【北海道】危機管理計画3〜感染蔓延期に向けて〜
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●関連スレ
<災害⇒危機管理関連>
◇総論的な話題はコチラへ
【震災1年】北海道防災計画 〜防災のいろは〜
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/develop/1576154248/
<対象とする危機の範囲> 札幌市危機管理基本指針より
@ 自然災害起因(天災):地震、暴風雨、洪水や土砂災害、大雪による雪害等
放射性同位元素等の漏洩事故や航空機事故、
大規模な道路上の事故等の災害
A 事件・事故等(人災):危険物等の漏洩、爆発等の事故や感染症の発生
B 武力攻撃等
※【「平成30年北海道胆振東部地震」関連内容】は↓
【20%節電】札幌圏のまちづくり28【食料安定化】
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/develop/1536682819/
【全道で停電】札幌圏のまちづくり27【直下型地震】
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/develop/1536241650/ 【札幌市】新型コロナウイルス感染症について
https://www.city.sapporo.jp/kinkyu_202002.html
新型コロナウイルス感染症に関する情報
<ページ内リンク>
新型コロナウイルスに関する情報・注意喚起について
相談窓口について
市長メッセージ
外国人の皆さまへ(About the Novel Coronavirus Infection Alert)
医療機関の皆さまへ
事業者等の皆さまへ
札幌市立小中学校等の臨時休業について
札幌市の主催・共催イベント等の開催状況について
市有施設の休館及び市有施設の設備の利用休止について
指定管理施設の利用キャンセルに伴う利用料金の返金等について 【札幌市】新型コロナウイルス感染症について
◆相談窓口(コールセンター)
新型コロナウイルスに係る厚生労働省電話相談窓口:0120-565653
(受付時間 9時00分〜21時00分)
札幌市新型コロナウイルス一般電話相談窓口:011-632-4567
(受付時間 毎日9時00分〜21時00分)
外国人旅行者向けコールセンター(日本政府観光局):050-3816-2787
(受付時間 24時間、対応言語 英語、中国語、韓国語、日本語) <現在の状況と考え方>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
https://i.imgur.com/3nntMjN.png
新型コロナウイルス感染症については、これまで水際での対策を講じてきていますが、
ここに来て国内の複数地域で、感染経路が明らかではない患者が散発的に発生しており、
一部地域には小規模の患者クラスター(集団)が把握されている状態になっています。
しかし、現時点では、まだ大規模な感染拡大が認められている地域があるわけではありません。
感染の流行を早期に終息させるためには、クラスター(集団)が次のクラスター(集団)を
生み出すことを防止することが極めて重要であり、徹底した対策を講じていく必要があります。
また、こうした感染拡大防止策により、患者の増加のスピードを可能な限り抑制することは、
今後の国内での流行を抑える上で、重要な意味を持ちます。
さらに、この時期は、今後、国内で患者数が大幅に増えた時に備え、重症者対策を中心とした
医療提供体制などの必要な体制を整える準備期間にも当たります。 このような新型コロナウイルスをめぐる現在の状況を的確に把握し、
国や地方自治体、医療関係者、事業者、そして国民の皆さまと一丸となって、
新型コロナウイルス感染症対策を更に進めていく必要があります。
まさに今が、今後の国内での健康被害を最小限に抑える上で、極めて重要な時期です。
国民の皆さまには、新型コロナウイルス感染症の特徴を踏まえ、
感染の不安から適切な相談をせずに医療機関を受診することや感染しやすい環境
に行くことを避けていただくようお願いします。
また、手洗い、咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、
ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる)などを徹底し、風邪症状があれば、
外出を控えていただき、やむを得ず、外出される場合にはマスクを着用していただくよう、お願いします。 新型コロナウイルス感染症の現時点で把握している特徴【2月25日時点】
<感染の仕方>
一般的には飛沫感染、接触感染で感染します。空気感染は起きていないと考えられています。
閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話するなどの環境では、咳やくしゃみなどが
なくても感染を拡大させるリスクがあります。
飛沫感染:感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、
他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。
接触感染:感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れると
ウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。 <感染力>
感染力は事例によって様々です。
一部に、特定の方から多くの人に感染したと疑われる事例がある一方で、
多くの事例では感染者は周囲の人にほとんど感染させていません。 <一般的な症状と重症化するリスク>
発熱や呼吸器症状が1週間前後つづくことが多く、強いだるさ(倦怠感)
を訴える方が多くなっています。季節性インフルエンザよりも入院期間が
長くなる事例が報告されています。
罹患しても軽症であったり、治癒する例も多いとされています。
一方、重症度は、致死率がきわめて高い感染症(エボラ出血熱等)ほどではないものの、
季節性インフルエンザと比べて高いリスクがあります。
特に、高齢者や基礎疾患をお持ちの方では重症化するリスクが高まります。 ※外務省 海外安全ホームページより
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_009.html#ad-image-0
●中国湖北省全域及び浙江省温州市
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
●上記以外の地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
感染がさらに拡大する可能性があるので,最新情報を入手し,感染予防に努めてください。 マスクや消毒液の状況 〜不足を解消するために官民連携して対応中です〜
トイレットペーパーは不足していません!(2月28日)
SNS等において、トイレットペーパーやティッシュペーパーが不足するとの
情報が広がっていますが、これらの紙製品は、現在、通常通りの生産・供給を行っています。
原材料調達についても中国に依存しておらず、製品在庫も十分にありますので、
需要を満たす十分な供給量・在庫を確保しています。安心して落ち着いた行動をお願いいたします。
(参考)日本製紙連合会ホームページ外部リンク
https://www.jpa.gr.jp/file/release/20200228055745-1.pdf マスク、消毒液の適切な供給について(2月28日)
マスク及び消毒剤のオークション出品の自粛
経済産業省では、転売目的での買い占めを防止するとともに、既に転売目的で
保有しているマスクを市場に供給するため、従来の高値取引の自粛から更に一段取り組みを進め、
一定期間後オークションへの出品自体の自粛を求めます。
具体的には、ネットオークション事業者に協力を求め、令和2年3月14日(土)
以降当分の間、マスク及び消毒液の出品の自粛を要請します。 マスク及び消毒剤の通常電子商取引における小ロット化の推進
経済産業省では、通常の電子商取引における販売単位の見直しを求め、
適切な価格での小ロット化販売を推進することで、より多くの消費者の手に渡り易くします。
具体的には、令和2年3月14日(土)以降の電子商取引においては、
適正な価格水準(従来市場での主要製品の流通価格を提示する等)を示しつつ、
小ロットの商品のみの出品が可能になるよう販売事業者に要請します。 マスク情報(2月28日現在)
Q1 国内ではどのような生産状況ですか
国内メーカーは、24時間体制で、通常の3倍の増産を継続しています。
週1億枚の供給に加えて、「マスク製造設備導入支援補助金」を活用して、
3月第2週目までにマスクの生産設備の導入等を行う事業者について、
第1弾として、3件を採択しました。
興和株式会社 マスク製造
株式会社XINS マスク製造
ハタ工業株式会社 マスク部材製造
中でも興和株式会社は、本補助事業を活用して最先端のマスク製造ラインを新設予定であり、
3月第2週には、生産・供給を開始することを目指しています。 Q2 輸入や海外生産はどのような状況ですか
先週から、数社で、中国等から1千万枚レベルで輸入を再開しています。
4月1日以降、さらに、週に2千万枚レベルの輸入増を目指しています。
さらに、東証一部上場のアパレル縫製企業がミャンマーの工場において、
ガーゼマスクの生産を開始しました。
来週にはガーゼマスク4000枚の輸入を開始します。
3月9日の週には10万枚、3月中には、100万枚の輸入を目指します。
その後は需要に合わせて、400万枚まで拡大していきます
(需要があれば、生産のキャパは、月に1億枚分あります)。 手指消毒用アルコール情報 (2月28日現在)
Q1 国内ではどのような生産状況ですか
国内主要メーカーは、各社それぞれができる限りの増産に取り組み、
全体として2月は昨年月平均比1.8倍※1の増産予定であり、今後も増産を行う予定です
(2月の予定生産量:約170万L。1日当たり、約2,800万回分※2に相当)。
※1 2月28日時点で各製造企業から得られた集計結果を基に算出しています
※2 1回2mLで計算した結果です
一般用の増産を円滑にするため、薬事規制上の取扱いについても、メーカーからの相談に応じています。 Q2 イベント等ではどのように利用しますか
施設の所有者やイベント主催者等にあっては、訪問者や職員等に使用させるため、
手指消毒用エタノールを大きな容器で購入した上で、それを小分けの容器に
詰め替えて利用いただくことは差し支えありません。
なお、その際、詰め替え容器の清浄度等には十分ご留意いただくほか、
詰め替えた後の製品の配布等は行わないようお願いいたします。 マスクについて
Q1 マスクをした方がよいのはどのような時ですか
マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルスなど
病原体の飛散を防ぐ上で高い効果を持ちます。
咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクを着用しましょう。
マスクがない時は、代用品を使いましょう。自分の手を用いるのではなく、
ハンカチやタオルなど、口を塞ぐことができるもので代用することでも
飛沫(くしゃみなどの飛び散り)を防ぐ効果があります。 Q2 予防のためにマスクを着用すべきですか
混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では
一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、
マスクを着用することによる予防効果はあまり認められていません。 Q3 マスクが手に入りにくいのですが、いつになったら手に入るようになりますか
マスクは、国内メーカーで24時間の生産体制を敷いており、
2月中には毎週1億枚を超える供給が確保される見込みです。また、輸入量も増やしています。
できるだけ早く品切れが緩和されるよう、更なる増産を働きかけています。
メーカーが生産・輸入したマスクは、医療体制を確保して治療を進展させ、
同時に公共の場での感染の拡大を防ぐ観点でも重要な物資です。
医療機関、高齢者が多く利用する施設、あるいはバスやタクシーなど公共交通機関など
におけるニーズに応えつつ、優先的に出荷せざるを得ない側面もあることから、
店頭に並ぶまでには一定程度の時間を要することにご理解ください。
また、転売目的での購入はやめてください。
あわせて、不要不急の買いだめを控えていただくよう、ご理解・ご協力をお願いします。 感染対策について
Q1 感染対策の方法を教えて下さい
まずは、石けんやハンドソープを使った丁寧な手洗いを行い、それができない場合には
アルコール消毒液で手指の消毒を行ってください。
また、人混みの多い場所は避けてください。屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で
一定時間を過ごすときはご注意ください。 手洗い
ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、
自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。
外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などにこまめに手を洗います。
普段の健康管理
普段から、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておきます。
適度な湿度を保つ
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。
乾燥しやすい室内では 加湿器などを使って、適切な湿度(50~60%)を保ちます。 Q2 アルコール消毒液がない場合には、どのような対策が効果的ですか
石けんやハンドソープなどで手洗いを丁寧に行うことで、十分にウイルスを除去できます。
正しい手の洗い方については>>11
また、机やドアノブなど物の表面には、0.05%の次亜塩素酸ナトリウム
(市販の家庭用塩素系漂白剤(濃度約5%)等を希釈して使用)による消毒が有効です。 Q3 熱や咳があります。どうしたらよいでしょうか
発熱などのかぜ症状がある場合は、仕事や学校を休んでいただき、
外出やイベントなどへの参加は控えてください。
休んでいただくことはご本人のためにもなりますし、感染拡大の防止にもつながる大切な行動です。
そのためには、企業、社会全体における理解が必要です。
厚生労働省と関係省庁は、従業員の方々が休みやすい環境整備が大切と考え、
労使団体や企業にその整備にご協力いただくようお願いしています。 発熱などのかぜ症状について、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の
病気による場合が圧倒的に多い状況です。風邪やインフルエンザ等の心配があるときには、
これまでと同様に、かかりつけ医等にご相談ください。
新型コロナウイルスへの感染のご心配に限っては、最寄りの保健所などに設置される
「帰国者・接触者相談センター」にお問い合わせください。
特に、厚生労働省が「相談・受診の目安」として公表した以下の条件に
当てはまる方は、同センターにご相談ください。 ・風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合
※ 高齢者をはじめ、基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など))
がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方については、
風邪の症状や37.5度以上の発熱が2日程度続く場合 Q4 咳エチケットについて教えてください
くしゃみや咳が出るときは、飛沫にウイルスを含んでいるかもしれませんので、
次のような「咳エチケット」を心がけましょう。
・マスクを着用します
・ティッシュなどで鼻と口を覆います
・とっさの時は袖や上着の内側でおおいます
・周囲の人からなるべく離れます <北海道>
【帰国者・接触者相談センター】
◆札幌市保健所
(救急安心センターさっぽろ【受診相談】)011-272-7119(#7119) 24時間
◆旭川市保健所 0166-25-9848 平日 8時45分〜17時15分
◆市立函館保健所 0138-32-1547 平日 8時45分〜19時00分
◆小樽市保健所 0134-22-3110 平日 8時50分〜17時20分
*上記以外にお住まいの方
◆道立保健所 連絡先はこちら 平日 8時45分〜17時30分
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/tkh/hokensho/hokensho-kikokusyasessyokusya.htm
◆北海道保健福祉部
健康安全局地域保健課 011-204-5020
平日 17時30分〜21時00分 土日祝 9時00分〜21時00分 北海道感染症危機管理対策本部会議
【第8回】 令和2年2月28日(金)開催
会議資料【下記資料1〜4(全編)】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/singatakoronahaienkaigisiryou0228000.pdf
(項目別)
1.資料1新型コロナウイルス感染症について
2.資料2新型コロナウイルス感染症対策の基本方針(概要)
3.資料3患者数の推移と推測
4.資料4道民の皆様へ 新型コロナウイルス緊急事態宣言 新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解
2020年2月24日 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00006.html
1.緒言
この専門家会議は、新型コロナウイルス感染症の対策について、医学的な見地から
助言等を行うため、適宜、政府に助言をしてきました。
我々は、現在、感染の完全な防御が極めて難しいウイルスと闘っています。
このウイルスの特徴上、一人一人の感染を完全に防止することは不可能です。
ただし、感染の拡大のスピードを抑制することは可能だと考えられます。
そのためには、これから1−2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際となります。
仮に感染の拡大が急速に進むと、患者数の爆発的な増加、医療従事者への感染リスクの増大、
医療提供体制の破綻が起こりかねず、社会・経済活動の混乱なども深刻化する恐れがあります。 これからとるべき対策の最大の目標は、感染の拡大のスピードを抑制し、
可能な限り重症者の発生と死亡数を減らすことです。
現在までに明らかになってきた情報をもとに、我々がどのように現状を分析し、
どのような考えを持っているのかについて、市民に直接お伝えすることが専門家として
の責務だと考え、この見解をとりまとめることとしました。
なお、この内容はあくまでも現時点の見解であり、随時、変更される可能性があります。 2.日本国内の感染状況の評価
2019年12月初旬には、中国の武漢で第1例目の感染者が公式に報告されていますが、
武漢の封鎖は2020年1月23日でした。
したがって、その間、武漢と日本の間では多数の人々の往来があり、そのなかにはこのウイルス
に感染していた人がいたと考えられます。
既に、国内の複数の地域から、いつ、どこで、誰から感染したかわからない感染例が
報告されてきており、国内の感染が急速に拡大しかねない状況にあります。
したがって、中国の一部地域への渡航歴に関わらず、一層の警戒が必要な状況になってきました。 このウイルスの特徴として、現在、感染を拡大させるリスクが高いのは、
対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離)が、
会話などで一定時間以上続き、多くの人々との間で交わされる環境だと考えられます。
我々が最も懸念していることは、こうした環境での感染を通じ、一人の人から多数の人に
感染するような事態が、様々な場所で、続けて起きることです。 3.これまでに判明してきた事実
(1)感染者の状況
新型コロナウイルスに感染した人は、ほとんどが無症状ないし軽症であり、既に回復している人もいます。
国内の症例を分析すると、発熱や呼吸器症状が1週間前後持続することが多く、
強いだるさ(倦怠感)を訴える人が多いです。
しかしながら、一部の症例は、人工呼吸器など集中治療を要する、重篤な肺炎症状を呈しており、
季節性インフルエンザよりも入院期間が長くなる事例が報告されています。
現時点までの調査では、高齢者・基礎疾患を有する者では重症化するリスクが高いと考えられます。 (2)感染経路などについて
これまでに判明している感染経路は、咳やくしゃみなどの飛沫感染と接触感染が主体です。
空気感染は起きていないと考えています。
ただし、例外的に、至近距離で、相対することにより、咳やくしゃみなどがなくても、
感染する可能性が否定できません。
無症状や軽症の人であっても、他の人に感染を広げる例があるなど、
感染力と重症度は必ずしも相関していません。
このことが、この感染症への対応を極めて難しくしています。 (3)PCR検査について
PCR検査は、現状では、新型コロナウイルスを検出できる唯一の検査法であり、
必要とされる場合に適切に実施する必要があります。
国内で感染が進行している現在、感染症を予防する政策の観点からは、
全ての人にPCR検査をすることは、このウイルスの対策として有効ではありません。
また、既に産官学が懸命に努力していますが、設備や人員の制約のため、
全ての人にPCR検査をすることはできません。
急激な感染拡大に備え、限られたPCR検査の資源を、重症化のおそれがある方の
検査のために集中させる必要があると考えます。
なお、迅速診断キットの開発も、現在、鋭意、進められています。 (4)医療機関の状況
首都圏を中心とした医療機関の多くの感染症病床は、ダイヤモンド・プリンセス号
の状況を受けて、既に利用されている状況にあります。
感染を心配した多くの人々が医療機関に殺到すると、医療提供体制がさらに
混乱する恐れがあります。
また、医療機関が感染を急速に拡大させる場所になりかねません。 新型コロナウイルス感染症について 2020年2月26日
https://www.youtube.com/watch?v=iV_kjwKpiRQ&feature=youtu.be
新型コロナウイルス感染症について鈴木知事からお伝えします。 知事から安倍内閣総理大臣へ緊急要望を実施しました。
〇 新型コロナウイルス感染症への対応に関する緊急要望
(令和2年(2020年)2月29日)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/singatakoronayoubou0229.pdf コロナは汚染物に2時間生存 CDCが感染原因指摘
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200229-22290535-nksports-soci
米疾病対策センター(CDC)のロバート・レッドフィールド局長が、
「新型コロナウイルスは段ボール紙やプラスチックの表面では2時間以上生存する」などと指摘した。
米下院で対策を説明する中で、ウイルスの生息環境や生存力を研究しており
「銅や鉄などの表面では2時間程度。段ボール紙やプラスチックなどの表面では
さらに長時間生きる」などと話した。
それを踏まえて、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の集団感染の原因が、
飛沫(ひまつ)以上にこうした汚染された物への接触にあった可能性を指摘した。 教えて!新型コロナ 3 マスクはどこに消えた?
