発生が続いている。 札幌市では、高齢者向けワクチンの集団接種の電話予約業務を受託する コールセンターでクラスターが発生。 5月9日に1人目の感染者が出て、6月1日までに計57人が感染した。 市は6月2日から3回目の接種予約受け付けを予定していたが、 コールセンターの従業員のほぼ全員が感染。 センターには人が立ち入れない状況になった。 急きょ拠点を移すことを決め、電話予約の開始時間を午前9時から正午にずらした。 札幌市では5月に過去最多の77件のクラスターが発生。 うちコールセンターが8件を占めた。 6月もコールセンターですでに3件のクラスターが発生。 市は「マスクを着用しても感染してしまうなど感染力が強い変異株の流行が、 密になりがちなコールセンターに集中して発生している可能性の一つとして考えられる」 (市保健所医療対策室管理課)とみる。 市は、コールセンター向けの新たな感染対策を検討している。 道内全体での6月1〜6日のクラスター発生件数は17件で、5月の同時期の20件と比べほぼ横ばい。 5月は大型連休後に新規感染者が急増したが、6月の新規感染者数は減少傾向で、 道は「今後の感染者数次第だが、クラスターの発生も減っていく可能性もある」 (コロナ対策本部指揮室)とみている。 <Review> “クラスター発生の一部病院 換気不十分だった” https://ceron.jp/url/www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210408/7000032726.html 新型コロナウイルスのクラスターが起きた一部の病院では、換気が不十分だった とする研究成果を北海道大学の研究グループがまとめました。 研究グループは「感染拡大の一因になった可能性が否定できない」としていて、 各地の病院でも十分な換気を行えているか、詳しく調べるべきだと指摘しています。 北海道大学の林基哉教授の研究グループは、新型コロナウイルスのクラスターが 発生した8つの病院を訪問して、換気がどのように行われていたのかを調べました。 その結果、4つの病院では換気を担う設備が、 ▼老朽化などが原因で性能が低下していたほか、 ▼夜間は止まっていたり、 ▼節電のため定期的に停止していたりしていたことがわかりました。 また、研究グループが、 ▼病院の病室で、感染者の飛まつに見立てた微細な粒子や二酸化炭素を使った実 験などを行って分析したところ、 ▼空調がつくる空気の流れで、飛まつが病室から廊下に飛散して広がり、 ナースステーションや別の病室まで届くケースもあったということです。 空調や換気を担う設備による不十分な換気を巡っては、 アメリカのCDC=疾病対策センターなどが、感染が広がる一因になり得ると 指摘していて、各国で対策の強化が求められるようになっています。 研究グループは「不十分な換気が感染拡大の一因になった可能性が否定できない」としていて、 各地の病院でも十分な換気を行えているか、詳しく調べるべきだと指摘しています。 林教授は「接触や飛まつによる感染への対策とあわせて、 換気についても早急に点検をして対策に取り組んでほしい」と話しています。 【換気の調査 その狙いは】 今回の研究は、厚生労働省の科学研究の一環で進められていて、 新型コロナウイルスの感染拡大に換気がどのように影響しているのかを見極めるのが狙いです。 国の専門家会議は去年3月、全国で発生した多くのクラスターで共通する条件の 1つとして「換気の悪い密閉空間」を挙げ、いわゆる「3密」の1つとして対策を呼びかけてきました。 しかし、どの程度の換気を行えば十分か明確な指針はなく 、研究グループはガイドラインをつくるためにも、全国100以上の病院や店舗など を施設を対象に去年4月から調査を続けています。 研究グループではこれまでに、クラスターが発生した8つの病院を調査し、 4つの病院で換気が不十分だったことがわかったとしていますが、 病院名は公表していません。 林教授は「設備の古い病院では換気が不足している可能性がより高くなる。 感染拡大を防ぐためにも、まずは病院の担当者や責任者が現状を早急に 把握すべきだ」と話しています。 【“不十分”の判断基準は】 今回、研究グループが基準としたのは、一般社団法人の「日本医療福祉設備協会」 が目安として定めている換気の量です。 大学病院や病院の建設に携わっている事業者などでつくる団体で、 新型コロナウイルスを想定したものではありませんが、国内の病院が満たすべき 換気の量の目安を定めていて、 ▼たとえば一般の病室では、部屋の空気が1時間に2回、ほぼ入れ替わるよう、 空調や換気の設備を整える必要があるとしています。 研究グループがこの目安を採用した背景には、病院に必要な換気の量を具体的に 定めた国の基準がないからだとしています。 一般的なオフィスビルなどについては、「建築物衛生法」をもとに定められていて、 厚生労働省は、新型コロナウイルスの対策に必要な換気の量として 「1人あたり毎時30立方メートル」という目安を示していますが、 こうした法律にもとづく具体的な目安は病院にはないということです。 