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/398054?rct=n_hokkaido
「マスクを買いに行っても、品切れ…。マスクがないというだけで、
不安な気持ちが増幅します」。北見市の主婦(54)が投稿を寄せた。
札幌市東区の50代主婦も「増産とニュースで見ましたが、販売してるのを
見たことがありません」。
恵庭市の地域密着型特別養護老人ホーム「ふる里えにわ」の米山利史施設長(48)は
「施設でもマスクの在庫が少なくなっていて、先が見通せない」と訴えた。 菅義偉官房長官は2月21日の記者会見で「24時間の生産態勢により
例年の倍以上の供給となった」として、週1億枚以上の生産を確保したと説明。
一方で店頭は品薄状態だ。ドラッグストア大手サツドラホールディングスは
「納品時期も不規則で枚数も少ない。入荷しても開店直後に売り切れる状況が続いている」という。
日本衛生材料工業連合会の統計では、通常、国内で流通するマスクの8割近くが輸入品だ。
担当者は「中国を中心に輸入が見通せず、国内の増産で例年並みの数量を確保している」
と打ち明ける。例年より早い花粉の飛散が重なり、本州方面のマスクの需要が一層
高まったことも背景にある。政府は増産強化と輸入量の回復も踏まえて、
品薄状態の解消を進めるという。 日本衛生材料工業連合会の統計では、通常、国内で流通するマスクの8割近くが輸入品だ。
担当者は「中国を中心に輸入が見通せず、国内の増産で例年並みの数量を確保している」
と打ち明ける。例年より早い花粉の飛散が重なり、本州方面のマスクの需要が
一層高まったことも背景にある。政府は増産強化と輸入量の回復も踏まえて、
品薄状態の解消を進めるという。
マスクへの関心が高まる中、旭川市のパート従業員の女性(40)は
「裏表を間違って着けている人をよく見かけます」と投稿を寄せた。
しっかりと感染予防するために、マスクの正しい着用が求められている。 札幌市の感染管理認定看護師、伊藤幸咲(みさき)さんが解説する。
「さまざまな形状のマスクがありますが、ひだが付いている場合は、
上下に伸ばした時にひだが下向きになるように着けてください。つばなどが
飛んで来ても下に流れるからです。一番覚えていてほしいのが、マスクの表面は
ウイルスで汚染されやすいこと。ひもを持って着脱することはもちろん、
着用中も触れないようにし、口元に下げるのもやめましょう」
内閣府も正しいマスクの着用法の動画(https://youtu.be/VdyKX4eYba4)
を作り、公開している。 入手困難な状況で、再利用を考える人も少なくない。
伊藤さんは「使い捨てのマスクを再利用することは、衛生的に賛成できません。
マスクがない場合はハンカチなどで代用し、ガーゼなどを使ってマスクを
手作りするのも良いでしょう。布製のマスクは、いつも通り洗濯すれば
使えます」と話している。 【札幌市】市有施設の休館等情報
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、
市有施設の一時休館や市有施設の設備の利用休止を実施します。
※令和2年2月29日19時時点で判明している情報を掲載しております。(随時更新)
こちらに掲載していない施設につきましては、個別に各施設へご確認願います。
http://www.city.sapporo.jp/2019n-cov/shisetsu.html 新型ウイルス 政府 第2弾の緊急対応策を策定へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200301/k10012308211000.html
新型コロナウイルスの感染拡大で政府は、2700億円余りある今年度予算の予備費を
活用し、3月上旬にも第2弾となる緊急対応策をとりまとめる方針で、
臨時休校に伴って仕事を休まざるを得なくなった保護者に対する助成金制度の
創設などを盛り込むことにしています。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、安倍総理大臣は、29日記者会見し、
全国の小中学校などの臨時休校を要請したことについて「私が決断した以上、
私の責任で万全の対応をとる決意だ」と述べ、理解を求めるとともに、
今後10日程度のうちに第2弾となる緊急対応策をとりまとめる方針を示しました。 そのうえで、「率直に言って、政府の力だけでこの戦いに勝利することはできない」と述べ、
終息に向けて、国民一人一人の協力を呼びかけました。
政府は緊急対応策の策定に向けた検討を急ぐことにしていて、
▽臨時休校に伴って仕事を休まざるを得なくなった保護者に対し、
新たな助成金制度を創設して支援することや
▽患者の増加に備え、5000床を超える病床を確保するなどの医療提供体制の強化、
▽それに、中小企業に対する資金繰り支援の拡充などを盛り込むことにしています。
そして、財源には、2700億円余りある今年度予算の予備費を活用する見通しです。 また、安倍総理大臣は、感染拡大を抑制し国民生活や経済に及ぼす影響を
最小にするための法案を早期に成立させるため、野党にも協力を求める考えを示しました。
政府は、北海道で感染拡大が深刻さを増していることを受けて法案には、
一定の地域で急激な感染拡大が見られた場合の措置なども盛り込みたいとしていて、
与野党の意見も踏まえながら作業を急ぐことにしています。 新型コロナは感染しても「80%が軽い症状」。
具体的にはどんな症状が出る? 致死率は?WHOが報告書
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200301-00010000-huffpost-int
WHO(世界保健機関)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について、
中国で感染が確認された5万5924人を調査した結果を公表し
「80%の患者が比較的軽い症状だった」などとした。 発熱が87.9%と最多
WHOが公表したのは、中国の専門家チームなどと共同で実施した調査結果で、
2月20日までに中国で感染した5万5924人が対象。
新型コロナウイルスに感染した場合について、約80%が比較的軽い症状で、
肺炎の症状が見られないケースもあったとした。
呼吸困難などを伴う重症は13.8%で、重篤化したのは6.1%。
死亡したのは2114人で、割合は3.8%だった。
致死率は年齢とともに高くなっていて、一番高いのは80代で21.9%。 地域によっても差があり、湖北省武漢市では5.8%が死亡したのに対し、
中国のほかの地域では0.7%。時間が経過するにつれ死亡する割合は下がっていて、
報告書は「医療水準が上昇した結果」としている。
重症化リスクが高いのは60歳以上や高血圧や糖尿病、
それに循環器や慢性の呼吸器の病気、がんなどの持病を持つ人だ。
感染してから症状が出るまでの潜伏期間については1日から14日までの幅があるとしつつも、
「平均で5〜6日で発症する」という。 発症した場合については、大まかに以下のような症状が出る。
発熱・・・87.9%
乾いた咳・・・67.7%
倦怠感・・・38.1%
たん・・・33.4%
息切れ・・・18.6%
のどの痛み・・・13.9%
頭痛・・・13.6%
筋肉痛または関節痛・・・14.8%
悪寒・・・11.4%
吐き気またはおう吐・・・5.0%
鼻づまり・・・4.8%
下痢・・・3.7%
かっ血・・・0.9%
19歳以下の子どもの感染は2.4%と少ないうえ、全体的に軽症だという。
子どもの感染者で重症化したのは2.5%で、重篤な症状は0.2%だった。 感染予防にマスク着用不要 過度の使用控えてとWHO
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/398121?rct=n_medical
【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は2月29日までに、新型コロナウイルス
の感染予防に向けたマスクなどの適切な使い方の指針を公表した。
せきやくしゃみといった症状がない人は予防目的で学校や駅、商業施設など
公共の場でマスクを着用する必要はないとして、供給不足に拍車を掛けないためにも
過度の使用を控えるよう呼び掛けた。 WHOで緊急事態対応を統括するライアン氏も28日の記者会見で
「マスクをしていないからといって、感染の可能性が必ずしも上がるわけではない」
と強調。手洗いの励行など衛生上の注意点を守ることこそが「最も効果的だ」と言明した。 新型コロナ、受け入れ病床数2倍へ調整 道が医師会などと調整
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/398197?rct=n_hokkaido
道は1日、新型コロナウイルス感染患者の受け入れ可能な病床数について、
一般病床や結核病床で新たに計100床程度を確保し、現在の約2倍に増やす方向で、
札幌市や公立病院、北海道医師会などと具体的に調整中だと明らかにした。 道などは新型コロナウイルスの感染患者について、重症者を治療できる国指定
の専門的な「感染症病床」計94床を中心に対応している。
一方、道内の感染者数は1日までに計72人に上り、受け入れ可能な病床の
拡大が急がれている。
田中宏之保健福祉部参与は1日の記者会見で「受け入れ医療機関の拡大に向けて
調整を進めている。現時点で約2倍程度まで(を目指して)調整している」と述べた。 新型コロナウイルス感染症について 2020年3月1日
https://www.youtube.com/watch?v=9TmSrj4eH14
新型コロナウイルス感染症について鈴木知事からお伝えします。 専門家「風通し悪い空間避けて」
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200302/7000018570.html
国の新型コロナウイルス対策の専門家会議は、感染した人が最も多い
北海道のデータを分析したうえでの見解をまとめ、感染しても症状の軽い若い世代が
気づかないうちに感染を広げてしまっていると考えられるとして、
軽いかぜの症状でも外出を控え、風通しの悪い空間でのイベントにできるだけ
行かないよう呼びかけました。 国の新型コロナウイルスの緊急対策本部の専門家会議は、
北海道での感染の広がりを受けて、2日、感染の状況や今後求められる対策
についての見解をまとめました。
この中で、北海道について、「中国からの旅行者が多く、そうした人々から感染が
広がったと考えられる」とした上で、道内全域に感染者が点在している状況で、
人口比率で考えると圧倒的に遠隔地で感染者の報告数が多い状況だとしています。
また、▼症状の軽い人は気づかないうちに道内での感染拡大に重要な役割を
果たしてしまっていると考えられ、なかでも若年層は重症化する割合が
非常に低く感染拡大の状況が見えないため、結果として多くの中高年層に
感染が及んでいると考えられるとしています。 そして、▼感染した人のうち、およそ80%は他の人に感染させていない一方、
屋内の閉鎖的な空間において至近距離で一定時間交わることによって1人から
複数の人に感染させたケースが報告されているとしています。
さらに▼若い世代が多い道内の都市部では、社会・経済活動が活発な人たちが
これらの感染リスクが高い場所に多く集まりやすく、気づかないうちに感染が広がっているとし、
▼その一部の人が道内のほかの地域に移動することで感染が拡大したと考えられるとしています。 その上で、この1、2週間に積極的な対応を行えば、感染拡大を急速に
収束させることが可能だとして、
▼のどの痛みだけなど軽いかぜの症状でも外出を控え、
▼規模の大小にかかわらず、風通しの悪い空間で至近距離で会話する場所やイベント
にできるだけ行かないよう呼びかけています。
その一方で、症状のない人は、散歩やジョギング、買い物など、屋外での活動や、
人との接触が少ない活動、それに手を伸ばして相手に届かない距離をとって
会話することなどは感染のリスクは低いとしています。 さらに見解では、10代から30代の人に「お願い」をしていて、若者世代は重症化する
リスクの高い人に感染を広める可能性があるとして、「人が集まる風通しが悪い場所を
避けるだけで、多くの人たちの重症化を食い止め、命を救えます」と訴えています。 【見解全文】
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議
「新型コロナウイルス感染症対策の見解」2020年3月2日
この見解は、新型コロナウイルス厚生労働省対策本部クラスター対策班が分析した内容に基づき、
専門家会議において検討した結果をまとめた見解です。
現在までに明らかになってきた情報をもとに、我々がどのように現状を分析し、
どのような考えを持っているのかについて、市民に直接お伝えすることが専門家としての
責務だと考え、この見解をとりまとめました。
なお、この内容はあくまでも現時点の見解であり、随時、変更される可能性があります。 1.この一両日で明らかになったこと
(1)症状の軽い人からの感染拡大これまでは症状の軽い人からも感染する可能性があると
考えられていましたが、この一両日中に北海道などのデータの分析から明らかになってきたことは
、症状の軽い人も、気がつかないうちに、感染拡大に重要な役割を果たしてしまっている
と考えられることです。
なかでも、若年層は重症化する割合が非常に低く、感染拡大の状況が見えないため、
結果として多くの中高年層に感染が及んでいると考えられます。 (2)一定条件を満たす場所からの感染拡大これまでに国内で感染が確認された方のうち
重症・軽症に関わらず約80%の方は、他の人に感染させていません。
一方で、一定条件を満たす場所において、一人の感染者が複数人に感染させた事例が報告されています。
具体的には、ライブハウス、スポーツジム、屋形船、ビュッフェスタイルの会食、雀荘、
スキーのゲストハウス、密閉された仮設テント等です。
このことから、屋内の閉鎖的な空間で、人と人とが至近距離で、一定時間以上交わることによって、
患者集団(クラスター)が発生する可能性が示唆されます。
そして、患者集団(クラスター)が次の集団(クラスター)を生むことが、
感染の急速な拡大を招くと考えられます。 (3)重症化する患者さんについてこれまでにわかってきたデータでは、
感染が確認された症状のある人の約80%が軽症、14%が重症、6%が重篤となっています。
しかし、重症化した人も、約半数は回復しています。
重症化する患者さんも、最初は普通の風邪症状(微熱、咽頭痛、咳など)から始まっており、
その2段階では重症化するかどうかの区別がつきにくいです。
重症化する患者さんは、普通の風邪症状が出てから約5〜7日程度で、症状が急速に悪化し、
肺炎に至っています。 2.現在の北海道の感染状況
推定される発症者数は、日毎に急速に増加していると考えられます。
しかし、この1−2週間の間に、人と人との接触を可能な限り控えるなど、
積極的な対応を行えば、感染拡大を急速に収束させることが可能です。
しかし、そうした対策を実施しないと、急速に北海道全体に感染者が拡大する恐れがあります。 3.なぜこのような感染状況に至っているか
(1)北海道における地域的特徴
都市部には、人口が多く、社会・経済活動の活発な若年層が集中していますが、
他の圏域には重症化のおそれのある高齢者が多く住んでいるという特徴があります。
また、北海道の6圏域間の人の移動は、都市部と他の圏域との間での流動が多い状況です。
(2)北海道における感染の特徴
北海道には中国からの旅行者が多く、そうした人々から感染が広がったと考えられます。
北海道全体をすべて覆うほどの感染状況にはなっていませんが、北海道全域に
感染者が点在している状況です。 (3)現状に至った理由
都市部においては、社会・経済活動が活発な人々が、感染のリスクが高い場所に
多く集まりやすく、気づかないうちに感染していたと考えられます。
なかでも、若年層に、症状の軽い人が多いと考えられ、そうした人々の一部の人が
他の圏域に移動することで、北海道の複数の地域に感染が拡大し、感染した高齢者の
なかから症状が出たことが報告されたことによって、感染の拡大状況がはじめて把握
できたと考えられます。 4.北海道で実施すべき対策
感染を急速に収束の方向に向かわせるためには、人と人との接触を最大限に避けることが必須です。
これを、いま集中して実施すべきです。
もし、こうした対策が行われず、人々が何も行動を変化させない場合、感染者数が急増し、
一定の潜伏期間後に発症者数も急増することが予想されます。
その一部の方々は、重症化する可能性があります。
こうした事態に至ると、多くの人々に健康被害をもたらすほか、医療提供体制に甚大な
悪影響を及ぼす事態を招きます。 しかし、現時点で、人々が急速な感染拡大を抑制するために適切な行動へ切り替えれば、
新規の感染者数は急速に減少していくと見込まれます。
これがうまくいけば、今後、患者数が急激に増えることはありません。
ただし、潜伏期間があるため、患者数の減少が確認できるまでにはタイムラグがありますので、
人々の行動が大きく変わってから2週間ほど経過しないと、その効果を評価することはできません。
なお、感染症のなかには、大多数の人々が感染することによって、感染の連鎖が断ち切られ、
感染していない人を保護する仕組みが機能できるものもあります(集団免疫の獲得)。
しかし、現在の感染状況は集団免疫を期待できるレベルではありません。
また、一度感染した人が再び感染するかどうかは、まだわかっていません。 6.北海道の皆様ができること
武漢では、社会機能を停止させることによって感染拡大の収束に向かっていますが、
現時点では、日本では社会機能を可能な限り維持しつつ、感染拡大を最大限に抑制することが求められています。
そのためには、できる限り多くの人々に、次のような行動をとっていただきたいと考えています。
<1>軽い風邪症状(のどの痛みだけ、咳だけ、発熱だけなど)でも外出を控えること
<2>規模の大小に関わらず、風通しの悪い空間で人と人が至近距離で会話する場所や
イベントにできるだけ行かないこと(例えば、ライブハウス、カラオケボックス、
クラブ、立食パーティー、自宅での大人数での飲み会など)
ただし、症状のない方にとって、屋外での活動や、人との接触が少ない活動をすること
(例えば、散歩、ジョギング、買い物、美術鑑賞など)、手を伸ばして相手に
届かない程度の距離をとって会話をすることなどは、感染のリスクが低い活動です。 北海道の事業者の方へのお願い
上述したように、症状が軽く、経済・社会活動が活発な人々を介して、感染が静かに
拡大していることが、今回、明らかになってきました。
したがって、事業所等における活動も、テレワーク、リモートワーク、オンライン会議など、
人と人が接触しない形態を大いに活用してください。
出張も最低限に抑制して下さい。
ただし、社会機能の維持に関わる事業者や医療機関においては、事業や診療の継続が必要です。
国民生活に影響を及ぼさないように、感染防御に十分注意して事業や診療を行ってください。 7.全国の若者の皆さんへのお願い
10代、20代、30代の皆さん。若者世代は、新型コロナウイルス感染による
重症化リスクは低いです。でも、このウイルスの特徴のせいで、こうした症状の軽い人が、
重症化するリスクの高い人に感染を広めてしまう可能性があります。
皆さんが、人が集まる風通しが悪い場所を避けるだけで、多くの人々の重症化を食い止め、
命を救えます。
以上 “外出自粛”健康面での注意点
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200302/7000018578.html
新型コロナウイルスの感染拡大で外出を控え自宅にいることが多くなっていますが、
日本赤十字北海道看護大学の根本昌宏教授は、「自宅での待機中は、バランスの
良い食事など健康面と精神面のケアに気をつけてほしい」と呼びかけています。
避難所・避難生活学会の副会長で日本赤十字北海道看護大学の根本昌宏教授は、
NHKの電話インタビューに答え、新型コロナウイルスの影響で自宅に待機するときの
健康面と精神面での3つの注意点を挙げています。 1つ目は食事です。
日持ちがよいからといってご飯やパン、お菓子などの炭水化物に偏らずに、
バランスの良い食事をとる必要があります。
2つ目は自宅での適度な運動です。
特に高齢者は、急激に筋力が衰えるおそれがあるので、意識をしてほしいと訴えています。
根本教授は「家の周りでも構いませんので体を動かす時間を増やしてほしい。
ラジオ体操とか簡単なスクワットとかが適切だと思います」と話しています。 3つ目は持病をもつ場合は薬が切れないようかかりつけ医と相談する事をすすめています。
根本教授は、「健康な人でも心がざわざわしていてなんとなく嫌な感じのまま
日々過ごしている。敏感な人になるとストレスが身体症状になって表れるときがある。
自分の心を休める事がこういうときこそ必要で、できるだけふだん通りの生活を
心がけてほしい」と話しています。 休業助成、道内は上乗せ 政府 北見などにマスク配布も
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/398225?rct=n_hokkaido
加藤勝信厚生労働相は1日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で
従業員を休ませて休業手当などを出した企業向けに支給する「雇用調整助成金」について、
道内限定で助成率を上乗せする考えを示した。短時間の非正規労働者の雇用を継続した場合
も補助する。また、安倍晋三首相は同日の感染症対策本部会合で、
道内の自治体向けにマスクを配布することを明らかにした。
今週中にも北見市などへの配布を検討している。 雇用調整助成金は、臨時休校によって休職を強いられる保護者の所得対策に
創設される助成金とは別に、企業が感染拡大で休業手当などを出した場合、
従業員への支払額の一定割合を助成する制度。
関係者によると、2011年の東日本大震災などと同様に、助成率は中小企業を
3分の2から5分の4に、大企業を2分の1から3分の2にする方向。
非正規労働者の雇用を継続した企業には一般財源を活用した助成を行う。 マスクの配布は、国民生活安定緊急措置法に基づき、国がメーカーから
一括して買い取った上で行う。配布地域や枚数は今後詰めるが、
感染者の集団(クラスター)が発生した疑いのある北見市などが対象となる見通し。
首相は会合で、医療提供態勢などの緊急対応策を10日をめどにとりまとめる方針も示した。
一方、加藤氏は家庭内で感染が疑われる症状のある人が出た場合の注意ポイントも発表。
症状がある人は食事や寝る時も個室で過ごすよう求めた。
部屋を分けにくい場合は、2メートル以上距離を保ったり、仕切りを設けたりすることを提案した。
ドアのノブ、トイレなどの共用部分は塩素系漂白剤や洗剤で消毒し、
体液で汚れた衣服を扱う際には手袋とマスクを着け、完全に乾かす必要があるとした。 札幌市が感染症対策室開設 事業所に予防協力要請へ
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/398540?rct=n_hokkaido
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府の専門家会議が感染拡大の一因に
無症状や軽症の若者の移動があるとの見方を示したことを受け、
札幌市の秋元克広市長は2日夜、報道陣に対し、学生や若い従業員に、
風邪の初期症状でも外出を控えることを呼び掛けるなど、市内大学や事業所に
感染拡大防止への協力を要請することを明らかにした。 3日に要請する。秋元市長は「軽い風邪で本人が大丈夫だと思っていても
外出を控えてもらう」と述べた。
また、保健福祉局に3日、感染症対策室を新設すると発表した。
職員10人程度で、道との連携も強化する。 道庁内の相談センター24時間対応に 新型コロナ対策
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/398538?rct=n_hokkaido
道は2日、新型コロナウイルスの感染が疑われる患者の相談に乗る
「帰国者・接触者相談センター」のうち、道庁内に開設している電話相談窓口
の受付時間を24時間対応に拡大した。 国の要請に基づく対応。これまでは毎日午前8時45分から午後9時まで
道の保健師らが対応していた。北海道看護協会や元道職員の保健師らの協力を得て、
看護師と保健師計10人を確保。1日3交代制で24時間対応が可能になった。
センターの番号は(電)011・204・5020へ。
このほか各地の保健所でも相談を受けている。 外出自粛要請、タイミング評価 道医師会など
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/398248?rct=n_hokkaido
北海道医師会などは1日、新型コロナウイルスへの対応について札幌市内で記者会見し、
鈴木直道知事の呼びかけた外出自粛要請について「非常にいいタイミング」と高く評価した。
道医師会の長瀬清会長、日本医師会の中川俊男副会長、札幌市医師会の松家治道会長が合同で行った。 中川副会長は「道内で感染拡大を抑え込めれば、全国のモデルケースになる」と期待。
道内で感染確認が多い理由について、新型コロナウイルスを検出するPCR検査の
実施数などとの関連に触れ、
「道外で検査が拡充すれば、感染確認の全国地図が変わる可能性もある。
正確に把握し、冷静に対処したい」と述べた。
長瀬会長は、医療機関に患者が殺到しないよう、感染が疑われる場合は、
まず保健所などの相談窓口やかかりつけ医に電話することや、慢性疾患のない人は
自宅療養で経過を見る―など冷静に対応するよう道民に協力を求めた。 軽症気付かず感染拡大 ライブやカラオケ、若者も注意
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56300180S0A300C2EA2000/