研究グループの林教授は、「病院は一般のオフィスビルなどよりもより頻繁に 空気を入れ替える必要がある。今後の研究で必要な換気の量を明らかにして いきたい」と話しています。 【厚生労働省「設備の点検を」】 この調査結果を受けて、厚生労働省は、「換気の不足が、病院内でのクラスター感染 の要因となった可能性が否定できない」として、 新型コロナウイルスの患者の治療にあたる全国の医療機関に対し、 換気の設備を点検するよう呼びかけました。 これは、厚生労働省が7日、全国の自治体に文書で連絡したもので、 北海道大学の研究グループの今回の調査結果を挙げた上で、 「病院内での換気の量が設計のときよりも減少してしまう要因としては、 換気設備の老朽化や省エネルギー、省コストなどのための調整が挙げられる」と指摘しました。 そして、適切な換気量を確保できていないことが確認されたときは、 ▼フィルターの清掃をはじめ、▼老朽化した換気設備の補修などを行って 換気状況の改善をはかることや、 ▼改善できるまでの対策として、窓を開けての換気なども検討してほしいとしています。 また、自治体に対しては、医療機関から相談があった場合、 連携して改善にあたってほしいとしています。 札幌市のワクチン接種の予約を受け付けるコールセンターで発生した クラスターは、50人以上の感染が発覚しています。 ここでオペレーターとして働いていた女性が 、内部の感染対策について「ずさんだった」と証言しました。 本当に腹立たしかった…あまりにも状況が違うので」(コールセンターに勤務していた女性) 札幌市のワクチン接種予約センターで電話を受けるオペレーターとして 働いていた50代の女性です。 「1本でも多く電話を受けなければならないという気持ちでいました」 (コールセンターに勤務していた女性) 先月19日に始まったワクチン接種の予約。ビルのワンフロアに125台の電話で 予約を受けました。殺到する電話で、コールセンターは「異様な雰囲気」だったといいます。 「電話がつながった瞬間に、何百回もかけてやっとつながったとか… かかった瞬間に泣いてしまうおばあちゃんもいて」(コールセンターに勤務していた女性) 予約開始から2日経った先月21日、10人の感染が発覚しました。 「センター長から皆さんに報告がありますと… 『今、このセンターでコロナ患者が10人出ています』と」(コールセンターに勤務していた女性) 取材に応じた女性も隣の同僚が感染したため、濃厚接触者となり、自宅待機になりました。 女性が感じていた感染対策への不安が的中した形です。 「どちらかというとずさんだったように感じますね」(コールセンターに勤務していた女性) 125人が一斉に電話を受けていたコールセンターは、6、7人が座れるテーブルが 10台ほど並んでいました。席と席の間は、仕切りが置かれていましたが、 徹底されていなかったのは正しいマスクの着用です。 「布マスク、ウレタン、鼻マスクの人もいますし、管理者の人で鼻マスクの人もいました」 「朝と帰りだけ消毒していて、ヘッドセットも、本当は個別にしてほしかった」 (コールセンターに勤務していた女性) さらに、密になる場面もあったと言います。 「朝8時30分にならなければブースに入れないんですね。細い廊下にすごい列ができる」 「休憩室もファミレスのようなボックスが2つあって、アクリル板はありますけど、 1人で食べるように、話はしないでくださいと言われますけど、 向かい合って食べて、お話をしている人もいました」(コールセンターに勤務していた女性) 感染予防のためのワクチン。その予約を受け付けるコールセンターで起きた 集団感染に女性は心を痛めています。 「少しでもたくさん予約を取って、喜んでもらいたいのはあったが…残念で仕方がないです」 (コールセンターに勤務していた女性) 東京に本社があるコールセンターの運営会社はHBCの取材に対し、 「社内の感染対策はできる限りしていた」とコメントしています。 クラスター経験生かす 恵庭第一病院 終息まで7週間「非常につらい期間」 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/552127?rct=n_hokkaido 【恵庭】恵庭第一病院は、2月上旬に新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団) が発生し、感染者は市内クラスター最多の88人に及んだ。 高坂研一院長(62)と西沢竜矢副院長(41)は 「感染拡大を止められなかったことを無念に思う」とした上で、 終息までの約7週間について、「なんとか抑え込もうと対処しても新たな感染者が出る、 非常につらい期間だった。経験は必ず今後に生かす」と話した。 同病院は鉄筋コンクリート2階建てで築約40年。 増築を重ね、病院としては古い構造だったが、「絶対にコロナウイルスは入れない」 との思いで昨年春以降、マスク、手指消毒はもちろん、体調不良の職員を出勤停止にしたり、 専門家を招いた勉強会を開いたりするなど感染防止策を推進。 