政府の新型コロナウイルス対策の専門家会議は2日、記者会見を開き、小規模な感染者の
集団「クラスター」の発生防止のため、10〜30代の若年層に対し風通しが悪く人が
密集する場所を避けるよう注意を呼びかけた。重症化しにくいとされる若年層が気付かずに
クラスターを生んでいる可能性があるとみている。
北海道では2日までに70人超の感染者が確認されているが、専門家会議は2月25日時点で
道全体の感染者は940人に上っていたと推計。
大半が確認されていないのは、若年層の感染者に明確な症状がなく、
医療機関に行っていないためとの仮説を立てている。 このため、若年層がリスクの高い場所に行って感染し、さらに別の場所で
クラスターを発生させる恐れがあるとして行動の自粛を求めている。
避けるべき場所としてライブハウスやカラオケボックス、自宅での飲み会などを挙げた。
2月15日に大阪市のライブハウスで開かれたイベントの参加者からは、
3月2日までに高知県の30代女性ら4人の感染が確認されている。
さらに感染が広がる恐れがあるとして、大阪府は国立感染症研究所や東北大などの
専門家でつくる「クラスター対策班」に協力を求めた。 対策班は各地の感染者のデータを集めて発症日や行動歴からつながりを見つけ、
感染場所を推定。その場に出入りした人に外出自粛を求めるなどして感染拡大を防ぐ。
東京都の屋形船、千葉県のスポーツジム、札幌市のさっぽろ雪まつり会場周辺のテント、
北海道北見市の展示場などでもクラスターが発生したとみられている。
政府関係者によると、道が2月28日に週末の外出自粛を求めた緊急事態宣言は、
新たなクラスター発生を防ぐために対策班が進言したという。 厚労省は感染例の分析から感染者の8割は周囲に感染させていないとし、
1人から1人の感染が起きてもクラスター発生を抑えれば急速な感染拡大は
防げるとみている。
感染場所の特定による風評被害などの恐れもあるため、対策班に所属する
東北大の押谷仁教授は「影響が最小限になるよう、ジョギングは構わないが
人の集まる場所での着替えは避けるなど、細かな行動指針を作っていく」としている。 新型肺炎 道内 若年層通じ拡大か 専門家会議が見解 「軽症 気づかず各地へ」
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/398558?rct=n_hokkaido
新型コロナウイルスの感染防止策を検討する政府の専門家会議は2日、
感染者が多い道内の状況についての見解を発表した。札幌市など都市部で感染した
重症化リスクの低い10代後半から30代の若者層が「気づかないうちに
感染拡大に重要な役割を果たした」と指摘、この1、2週間で対策を講じなければ
多くの人々に健康被害を及ぼすと警鐘を鳴らした。道民に軽い風邪症状でも外出を避け、
閉鎖的な場所で人と接触しないよう求め、企業に出張を最低限にすることを提案した。 見解は、専門家会議メンバーの西浦博北大教授と押谷仁東北大教授らが
道内で2月下旬までに感染を確認した約50人の症例分析に基づく。
札幌は感染確認が人口比では少ない一方、地方の高齢者に感染が相次いでいることから、
症状が軽かったり、表面化しなかったりする若年の感染者集団(クラスター)が
都市部に複数あると推定。感染者は人と接する機会が多く、
地方に移動して高齢者に感染させたと考えられるという。
西浦教授は、1〜2月のさっぽろ雪まつりの後に道内の感染確認が急増したことから
「潜伏期間を考えると、まつり期間に中国の観光客などから感染が広がった可能性がある」と指摘。
2日現在で77人が確認されている道内の感染者数について、
2月25日時点で約940人に上っていたと統計学的な手法で試算した。 感染拡大を防ぐため、道民にカラオケボックスやライブハウスなど
風通しが悪い場所と近くでの会話を避け、企業にはテレワークやオンライン会議
の活用を求めた。副座長の尾身茂・地域医療機能推進機構理事長は
「感染者を急激に減らすことも可能だ」と強調した。
専門家会議は近く感染を抑える行動指針も定める。
専門家会議は別に、道内を含む全国約110人の感染データの分析結果も公表。
感染者の80%は他人に感染させてないと説明した。
症状は80%が軽症、14%が重症、6%が重篤。
感染者集団の小規模な事例として北見市の生活関連商品展示会参加者の感染を挙げた。 検査の実施状況 地域によって大きな開き 新型コロナウイルス
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200303/k10012311861000.html
新型コロナウイルスの検査について、NHKは都道府県ごとの実施状況を調べました。
感染者が相次いだ神奈川県や和歌山県では、先月26日までの10日間に
600件以上行われていた一方で、感染者がいなかった地域では数件に
とどまるなど地域によって大きな開きがあったことが分かりました。
専門家は「感染者が多い地域の検査を別の都道府県が代わりで行うなど、
全国で協力体制を整えていくべきだ」と指摘しています。 NHKは全国の放送局を通じて、検査対象が拡大した先月17日から26日までの
10日間に実施された新型コロナウイルスの検査件数を調べました。
その結果、全国の都道府県で10日間に国の実施分を除いて、
少なくともおよそ4200件の検査が行われ、1日当たりの平均はおよそ420件となりました。
地域別に見ると、神奈川県で少なくとも811件、
次いで、和歌山県が609件、東京都が352件、千葉県でおよそ300件、愛知県で182件
などとなっていて、感染者が相次いで確認された地域が多くなっています。
国内で、感染した人が最も多く確認されている北海道は、期間中の
詳しい集計ができていないということです。 一方、岩手県では4件、高知県で7件、青森県で12件、群馬県で13件、
徳島県で14件などと感染者が確認されていなかった地域では検査件数が少なくなっています。
また、都道府県の中には、症状などから保健所が検査を見送ったケースがある
と回答したところも複数ありました。
厚生労働省によりますと新型コロナウイルスの検査は、現在、各地の衛生研究所や
民間の検査機関、それに大学などで1日合わせて4030件ほどが可能になっています。 感染症対策に詳しい東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は
「検査の件数は感染者数や保健所のマンパワーなどによってどうしても
地域で偏りが出てくる。和歌山の検査を大阪が協力したように、
検査が比較的少ない地域が代わりに行うなど日本全体で協力しあっていく必要がある。
そのためには国が率先して協力体制を整えてほしい」と話していました。 現場で混乱も「国の方針一貫せず」
都道府県の中には、ウイルス検査をめぐる国の方針が一貫しておらず、
現場でどう対応していいか混乱しているなどと話すところもあります。
このうち東京都は、検査対象についてどこまでを含めればよいのか国の対応が一貫しておらず、
混乱を招いていると話しています。
また、検査体制を整えようと民間の検査会社を探したものの、国としか契約しない
と門前払いされたこともあったといます。 さらに、人手不足を訴える自治体もあります。
保健所の職員は、今の時点でも相談を受け付けたり、ウイルス検査の検体を
医療機関に受け取りに行くなどしてフル稼働で対応しているため、
さらに検査が増えれば体制が成り立たないという声があがっています。
また、相談センターには、いまだに症状がない人から検査を受けたいと求められることがあり、
相談や受診の目安が十分周知できていないと指摘する意見も出ています。 「簡単には検査数増やせない」
新型コロナウイルスの検査を受けたくても受けられないといったケースが相次ぎ、
国は検査体制の拡充を図っていますが、検査を担っている研究所からは、
質を保つのが難しいため、簡単には検査数を増やせないという声が出ています。
全国に83か所ある地方衛生研究所の1つ、川崎市健康安全研究所には新型コロナウイルス
の疑いがある検体が連日、およそ20件届けられ、5人の専門の職員が交代で
週末も検査にあたっています。 研究所では、検体が届けられると、職員が2人1組で、検体の番号など
を記録したあと、二重扉で隔離し、室内の気圧を低く保って、
ウイルスが漏れ出さないようにした特別な検査室に持ち込みます。
検体に試薬を入れて、ウイルスを抽出する作業は、新型コロナウイルス専用
にしている検査室1室だけでしかできません。
続いて、遺伝子の断片を大量に増やして検出する「リアルタイムPCR」と
呼ばれる装置に入れて分析しますが、全体の検査の過程でおよそ5時間かかるということです。 研究所では最大で1日40の検体を検査できますが、となりあった穴に
少しでも液が混入すると結果を誤るおそれがあるため、
穴を1つずつ空けて液を入れることにしていて、実際に検査できるのは
半数の20件程度だということです。
川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は、「限られたスタッフで、休みなく検査を
している状況だ。検査の正確性や安全性が損なわれるリスクがあり、
簡単に数を増やすことは難しい」と話しています。 電話相談の専用窓口 少なくとも8万3000件余り
また感染が疑われる人からの電話相談に応じる専用窓口「帰国者・接触者相談センター」
に寄せられた相談は、先月26日までの10日間に少なくとも全国で8万3000件余りに上り、
このうち「帰国者・接触者外来」を受診することになったのは少なくとも1358件となっています。
ただし、16の都道府県は外来の受診件数については非公表や未集計だとしていて、
実際にはこれ以上の人たちが受診しているものと見られます。 札幌市、地下鉄と市電を消毒 走行中に窓開け換気も
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/398682?rct=n_hokkaido
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、札幌市は2日、地下鉄と路面電車(市電)
の全車両を消毒し、運行中に窓を開けて換気することなどを発表した。
市交通局が保有する車両は地下鉄368両(64編成)、市電36両(36編成)。
車両の消毒は2〜15日、換気は3〜15日に行う。 消毒作業は、整備のために車両基地や事業所に車両が戻ってくるタイミングで行い、
市委託の清掃業者が手すりやつり革を消毒液で拭き取る。
換気は、地下鉄では一部の窓を常時3センチ程度開け、市電では停留場に
停車した際に乗降用ドアを通常より長い時間開けて行う。
市電は1918年(大正7年)、地下鉄は71年に開業。市交通局総務課によると、
車両の消毒や換気を大規模に行った例はないという。 札幌市が感染症対策室を新設 情報共有・発信へ
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/398814?rct=n_hokkaido
札幌市は3日、新型コロナウイルスの感染拡大への対応を強化するため、
保健福祉局に感染症対策室を新設した。室長は同局総務部長が兼務し、
危機管理対策室や経済観光局など7部局の部長職、課長職の18人体制。
市感染症対策本部会議と連携し、庁内の情報共有や市民、観光客らへの情報発信などを強める。 北大、道教大、札幌大が卒業式中止 札市大は式辞をネット配信
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/398820?rct=n_hokkaido
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、道内の大学で卒業式を中止する
動きが広がっている。北大は3日、25〜26日に北大体育館などで行う予定だった
卒業式を中止すると発表。卒業生は出席させずに、インターネットを通じて
卒業式を行う大学もある。 北大の卒業生は約4千人。式には例年、保護者らを含め5千人以上が参加する。
北大は「規模縮小も模索したが、感染拡大防止の観点から中止を決めた」とする。
約1300人が卒業する道教育大は15〜19日に札幌や旭川などの各キャンパスで
行う式典を取りやめた。札幌大も20日に約500人が出席する卒業式を
予定していたが、中止した。 新型コロナ対策で4日から相談対応を開始 札幌市
https://e-kensin.net/news/126054.html
札幌市は4日、テレワークの導入や休業補償などの相談への対応を開始する。
国の新型コロナウイルス感染症対策の基本方針で、企業に対してテレワークや時差出勤の
推進が呼び掛けられたことを受けての措置。
さっぽろ人材サポートデスクに設ける
札幌中小企業支援センター[MAP↗]内の「さっぽろ人材サポートデスク」に開設。
テレワークや時差出勤の導入など就業環境整備の取り組みや、休業補償など労務面のアドバイスをする。 社会保険労務士をはじめ専門のアドバイザーを配置し、原則予約制で対面相談。
電話相談も受け付けるとしている。
開設日は毎週水、金曜日の午前9時から正午、午後1時から同4時まで。
実施期間は31日までを予定する。
申し込み、問い合わせは札幌中小企業支援センター、電話011(200)5511まで 市立旭川病院も「発熱外来」設置
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200303/7000018630.html
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、市立旭川病院は3日から感染が疑われる
患者に対応する「発熱外来」を設け、診察を始めました。
旭川市では3日までに看護師や保育士など5人が新型コロナウイルスに
感染しているのが確認されています。
こうしたなか、基幹病院の1つ、市立旭川病院では3日から新型コロナウイルスの
感染が疑われる患者に対応する「発熱外来」を設け、診察を始めました。 受け付け時間は平日の午前8時半から10時半までで、患者は、感染が強く
疑われる場合は詳しい検査を受けるとともに、結果が判明するまで、
症状によっては院内の感染症の専門病床に入院するということです。
病院によりますと、診察初日の3日は5人の患者が訪れたということですが、
全員が新型コロナウイルスに感染していない疑いが強いと診断されたということです。
また、旭川医科大学病院でも、先週「発熱外来」を設け、平日の午前8時半から
午後5時15分まで診察を受け付けています。 札幌市が感染症対策室を設置
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200303/7000018602.html
札幌市は、新型コロナウイルスの感染防止策を強化するため、感染症対策室を設置しました。
札幌市は3日、市役所内に部局横断的な部長級と課長級の18人からなる
感染症対策室を設置しました。
対策室は、▼診療・検査体制の整備や医師会との調整を行う医療体制班、
▼感染拡大防止や患者の発生に対応する保健活動班、
▼国や道、市役所内の情報収集や調整を行う情報・調整班、
▼市民や観光客への情報提供や報道対応にあたる広報班、
▼市民や企業への対応や相談窓口の運営にあたる生活・経済班からなります。 対策室のメンバーを前に秋元市長は訓示し、「できるだけ市民生活や経済活動への
影響を小さくしながら感染拡大を防止しなければならない。状況の把握をしっかりし、
さまざまな対策を機動的に行っていく必要がある」と述べました。
対策室は、今後2週間程度を一定の区切りとし、柔軟にメンバーや業務内容を見直して、
新型コロナウイルスへの対応にあたるということです。 道産品の風評被害 「必要な措置検討」 菅官房長官
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/399078?rct=n_hokkaido
菅義偉官房長官は4日午前の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大
に伴い北海道産の農水産物の売り上げなどに影響が出ていることについて
「必要な措置を検討していきたい」と述べた。 菅氏は風評被害対策として
「農林水産省のホームページで、食品を介した新型コロナウイルスの
感染事例は報告されていないと情報発信している」と説明した。
その上で「引き続き道産農産品の売り上げを注視している」として、
必要に応じて対策を検討するとした。 新型コロナウイルス感染症について
https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/index.html
国民の皆様へ
食料品は不足していません!
米、カップ麺、冷凍食品などは現在、通常通りの生産・供給を行っています。
製品在庫も十分にありますので、需要を満たす十分な供給量・在庫を確保しています。
安心して落ち着いた行動をお願いいたします。
【3月2日:全米販からのお知らせ】 https://www.zenbeihan.com/(外部リンク) 食品を介して新型コロナウイルス感染症に感染したとされる報告はありません
新型コロナウイルス感染症の感染経路は、現時点では飛沫感染と接触感染の2つが
考えられます。食品そのものにより、新型コロナウイルス感染症に感染した
とされる報告はありません。
製造、流通、調理、販売等の各段階で、食品取扱者の体調管理やこまめな手洗い、
アルコール等による手指の消毒、咳エチケットなど、
通常の食中毒予防のために行っている一般的な衛生管理が実施されていれば
心配する必要はありません。
厚生労働省:新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html(外部リンク) 農薬散布用マスクの適切な利用について
農薬散布用のマスクは、例年の需要を満たす十分な供給量が確保されています。
しかしながら、一般用のマスク等の代替として農薬散布用のマスクを利用すると、
農薬散布用のマスクが不足し、今後、本格化する農薬散布作業に支障を
きたすおそれがあります。農薬散布用のマスクを一般の生活に使用しないようお願いいたします。
牛乳乳製品の消費にご協力ください
学校給食用牛乳の休止等による牛乳乳製品の急激な需要減少が懸念されています。
是非、生産者の方々を支えるため、また、ご自身やお子様の健康のため、
牛乳やヨーグルトなどを食べていただけるようにご協力をお願いいたします。 北見で可能性“クラスター”
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200304/7000018683.html
新型コロナウイルスの感染拡大を抑える上でカギになるといわれるのが、
「クラスター」と呼ばれる感染者の集団です。
北海道でも、11人の感染者が参加していた北見市での展示会が「クラスター」
だった可能性があるとみて、国や道が詳しく調べています。
そもそも、どんな集団を「クラスター」というのでしょうか、
なぜ感染拡大防止の上で重要なのでしょうか。 【「クラスター」とは】
最近よく聞く「クラスター」という言葉ですが、その可能性があると指摘されている
北見市での展示会のケースを詳しく見ていくとイメージしやすいと思います。
700人いたといわれる参加者のうち、これまでに参加が確認された
感染者は11人で、このうち7人が北見市、4人が札幌市の人です。
誰が誰の「濃厚接触者」だったかを見てみると、大半の感染者は互いに関わり合いがあり、
大なり小なり接触があったことがわかります。 また、3日、道が北見市で行った会見で、北見市の感染者を詳しく調べたところ、
このうち1人が、展示会の初日にすでに発熱の症状があったことを明らかにしました。
これは、北見市での感染者がみな、この展示会で感染したというよりも、
少なくとも1人が展示会にくる前から感染していた可能性を示唆しています。 【北見のケースで見えるもの】
北見のケースがより詳しくわかると感染拡大はどんな条件によって
引き起こされるのかが見えてきます。
展示会に夫とともに参加し、さらに夫の感染が確認された女性が3日、NHKの取材に応じました。
女性によりますと、展示会の会場では▼特段、密集した感じはなかったものの、
▼換気は入口が1か所開いてるだけで、ほとんど行われていなかったということです。
また、▼マスクを着用していた人は少なく、
▼テーブルでは商談が行われ、担当者と客が近寄って話すこともあったといいます。
女性自身も現在、感染の可能性を否定できないとして、経過観察になっています。 今後、今回のような環境が、どれくらい感染を広げるかがわかるかもしれません。
さらに、感染者の行動をより詳しく調べることで、誰がいつ、どこで感染し、
そして、その感染者がいつ、どこに感染を広げたかがわかる可能性もあります。
実際に、11人の中には、展示会とは別の場所でほかの感染者と接触していた
可能性があることも、すでにわかっています。
詳しい経緯や状況がわかれば、今後、どの地域やどの人たちに重点的に対策を
行うべきかが見えてくる可能性があり、その意味で、今後の調査で明らかになる事実が注目されます。 新型コロナ 専門家に聞く(1)
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200304/7000018677.html
新型コロナウイルスの感染拡大。みなさん、不安や疑問があると思います。
きょうは現場の最前線を担う専門家に直接伺います。
札幌市保健所の山口亮感染症対策部長です。現場のリーダーとして普段から
市民の問い合わせにも対応している医師です。 新型コロナ 専門家に聞く(2)
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200304/7000018688.html
感染が広がる新型コロナウイルス。私たちは具体的にどのようにして防いだらいいのでしょうか。
「ほっとニュース北海道」の放送中にNHKの投稿サイトやファックスを通じてお寄せ
いただいた質問を、札幌市保健所の山口亮感染症対策部長にスタジオで聞きました。
「せきエチケットよりもマスクのほうが優先されるべきか」といった質問にも答えています。 釧根の医療機関 感染拡大に対応
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200304/7000018668.html
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、釧路・根室地方の医療機関では「発熱外来」
を新たに開設したり、予約のない患者の診察を取り止めるといった対応を進めています。
新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、町立中標津病院では発熱症状のある患者が
ほかの患者と接触しないように4日、「発熱外来」を開設しました。
対象は、発熱があって自宅で療養が難しいと感じる16歳以上の人で、
受け付けの期間は今月19日まで、受け付けは午後1時から午後3時までです。 市立釧路総合病院は感染症対策のため、予約のない患者の受診を原則、
取りやめていますが、小児科は通常どおり診察しているほか、
産婦人科については個別に相談してほしいとしています。
釧路市にある釧路孝仁会記念病院は、定期的に通院する患者を対象に電話での診察
で処方箋を発行し、薬局にFAXで送付する対応をとっています。
このほかにも釧路・根室地方の多くの医療機関で入院患者との面会を原則、
禁止するなどの対策がとられています。 中小企業向けテレワーク相談窓口
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200304/7000018652.html
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、中小企業を対象にテレワークの
取り入れ方などについて相談を受け付ける窓口が、4日、札幌市に開設されました。
窓口は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため自宅で勤務するテレワークのニーズ
が増える一方、中小企業の間でどう取り入れたら良いか分からないという声が
強いことを受けて、札幌市が設けました。
「札幌中小企業支援センター」では社会保険労務士が相談にあたり、学校の臨時休校の
影響で子どもの面倒を見るため出社できなくなった社員にどう休業補償を行うかなど
についても応じるということです。 一方、同じフロアに開設している経営相談の窓口では、今月に入って件数が急増し、
今月2日からの2日間でおよそ100件に上っているということです。
訪れた札幌市内で飲食店を営む男性は「1月下旬から売り上げが減少し先行きが見えない。
早く事態が収束してほしい」と話していました。
札幌市の守屋光商業・金融支援担当課長は「休校でテレワークなどの対応に追われる
中小企業も多いので開設した。まずは電話でもいいので業種問わず相談してほしい」と話していました。
▼テレワークなどの相談は、毎週水曜日と金曜日の午前9時から正午、午後1時から4時までの間、
▼経営相談は、平日の午前9時から午後5時までの間、窓口で受け付けています。
電話でも応じていて、問い合わせ先はいずれも011−200−5511です。 北海道の集団感染疑いが11人に、道内の感染者21人が退院
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000610-san-hok
新型コロナウイルスの感染者集団(クラスター)の発生が疑われている
北海道北見市の展示会をめぐり、北海道は4日、これまでに確認された感染者のうち
北見市在住の60代男性会社員の展示会への参加が判明したと発表した。
展示会に参加していた感染者は11人となった。
道によると、この日、道内で新たに感染が確認された日本人男性3人のうち、
50代の1人は北見市在住だが、展示会には参加していなかった。