同10月には外に建てたプレハブで発熱外来を開始。 同12月には病棟の一部を陰圧室を備えた感染症病棟に転換し、 一般患者と発熱、感染症患者をしっかり分ける態勢を整えた。 ※関連>>73-77 <Review> 札幌市の3日の感染190人台… 集団感染コールセンターの実態、ワクチン予約2万人分に空き https://news.yahoo.co.jp/articles/455fac5f1aa91a09f84dd54d3013747aa51cc56b こうした中、クラスター発生が相次いでいるのが札幌市内のコールセンターです。 5月26日から1日までの8日間だけで8つ…感染確認は合わせて154人に上っています。 2日は新たな発生こそありませんでしたが、298例目が15人も増え、55人の感染まで拡大しました。 クラスターは、札幌市のワクチン接種の予約受付を担っていたコールセンターでも発生しました。 札幌市は名称や所在地などを公表していませんが、そのコールセンターの状況を 札幌市保健所などが明らかにしました。 ・2日までの感染確認は57人 ・ブースは125席あり、およそ200人のスタッフがシフト勤務 ・ブースごとに仕切り板を設置(板の材質は不明) ・スタッフは向かい合わないよう、互い違いに配置 ・マスクだけでなく、フェイスシールドも着用 ・機材は随時、消毒 ・換気は、建物の自動換気と複数台の空気清浄機で 札幌市保健所などの説明を聞く限り「対策がとられていなかった」とは言えないようですが、 その後、このネット速報ニュースを見たという、このコールセンターで実際に働いていた 女性からHBCに連絡がありました。 女性は「実態は、かなり違っている。怒りでいっぱいなので、真実をお伝えしたい」 と話していて、取材ができ次第、HBCのネットや放送のニュースでお伝えします。 ■札幌市の感染状況・医療提供体制の週間分析概況 ※2021年5月24日〜5月30日の1週間のデータを用いた分析 https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/documents/analysis_20210602.pdf <感染状況の分析> ■多くの指標で減少傾向で、実効再生産数は1未満となりました。 過去最大の流行となった第4波としてはピークは越え、減少傾向ですが、 各数値は依然として高い値であることは間違いありません。安心できるレベルとは言い難い状況です。 ■札幌市に緊急事態宣言が出ており、延長されています。 夜だけではなく日中についても人との接触を可能な限り断つ対策、外出自粛が感染制御に大切です。 この対策時期に大きく減少させていきましょう。 ■そして、当初からの目標である1日30人以下を目指しましょう。 ■人口比では中央区が最大の流行区で、20代での患者が5人に1人と最も多く、 感染経路判明例では2人に1人が家族内で、ついで職場が再び高くなっています。 ■皆さんの身を守る行動をとるとともに、自分が感染しているかもと思って人に移さない対策もとってください。 <検査・医療提供体制の分析> ■陽性率が世界的に懸念される検査体制ラインである10%以下に戻りました。 しかし、当初の目標である5%以下はまだ達成していません。 感染再拡大とならないように積極的な検査をお願いします。 ■入院患者にしめる重症・中等症者数が全体の2/3を越え、医療負荷が高い値が続いています。 緊急待機ステーションが必要な状態が続いていますが、そこだけで十分な医療提供が行えるものではありません。 ■また、入院待機者が約100名程度います(6/1夜現在)。市外を含めた重症者は42名います(6/2現在)。 救急医療もひっ迫し、コロナだけでなくコロナ以外の患者までも救える命が救えない状況です。 ■救急医療も特定の医療機関に負荷がかかり、コロナだけでなくコロナ以外の患者までも救える命が救えなく なってきている状況です。患者受入可能な体制の法律に基づく協力要請が出ています。 ■第4波の重症化の特徴から、第3波までとは別な病気だと思ってください。 これまで重症になることが少なかった非高齢成人の重症化が珍しくなくなっています。 30代など若年成人での死亡者が複数出ています。高齢者でなければ大丈夫というのは過去の話です。 <感染状況の分析> 5/23 → 5/30 https://i.imgur.com/5Rj75Ko.png @新規陽性者数:369.1人 → 254.3人 (参考)過去最大値 369.1人(5/23) A実効再生産数:1.00(5/14) → 0.74(5/21) (参考)過去最大値 2.32(2020/3/28) <潜在・市中感染> B新規陽性者における接触歴等の不明者数(リンクなし) 123.3件 → 83.0件 (参考)過去最大値 123.3件(5/23) C発症日から陽性確定日までの平均日数(リンクなし) 3.8日 → 4.0日 (参考)過去最大値 20.0日(2020/4/28) D相談件数 1424件 → 1270件 (内:症状あり) 925件 → 789件 <項目ごとの分析> 感染の再拡大、医療機関でのクラスタの発生に警戒が必要です 多くの指標で減少傾向で、実効再生産数は1未満となりました。 過去最大の流行となった第4波としてはピークは越え、減少傾向ですが、 各数値は依然として高い値であることは間違いありません。 安心できるレベルとは言い難い状況です。 札幌市に緊急事態宣言が出ており、延長されています。 夜だけではなく日中についても人との接触を可能な限り断つ対策、 外出自粛が感染制御に大切です。この対策時期に大きく減少させていきましょう。 そして、当初からの目標である1日30人以下を目指しましょう。 まだまだ新規患者数は多いですので皆さんの身を守る行動をとるとともに、 自分が感染していると思って人に移さない対策もとってください。 <検査・医療提供体制の分析> 5/23 → 5/30 https://i.imgur.com/hN34e6o.png <検査体制> @検査数:3355.6件 → 3035.6件 (参考)過去最大値:3355.6件(5/23) A検査の陽性率:11.5% → 8.7% (参考)過去最大値:24.9%(2020/4/19) <医療提供体制> B入院患者数:448人 → 415人 (参考)過去最大値:448人(5/23) (内:重症数):34人 → 31人 (参考)過去最大値:35人(5/16) (内:中等症数):276人 → 272人 (参考)過去最大値:276人(5/23) C宿泊療養者数:222人 → 202人 (参考)過去最大値:363人(5/2) <項目ごとの分析> ◆検査体制 有症状患者の検査体制の強化が必要です 陽性率が世界的に懸念される検査体制ラインである10%以下に戻りました。 しかし、当初の目標である5%以下はまだ達成していません。 感染再拡大とならないように積極的な検査をお願いします。 ◆医療提供体制 重症患者・中等症患者が持続的に出ています。 医療機関は限界を迎えています。 入院患者数は第3波を大きく越え、札幌市医療非常事態宣言が発出されています。 また、入院患者にしめる重症・中等症者数が全体の2/3を越え、医療負荷が高い値が続いています。 緊急待機ステーションが必要な状態が続いていますが、そこだけで十分な医療提供が 行えるものではありません。 また、入院待機者が約100名程度います(6/1夜現在)。 市外を含めた重症者はは42名います(6/2現在)。 救急医療もひっ迫し、コロナだけでなくコロナ以外の患者までも救える命が救えない状況です。 入院患者の受入可能な体制の法律に基づく協力要請が出ています。 <濃厚接触者における感染経路> 濃厚接触者(感染経路別割合:週単位)(年代別:感染経路) https://i.imgur.com/hoc6DVj.png ■家族間での感染が各年代で高い値を維持し、全体でも増加しています。 感染経路判明者の2人に1人が家族間での感染事例です。 ■また、次が職場・仕事で、コールセンターのクラスタの影響と考えます。 個人活動の割合は再度減少傾向ですが、職場・仕事が家族間に次いで多いのが心配です。 ■20代での個人活動が相変わらず多いと考えます。 ■80歳以上の高齢・介護等施設が目立ちます。クラスタの影響と考えます。 <新規陽性者の傾向>(区別年代別、区別業種別:週単位) https://i.imgur.com/My2fHjH.png ■ほぼすべての区と年代で広くホットスポットを認めています。 特に生産年齢人口にあたる層(20〜50代)でのホットスポットが大きな特徴です。 職場や社外活動から家庭内への感染の特徴を表していると考えます。 ■中央区のサービス業全般(接待を伴う店、飲食業など)でホットスポットを認めています。 飲食は北区・東区・豊平区・西区・白石区でもホットスポットとなっています。 ※職員の健康管理も重要な感染対策です https://i.imgur.com/RZU3Op7.png <人口10万人当たり区別感染状況>(5/24~5/30):居住区データ ◆区別感染状況 https://i.imgur.com/U7dHuMI.png ◆区別陽性者の増加率 https://i.imgur.com/IntyE5P.png ■人口密度ランキング(1.中央区、2.豊平区、3.白石区、4.西区…)によく相関しています。 ■20代割合ランキング(1.中央区、2.豊平区、3.北区、4.西区)にもよく相関しています。 ■各区の特徴を踏まえた感染対策強化、教育啓発活動が、これからどのくらい減らせるか どのくらい抑え込めるか?という側面でも重要と考えます。 地域性を大切にするアプローチが長期視点では重要です。 <新規陽性者の区別(件数・比率)> https://i.imgur.com/KGzO1n7.png ■すべての区で患者数は減少し、市中での広がりがピークを越え、減少に傾いています。 