道は、この男性が展示会参加者と接触があったかなどを調べている。 この展示会は北見市内の貸会場で2月13〜15日に開催された。
北見保健所によると、会場は体育館のようなスペース。会場関係者によると、
約700人が展示会に参加したとみられる。
厚生労働省によると、政府が一括して買い取るマスクは、最初に北見市と
北海道中富良野町に配布される。人口約5000人の同町では小学生の兄弟を含む4人が感染し、
人口に占める患者数の割合が特に多いとしている。
道内への優先配布について鈴木直道知事は4日、「道からの要望を踏まえ、
早急に決定していただいたことに深く感謝する」とのコメントを出した。
また、北海道旭川市によると、4日に道内で感染が確認された3人のうち、
同市在住の2人はそれぞれ無職と会社経営の60代男性。 4日までに道内で確認された感染者は82人。
道によると、3日までに道内全体で延べ604人に検査が実施され、79人が陽性と判明した。
このうち3人が亡くなり、21人が退院した。
道は、退院した人の多くが軽症者だったとしている。
2月22日の入院時に重症で人工呼吸器を装着していた石狩地方在住の20代で
学生の日本人女性は快方に向かっており、数日前に人工呼吸器を外したという。 【速報】大阪で新たに9人感染確認…計17人に
複数の感染者が『別のライブハウス』訪問
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-22092403-kantelev-l27
大阪府は、新たに9人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
このうち3人は、2月15日や16日に、複数の感染者が出ている大阪市都島区の
ライブハウス「Arc」のコンサートに参加していました。
大阪府内で確認された感染者は、計17人となります。 複数の感染者が2月19日や23日に大阪市北区のライブハウス
「Soap opera classics-Umeda」を訪れていたこともわかりました。
大阪府は、このライブハウスでも感染が広がっている可能性があるとして、
注意を呼びかけています。 コールセンターの派遣社員が感染 大阪のライブ参加
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000039-asahi-soci
アフラック生命は4日、神戸コールセンター(神戸市)で働く40代の派遣社員の
女性1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
2月中旬に大阪市で開かれたライブハウスでのライブに参加していたという。
このライブの参加者に複数の感染者が確認されており、神戸市がこの女性の感染に
ついて3日に発表していた。 同社によると、この女性は3月1日に発熱し、2日から入院している。
濃厚接触者が10人おり、2週間の自宅待機を命じた。
神戸コールセンターは一部のフロアを閉鎖したうえで業務を続けているという。 <みなぶん>教えて!新型コロナ 5 感染疑い、
どう対応 目安37.5度 平熱個人差も 公共交通機関避け病院へ
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/398906?rct=n_hokkaido
読者と双方向で調査報道に取り組む「みなぶん特報班」に寄せられた、
新型コロナウイルスに関する通信員(読者)からの疑問に答える「教えて!新型コロナ」。
今回は「感染疑い編」として、感染の恐れがある場合の対応をまとめた。
症状の目安である37・5度以上の発熱については個人差を考慮する必要があるほか、
発症の疑いがある場合、医療機関への移動手段も注意が必要となる。
厚生労働省は、感染が疑われる場合の保健所などへの相談の目安について、
「37・5度以上の発熱が4日以上続いた場合」を例示する。苫小牧市の男性(67)は
「妻の平熱は35・2度。それでも37・5度が条件なのでしょうか?」と疑問を寄せた。 札幌保健医療大の小林清一教授(臨床免疫学)は「平熱より1度以上高いかが、
一つの判断指標になる」と解説する。「体温の上昇による体調の変化は個人差も大きく、
体がだるいなど自分がどう感じるかが、より大切です。
また、体温は1度以内の範囲で朝と夜の変動もあります」と説明。
毎日同じ時間に体温を測ることが重要という。
また、札幌市清田区の60代女性はこう悩む。「症状が疑われて医療機関を受診する時に
公共交通機関ではなく自家用車を使うべきなのでしょうが、車を運転できません。
どうしたらいいのでしょう」 小林教授は「軽症の場合は自宅療養が基本」と強調。厚労省は、自治体の相談窓口に
連絡して症状を伝えた上で感染が疑われる場合は、「マスクを着用し、公共交通機関の
利用を避けて受診して」としている。
札幌市保健所は「公共交通機関を使わざるを得ない場合は、マスクなどの予防策を
万全にした上で、混雑していない車両に乗ることなどを心掛けて」と呼びかける。 小林教授は「マスクがない場合は口元をハンカチで覆うなどしましょう。
手すりなど不特定多数の人が触れる場所になるべく触らないよう心掛けることで、
人にうつすリスクを大幅に減らせる」と話す。
救急車による搬送について札幌市保健所は「普段から重篤な方に対応しており難しい」としている。
道外ではタクシー運転手の感染も確認されている中で、タクシー会社側は感染が
疑われる乗客への対応に頭を悩ませるが、北海道ハイヤー協会は「乗車する場合は、
事前の手洗いやマスクの着用などを徹底して」と協力を求めている。 北見と旭川でPCR検査スタート 1日最大120人に
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/399607?rct=n_hokkaido
鈴木直道知事は5日の記者会見で、新型コロナウイルスへの感染の有無を
調べるPCR検査について、4日から道立北見保健所と旭川市保健所で
1日当たり最大各10人分の検査が可能になったと明らかにした。
これにより道内の検査能力は、道立衛生研究所と札幌市衛生研究所の2カ所を加え、
1日最大120人分となった。 両保健所で検査が始まったのは、職員の技術研修や試薬の確保
などの態勢が整ったため。
知事は、検査すべき検体数は検査能力の範囲内だとして
「待機している状況ではない」と述べた。
道はさらに必要に応じて検査できる保健所を増やす方針だ。 北見 新型肺炎、三つのシナリオ このまま終息/広がり限定的/次の集団発生
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/399243?rct=n_hokkaido
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、道は3日、北見保健所で記者会見を開いた。
2月中旬に北見市内で開かれた生活関連商品の展示会で発生した感染者集団(クラスター)
について説明し、今後の見通しについて三つのシナリオを示したほか、
市民らへ感染拡大防止策の徹底を呼び掛けた。
道感染症危機管理対策本部新型コロナウイルス感染症対策チームの
人見嘉哲(よしあき)医療参事が会見した。 人見医療参事は、展示会を通じて感染した可能性が否定できない北見市在住の
感染者が1人いることや、熱がありながら展示会に参加した人が感染者の中
にいたことを明らかにした。
その上で、「感染者には出展者も客も両方含まれる。濃厚接触者は継続観察している」と話した。
また、展示会から2週間以上たち、すでに新型コロナウイルスの潜伏期間は
過ぎていることから、「イベントに参加して現在までに症状がない人は心配しなくていい」
との考えを示した。展示会場でクラスターの発生が明らかになった後、
北見保健所が消毒などの措置を迅速に行わなかったとの指摘に対しては、
「大変申し訳ない。今後は適切に対応する」と陳謝した。 その上で、感染の広がりで予想されるシナリオとして、
《1》このまま終息《2》感染が限られた範囲にとどまる《3》次の集団感染が発生―の三つを挙げ、
「密閉空間に長時間人が集まる活動を避けたり、手洗いやせきエチケットの励行をお願いしたい」
と感染拡大防止に向け、市民に協力を求めた。
■今後北見市で想定される新型コロナウイルスに関するシナリオ
《1》新たな患者が発生せず終息
《2》イベントと関連のない患者が増加するが、家族内感染など限られた範囲にとどまり終息
《3》 軽い症状で病院を受診していない患者が感染源になり、別の集団感染が発生 検査希望の問い合わせ多数 苫小牧保健所「重症者ら優先」 新型肺炎
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/399242?rct=n_hokkaido
新型コロナウイルスの感染者が相次ぎ確認された苫小牧の保健所や医療機関に、
市民から「検査を受けられるのか」との問い合わせが相次いでいる。
新型ウイルスの検査は感染者との濃厚接触者や重症化の恐れがある人を優先して
保健所経由で行っているため、希望者全員が受けられないのが現状だ。
市内の検査態勢も限られており、保健所は「検査を必要とする人が確実に受けられる
態勢を確保したい。理解してほしい」と呼び掛けている。 苫小牧市在住者の新型ウイルスの感染者はこれまでに10〜90代の
男女計5人が確認された。苫小牧市など東胆振5市町を管轄する苫小牧保健所には
2月25日以降、市民から1日100件以上の相談が殺到。
症状の相談とともに「検査は受けられるのか」といった問い合わせもあるという。
新型ウイルスの検査は現在、保健所を通じた「行政検査」のみ実施。
対象者は厚生労働省が2月17日に都道府県に示した通知に基づき、発熱やせきなどの
呼吸器症状に加え、感染者との濃厚接触があった人や入院が必要な肺炎を
発症している人などに限定している。
苫小牧保健所は「重症化の恐れがある人を優先し、必要な人が必要な検査
を受けられるようにするため」と説明する。 一方で、検査態勢が限られている地域事情も背景に浮かぶ。
東胆振では、唯一の感染症指定医療機関の苫小牧市立病院が道の検査の窓口になっている。
感染の疑いがある患者を診察するため、個室の確保など病院側の感染症対策も求められるからだ。
検査は季節性インフルエンザなど数種類のウイルス感染の有無も調べるため、
1人につき所要時間は2時間程度。同時に複数の検査は行わないため、1日の検査人数も限られる。
患者から採取した検体は札幌の道立衛生研究所に送るため、検査から結果が分かるまで1日以上かかる。
市立病院の佐々木薫事務部長は「現行の検査手順では時間がかかるため、受け入れを
大きく増やすのは難しい」と話す。 政府は、新型ウイルスの検査を公的医療保険の適用対象とし、医師が必要と判断すれば
保健所を通さずに検査できるようにする方針だ。
だが苫小牧市医師会の沖一郎会長は「季節性インフルエンザのような検査キットが
できれば別だが、現時点で導入すれば検査のマンパワーが足りなくなる恐れがある。
当面は保健所を通した現行の方法でよいのではないか」と指摘している。 「緊急事態」雇用維持助成拡充へ
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200305/7000018703.html
新型コロナウイルスの感染拡大で今後、経営が悪化する企業が増えると
懸念されることから、厚生労働省は雇用を維持するための助成金を拡充し、
北海道のように緊急事態宣言が出された地域の支給額を引き上げることを決めました。
「雇用調整助成金」は売り上げや生産が減少しても従業員を解雇せず休業や出向などに
よって雇用を調整した企業に国が手当の一部を助成する制度で、厚生労働省は先月、
新型コロナウイルスの影響を受けた企業への支給要件を緩和しています。 その後、北海道に緊急事態宣言が出されたことなどを受け、
厚生労働省はこうした地域では今後経営が悪化する企業が増えることが
懸念されるとして助成制度をさらに拡充することを決めました。
具体的には、支給要件の1つとなっている売り上げの減少があるかないかに関わらず、
非正規雇用の労働者も含めて雇用調整した場合が対象となり、支給額も引き上げます。
また厚生労働省は、テレワークの導入や休暇の取得に向けた環境整備に
取り組んだ中小企業への補助金について今年度分の受け付けをすでに終了していましたが、
要件を緩和した上で臨時で申請を受け付けることにしました。 【横田伸一さん】新型コロナウイルス対策を呼びかける札幌医大教授
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/399796?rct=n_hokkaido
道内での感染拡大が懸念される新型コロナウイルス。
札幌医大医学部の横田伸一教授(57)=ウイルス学=は、1月下旬に道内で初めて
感染者が確認された当初から新聞やテレビを通じて精力的に情報を発信している。
感染拡大を防ぐ正念場を迎えていると多くの専門家が指摘する中、
政府や道は臨時休校措置を講じた上、市民には外出自粛を求め、一部では買いだめの動きも出ている。
ネット上ではデマも拡散し、市民の間で不安が広がる中、横田教授が呼び掛けるのは
「正しく怖がる」ことだ。市民はいかに新型ウイルスと向き合うべきか、
日常生活における注意点や心構えを聞いた。 ■過度に恐れず、感染連鎖リスクを一つずつ減らそう
――道内の新型コロナウイルスの感染の現状をどう見ますか。
「新型ウイルスは潜伏期間が2〜14日とされ、感染すれば数週間は体内にウイルスが
残ることを考えると、現況は2、3週間前に発生した感染が今になって顕在化したと言え、
感染の連鎖が起きていたと考えられます。
今後はその連鎖を食い止め、患者数のピークをいかに抑えられるかが要所です。
道が講じた外出自粛の要請や休校などの効果が見えてくるのは少なくとも2週間後です。
市民も一朝一夕の患者数に一喜一憂せずに、冷静に予防を継続する必要があります」 ――道内では少数の感染者集団(クラスター)が複数箇所で発生していると指摘されています。
「クラスターは新型ウイルスに限らず、多くの感染症で生まれるものです。
集団に属する人がそれぞれ移動し、別の集団をつくるというように雪だるま式に
感染者が増える現象を指します。
集団を生む要素は《1》密閉された空間で《2》不特定多数の人が《3》近い距離で
《4》長時間接触する―の四つで、要素が一つそろうごとに、リスクも一つ上がるイメージです。
逆にリスクを下げるには、この要素を一つずつ排除していく必要があります」 ――新型ウイルスならではの特徴はありますか。
「2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)は、感染者がほぼ発症する
とされていました。一方、新型ウイルスは感染が確認された人の約80%は軽症で、
さらに症状が出ない人が相当数いると指摘されています。
中国国内の患者の属性などを分析した世界保健機関(WHO)の報告では、
未成年の患者は全体の約2%と極端に少なく、感染していても症状が出ていないか、
受診しなくてもよいほど軽症だった人は相当数いるのに数字として現れていないという見方もあります」 ――無症状者の存在は感染拡大の防止にどう影響しますか。
「感染源を追うことが難しく、クラスターの発生が見えにくい点が挙げられます。
未成年は症状が出ないのだから休校する必要はあるのかという議論がありますが、
新型ウイルスは無症状でも誰かに感染させる可能性があるのです。
特に学校は先ほど挙げた4要素がそろっており、巨大なクラスターを形成しかねません。
政府の専門家会議が10代後半から30代の若者に重点を置いて活動自粛を呼び掛けたのは、
若者は症状が出にくく、活動が活発であることを踏まえた判断で、感染防止の効果が
期待できると思います。
一方、道内では休校に伴って保護者も仕事を休まざるをえなくなり、人員を確保できなくなって
診療を縮小する医療機関も出ています。社会活動が大きく停滞すると必要不可欠な
インフラまで脆弱(ぜいじゃく)になるリスクもあり、難しい判断が求められます」 ――症状がある人の中には、早期の検査を求める人も多いです。
「不安はとてもよく分かります。ただ、新型ウイルスに対する治療薬がない今、
検査で陽性と分かっても、医療処置の内容は変わりません。
つまり現状では治療の観点から言うと検査の利点はほとんどありません。
検査の精度も100%ではなく、陰性だからといって感染していないとは言い切れず、
検査頼みになりすぎることは得策ではありません。 しかもこれだけ感染者が増えた今は検査で個々の感染者を特定するというより、
外出自粛を求めることなどによって新たなクラスターの発生を食い止めること、
さらに重症化のリスクがある人たちに適切な医療を提供することがより重要な段階になっています。
09年に新型インフルエンザが流行した際は、身近な病院に数百人が殺到し、
かえって院内感染が広がる事態も起きました。軽症の場合は体調の変化に気を付けながら、
自宅での療養を選択すること。その判断がひいては自らの感染のリスクを下げ、
重症者に必要な医療を提供することにもつながります」 ――ネット上では感染者の個人情報の特定、医療従事者や患者に対する
誹謗(ひぼう)中傷も起きています。
「最もあってはならないことです。06年に大幅改正された感染症法は、予防や対策にあたり
『人権を尊重する』との理念が明記されました。
結核やエイズなどへの過去の対策が、差別や誹謗中傷を生んだことへの反省からです。
批判的な言動は誰かを傷つけるだけでなく、症状のある人に検査や受診をためらわせ、
結果として適切な医療を受けられずに重症化する人を増やし、感染を拡大させる要因にもなります。
今はどこで誰が感染してもおかしくない状況で、自分も個人情報を特定され、中傷される側になる
可能性があるのです。うつされたくないという不安から他人を警戒する気持ちは理解できますが、
感染リスクなどについて『正しく怖がる』ことが何より大切です」 ――「正しく怖がる」とはどういうことでしょう。
「危機意識は人によってバラバラで、過度に不安がるのでもなく、過小評価するのでもなく、
ちょうど良い緊張感を持ってもらうのは非常に難しいことです。
ちょうど良い緊張感で冷静に判断するには、正しい知識を持つことが大切です。
例えば、新型ウイルスは中国国内でも致死率は3・8%で、感染が最初に確認された
湖北省武漢市を除くと0・7%です。
感染したら必ず重症化して死に至る病でないことは明らかで、感染すること自体を
ことさら恐れる必要はありません。
特に子どもは重症になる例はほぼなく、保護者も冷静に行動してほしいです」 ――一方で、重症化のリスクが高い人やその家族はどうしたらいいでしょうか。
「高齢者や高血圧、糖尿病などの基礎疾患を持つ人が重症化しやすいのはインフルエンザなど
でも同様で、新型ウイルスに限ったことではありません。
普段より少し意識を高く持って生活を見直し、帰宅後の手洗いや消毒などできる予防対策を
心掛けることに加え、家族の食器を分けることや1、2時間おきの換気などいろんな対策を
組み合わせることでリスクはぐんと減らすことができます。
自分の体の状態を医者任せにせずに、どんな時に体調を崩しやすいか、コンディションの変化
に気を配ることも大切です」 PCR検査増、効果限定的 6日から保険適用 医療機関、態勢整わず
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/399711?rct=n_hokkaido
厚生労働省は6日、新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査を
公的医療保険の適用対象にした。民間検査機関などの参入による検査数の増加が
狙いだが、検体を採取する医療機関は当面、設備の整った「帰国者・接触者外来」に限られる。
一般医療機関では感染が拡大する恐れがあるためで、検査増への効果は限定的になるとみられる。
検査は医師の依頼で保健所が判断し、地方衛生研究所などが行ってきた。
保険適用後は医師が必要と判断すれば、保健所を通さずに、民間検査機関や検査態勢
の整った医療機関でも可能となる。費用は1回1万8千円だが、自己負担分は公費で賄われるため無料。 臨床検査企業「みらかホールディングス」(東京)は6日から、
関東と関西の検査場所で1日最大1100件の検査を受注する。
同社は「北海道からも検体を郵送してもらえれば検査できる」と説明する。
2月下旬に厚労省が開いた企業向け説明会には、約100の検査機関などが参加した。
ただ、検査機関が増えても、現状の日本の態勢では検体を採る医療機関が限られる。
検体は医師が喉や鼻の粘膜をぬぐうなどして採取するが、くしゃみやせきによる感染の
危険性が高く、医師は防護服やフェースマスクなどを着ける必要がある。
一般患者と感染疑いの患者の診察場所を分けるなどの対策も求められる。 そのため、厚労省は都道府県に対し、検体を採る医療機関は「帰国者・接触者外来」と、
都道府県が認めた医療機関に限ると通知した。
同外来は全国に864カ所あり、道は21の2次医療圏ごとに設けている。
厚労省幹部は「当面の検体採取は帰国者・接触者外来に限られる」と話す。
検査は当初、中国・武漢市の滞在歴があることや重症などの条件があった上、
検査場所も限られていたことから、医師が保健所に検査を依頼しても断られる事例が続出。
日本医師会(日医)によると、保健所による検査拒否は「重症ではない」などの理由で
北海道1件を含む7道県で30件超に上った。 一方、厚労省は症状のない患者が「不安」を理由に検査を受けることについて
「診療行為とは呼べず、認められない」との立場。日医の釜萢(かまやち)敏常任理事も
4日の記者会見で「陰性でも絶対感染していない証明にはならない。
全ての人に検査をすることは意味がない」と指摘し、「まずは電話で保健所などに
相談してほしい」と呼び掛けた。 【3/6】道内振興局管内・市町村別感染者分布
◆累計感染者数 R2.3.6 13:00現在
https://i.imgur.com/U9BHpU4.jpg
◆本日の感染確認 R2.3.6
https://i.imgur.com/3Dtr0q6.png
◆北海道における新型コロナウイルスに関連した患者等の発生状況【R2.3.5現在】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0306_0305genzai.pdf
(前日比)
検査人数 791名(+77)
陽性累計 83名(+1)
退院累計 26名(+4)
死亡累計 3名(±0)
現在患者数 54名(ー3) 介護現場「マスク足りない」 札幌の事業所 備蓄残り12日分
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/399303?rct=n_hokkaido
札幌市内の介護事業所にあるマスクの平均備蓄量が残り12日分であることが、
介護ベンチャー「ウェルモ」(福岡)が3日に実施した緊急調査で分かった。
消毒用アルコールや使い捨て手袋も軒並み不足しており、既に備蓄が尽きた事業所も。
介護事業所は既往症があるなど新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)
の発症リスクが高い人の利用が多いにもかかわらず、病院のように物資が
優先配分されていない実態が浮き彫りとなった。 ■サービス休止検討も
調査は同市内で通所型サービスを展開する事業所の7割に当たる
450事業所を対象にメールやファクスで行い、115事業所が回答した。
回答率は25%。 旭川市保健所が検査体制を整備
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200306/7000018800.html
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて検査体制の強化が急がれる中、
旭川市保健所は1日に10件程度検査できる体制を整えたと発表しました。
新型コロナウイルスの感染を確認するPCR検査は、
道内では道立と札幌市立の衛生研究所でこれまであわせて1日100件程度
に限られていて、検査体制の強化が急がれています。 こうしたなか旭川市保健所は6日会見を開き、検査に必要な試薬を確保した
などとして、1日に10件程度検査できる体制を整えたと発表しました。
検査は4日から実施しているということです。
旭川市保健所の鈴木直己所長は「旭川でも検査できるようになったが、
多く検査できる状況にはない。引き続き、接触感染の予防が非常に
大切になる」と話しています。 新たに8人感染確認 バーの客も
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200307/7000018819.html
道内で新たに8人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、
これで道内の感染者は98人になりました。
札幌市の秋元市長は7日に確認された2人を含む5人が札幌市のライブバーの従業員
と客だと明らかにしました。
道と札幌市によりますと、新たに感染が確認されたのは札幌市の50代から70代
の男女6人と滝川市の40代のパート従業員の女性、北見市の60代の会社員の
女性の合わせて8人です 札幌市の秋元市長は記者会見で、7日に確認された60代の会社員の男性2人は
先月26日に札幌市中央区のライブバー「sing sing sing(シングシングシング)」
を客として訪れていたことを明らかにしました。
また、このバーの従業員3人がこれまでに感染が確認されているということで、
札幌市は「クラスター」と呼ばれる集団感染が発生した可能性についても
調査を進めるということです。
秋元市長は先月26日にこのライブバーを訪れ、発熱などの症状がある人は
札幌市の相談窓口に連絡するよう呼びかけました。 そのうえで秋元市長は「これ以上の感染拡大を防ぐため市民には不要不急な
外出を控えるほか、できるかぎり人の集まる場所、特に換気の悪い場所での会合
や飲み会などをしばらく控えるよう協力していただきたい」と述べました。
また、道の会見によりますと、北見市の60代の女性は「クラスター」と
呼ばれる集団感染が発生したとみられる北見市の展示会に参加していた60代の男性の
濃厚接触者だということです。
ただ、この女性は展示会には参加していなかったということです。
これで道内の感染者は98人になりました。 北海道における新型コロナウイルスに関連した患者等の発生状況
◆道内振興局管内・市町村別累計感染者数分布【R2.3.7現在】
https://i.imgur.com/U9BHpU4.jpg
◆道内患者等の発生状況推移グラフ【R2.3.6現在】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0307_0306genzai.pdf
検査人数 892名(+101名)
陽性累計 90名(+ 7名)
退院累計 32名(+ 6名)
死亡累計 3名
現在患者数 55名(+ 1名)
※( )内は前日比 ◆道内振興局管内・市町村別累計感染者数分布【R2.3.7現在】
https://i.imgur.com/Bbr7CON.jpg ぜんそく薬、RNA複製阻害か=新型コロナ肺炎改善報告で―感染研
https://medical.jiji.com/news/29014
国立感染症研究所は6日、気管支ぜんそく治療に広く使われる吸入薬
「シクレソニド」(商品名オルベスコ)が新型コロナウイルスによる
肺炎の症状を改善したとの報告について、ウイルスの遺伝情報を担うリボ核酸(RNA)
の複製を阻害したとの見方を明らかにした。
感染研の大西真副所長によると、シクレソニドは中東呼吸器症候群(MERS)で
抗ウイルス作用を示したとのデータがあった。感染研から紹介を受けた
神奈川県立足柄上病院(同県松田町)が高齢の肺炎患者3人に投与し、
数日で発熱や呼吸困難などの症状が改善したと日本感染症学会に報告した。 この報告によると、3人はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で感染し、
入院した78歳男性や73歳と67歳の女性。シクレソニドの治療効果を
判断するには症例を蓄積する必要があるとしながらも、使用に際しては
肺に届くよう深く吸入することが重要と指摘している。 感染者5人“バーの客と従業員”
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200307/7000018820.html
札幌市の秋元市長は7日に札幌市で新型コロナウイルスの感染が確認された
男性2人を含む5人が繁華街・ススキノにあるライブバーの客と従業員だと明らかにしました。
札幌市の秋元市長は記者会見を開き、7日に札幌市で新型コロナウイルスの感染が
確認された60代の会社員の男性2人が、先月26日に
札幌市中央区の繁華街・ススキノにあるライブバー「sing sing sing(シングシングシング)」
を客として訪れていたことを明らかにしました。 このバーの20代と30代、60代の女性従業員3人も先月29日から今月3日
にかけて感染が確認されていて、このバーを訪れた5人の感染が確認されました。
さらに、60代の従業員の親族2人はこのバーを訪れていませんが、
6日に感染が確認されています。
このバーは最大30人程度が入ることができ、酒を飲みながらジャズや
シャンソンのショーを見たりカラオケをしたりすることができ、
訪れる年齢層は比較的高いということです。
バーは最初の感染が確認された先月29日から店を閉めていて、店内の消毒をしたということです。 札幌市は先月26日にこのライブバーを訪れ発熱などの症状がある人は
札幌市の相談窓口・電話番号011−632−4567に連絡するよう呼びかけています。
秋元市長は「狭い空間の中で多くの人が集まる場所は感染リスクが高い。
このライブバーは典型的で飛まつ感染の可能性が高い。
これ以上の感染拡大を防ぐため市民には不要不急な外出を控えるほか、
できるかぎり人の集まる場所、特に換気の悪い場所での会合や飲み会などを
しばらく控えるよう協力してほしい」と述べました。
道内では7日、新たに8人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、
道内の感染者は98人になりました。
このうち症状が回復して再検査の結果ウイルスの感染が確認されず、
治療を終えた人は35人になりました。 札幌のライブバーで5人感染 道内8人増98人に
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/400255?rct=n_hokkaido
道と札幌市は7日、新型コロナウイルス感染者8人を新たに確認したと発表した。
札幌市内は6人で、このうち会社員の60代男性2人は、3日に感染が
判明した60代女性が働く中央区のライブバーの客だった。
従業員と客の感染者は計5人となる。市は来店者に、症状がある場合は保健所に
連絡するよう呼び掛け、濃厚接触者の有無を調べている。道内の感染者は計98人となった。 市によると60代男性2人は、2月26日に南6西4のライブバーを訪れ、
60代女性と濃厚接触したとみられる。2月29日に感染が確認された20代女性、
3月3日に確認された30代女性も同店勤務。
60代女性は6日に感染が分かった80代男性と20代女性の同居家族でもある。
秋元克広市長は7日の記者会見で「30人程度が入る店。多数の人が感染している状況にない」
と述べ、大阪などの大型ライブハウスと状況が違うとの認識を示した。
市保健所は感染者集団(クラスター)発生の可能性について
「詳細な検討が必要。集団感染と決めるのは時期尚早だ」とした。 このほか市内で感染が確認されたのは、会社員の50代女性と50代男性、
無職の70代男性、60代女性。市によると70代男性は人工呼吸器が必要な重症という。
また、道は札幌市以外の感染者として、空知管内のパート従業員の40代女性、
北見市の会社員の60代女性を確認した。
道によると、3月7日までに新たに2人の感染症治療が終わった。 新型コロナで髄膜炎 国内初、山梨大病院で患者重症
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200308-00000503-san-hlth
新型コロナウイルス感染が確認されて山梨大付属病院(山梨県中央市)に
入院している20代男性会社員がウイルス性髄膜炎で重症となっていることが7日、
分かった。新型コロナによる髄膜炎が確認されたのは国内で初めてで、世界的にも珍しい。
臨時の記者会見を行った山梨大の島田真路学長は
「新型コロナウイルスが中枢神経を侵すことがあることを示す重要な症例だ」と語った。 山梨大や山梨県によると、この男性は南アルプス市と昭和町を主な生活圏としており、
発熱や関節痛、だるさを訴えて2月28日と3月2日に医療機関を受診。
6日に山梨大病院に救急搬送され入院した。
意識障害や首の硬直があったため、病院独自で脳脊髄液のPCR検査を行ったところ、
陽性だった。新型コロナで髄液検査が陽性だったのは国内初。
脳炎を併発しているかどうか、さらに調べている。
男性は会話ができない状態のため、感染経路の追跡ができていないという。 医療機関なぜ転々と 広島初の新型コロナ感染、検査に20日近く
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200307-00010006-chugoku-soci
広島県内初の新型コロナウイルス感染症患者と確認された広島市安佐南区の男性は、
2月上旬に症状が出てから計四つの医療機関にかかり、8回も受診を重ねていた。
ウイルス検査を初めて受けたのは最初の受診から20日近くもたってからだった。
なぜ検査は行われなかったのか―。 ▽症状軽く渡航歴なし
「(感染者を把握する)一連の対応の流れと違う形で見つかった」。
松井一実市長は7日午前の記者会見でこう切り出した。
「普通に考えれば、最初に受診した医療機関から(保健所に)連絡があってもいいとは思うが…」。
苦言とも取れる発言は、感染が分かるまでの経過が異例だったことを物語る。
ウイルス検査はこれまで全額公費の「行政検査」として各自治体の地方衛生研究所で行われてきた。
医療機関から依頼された保健所が必要と判断すれば実施される。
行政は感染拡大を防ぐため、感染が疑われる患者がいきなり病院に行かずに、
まずは各保健所などに連絡するよう求めてきた。 ■連携や経験不足
男性は2月15日、37・0度の発熱で医療機関A(安佐南区)を初めて受診。
その際、医師は既に「肺炎疑い」と見立てていた。
薬を処方されたが男性は回復せず、22、28日に訪れた医療機関B(中区)で経過観察に。
3月3日には医療機関C(安佐南区)がインフルエンザの検査をし、陰性だった。
新型コロナウイルスの検査はなぜ行われなかったのか。
医療関係者には、まず初期段階の症状の軽さや、渡航歴がなかったことが影響したとの見方が大勢だ。
さらに各医療機関の連携不足や、新型コロナウイルス感染症に対する医師の経験不足も重なった。 関係者によると、男性のCT画像の見立ても見解が分かれるという。
ある医師は「結果論だが疑うべき事例だった。しかし、専門家でも
軽症者を早期に疑うのは難しい」。
結局、男性が最後に受診した医療機関D(南区)の医師が独自の判断で検査に踏み切り、
陽性と確認できた。それでも「念のための検査」との位置付けだったという。 ■受診先公表せず
市は「適切な感染防護をしていた」「濃厚接触者はいない」として四つの医療機関名を公表していない。
松井市長は「風評被害やプライバシーを考慮した」と説明する。
ただ、男性と接触した医療機関Cの医療従事者2人はウイルス検査をしている。
国内では院内感染が広がり、外来が閉鎖された病院も出た。
男性が医療機関を転々とすることになった結果、感染が拡大してしまう可能性は否定できない。
市幹部は危機感を募らせる。「今回把握できたのは運が良かったとしか言えない。
確認できていない感染者は想像以上に多いのかもしれない」 <みなぶん>教えて!新型コロナ 7 効果的な消毒方法は?
手洗い、消毒液両方は必要なし
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/400313?rct=n_hokkaido
「自宅で手洗いをしてから消毒液も使っています。消毒液も品薄なので、
有効に使うにはどうしたらいいでしょうか?」。旭川市のパート女性(40)から質問が寄せられた。
正しい手洗いについて、北海道医療大の塚本容子教授(感染管理)は
「せっけんなどで手を洗うことが何よりも重要です。手洗いと消毒液、両方の使用は
必要ありません」と答えた。消毒液は、外出先で水洗いができない場合などに使うこと
で効果があるという。 アルコール消毒液も手に入りにくくなっており、代替品を模索する人も。
通信員からは、家庭用漂白剤などに使われる次亜塩素酸ナトリウムに
「消毒効果はあるのか」という声も届いた。
塚本教授は「家具などの消毒に効果がありますが、商品に記された希釈の割合を
しっかりと確認して」と説明する。厚生労働省によると、目安となる濃度は0・05%。
製品濃度6%の場合、25ミリリットルを3リットルの水で薄めることになる。
さらに、人の体に必要な常在菌も減らしたり、肌荒れにもつながるため、
塚本教授は「手洗いなど体の消毒には使わないで」と注意を呼び掛ける。 ■家族に感染者出たら? 手で触れる部分消毒し換気を
家族に感染者が出た場合の自宅の消毒にも関心が高まる。札幌市白石区の会社員女性は
「感染者が滞在した施設の消毒の様子をテレビで見ますが、個人の家でもあのような対応が
必要でしょうか?」と疑問を寄せた。
道地域保健課によると、ドアノブやスイッチ、テーブルなどの手で触れる部分を
家庭用消毒剤などで消毒し、換気することも大切という。
また、現時点では一般家庭や民間施設での消毒は自己負担という。
自宅などで誰もが触る場所をアルコール消毒した場合、「消毒後にアルコールのアレルギーが
ある人が触れても大丈夫?」(札幌市中央区の主婦)という声には、
塚本教授は「アルコールは速乾性があるので、基本的に問題はないでしょう」と説明している。 農水省、北海道に新型コロナ対策本部
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56496240W0A300C2L41000/
農林水産省は6日、新型コロナウイルスの感染が広がっている北海道に
現地対策本部を新設すると発表した。
春の農繁期を控え、JA北海道中央会(札幌市)やホクレン農業協同組合連合会(同)と
調整しながら生産者が新型コロナに感染した場合の対策を練る。
対策本部は8日に北海道農政事務所内に設置し、伊東良孝農水副大臣が本部長に就く。
本省から職員5人が派遣される。 山梨 20代男性が感染で重症 肺炎に加え髄膜炎も
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200308/k10012319561000.html
山梨県は、県内に住む20代の会社員男性が、新型コロナウイルスに感染したことが、
新たに確認されたと発表しました。男性は県内の医療機関に入院していて重症だということです。
山梨県の長崎知事は7日夜、会見を開き、南アルプス市と昭和町を主な生活圏
にする20代の会社員男性が、新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。
県によりますと、男性は先月27日に38度5分の発熱があったため、
翌日と今月2日にそれぞれ別の医療機関を受診しましたが、その際は新型コロナウイルス
の検査は行われなかったということです。 男性は、先月29日から仕事を休んでいて、連絡が取れないことを不審に思った
会社の同僚からの連絡で、6日に家族と警察が男性の自宅を訪ねたところ、
部屋の中で男性が倒れているのを見つけたということです。
男性はその後、中央市の山梨大学医学部付属病院に搬送され、
県のウイルス検査では陰性でしたが、病院の2度の検査ではいずれも陽性が
確認されたということです。
男性は意識障害があり重症で、集中治療室で治療を受けているということです。 今のところ感染経路はわかっていませんが、海外への渡航歴はなく、
持病は確認されていないということです。
長崎知事は「男性が会話が困難なため、行動履歴を聞くことができておらず、
南アルプス市と昭和町を主な生活圏としていると発表した。
このエリアに住む人で体調に不安がある場合は保健所に相談してほしい」
と呼びかけています。 髄膜炎の原因が新型ウイルスか
新型コロナウイルスの感染が確認された20代の男性の症状について、
入院先の山梨大学医学部付属病院は男性が髄膜炎を発症していることを明らかにしたうえで、
「髄膜炎の原因が新型コロナウイルスである可能性が極めて高い」と説明しています。
山梨大学医学部付属病院は7日夜、会見を行い、島田眞路学長は、男性の症状について
発熱や肺炎だけでなく髄膜炎を発症し、意識障害があることを明らかにしました。
このため、病院で髄液を検査したところ新型コロナウイルスの陽性反応が出たとして、
島田学長は「髄膜炎の原因が新型コロナウイルスである可能性が極めて高いと考えている。
新型コロナウイルスで髄膜炎を発症することは極めてまれで大変重要な症例だ」と説明しました。 イタリアの感染死者233人に 1日の確認数は過去最多
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200308-00000011-kyodonews-soci
【ローマ共同】イタリア政府は7日、新型コロナウイルスに感染した死者が
前日から36人増えて233人になったと発表した。中国に次いで世界で2番目に死者数が多い。
感染者は前日から1247人増えて5883人に上った。
イタリアの1日の感染確認数で過去最多となった。 地域別で感染者が最も多いのは大都市ミラノのある北部ロンバルディア州で3420人。
日本の外務省は同州を巡る感染症危険情報をレベル3に上げて渡航中止を勧告している。
一方、感染者のうち589人が回復したという。
ANSA通信によると、これまでのウイルス検査総数は約4万2千件に上る。 【北海道】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.7現在)
〇検査陽性者の状況【表】
https://i.imgur.com/DWLH171.jpg
〇患者等の発生状況【グラフ】
※検査人数、退院累計、現在患者数等
https://i.imgur.com/QVb9sNc.jpg 【札幌市HP】
2月26日(水曜日)にライブバー「シング・シング・シング」を利用された方は、
新型コロナウイルス相談窓口にご連絡ください。
https://www.city.sapporo.jp/2019n-cov/kinkyu.html
これまで判明した患者の方々のうち、5名が中央区南6条西4丁目にある
ライブバー「シング・シング・シング」の従業員とお客様であることが判明いたしました。
このライブバーは、一般的なライブハウスのように大勢のお客さんを集めて行う形態のお店ではなく、
最大30名程度の方がライブショーやカラオケなどを楽しむお店ですが、
不特定の方が店にいらっしゃっています。
札幌市におきましても、濃厚接触者の調査等を進めているところでありますが、
2月26日(水曜日)にこのライブバーを利用された方で発熱等の症状がある方は、
一般相談窓口の011-632-4567番(9時〜21時)にご連絡をいただきますよう
ご協力をお願いいたします。 これ以上の感染拡大を防ぐためにも、市民の皆さまには、不要不急な外出を控えるほか、
できる限り人の集まる場所を避け、特に換気の悪い場所での会合や飲み会などを
今しばらく控えていただきますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。 北海道on天気ライブカメラ HTB's Weather Live Cameras in Hokkaido
*北海道に関する重要なニュースが発生した場合は緊急生配信をします。
https://www.youtube.com/watch?v=edXxjEBSAsw&feature=emb_title 【北海道】新型コロナウイルス感染症発生状況 令和2年3月8日発表分
【北海道】
https://i.imgur.com/7KxHAUN.png
<報道発表資料>
新型コロナウイルスに関連した患者(99〜101例目)の発生について(PDF)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/kisyakaiken0308.pdf
※101例目については、別途発表
◆道内振興局管内・市町村別累計感染者数分布【R2.3.8現在】
https://i.imgur.com/j302xLA.jpg 3人感染確認 道内100人超に
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200308/7000018832.html
北海道では新たに3人が新型コロナウイルスに感染していることが8日、確認されました。
これで道内の感染者は100人を超え、計101人になりました。
道によりますと新たに感染が確認されたのは▼岩見沢市の60代の無職の男性と
▼70代の無職の女性▼旭川市の70代の男性の計3人です。 このうち岩見沢市の2人はいずれも海外渡航歴はないほか、軽症だということです。
岩見沢市の60代の男性は今月2日に発熱や頭痛それに下痢があり、
4日後の6日に38度の熱が出たため、医療機関を受診して検査を行った結果、
8日に感染が確認されました。
岩見沢市の70代の女性は先月29日に38度の熱が出てその後も継続したため、
今月2日から同じ医療機関を3度受診したあと検査したところ感染が確認されました。
道は2人について「同じ医療機関を受診していた」とした上で
「70代の女性は60代の男性の濃厚接触者」だと説明していますが、
詳しい関係は明らかにしていません。 これで、北海道内の感染者は100人を超え、あわせて101人になりました。
また、このうち容体が回復するなどして再検査をした結果、
ウイルスが検出されなかったため治療を終えた人は、34人いるということです。
旭川市に住む70代の会社経営の男性が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
旭川市で感染が確認されたのはこれで8人となりました。
旭川市の発表によりますと、市内に住む70代の会社経営の男性は、今月(3月)2日以降、
強い倦怠感や発熱、それに呼吸不全などの症状が出たため、
市内の医療機関に入院し、検査の結果、きょう、(8日)新型コロナウイルスの感染
が確認されたということです。
男性は、現在、熱などの症状は落ち着き、回復傾向にあるということです。 【旭川市の発表は】
旭川市は市内に住む70代の会社経営の男性が新たに新型コロナウイルスへ
の感染が確認されたと発表しました。
発表によりますと男性は3月2日以降、強いけん怠感や発熱、
それに呼吸不全などの症状が出たため市内の医療機関に入院し、検査の結果、8日に
感染が確認されたということです。
男性は現在、熱などの症状は落ち着き、回復傾向にあるということです。
男性は症状の出る直前の先月28日から今月2日まで東京と神奈川、
それに仙台市に1人で出張に行き、その際飛行機など公共交通機関を利用していた
ということで市は感染経路などについ調べを進めています。
旭川市で新型コロナウイルスの感染が確認されたのはこれで8人となりました。 農林水産省 札幌に対策本部設置
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200308/7000018830.html
新型コロナウイルスの感染が拡大するなか農林水産省は8日、道内に対策本部を設置し、
影響を最小限にして事業を続けられるようにするためのガイドラインを作成することになりました。
対策本部は、全国の都道府県のなかで北海道が新型コロナウイルスの感染者が最も多く、
さらに農業や漁業が盛んであることから設置されました。
8日、対策本部の初めての会議が札幌市中央区の農政事務所で開かれました。 本部長を務める伊東農林水産副大臣は会議のあいさつで「農林水産業に従事する方や
家族が発症した際に備えた対策をしっかりとっていきたい」と述べました。
農林水産省によりますと道内では家族で酪農などを営む事業者が多く、
感染者が出た場合は人手が足りなくなることも懸念されています。
伊東副大臣は感染があった場合でも影響を最小限にして事業を続けられるよう、
道内の自治体や農林水産業の関係者などと意見交換しながらガイドラインを作成したいとしています。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.8現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0309yousei_03082genzai.pdf
検査人数 1,032名(+54名)
陽性累計 101名(+3名)
Ł現在患者数 57名(ー4名)
Ł軽症・中等症 50名(ー5名)
Ł重症 7名(+1名)
Ł死亡累計 3名
Ł陰性確認済累計 41名(+7名)
〇患者等の発生状況【グラフ】
※検査人数、退院累計、現在患者数等
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0308_0309genzai.pdf 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.8現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0309yousei_03082genzai.pdf
検査人数 1,032名(+54名)
陽性累計 101名(+3名)
L現在患者数 57名(ー4名)
L軽症・中等症 50名(ー5名)
L重症 7名(+1名)
L死亡累計 3名
L陰性確認済累計 41名(+7名)
〇患者等の発生状況【グラフ】
※検査人数、退院累計、現在患者数等
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0308_0309genzai.pdf 【北海道】振興局管内・市町村別感染者数分布【R2.3.9現在】
◆累計感染者数 108名(+7名)
▼石狩地方:43名(+7名)
◆札幌市:33名(+5名)
◆石狩管内:5名(+2名)
https://i.imgur.com/CSmJv2z.jpg
◆本日の感染確認
▼札幌市:70代女性と50代男女4人
▼石狩地方:70代男性と60代女性
https://i.imgur.com/Q02c9Q5.png 新たに7人感染 計108人に
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200309/7000018852.html
9日、道内で新たに7人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、
これで道内の感染者は108人になりました。
道と札幌市によりますと、新たに感染が確認されたのは、
▼札幌市の70代の女性と50代の男女4人、
それに▼石狩地方の70代の男性と60代の女性の、合わせて7人です。
このうち、札幌市の70代の女性と50代の男女の合わせて3人は、
7日に感染が確認された70代の重症の男性の濃厚接触者だということです。 札幌市は、4人の関係性や感染経路の確認を進めています。
また、石狩地方の70代の男性と60代の女性は、
今月6日に感染が確認された女性の家族だということですが、
道は続き柄を明らかにしていません。
これで道内の感染者は108人になりました。
このうち、症状が回復して再検査の結果ウイルスが検出されず、
治療を終えた人は43人になりました。 【アイヌ民族文化財団の職員も】
アイヌ文化の発信拠点、ウポポイを運営する財団は、札幌市の事務所に勤務する職員が
新型コロナウイルスに感染したことが確認されたため、9日から11日まで
札幌市と白老町の事務所を閉鎖することにしています。
来月24日にオープンするウポポイを運営するアイヌ民族文化財団によりますと、
札幌市の事務所に勤務する50代の男性職員が7日新型コロナウイルスに感染したことが
確認されたということです。
この職員は先月26日の勤務中に体調を崩し、今月6日にかけて5つの医療機関を
受診していたということです。
容体は軽く、会話ができる状態だということです。 この職員は体調を崩した先月26日、JRで札幌市から白老町まで日帰りで出張し
翌日から欠勤していたということです。
このため財団は、9日から職員が体調を崩した日の14日後にあたる今月11日まで
札幌市と白老町の事務所を閉鎖し、およそ130人の職員は自宅で待機しているということです。
アイヌ民族文化財団は「感染拡大を防ぐための対策に徹底して取り組むとともに、
来月のウポポイ開業に向けて準備を進めていく」と話しています。 道の対策効果19日めどに公表へ
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200309/7000018886.html
新型コロナウイルス対策の国の専門家会議は「今後1、2週間が感染拡大の
スピードをおさえられるかどうかの瀬戸際だ」とする見解を示してから2週間となる9日、
新たな見解をまとめました。
この中で、感染者数が最も多い北海道で人と人との接触を可能な限り控える対策を
とっていることについて、対策の効果の判断を今月19日をめどに公表する予定だとしています。 国の新型コロナウイルスの緊急対策本部の専門家会議は2月24日に
「これから1、2週間が急速な拡大に進むか収束できるかの瀬戸際にある」
とする見解を出しています。
2週間たった9日、各地で起きている集団感染の状況を分析したうえで現状に
ついての新たな見解をまとめました。
新たな見解では現時点での国内の状況について「クラスター」と呼ばれる感染者の集団を
比較的早期に発見できた事例も出ていることなどから「爆発的な感染拡大には進んでおらず、
一定程度持ちこたえているのではないか」とする認識を示しています。
感染者数が最も多い北海道で人と人との接触を可能な限り控える対策をとっていること
について、対策の効果の判断を今月19日をめどに公表する予定だとしています。
一方で感染者数は増加傾向が続き、依然として警戒を緩めることはできないとしています。 さらに、先週まで報告が少なかった国でも患者数が急増していることから
「今回、国内での流行をいったん抑制できたとしても、しばらくはいつ再流行しても
おかしくない状況が続くと見込まれる。国外から感染が持ち込まれる事例も今後、
繰り返されると予想される」として対策は長期にわたって続くという見通しを示しました。
その上で保健所の負担の軽減や、地域での広域連携、それにさらなる感染拡大に備えた
医療提供体制の強化に向けた支援を行う必要があるとしています。
そして一般の人たちに対しては▼換気の悪い密閉空間で▼多くの人が密集し
▼近距離で会話や発声が行われるという3つの条件が重なった場で集団感染が確認されている
として引き続き、可能なかぎり避けるよう協力を呼びかけています。 専門家会議 集団感染防ぐ考え方
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200309/7000018887.html
新型コロナウイルス対策の国の専門家会議は、感染拡大を防ぐために「クラスター」
と呼ばれる集団での感染を防ぐことが重要だとして日常生活でリスクの高い場面
についての考え方をまとめました。
それによりますとこれまで感染が確認された場所に共通していたのは
▼換気の悪い密閉空間▼人が密集していること▼近い距離で会話や発声が行われたこと
という3つの条件が重なっていたことだとし、これらが同時に重ならないように
対策することを呼びかけました。
そして具体例を挙げています。例えば「満員電車」は会話はあまりないものの
▼密閉空間で▼人が密集していることから▼会話が行われると3つの条件がそろってしまうこと。 また野外でスポーツをすること自体はリスクが低くても、着替えやミーティングの際に
3つの条件が重なってしまうことがあると指摘しました。
その上でリスクを下げるための3つの原則を示しました。
1つ目は「換気を励行すること」。どの程度換気すればいいかは科学的にはまだ不明ですが、
可能であれば2つの方向の窓を同時に開けることとしました。
2つ目は「人の密度を下げること」。人が多く集まる場合には互いの距離を1、2メートル
程度あけるなどとしました。
そして3つめが「近い距離での会話や発声を避けること」。
やむを得ない場合はマスクをつけるなどとしました。
専門家会議はこうした原則に従って行動した上で、手洗いや手指の消毒、
せきエチケットの徹底、それに共用品を使わないなど感染予防の対策を呼びかけています。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.9現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0310yousei_0309genzai.pdf
検査人数 1,069名(+37名)
陽性累計 108名(+7名)
L現在患者数 62名(+5名)
L軽症・中等症 56名(+6名)
L重症 6名(ー1名)
L死亡累計 3名
L陰性確認済累計 43名(+2名)
〇患者等の発生状況【グラフ】
※検査人数、退院累計、現在患者数等
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0310_0309genzai.pdf 【北海道】振興局管内・市町村別感染者数分布【R2.3.10現在】
◆累計感染者数 111名(+3名)
▼石狩地方:46名(+3名)
◆札幌市:36名(+3名)
https://i.imgur.com/NYszRDR.jpg
◆本日の感染確認
▼札幌市:札幌市の会社員で、60代男女と50代男性の3人
▼ライブバー関連感染者
https://i.imgur.com/6Uu9tpj.png 札幌のライブバーでクラスターか
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200310/7000018934.html
札幌市は10日、新たに3人が新型コロナウイルスに感染していることが
確認されたと発表しました。3人はこれまでに感染が確認されている
札幌市のライブバーの客や従業員の濃厚接触者で、市はクラスターと呼ばれる
集団感染が発生した可能性があるとして調べています。
札幌市によりますと、新たに感染が確認されたのはいずれも札幌市の会社員で、
60代の男女と50代の男性のあわせて3人です。 このうち50代の男性は、これまでに客と従業員あわせて5人の感染が
確認されている札幌市中央区の繁華街ススキノにあるライブバー「singsingsing」
を先月26日に訪れていて、女性従業員2人の濃厚接触者だということです。
男性は8日に呼吸困難を訴えて救急搬送され、人工呼吸器をつける重症で会話が
できない状態だということです。
また、60代の男性はライブバーの従業員の親族だということです。
さらに60代の女性はライブバーを訪れたことはありませんが、店を訪れて感染が
確認された男性客の会社の同僚だということです。
これでこのライブバーに関連して歌を歌っていた女性従業員3人と先月26日に
店を訪れた男性客3人、それに従業員の親族3人や客の同僚の合わせて
10人の感染が確認されました。 札幌市は、このライブバーで感染が広がりクラスターと呼ばれる集団感染が
発生した可能性があるとして調査を進めていて、先月26日にライブバーを訪れ
発熱などの症状がある人は札幌市の相談窓口・電話番号011−632−4567
に連絡するよう呼びかけています。
札幌市保健所の山口亮感染症担当部長は記者会見で、「このライブバーはショーが行われていて、
そこで歌い手が歌ったり客がカラオケをしたりして、飛まつが飛びやすい環境にあった。
また、店舗の敷地は狭く換気が悪いために、政府の専門家会議が指摘する感染が広がりやすい
環境にあったと思われる」と述べました。
道によりますと、10日はこのほかの地域では新たな感染は確認されていないということです。
これで道内の感染者は111人になりました。
このうち9日までに症状が回復して再検査の結果ウイルスが検出されず、
治療を終えた人は43人います。 札幌市 分散登校の日程発表
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200310/7000018933.html
子どもたちが日程をずらして登校する「分散登校」で、札幌市教育委員会は
10日、具体的な計画を発表しました。
札幌市教育委員会は、札幌市立の学校の休校期間について春休みまで延長することを決めています。
一方で、子どもたちの学習や心身のケアをするため、今月26日から始まる
春休みまでの休校期間中、日程をずらして登校する「分散登校」を行うことにしていて、
10日、具体的な計画を発表しました。 それによりますと、
小学校は、▽1年生、3年生、5年生が16日、18日、24日、25日に、
▽2年生と4年生が17日、19日、25日に登校します。
▽6年生は、17日、19日に加えて、23日に開かれる卒業式の日に登校します。
中学校は、▽1年生が16日、18日、23日、25日に、
▽2年生が17日、19日、24日、25日に、
▽3年生は13日と卒業式が開かれる20日に登校します。
24日までは、給食も提供されるということです。
また、小中学校いずれも春休みが始まる前日の25日については修了式を行うことにしています。
高校と特別支援学校については、改めて具体的な計画を発表することにしています。 PCR検査病院が一転非公表に 道、患者殺到懸念
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/400819?rct=n_hokkaido
鈴木直道知事は9日の記者会見で、公的医療保険を適用した
新型コロナウイルスのPCR検査を行う道内の医療機関について
「公表した場合、患者が殺到して通常の外来機能に影響を及ぼす」と述べ、
非公表とする考えを示した。道は当初、公表する方向で内部調整していたが、非公表に転じた。 公表すれば患者は保健所の紹介がなくても当該医療機関で受診でき、
医師が必要と判断すれば感染の有無を調べるPCR検査を受けられるようになる。
道の担当部署も当初は「住民の選択肢を増やして検査を受けやすくする」
と取材に答え、公表する方向で医療機関の選定を進めていたが
、最終的には医療現場の混乱を回避すべきだと判断した。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.10現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0311yousei_0310genzai.pdf
検査人数 1,094名(+25名)
陽性累計 111名(+3名)
L現在患者数 59名(ー3名)
L軽症・中等症 52名(ー4名)
L重症 7名(+1名)
L死亡累計 3名
L陰性確認済累計 49名(+6名)
〇患者等の発生状況【グラフ】
※検査人数、退院累計、現在患者数等
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0311_0310genzai.pdf 【北海道】振興局管内・市町村別感染者数分布【R2.3.11現在】
◆累計感染者数 111名(+3名)
▼石狩地方:50名(+4名)
▽札幌市:40名(+4名)
▼上川地方:18名(+1名)
▽旭川市:9名(+1名)
▼オホーツク:17名(+1名)
▼空知地方:6名(+1名)
https://i.imgur.com/Ljvjl9f.png
◆本日の感染確認 7人
▼札幌市の30代から70代の男女4人
▼空知地方の70代女性
▼オホーツク海側の60代男性
▼旭川市の60代女性
◆すすきのライブバー「singsingsing」関連感染関連図
https://i.imgur.com/xXZDgao.png 【北海道】振興局管内・市町村別感染者数分布【R2.3.11現在】
◆累計感染者数 118名(+7名)
▼石狩地方:50名(+4名)
▽札幌市:40名(+4名)
▼上川地方:18名(+1名)
▽旭川市:9名(+1名)
▼オホーツク:17名(+1名)
▼空知地方:6名(+1名)
https://i.imgur.com/Ljvjl9f.png
◆本日の感染確認 7人
▼札幌市の30代から70代の男女4人
▼空知地方の70代女性
▼オホーツク海側の60代男性
▼旭川市の60代女性
◆すすきのライブバー「singsingsing」関連感染関連図
https://i.imgur.com/xXZDgao.png 道内で7人感染確認 計118人
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200311/7000018981.html
道内では11日、新たに7人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
札幌市のライブバーに関連した感染が広がっています。
道と札幌市によりますと、新たに感染が確認されたのは、
▼札幌市の30代から70代の男女4人と、▼空知地方の70代の女性、
▼オホーツク海側の60代の男性、▼旭川市の60代の女性の、合わせて7人です。 札幌市によりますとこのうち、50代の看護師の女性は、
今月5日に感染が確認された男性が札幌市の斗南病院を受診した際の担当看護師
だったということで、市は、院内感染の可能性があるとして調査を進めています。
また、札幌市の50代の無職の女性は、これまでに客と従業員合わせて5人の感染が
確認されている札幌市中央区の繁華街ススキノにあるライブバー
「sing sing sing」の従業員の親族だということです。
これでこのライブバーに関連して、歌を歌っていた女性従業員3人と、
先月26日に店を訪れた男性客3人、それに従業員の親族4人や客の同僚の合わせて11人
の感染が確認されたことになり、感染が広がっています。
道内の感染者はこれで118人になりました。
このうち症状が回復して再検査の結果ウイルスが検出されず、
治療を終えた人は10日までに49人います。 新型ウイルス 国内感染者は計600人に(クルーズ船など除く)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200310/k10012324181000.html
各地の自治体や厚生労働省によりますと、11日はこれまでに愛知県で80代の男性1人の死亡が確認されたほか33人の感染が確認され、午後9現在、日本で感染した人などは、合わせて600人となっています。
このほか
▽クルーズ船の乗客・乗員が696人、
▽チャーター機で帰国した人が14人で、合わせて1310人です。
このうち死亡したのは、
▽国内で感染した人が13人、
▽クルーズ船の乗船者7人の合わせて20人です。 日本で感染した人や、中国からの旅行者など600人のうち、
▽北海道は118人
▽愛知県は102人
▽大阪府、東京都は73人
▽神奈川県は46人
▽兵庫県は31人
▽千葉県は25人
▽京都府は15人
▽和歌山県、埼玉県は14人、
▽高知県は12人
▽新潟県は11人
▽奈良県は8人
▽石川県は7人
▽熊本県は6人
▽長野県、山口県、福岡県、沖縄県は3人
▽秋田県、栃木県、山梨県、静岡県、岐阜県、三重県、愛媛県は2人
▽宮城県、福島県、群馬県、滋賀県、広島県、徳島県、大分県、宮崎県は1人
▽厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された人などが、合わせて11人です。 また、厚生労働省によりますと、重症者は11日の時点で、
▽国内で感染した人などが26人
▽クルーズ船の乗船者が14人で、合わせて40人となっています。
一方、国内で感染が確認された人のうち、11日までに症状が改善して退院した人などは
クルーズ船の乗客・乗員を含めて、合わせて475人となっています。 PCR検査 函館と小樽も12日から開始
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/401467?rct=n_hokkaido
【函館、小樽】函館市衛生試験所と小樽市保健所は12日から、
新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査を始める。
それぞれ1日に最大10人程度の検査ができるようになる。
道によると、12日からの道内の公的機関の検査能力は、道立衛生研究所(140人)、
札幌市衛生研究所(20人)、旭川市保健所(10人)、道立北見保健所(10人)
と合わせ、1日最大200人分となる。 “インフル検査 控えて” 医師会 予防策とれない医療機関に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200311/k10012326511000.html
診察にあたる医師が新型コロナウイルスに感染するのを防ぐため、
日本医師会は、医療用のゴーグルやマスクなどの十分な感染予防策がとれない医療機関は
、鼻などから検体を採取するインフルエンザの検査を行わないよう通知しました。
日本医師会によりますと、先月下旬に北海道で新型コロナウイルスに感染した男性を
診察した医師の感染が確認され、医師は男性の鼻やのどから検体を採取する
インフルエンザ検査をしていたということです。 これを受けて、日本医師会は11日、医療用のゴーグルやマスク、それに手袋など
を着用せず十分な予防策がとれない医療機関は、インフルエンザの検査は行わず、
患者の症状で診断して治療薬を処方するよう各都道府県の医師会などに通知しました。
日本医師会の釜萢常任理事は記者会見で「検査を控えるデメリットがないとは言えないが、
医師の感染が確認される事例が散見され、診療の継続が医療現場で切実な問題になっている。
地域医療をしっかり守り院内感染を防ぐ対策を講じるため、国民の理解を
得ながら対応したい」と述べました。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.11現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0312yousei_0311genzai.pdf
検査人数 1,174名(+80名)
陽性累計 118名(+7名)
L現在患者数 62名(+3名)
L軽症・中等症 55名(+3名)
L重症 7名(±0名)
L死亡累計 3名(±0名)
L陰性確認済累計 53名(+4名)
〇患者等の発生状況【グラフ】
<検査人数、退院累計、現在患者数等>
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0312_0311genzai.pdf
<現在患者数等>>>270
https://i.imgur.com/937d8zO.png 【北海道】振興局管内・市町村別感染者数分布【R2.3.12現在】
◆累計感染者数 128名(+10名)
▼石狩地方:59名(+9名)
▽札幌市:49名(+9名)
▼後志地方:1名(+1名)
▽小樽市:1名(+1名)
◆累計感染死亡者数 4名(+1名)
▼石狩地方:1名(+1名)
▽札幌市:1名(+1名)
https://i.imgur.com/h3locPi.png 1人死亡 新たに10人感染確認
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200312/7000019035.html
道内では12日、新型コロナウイルスに感染した札幌市の70代の男性が死亡し、
新たに札幌市と小樽市で合わせて10人の感染が確認されました。
道内で感染者が死亡したのはこれで4人で、感染者は128人になりました。
札幌市では12日午前5時半ごろ、新型コロナウイルスに感染して市内の病院に
入院していた70代の男性が死亡しました。
秋元市長は記者会見で「遺族の強い意向があり、本人が特定されない
最小限の情報の公表とした」と述べ、詳細は明らかにしていません。
札幌市で感染者が死亡したのはこれが初めてで、道内で死亡した人は4人になりました。 また12日、道内で新たに10人の感染が確認されました。
感染が確認されたのは▼札幌市の9人と、▼小樽市の50代の団体職員の男性です。
後志地方で感染が確認されたのは初めてで、これで道内の感染者は128人になりました。
このうち症状が回復して再検査の結果ウイルスが検出されず、
治療を終えた人は11日までに53人います。 【小樽市の発表】
小樽市の迫俊哉新市長は記者会見で、市内で感染が確認された男性は小樽市民センターに
テナントとして入る事務所の職員で、症状は軽いと明らかにしました。
市民センターは12日から閉館して消毒を行うということです。
男性は、客や従業員ら関係する11人の感染が確認されている札幌市中央区の
繁華街ススキノにあるライブバーを、先月25日に知人2人と共に3時間程度訪れていた
ということで、市は感染経路の確認を進めるということです。
【札幌市の発表】
また札幌市は記者会見で、新たに感染が確認された女性1人がライブバーの従業員だ
と明らかにしました。 【今週末も外出自粛要請へ】
鈴木知事が先月28日に新型コロナウイルスの「緊急事態宣言」を出してから
3回目の週末がやってきます。
これを前に鈴木知事はこのあと午後7時ごろから記者会見を開き、
経済への影響も考慮して先週末に引き続き、条件付きで外出を控えるよう
改めて道民に呼びかけることにしています。
具体的には、▼新型コロナウイルスの初期の症状と似ているのどの痛みやせき、
発熱といったかぜの症状のある場合は外出しないことや、
▼買い物は混雑する時間帯を避けるなど、感染リスクを下げる行動を呼びかけることにしています。 新型コロナ 陰性7人、42人が治療中 札幌市
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/401830?rct=n_hokkaido
札幌市は12日、市内で新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、
同日死亡した1人を含む計50人で、このうち7人の陰性が確認され、
重症を含む42人が市内の医療機関などで治療を受けていることを明らかにした。
42人のうち軽症・中等症は33人で、40代以上が8割超を占めた。
市が、陰性と確認された人数を明らかにするのは初めて。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う東京五輪のマラソン・競歩札幌開催へ
の影響について、秋元克広市長は同日の定例記者会見で、
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会や国際オリンピック委員会(IOC)
から「予定通りの開催と現状では聞いている。その前提で準備を進めたい」と強調。
市内で今後予定されている大型イベントの開催の是非については、
「もうしばらく(新型コロナウイルスの)感染の状況を見定めながら判断しないといけない」と話した。
感染拡大防止のため、既に19日までの休館や利用休止を決めている市の文化、
観光など各施設の利用再開について、秋元市長は「今週末の状況などを踏まえ、
来週初めぐらいに決めたい」と述べた。 国内1千万人発症も 北大試算 新型コロナ、対策ない場合
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/401637?rct=n_hokkaido
新型コロナウイルスの感染拡大防止策を何も行わなかった場合、国民の9%が
発症するとの推計を北大の西浦博教授らの研究チームが12日までにまとめた。
1150万人が医療機関を受診する計算。都道府県で必要な医療態勢を
見極めるために試算した。既に集会の自粛などの対策が行われており、
実際にこのような大規模流行が起こる可能性は低いという。 チームは、昨年12月から今年2月までに中国で得られた3万9千人のデータを使った。
発症者のうち、入院が必要な人や重篤な人の割合を算出。
0〜14歳を小児、15〜64歳を成年、65歳以上を高齢者とし、
年齢層ごとの発症率や入院率などを求めた。
さらに1人から平均で何人にうつすかを示す「基本再生産数」について、
最近の研究に基づき1・7人と設定して、国内の感染者数を推計した。 “最初の症状 かぜかと思った”
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200312/7000019032.html
新型コロナウイルスの感染者が相次いでいる札幌市のライブバーの従業員の娘で、
自身も感染して病院で治療を受けている20代の女性がNHKのインタビューに答え、
「最初は軽いせきと頭痛で、自力で治せるかぜだと思った。
母の感染が発覚しなければ病院にも行かなかったと思う」と述べ、
症状だけでは感染を疑えなかったことを明らかにしました。
NHKの電話インタビューに応じたのは、今月5日に新型コロナウイルスへの感染が確認され、
市内の病院に入院して治療を受けている20代の女性です。
女性は、今月3日に感染が確認された札幌市にあるライブバーの60代の従業員の娘です。 母親について女性は、「先月26日に母がライブバーの仕事から帰宅すると、
のどに少し違和感があると言っていた。翌日27日に少し熱が出始めたのでかかりつけの
病院に行き、抗生物質の処方と点滴を受けて帰宅した」と説明しました。
しかし、母親の症状は改善せず、「翌日28日も病院に行って点滴などを受けたが症状はよくならなかった。
今月1日に保健所に相談し、翌2日に別の病院に行って新型コロナウイルスの検査を
受けることになったが、このときの母は何も食べられないほど症状が重くなっていた」と話しました。
保健所に母親について相談した同じ1日の朝、女性にも症状が出始めたということですが、
「朝起きると頭痛があり、軽いせきがコンコンと続くようになったのが最初の症状だった。
ただ高い熱が出るわけでもなかったので、インフルエンザではなく普通のかぜだと思った」
と述べ、症状だけでは感染を疑えなかったと打ち明けました。 女性が自身の感染を疑い始めたのは、今月3日に母親の感染が確認されてからで、
「身近に感染者がいなければふつうのかぜだと思って病院にかかることもなかった。
母は介添えなしにトイレに行けないくらい衰弱していて、付き添ったり、
食べ物を持って行って背中をさすったりと看病しているうちに感染したのかも
しれない」と振り返りました。
女性は今月6日に入院して1週間ほどがたち、夜によっては38度を超える熱が出た
ということで、「入院していても普通のかぜに使われる解熱剤などを出されていて
自分としては『あとはどうすることもできないので自力で治してください、
それまではこの部屋から出ないでください』ということなのだと思う」と治療の現状を説明しました。 女性の家族では、80代の父親も感染が確認されていて、
「母は回復に向かっているが、父は食欲がなくなっていて心配だ。
家に残っているほかの家族も濃厚接触者にしてしまい、肩身の狭い生活を
させていることを申しわけなく思う。誰のせいでもないと言ってくれる人
がいる一方で、家族のことを冷たい目で見る人もいるだろう」と述べ、
残された家族が心ない発言や対応にさらされていないかが不安だと話しました。 【取材に応じた理由】
20代の女性がNHKの取材に応じたのは、新型コロナウイルスに感染した経緯や
症状について広く知ってもらうことで、その理解と対策に生かしてほしいという思いからだといいます。
電話インタビューで女性は、「感染対策は、テレビであれほど報道されていても、
本当に意識してやらないとなかなかできないことだと思いました。
特にまだ、新型コロナウイルスに感染しているとわからない時点では、できることは
少なく難しいと思います」と話しました。
その上で、「実際問題、自分たちがかかってしまってそれが原因でもしかしたら誰かに
うつしているかもしれないと思うと、本当にかからないように手洗いなどをちゃん
としておけばよかったなと思います。やっぱり、できることやる、ということに尽きると思う」
と涙声で振り返っていました。 【札幌のライブバーとは】
今回、NHKのインタビューに応じた20代の女性の母親は、感染者が相次いで
報告されている札幌市のライブバーで従業員として働いていました。
このライブバーでは、今月12日までに女性の母親を含む従業員や客、
あわせて6人の感染が確認されていて、さらにこの6人の濃厚接触者から
女性を含む5人の感染者が報告されています。
関係者によりますと、このライブバーは定員が30名ほどで、
従業員がジャズやシャンソンなどの生演奏を披露するステージが1日に数回、
開かれ、客がカラオケをしたり、カウンター越しに従業員と話をしたりすることができます。 また、ライブバーで感染が報告された6人のうち5人は、いずれも先月26日
に店にいたことがわかっていて、このため保健所ではこの日に感染が広がった
可能性もあるとみて、来店者に申し出るよう呼びかけています。
一方、関係者によりますと、店では来店者を伝票で細かく記録していて、
その記録から先月26日に来店したのは常連の客、11人だということで、
このほかに来店した客がいた可能性はないのではないかと指摘しています。 新型ウイルス 国内感染者は計676人に(クルーズ船など除く)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200310/k10012324181000.html
各地の自治体や厚生労働省によりますと12日、新たに56人の感染が発表され、
午後10時半現在、日本で感染した人などは合わせて676人となっています。
このほか
▽クルーズ船の乗客・乗員が1人増えて697人、
▽チャーター機で帰国した人が14人で合わせて1387人です。
このうち死亡したのは、
▽国内で感染した人が19人、
▽クルーズ船の乗船者7人の合わせて26人です。 日本で感染した人や中国からの旅行者など676人のうち、
▽北海道は128人、
▽愛知県は111人、
▽大阪府は89人、
▽東京都は75人、
▽神奈川県は49人、
▽兵庫県は46人、
▽千葉県は27人、
▽埼玉県は20人、
▽京都府は17人、
▽新潟県は14人、
▽和歌山県は14人、
▽高知県は12人、 ▽奈良県は8人、
▽石川県は7人、
▽三重県は7人、
▽熊本県は6人、
▽群馬県は3人、
▽長野県は3人、
▽静岡県は3人、
▽山口県は3人、
▽福岡県は3人、
▽沖縄県は3人、
▽秋田県は2人、
▽栃木県は2人、
▽山梨県は2人、
▽岐阜県は2人、
▽愛媛県は2人、
▽宮城県は1人、
▽福島県は1人、
▽滋賀県は1人、
▽広島県は1人、
▽徳島県は1人、
▽大分県は1人、
▽宮崎県は1人、
▽厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された人
などが合わせて11人です。 また厚生労働省によりますと、重症者は12日の時点で
▽国内で感染した人などが29人、
▽クルーズ船の乗船者が14人の合わせて43人となっています。
一方、国内で感染が確認された人のうち、12日までに症状が改善して退院した人などは、
クルーズ船の乗客・乗員を含めて合わせて511人となっています。 中国 イタリア イラン 韓国の感染者数は 新型ウイルス
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200312/k10012326821000.html
各国政府の発表によりますと、国や地域別の感染者数は、
多い順に、
▽中国が8万793人、
▽イタリアが1万2462人、
▽イランが9000人、
▽韓国が7869人などとなっています。
死者は、
▽中国が3169人、
▽イタリアが827人、
▽イランが354人、
▽韓国が66人などとなっています。 ライブバー関係の感染者16人に
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200312/7000019048.html
札幌市は記者会見で、12日に新たに感染が確認された女性1人がライブバーの
従業員だと明らかにしました。
すでに感染が確認されている女性従業員2人の濃厚接触者だということです。
このほか札幌市では、12日に感染が確認された80代の無職の男性、
70代の主婦の女性、70代の会社員の男性が、このライブバーに関係した
感染者の濃厚接触者だということです。 さらに12日、小樽市も市内の50代の団体職員の男性が先月25日に
客としてこのライブバーを訪れたことを明らかにしています。
これで、このライブバーに関係した感染者は客や従業員の8人を含め
16人になり、感染が広がっています。
札幌市保健所の山口亮感染症担当部長は、「集団発生が起こりやすい要因として、
身近な距離や換気がよくないこと、近くで発声して飛まつが広がることがある。
ライブバーがその3条件に合致していた可能性がある」と述べました。 感染防止で疑問・質問 専門家は
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200312/7000019055.html
「ほっとニュース北海道」では12日、視聴者のみなさんから寄せられた
新型コロナウイルスに関する質問を専門家に直接聞きました。
今回は衛生学やウイルス学が専門の札幌医科大学・小林宣道教授です。
Q「道が発表している発生状況について、どのようなデータに注目すればいいか?」
A「まず、陽性人数の変化をみていただきたいです。陽性患者の人数が、数名程度で推移しています。
これは一定のレベルで維持されていると考えられるので、急激に増加しているという状況ではないと思います。
もう一つは陰性確認済の人の累計です。これはウイルスがなくなり、治った人で、
陽性の累計人数から陰性の累計人数を引くと現在の患者数になります。
現在の患者数は60人程度で一定となっていることがわかると思います」 Q「感染拡大防止に『1〜2週間が重要』の根拠は?」
A「根拠となるのは新型コロナウイルスの潜伏期です。潜伏期はウイルスに感染してから
発症するまでの期間で、新型コロナウイルスの潜伏期は平均では5〜6日、
最長2週間くらいと言われているので、2週間ほど時間が経過すれば、これまでやってきた、
さまざまな対策の効果が現れてくるということになります」
Q「どうなったら外出自粛や休校の成果が出たと言えるか?」
A「北海道で非常事態宣言が出されてから、2週間の間に行われた対策の効果が出てくるのは、
このあと数日から1週間程度の間で、陽性患者数が減少していけば対策の効果が
現れたことになるのではないか」 Q「分散登校が始まっているが、児童が接触するのが心配」
A「2週間ほど子どもたちが自宅で待機していたと思いますが、
その期間全く症状がなかったということであれば、感染している可能性は
非常に低いと思います。そういう状況で子どもたちが学校に行って、
多少接触することがあっても、それほど感染がおきるという可能性は少ないのではないかと思います」
Q「給食で気をつけた方がいいことはあるか?」
A「食べ物を介して新型コロナウイルスが感染するという報告はまだないので、
食に関しては心配しなくてよいかと思います。ただ汚れた手で食べ物を触ると、
それを介して感染する可能性はあるので、給食を食べるときにはしっかりと手洗いをして、
食べることを注意したらいい」
Q「市中感染の可能性はまだあるか?」
A「現状ではおおざっぱに言って、まだ半分くらいの感染者は感染経路が追えていない
状況ですので、市中感染の可能性は残っていると考えた方がいい」 Q「列車や地下鉄に乗る際の予防策は?」
A「できるだけ混雑を避け、混んでる時間に乗らないとか、あるいはほかの乗客との距離を保つことが大事」
Q「温泉に行きたいのですが注意点は?」
A「温泉に入ることで、直接的に新型コロナウイルスに感染したという報告は今までありませんので、
温泉に入ること自体は心配ないと思います。ただ、脱衣所などでの接触感染には注意した方が
いいと思います。あとは共用のヘアドライヤーに触った場合には手の消毒をするなど注意が必要」
Q「缶ビールや缶酎ハイはグラスに移して飲んだ方がいいか?」
A「缶ビールを直接口につけたからウイルスに感染したという報告はないですが、
おそらく店に売られている缶ビールの飲み口の部分を不特定多数の人が手で触れると
いうのはあまりないと思うので、それほど心配ないと思います。
ただ、どうしても心配だという人は、飲み口の部分をアルコール消毒してから飲む、
あるいはグラスに移して飲むようにしたら」 Q「人に感染させたら怖い。感染しても何も症状が出ない場合があるか?」
A「まだはっきり解明されていませんが、ごく一部の人に、症状が出ていないが
感染している人がいることは想定されています。ただ、そういう人は、
ウイルスをそれほど体の外に出すことはないので、それほど心配しなくてもいい」
Q「インフルエンザのように、一度、感染すると、しばらくその後は感染しないか?」
A「新型コロナウイルスについては、今後の研究を待たないと分かりません。
おそらく普通のウイルスと同じように、一度、感染すると免疫ができて、
しばらくはかからないということになると思います」 Q「子どもが休校中だが、友達を家に招いても問題ないか?その際の注意点は?」
A「休校中に子どもが症状を出してないなら、おそらく感染はしていないと思われます。
子どもたちが家に集まってみんなで遊ぶことがあっても、それほど心配ないと思います。
心配であれば、外からの来た子どもたちは、手洗いして消毒をしっかりすればいい」
Q「家族でカラオケに行っていいものか、同じ職場の送別会をホテルで行ってもいいか?」
A「カラオケは、カラオケ店の混雑状況、部屋の換気ができているかを考えて、
注意すればいいと思います。送別会は、集まる人の中に発熱などの症状の人が
いないか注意してほしいです」。 <北海道>VSコロナ 妊婦 乳幼児… 気をつけるべきこと
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200312-00000011-htbv-hok
感染症に詳しい札幌医科大学 横田伸一教授「このウイルスの場合、
若年層あるいは特にお子さんですけども、かかっても症状が軽いか、ほとんど出ない」
新型コロナウイルスに感染したとしても軽症や症状がないケースが大半の10代から
30代の若年層。しかし、横田教授は重症化するのは「ごく一部」だからこそ
注意しなければいけないことがあると指摘します。 札幌医科大学の横田伸一教授「むしろお子さんの感染、若年者の感染というのは、
気が付かないうちに感染をしていて感染源になっているというのが大きい」
「乳幼児の関しては重篤な症状を起こしたというのはほとんど報告されていない。
そういう意味では、コロナウイルスについては安心しても良いかもしれません」
「乳幼児の場合、他の感染症も多くある。例えば、RSウイルス」
RSウイルスは冬・春・秋に集団感染を起こす。乳幼児は重症化する。
最も重要視しなければもの。 札幌医科大学の横田伸一教授「むしろコロナウイルスを怖がるよりも赤ちゃん
の様子をみて、おかしいなと思ったら受診をするのが重要」
そして、気になるのが妊娠中の女性について。母体から胎児への感染は
考えられるのでしょうか?
横田伸一教授「いまのところ胎児に(感染が)いく可能性というのは低いと考えているが、
ゼロではないので、妊婦さんへの感染も注意が必要。妊婦自体が非常に感染症が
重症化しやすい。感染対策は特に注意していただきたい。妊婦に関しては。
興味深いのは高齢者70代、80代それ以上の患者はむしろ少ない」 年齢別の感染者数60代をピークに70代はその7割80代になると
その数は半分以下となっています。
札幌医科大学の横田伸一教授「高齢者になると免疫というのが落ちて来るので、
意外と発熱しずらいといわれている。ただ、一度発症化してしまうと
重症化するリスクが高いのは間違いない」
「(北海道は)早くに緊急事態宣言で徹底的な対策をした。
結果・成果は見えていないけど、こういったことでウイルスが制圧されれば良い」 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.12現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0313yousei_0312genzai.pdf
検査人数 1,250名(+76名)
陽性累計 128名(+10名)
L現在患者数 71名(+9名)
L軽症・中等症 65名(+10名)
L重症 6名(ー1名)
L死亡累計 4名(+1名)
L陰性確認済累計 53名(±0名)
〇患者等の発生状況【グラフ】
<検査人数、退院累計、現在患者数等>
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0313_0312genzai.pdf
<現在患者数等>>>270 【北海道】市町村別感染者数分布【R2.3.13現在】
https://i.imgur.com/QCbntML.jpg
【新感染確認者】:8人(道、札幌市)
▼札幌市の50代から70代男女4人と年齢非公表の無職の男性、
▼北広島市の70代無職女性、
▼北見市の50代の団体職員の男性
▼オホーツク海側の70代男性 道内で8人感染確認 計136人
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200313/7000019080.html
道内では13日、新たに8人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。
このうち札幌市の3人は、これまでに感染が確認されているライブバーの客など
の濃厚接触者だということです。
道と札幌市によりますと、13日、新たに感染が確認されたのは、
▼札幌市の50代から70代の男女4人と年齢非公表の無職の男性、
▼北広島市の70代の無職の女性、
▼北見市の50代の団体職員の男性、
▼オホーツク海側の70代の男性の、合わせて8人です。
道内で感染した人の数はこれで136人になり、このうち症状が回復して
再検査の結果ウイルスが検出されず、治療を終えた人はこれまでに55人います。 札幌市によりますと、13日新たに感染が確認された
▼50代の会社員の女性は、これまでに客と従業員合わせて8人の感染が
確認されている札幌市中央区の繁華街ススキノにあるライブバーの客1人の
同居家族で濃厚接触者だということです。
また、▼別の50代と70代の会社員の女性2人も、このライブバーを訪れて
感染した人たちとつながりが確認されています。 札幌市保健所の山口亮感染症担当部長は記者会見で、
「ライブバーを発端とした関係者や店以外の広がりがまだ続いているが、
潜伏期を考えると、この店の関係者から数十人規模での感染者は今後、
出てこないと考えている」と述べました。
一方、労働組合の「連合北海道」は、地域協議会の役員2人が先月25日に
このライブバーを訪れていて感染が確認されたと明らかにしました。
連合北海道は、先月から多くの人が集まる会合を延期や中止にしているということで
2人と不特定多数の人との接触は確認されていないということです。 札幌で1人感染 道内137人に
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200313/7000019111.html
札幌市の「イオンモール札幌発寒店」に入るテナントの店員が新型コロナウイルス
に感染していることが確認され、札幌市は今月11日にこの店を利用した人は
市の相談窓口に連絡するよう呼びかけています。
札幌市によりますと13日、札幌市西区の「イオンモール札幌発寒店」にテナントとして入る
雑貨店「ニュースタイル」の20代の女性店員1人が新たに新型コロナウイルスに
感染したことが確認されたということです。
女性は11日まで店で接客をしていましたが、発熱やけん怠感の症状が
現れたため早退したということです。 女性は接客中にマスクをしていたため、市は感染のリスクは低いとしていますが、
11日にこの店を利用した人に対し、市の電話相談窓口・011−632−4567
に連絡するよう呼びかけています。
「イオンモール札幌発寒店」は13日は営業時間を繰り上げて店舗の消毒を
実施したということで、14日は準備が整い次第営業を再開するということです。
これで道内で感染が確認されたのは137人になりました。 【北海道】市町村別感染者数分布【R2.3.13現在】
https://i.imgur.com/QCbntML.jpg
【新感染確認者】:9人(道、札幌市)
▼札幌市の50代から70代男女4人と年齢非公表の無職の男性、20代女性
▼北広島市の70代無職女性、
▼北見市の50代の団体職員の男性
▼オホーツク海側の70代男性 新型コロナ患者受け入れ・市立札幌病院の向井院長
医療体制、役割分担を 専用病床は満床状態
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/401923?rct=n_hokkaido
1月末に道内で初めて確認された新型コロナウイルスの感染者を受け入れて以来、
治療の最前線に立ってきた市立札幌病院。
入院患者と向き合う医師や看護師らの感染防止に神経をとがらせつつ、
治療法の定まっていないウイルスとの戦いが続く。感染の有無も分からない
外来患者が相次き、ぎりぎりの状態で治療が行われるなど課題も浮き彫りになってきた。
向井正也院長(64)が感染者受け入れ後、初めて北海道新聞の取材に答え、
医療機関で役割分担を進める必要性を訴えた。 市立札幌病院は感染症指定医療機関の中でも道内で唯一、エボラ出血熱など
最も危険性が高い「1類感染症」に対応できる病棟(8床)を備える。
感染拡大を受け、院内の救命救急センターの集中治療室(ICU)に臨時の
重症者病室(2床)も設け、11日までに17人の感染患者を受け入れた。
感染症担当医は3人。専用病床は常に満床状態にもかかわらず、防護設備などが
整っていない一般の病院から「うちでは対応できない」と感染が判明していない
入院患者の受け入れを迫られた例もあった。 患者が最終的に陰性でも担当医は対応に追われる。
向井院長は「本来なら感染が確定するまでは診療した病院でみてほしい。
そうでないと当院の負担がかなり大きくなる」と懸念する。
外来対応も限界に近づきつつある。本来は保健所が患者の相談や医師からの連絡
を一元的に受け、検査の必要性を判断し、感染者が出た場合に治療を担う医療機関を
割り振るのが手順。感染症指定医療機関は、できる限り入院が必要な感染者の
治療に注力することが期待されるはずだった。 だが、発熱した患者がインフルエンザ検査も受けることなく、
一般病院や医院の紹介だけで来院することは少なくない。
向井院長は「外来が増えると入院患者の治療に支障が出かねない。
外来患者に感染者が交じっていれば院内感染の可能性も出てくる」と訴える。
ただ、一般の病院や医院の医師も「小さな民間クリニックにとって診察するリスクは大きい」と、
感染の可能性のある発熱患者の受け入れには尻込みする。
スペースや人員が限られ、発熱患者を専門に受け付ける外来を設けることができない上、
関係者に感染者が出たら閉院も余儀なくされるためだ。 札幌市内で医院を経営する小児科医は「一般の医療機関も感染検査が必要な患者の
振り分けで一定の役割を果たすべきかもしれない。
そうでないと感染症指定医療機関はパンクしてしまう。しかし休業補償もなく、
経営を考えると診察に二の足を踏むところは多い」と明かす。
同市の内科医も「個人病院の感染防護は脆弱(ぜいじゃく)。待合室から感染拡大
させるわけにはいかない」と強調する。 ただ、向井院長は札幌圏では感染者が相次ぎ、市立札幌病院を含めて入院患者の
受け入れ病床が限界に近づきつつあるとして「本当に治療を必要とする重症患者が
医療を受けられない状況になる事態は避けなければいけない」と指摘。
治療体制を維持するには、軽症の場合は受診を控えて自宅で安静にするなど
市民の協力が不可欠だと訴えている。 新型コロナ特別措置法 成立
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200313/7000019109.html
新型コロナウイルス対策の特別措置法は、13日参議院本会議で採決が行われ、
賛成多数で可決・成立しました。
さらなる感染拡大に備え総理大臣が「緊急事態宣言」を行い、都道府県知事が
外出の自粛や学校の休校などの要請や指示を行うことが可能になります。
新型コロナウイルスのさらなる感染拡大に備え、総理大臣が「緊急事態宣言」を行い、
都道府県知事が外出の自粛や学校の休校などの要請や指示を行うことを
可能にする特別措置法案は、12日衆議院を通過し、13日参議院内閣委員会で
質疑と採決が行われた結果、賛成多数で可決されました。 また、委員会では衆議院内閣委員会と同じく、▽緊急事態宣言にあたっては、
緊急でやむをえない場合を除き国会に事前に報告することや、
▽その後の状況を適時、報告することなどを盛り込んだ付帯決議も賛成多数で可決されました。
このあと、午後4時ごろから開かれた参議院本会議で採決が行われた結果、
新型コロナウイルス対策の特別措置法は、自民・公明両党のほか、立憲民主党、国民民主党、
日本維新の会などの賛成多数で可決・成立しました。
特別措置法は13日夜公布され、14日から施行されます。
また、政府は、新型コロナウイルスを来年1月末まで法律の対象とする政令を決定しました。 新型コロナウイルス対策の特別措置法には、与野党の協議の結果、
衆参両院の内閣委員会で、それぞれ付帯決議が可決されました。
このうち衆議院内閣委員会では、「緊急事態宣言」に基づく措置は国民生活に
重大な影響を与える可能性があるとして、
▽宣言を出す要件に該当するかどうかは多方面からの専門的な知見に基づいて慎重に判断するとともに、
▽あらかじめ、感染症の専門家などの意見を聴くとしています。
そのうえで、▽緊急事態宣言にあたっては緊急でやむをえない場合を除き国会に
事前に報告し、その後の状況も適時、報告するとしています。 また、今回の事態による経済への影響を踏まえ、
▽消費と雇用に重点を置いた万全の金融・財政政策を講じることや、
▽一定以上の減収があった中小企業や個人事業主などには事業が継続できるよう配慮すること、
それに、▽施設利用の制限などを要請する場合には、経済的不利益を受ける者への配慮
を十分検討するとしています。
このほか、一連の政府の対応について、第三者的な立場から客観的・科学的に
検証することなども盛り込まれています。
さらに、参議院内閣委員会の付帯決議ではこうした項目のほか、
▽緊急事態宣言を行う場合は会議録や根拠となるデータを保存し国民に説明することや、
▽学校の臨時休校に伴い、仕事を休まざるを得なくなった保護者への支援に
万全を期すことなども加えられています。 法律が施行されると、新型インフルエンザ対策の特別措置法の対象に、
「新型コロナウイルス感染症」が追加されます。
対象とする期間は、「最長2年間」となっていますが、担当の西村経済再生担当大臣は、
今のところは1年間を想定しているとしています。
そして、総理大臣が「緊急事態宣言」を行うことが可能になりますが、宣言を出す際には、
▽国民の生命や健康に著しく重大な被害を与えるおそれがある場合と、
▽全国的かつ急速なまん延により国民生活と経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある場合の、
2つの要件をいずれも満たす必要があると定められています。
さらに、感染症の専門家でつくる「諮問委員会」に意見を聞くなどの手続きも必要です。
こうした手続きを経て「緊急事態宣言」が必要だと判断した場合、総理大臣は、
緊急的な措置を取る期間や区域を指定し、宣言を出します。 これを受けて、対象地域の都道府県知事は、▽住民に対し、生活の維持に必要な場合を除いて、
外出の自粛をはじめ感染の防止に必要な協力を要請できるようになります。
また、▽学校の休校や、百貨店や映画館など多くの人が集まる施設の使用制限などの要請
や指示を行えるほか、
▽特に必要がある場合は、臨時の医療施設を整備するために、土地や建物を所有者の
同意を得ずに使用できるようになります。
さらに、▽緊急の場合、運送事業者に対し、医薬品や医療機器の配送の要請や指示ができるほか、
▽必要な場合は、医薬品などの収用を行えます。
このように、「緊急事態宣言」が出された際には行政機関に強い権限が与えられるため、
与野党の協議や国会審議などでは慎重な判断を求める意見や、国会への事前の報告や承認
を求める意見が出されていました。 特別措置法をめぐっては、与野党協議や国会審議で課題が指摘されました。
まずは、国民の権利が制限されることへの懸念の払拭です。
「緊急事態宣言」が出された場合、行政機関に強い権限が与えられるため、
国会の委員会で可決された付帯決議では「国民の自由と権利の制限は必要最小限とすること」とされました。
専門家は、宣言が出された場合、国民生活や経済への影響もフォローすべきだと
指摘していて制限する範囲と感染拡大防止の実効性のバランスをどのように図るかが問われます。
また、政府は、今回の事態を行政文書の管理に関するガイドラインに基づき、
国家や社会として記録を共有すべき「歴史的緊急事態」に指定し、会議の議事録などの
作成が義務づけられることになりました。 政府には、一連の対応を詳細に記録し、国民にわかりやすく説明することが求められます。
さらに、ウイルス感染症をめぐる法律のあり方も今後の課題になります。
今回の法整備は、平成24年に成立した新型インフルエンザ対策の特別措置法を改正し、
新型コロナウイルスを対象に追加する形で行われましたが、国会審議では近い将来、
同じようなウイルスが発生した場合の対応が論点となりました。
今回と同様に、その都度法改正を図るのか、あらかじめ一定の分類を定めて法律を
適用するのか、今後も議論になりそうです。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.12現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0312yousei_0312genzai.pdf
検査人数 1,250名(+76名)
陽性累計 128名(+10名)
L現在患者数 71名(+9名)
L軽症・中等症 65名(+10名)
L重症 6名(ー1名)
L死亡累計 4名(+1名)
L陰性確認済累計 53名(±0名)
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0312_0312genzai.pdf
<現在患者数等>>>270 市立札幌病院・向井正也院長「手順踏まず来院、患者治療に支障も」
「医療従事者へ根拠のない差別残念」 一問一答
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/401846/
1月末以降、新型コロナウイルスの感染者の入院を受け入れてきた
市立札幌病院の向井正也院長(64)に、現状の医療体制や課題を聞いた。
――新型ウイルス感染者の受け入れの現状は。
「感染症専用病棟は8床。さらに救命救急センター内のICU(集中治療室)8床のうち
2床で人工呼吸器などが必要な重症患者を受け入れており、感染者用は計10床です。
汚染地域と非汚染地域を分けるため、ICUの残り6床は使えない状態です」 ――入院患者はどのように過ごすのですか。
「1人1部屋か2人1部屋で、(ウイルスが外に漏れないよう気圧を低くした)陰圧室で
過ごします。ICUの2室も陰圧に切り替えました。
病室にはトイレや洗面台、テレビはあり、スマートフォンの持ち込みも基本的に問題ありません。
ただ、家族らとの面会はテレビ電話。病室からは出られません」
――どんな治療を受けるのでしょうか。
「基本的には熱を下げる薬とたんを出しやすくする薬。根本的にこのウイルスにきく薬は
まだないので、重症、中等症の患者にはもれなくインフルエンザ薬やぜんそく薬など
医学的に正しいと考えられる薬を使っています。軽症患者は点滴など水分補給くらいです。
発熱やせきなどの症状がなくなっても、ウイルスはなかなか体内から消えず、
すぐに退院できるわけではありません。元気なのに部屋から出られず、そのストレスは大きいでしょう。
症状がなくなってからしばらくして12時間空けた2度の検査で陰性なら退院できます」 ――医師や看護師の感染防止策は。
「基本的には顔面シールドと(医療用の)サージカルマスク、エプロンを付けて患者に応対します。
人工呼吸器の装着が長期化して気管を切開する時やたん吸引の時は飛沫(ひ まつ)を
浴びる危険が高いので、(より細かい微粒子を防ぐ)N95マスクを使い、
全身防護服を着ることもあります。
対応後は手洗いやうがい、アルコール消毒を徹底し、場合によってはシャワーを浴びてもらいます。
マスクなどの着脱訓練も行い、着脱の際は別の人にチェックしてもらっています。
着脱は、感染者がいる汚染地域(感染病棟)と非汚染地域(一般病棟)の間に設けた中間地域で行い、
一般病棟には絶対にウイルスを持ち込ませません」 ――医師や看護師は足りていますか。
「感染症病棟がこれまで使われたのは2009年の新型インフルエンザの流行時に数例程度。
感染症担当医は3人いますが、直前まで看護師は配置されていなかったので、
精神科などから感染症病棟に看護師二十数人を集めてきました」
――これまで受け入れた感染者数は。
「(11日時点で)17人です。このうち治療が終わって退院したり一般病棟に移った人が6人。
陽性のままでしたが、ベッドがいっぱいになったので他の病院に引き受けてもらった人が2人。
残り9人がいまも入院中です」 ――保健所や一般病院との連携はうまくいっていますか。
「17人のほか、感染しているか判明していないのに一般病院から送られてきた患者も2、3人います。
『不安だ。うちではみられない』と言ったり、保健所を通じて当院に受け入れるよう
強く言ってきたりした病院があります。うちの感染症担当医にとっては相当な負担になります」
――外来にも感染を心配する患者がたくさん来ているのでは。
「一般病院からの紹介で、熱があるというだけで、インフルエンザの検査もされないまま
当院に来る人が多い日は1日十数人います。本来はインフルエンザなどが否定され、
患者本人がそれでも心配なら保健所に新型ウイルスの検査が必要か相談する手順です。
当院は入院の治療に力を入れていますが、これ以上外来患者が増えれば支障がでかねません。
外来の中に感染した人がいると院内感染につながる恐れもあります。症状が軽い人は
自宅で安静にするのが望ましいです」 ――肺炎などの所見に特徴はあるのですか。
「肺炎の形が独特です。一般の肺炎ならエックス線検査ではっきり陰影が出るのですが、
新型ウイルスの肺炎はエックス線では見えにくく、特に初期は陰が薄く、ほとんど分かりません。
CT(コンピューター断層撮影装置)でないとなかなか分からないので、
当院ではインフルエンザで陰性ならエックス線を飛ばしてCTを撮っています。
一般病院では分かりにくいので、医師も不安になり、当院のような指定病院に患者を
送りたくなるのでしょう」
――症状は。
「症状はせきとたんのほか、だるさや筋肉痛が顕著で、患者の多くが『今までに経験したことがない』
と言います。これらの症状はインフルエンザも同様なので、ウイルス性の急性疾患の特徴とも言えます」 ――感染の有無を調べるPCR検査が公的保険の適用対象になりました。
「一般の人が受ける必要はなく、症状が強く疑われる人が受けるべきだと思います。
有効な治療があるわけではないので、無症状の人はかえって不安が募るだけではないでしょうか。
陽性者がたくさん出れば保健所もどうさばくか課題となり、病院も大変になります。
感染者を受け入れている病院はどこも病床がいっぱいになっており、
行政には受け入れ病院を増やすようお願いしたいです」
――感染を恐れるあまり医療従事者を差別的に扱う人もいると聞きます。
「当院にも、保育園に子どもを預けようとしたら『市立病院の子どもはだめ』と言われた職員がいます。
別の病院では『市立病院の職員の30%は感染しているから、うちでは診療しない』
という医師までいたと聞きます。院内感染対策に万全を期すよう頑張っているのに
全く根拠のない話をされるのは残念です」 生産者感染時の指針まとまる
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200314/7000019114.html
農業や漁業に携わる人が、新型コロナウイルスに感染した場合でも、
生産に影響する事態を防ぐため、農林水産省は、生産者が対処する方法について
まとめた指針を新たに作成しました。
これは13日、札幌市内で伊東農林水産副大臣が明らかにしました。
指針は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、道内の農業や漁業に携わる人が
感染した場合、生産が継続できない事態に陥るのを防ぐために作成されました。
▼酪農家、▼水田や畑作などの農家、▼漁業者、それに▼卸売市場関係者が対象です。 このうち酪農家に対する指針では、感染した場合に搾乳や牛へのエサの給与などの
作業を誰が代行するか、市町村や農協などの関係者が具体的に決めておくよう呼びかけています。
また、漁業者への指針では、仮に乗組員が操業中に発熱などの症状が出た場合には、
最寄りの港に寄って、船から降ろすよう促しています。
農林水産省では、指針の内容についてホームページのほか、各生産者団体を通じて
周知することにしています。
伊東副大臣は「全道の各団体を通じて広まっていけば感染予防になるうえ、
発症した場合にも対策を講ずることができるようになる」と述べました。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.13現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0313yousei_0313genzai.pdf
検査人数 1,323名(+73名)
陽性累計 137名(+9名)
L現在患者数 78名(+7名)
L軽症・中等症 72名(+7名)
L重症 6名(±0名)
L死亡累計 4名(±0名)
L陰性確認済累計 55名(+2名)
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0313_0313genzai.pdf
<現在患者数等>>>270 【道内】新型コロナウイルス感染症発生状況
【新型コロナウイルス感染症対策チーム】令和2年3月14日発表分
https://i.imgur.com/BXyoiA2.png
<報道発表資料>
令和2年3月14日発表分
【札幌市】新型コロナウイルスに関連した新たな患者(138〜142例目)の発生について
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/kisyakaiken0313sapporo.pdf 【北海道】市町村別感染者数分布【R2.3.14現在】
https://i.imgur.com/fDqi6EB.jpg
【新感染確認者】:5人(札幌市)
いずれも札幌市内に住む
・50代男性会社員2人
・60代男性会社員
・60代団体職員女性
・80代女性 札幌市で新たに5人感染確認
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200314/7000019124.html
札幌市は14日、市内に住む50代から80代の男女5人が新たに新型コロナウイルスに
感染したことがわかったと発表しました。道内で感染が確認されたのは
これで142人になります。
新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、
いずれも札幌市内に住む50代の男性会社員2人と、60代の男性会社員、
60代の団体職員の女性、それに80代の女性の、あわせて5人です。
札幌市によりますと、5人は入院したり自宅で待機したりしていますが、
いずれも症状は軽く、会話もできるということです。 このうち、60代の男性会社員と80代の女性は今月11日に感染が確認された
札幌市の50代の女性の濃厚接触者だということで、発熱などの症状が出たため
検査を行った結果感染がわかりました。
また、60代の団体職員の女性は同じく11日に感染が確認された80代の男性
の家族だということです。
市によりますと今回、感染がわかった5人について、複数の感染者が出ている
札幌市内のライブバーとの関わりは今のところ確認されていないということです。
道内で感染が確認されたのはこれで142人となり、14日午後5時の時点で
このうち58人は症状が回復し再検査の結果、ウイルスが検出されず治療を終えています。 名古屋で感染の高齢女性死亡
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200314-00000167-kyodonews-soci
名古屋市は14日、新型コロナウイルス感染が確認されていた市内の高齢の
日本人女性が死亡したと発表した。年代や持病は遺族の意向で非公表。
また新たに30〜70代の男女計7人の感染も確認した。 札幌で新たに2人感染 道内144人に 新型コロナウイルス
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/402485?rct=n_hokkaido
札幌市は14日、市内で新たに2人の新型コロナウイルスの感染者を確認した
と発表した。道内での感染確認は計144人となった。
市によると、2人は50代会社員女性と80代無職女性。 札幌市で新たに女性2人感染確認
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200315/7000019130.html
札幌市は14日夜、市内に住む50代と80代の女性が、新たに新型コロナウイルス
に感染したことがわかったと発表しました。道内で感染が確認されたのはこれで144人になります。
新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、いずれも札幌市内に住む
50代の札幌三越の女性従業員と80代の女性のあわせて2人です。
札幌市によりますと、このうち50代の女性は、発熱などの症状が出た、
今月1日からは、出勤していないということで、症状は軽く、
入院先の調整のため自宅で待機しているということです。 また、80代の女性は、今月4日に感染が確認された、
北海道大学の60代の男性職員と今月7日に感染が確認された60代の女性
との濃厚接触者で、入院して治療を受けていますが、重症だということです。
道内で感染が確認されたのはこれで144人となり、
14日の時点でこのうち58人は症状が回復し再検査の結果、
ウイルスが検出されず治療を終えています。 道の「緊急事態宣言」2週間 専門家の評価は
http://www.hokkaido-np.co.jp/article/402195
鈴木直道知事が、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、
法に基づかない道独自の「緊急事態宣言」を発表してから2週間。
道民生活に大きな影響を与えた宣言と、その後の道の対応などについて、
各方面の識者に分析してもらった。 ■綿密な調整あったか疑問 中沢幸介・リスク対策ドットコム編集長
新型コロナウイルスの感染拡大への対応は、経済と命・健康をてんびんにかける
判断が求められ、非常に難しい面があります。
経済をはじめ道民生活に大きな影響を与える判断ですが、綿密な調整をしたのか
という点は疑問です。事前に関係機関ともう少し、話し合うこともできたのではないでしょうか。
非常時こそ、関係者間のコミュニケーションは丁寧にしたほうが良いのは言うまでもありません。 今後も対策を講じる中で、道民に発信をする場面があると思います。
その際に大切なのは、知事の説明を道民が信頼して受け入れるかどうかです。
パフォーマンスに走ったと見られないよう、合理性のある明確な説明をし続けることが欠かせません。
ただ、知事が2月28日に緊急事態宣言を出したのはタイミングとしては適切だったと思います。
あの時点で北海道は感染者数が大幅に増え、道内での移動や道外との出入りを制限すべきだ
との意見が政府内の一部に浮上していたとされています。
知事が先手を打って対策を実施しようと呼びかける判断をしたのは、当然とも言えます。 ■一斉休校と外出自粛を評価 塚本容子・道医療大看護福祉学部教授(感染管理)
感染拡大防止を第一に考えれば、大人数が集まるのを避けるのは有効です。
学校を一斉休校にし、緊急事態宣言とともに週末の外出自粛を求めた一連の対応は評価します。
2009年の新型インフルエンザ流行時、フランスで休校したところ、
感染率が3割減ったとの報告もあるのです。
宣言直後の週末は、家から一歩も出てはいけないと思った人もいたようでしたが、
感染リスクが低い外出もあります。2週目の週末からの「混雑を避けた買い物を」
「散歩は差し支えない」という呼び掛け方は適切でした。
これが1週目から出せればさらに良かったと思います。 知事の呼び掛けは道民に届いているでしょうか。
感染拡大前と同様、飲食店に集まり大人数で飲み会を開いている様子を見かけます。
真剣に取り組まなければ、感染拡大防止の効果は限られます。
受け止める道民の意識も問われています。
感染者が増えていけば、医療現場の人手が足りなくなる恐れもあります。
その時に備えて高度な医療技術を持った看護師の医療行為の幅を広げるなど、
医療現場に配慮もしてほしい。知事の政治的決断を期待します。 ■観光地支援 戦略性感じぬ 石黒侑介・北大観光学高等研究センター准教授
鈴木直道知事が緊急事態宣言を出した2月末の時点から2週間がたち、感染の状況は変化しています。
当初、宣言で北海道が感染の震源地という負のイメージが強まるという見方がありましたが、
中長期的な観光地経営の視点からはリスク管理として適切だったと評価しています。
感染が全国、全世界に広がり、誰もが日常生活の中で感染する危機意識を高めている段階では、
観光地として感染を管理する姿勢を発信することが重要だからです。 一方、観光を主産業とする地域であるにもかかわらず、道には事業者や観光地への
支援に戦略性がないように感じます。
道内の事業者に対しどんな対応が必要か、国の出方を待たずに考え、実施すべきです。
復興割のような割引策は値崩れを助長するため避けたほうが良く、延泊をうながす
ようなものの方が効果が高いでしょう。観光は外交や災害など外部の影響を受けやすい産業。
道は検討を進めている宿泊税の税収を基金化し、観光に特化した危機対策に
活用できるようにすべきです。
行政として平時から対策をマニュアル化しておく必要もあります。 軽症・回復者が大半 新型コロナ、道内初確認1カ月を分析
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/402505?rct=n_hokkaido
新型コロナウイルスの道内在住者での初感染が明らかになって、14日で1カ月。
感染は拡大し、同日午後5時現在、道内感染者は142人。
軽症者や既に回復した人が大半だが、4人が亡くなった。
年代別の発生状況や発症時期、濃厚接触者の有無など道内の感染例について専門家ら
と分析、傾向や見通しを探った。 ■感染状況は…60代最多、重症7人
年代が判明している感染者のうち、60代が35人と最も多く全体の4分の1を占めた。
次いで50代が29人、70代が24人と続く。
重症者は現在7人で中高年が多く、10代の2人は軽症、10歳未満は2人が軽症、2人が無症状。
若年層の軽症傾向は道内事例からもうかがえる。
札幌医大の横田伸一教授(ウイルス学)は「若年層が感染しないというのでなく、
症状が出にくいということではないか」と分析。
「症状が出ないと危機感も薄くなりがち。自分が感染源になる可能性を意識した行動が必要だ」と話す。 濃厚接触者への感染が確認されたのは約2割の34人にとどまる。
多くは家族や同僚で、近距離で感染者と接して飛沫(ひまつ)感染をした可能性があるとみられ、
比較的限られた範囲での感染者が目立つ。政府の専門家会議の報告でも感染者の8割は
他者にうつしていないとされ、横田教授は「感染力にも個人差がある。
5人に1人くらいの割合で人より多くウイルスを出す患者がいるのではないか」と推測する。 ■病床確保は…入院80人、札幌満床
症状が回復しPCR検査で陰性が確認されて退院した人や死亡した人を除く、
入院患者(自宅待機も含む)は14日午後5時現在で80人。
道内で感染者(訪日外国人)が初めて確認された1月28日以降で最多となった。
患者数は鈴木直道知事が週末の外出自粛を要請した「緊急事態宣言」が出された
2月28日に62人となり、初めて60人台に達した。以降は50〜60人台で増減。
今月12日に71人となってからは70人台で推移していた。 感染防止対策が整った感染者用の病床数は、道内で当初の94床から約250床まで拡大した。
ただ、感染者数は地域によって偏りがあり、患者の多い札幌市では満床状態が続き、
病床が空くまで自宅待機する軽症患者も数人出始めている。
市立札幌病院では感染症専用の8床では足りず、集中治療室(ICU)の病床で
重症患者を受け入れている。
向井正也院長は「市内の感染者用病床はどこの病院もいっぱいで、行政には受け入れ病院を
増やすようお願いしたい」と訴えている。 ■今後の見通しは…「徐々に落ち着き」
発熱やせきなどの初期症状が発症してから検査で陽性が確定するまでは、
数日から2週間程度で、平均約8日間。発症者は2月10日すぎから増加傾向となり、
同19〜25日の1週間がピークに。
ちょうど、さっぽろ雪まつり(1月31日〜2月11日)が終了して1〜2週間後に当たる。
政府の専門家会議メンバーの押谷仁東北大教授は「潜伏期間を考えれば、
雪まつりを起点に札幌で感染が拡大し、地方に漏れ出したのではないか」とみる。 現在も感染者の確認は続いているものの、押谷教授は
「いま多く出ている札幌のライブバーでの感染は、感染者を追える、
いわば『コントロール下』にある事例」と指摘。
「今後も同様の事例は2、3出てくると思うが、このようなコントロール下にある
感染事例に集約されてくれば、感染状況が徐々に落ち着いてきていると言える」と話す。 道内の感染者は計144人 新型コロナウイルス
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/402504?rct=n_hokkaido
札幌市は14日、新型コロナウイルスの感染者が新たに7人確認されたと発表した。
50〜80代の男女で、いずれも札幌市在住。無職の80代女性1人が重症、残る6人は軽症。
道内の感染者は計144人になった。
市によると、感染が確認されたのは無職の80代女性2人、会社員の60代男性1人、
団体職員の60代女性1人、会社員の50代男性2人、会社員の50代女性1人。 50代女性は札幌三越の従業員で、市衛生研究所の14日の検査で陽性と判明。
発熱やせきの症状の出た1日以降、短時間で帰宅した日を除き、出勤していない。
この間客と接しておらず、濃厚接触に当たる従業員も確認されていないという。
80代女性のうち1人は、4日に感染が確認された団体職員の60代男性ら2人の濃厚接触者で、
市保健所が健康観察中の14日に発熱し、市立札幌病院に入院。重症で、
呼びかけに反応しない状態という。
団体職員の60代女性は11日に感染が確認された無職の80代男性の同居家族。
7人の中に、13日にテナント店の従業員の感染が確認されたイオンモール札幌発寒(西区)から
の感染者はいなかった。 一方、店員と客の計9人が感染した中央区のライブバーでの感染者について、
札幌市保健所の山口亮感染症担当部長は「(ライブバーでの発症から)2週間が経過し、
ライブバー内の濃厚接触者は一定数押さえている」と述べ、
今後ライブバー内から新たな感染者が急増する見通しはないとの認識を示した。
また、イオンモール札幌発寒は14日までに消毒作業を終え、一部テナントを
除いて営業を再開した。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.14現在)
【新型コロナウイルス感染症対策チーム】
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0314yousei_03142genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0314_03144genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 1,410名(+87名)
陽性累計 144名(+7名)
L現在患者数 82名(+4名)
L軽症・中等症 74名(+2名)
L重症 8名(+2名)
L死亡累計 4名(±0名)
L陰性確認済累計 58名(+3名)
【札幌市保健所】(R2.3.12現在)
〇新型コロナコールセンター相談件数
累計:12,679 件 3/12:504 件(+35 件)
〇帰国者・接触者電話相談センター相談件数
累計:6,329 件 3/12:172 件(ー46 件) 【北海道】市町村別感染者数分布【R2.3.15現在】
https://i.imgur.com/fDqi6EB.jpg
【感染確認者】:4人(北海道、3/15)
▼空知地方の80代男性
▼苫小牧市の保育園に通う男の