このまま大きく減らしていきましょう。 ■発生者数が最も多い区は依然として中央区ですが、 次いで多い東区とほぼ変わらないくらいになっています。 ■人口の違いはありますが、最も多い中央区と最も少ない厚別区で 350名以上の違い(5.0倍:人口は1.6倍の違いに対して)があります かかりつけ医の定義曖昧 受診期間空き断られる→ やむなく別の医療機関へ 高齢者不満「分かりにくい」 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/553258?rct=n_hokkaido 新型コロナワクチンの高齢者向け接種を巡り、小樽市が「かかりつけ医」とは 何かを定義せずに医療機関の判断に委ねているため、受診歴のある医療機関に予約しようと した高齢者が、受診の期間が空いていることなどを理由に断られる事例が起きている。 この場合、高齢者は市のコールセンターなどを通じて空きのある医療機関に申し込む形になるが、 「分かりづらすぎる」と不満がこぼれる。 「診察券を持っているので『かかりつけ医』だと思った」。 市内桂岡町の70代の男性は5月中旬、自宅近くのクリニックに予約しようと したところ「最後の受診から1年以上過ぎている」として断られた。 道内コロナ死者 高止まり 第3波の1・5倍 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/552855?rct=n_hokkaido 新型コロナウイルス流行の道内第4波は、5月下旬をピークに感染者数が減少に転じたが、 死者数は連日2桁で高止まりする深刻な状況が続く。 5月28日〜6月3日の死者数は107人と1週間値で過去最多となり、 昨秋から年明けの第3波ピークの1・5倍の水準だ。 死者はこれまでなかった30代が確認され、若年層に広がりつつある。 感染力が強く重症化のリスクも高いとされる変異株の影響が顕著に表れた形で、 専門家は医療提供体制の拡充が急務だと改めて訴えている。 5月21日に道内過去最多の727人を記録した日別の感染者数は同24日以降、 前週の同じ曜日を15日連続で下回っている。 1週間値は緊急事態宣言が発令された直後の同17〜23日の4179人を ピークに減少に転じ、6月1〜7日は1680人となった。 第3波のピークの1705人(昨年11月18〜24日)と 同水準とはいえ、減少傾向にある。 北海道で職場・学内接種の準備進む アインや北大など https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC074XY0X00C21A6000000/ 北海道内で、職場や大学での新型コロナウイルスワクチン接種開始に向けて 準備・検討する動きが広がっている。 調剤薬局大手のアインホールディングス(HD)が接種の準備に入ったほか、 北海道大学も開始を目指す。ワクチンの職場・学内接種を始める政府方針に協力する。 アインHDは例年、社員を対象にインフルエンザワクチンの集団接種の場を設けており、 新型コロナのワクチン接種も同様に会議室などを会場として準備する。 店舗スタッフなどに優先的に接種し、産業医を「打ち手」として想定する。 帯広畜産大学(北海道帯広市)は体育館を接種会場に想定し、 接種対象の範囲や打ち手の確保などは今後検討する。 北大も開始を目指す。同大は学生が約1万8千人、教職員が約3900人(2020年5月1日時点) おり、実現すれば大規模な接種となる。 北洋銀行も職場での接種を前向きに検討している。 産業医が本店の1人に限られるため、打ち手の確保状況などをにらみ 接種スケジュールを策定する方針。 北海道銀行も職場接種をしたい考えで「北海道から必要な情報を収集している最中」 (広報担当者)としている。 よつ葉乳業(札幌市)は「食品製造に携わる会社としては接種を早めて安心できることはメリット。 何らかの形で参画できることがあれば検討していく」とした。 北海道ガスは従業員へのワクチン接種を検討し始めた。 北海道電力も実施の可否を含めて検討している段階だ。 北大・丸井三越が職場接種へ 樽商大・北見工大も前向き アイン21日開始方針 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/553323?rct=n_hokkaido 北大は8日、政府が同日受け付けを始めた新型コロナウイルスワクチンの 職場接種について、約1万5千人いる学生と教職員を対象にできるだけ 早期の実施を目指すことを明らかにした。 道内企業では札幌丸井三越(札幌)が来月以降に実施する方針を決めたほか、 調剤薬局国内最大手のアインホールディングス(HD、札幌)が 21日の接種開始に向け、9日にも政府に申請する。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.4 2024/05/19 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる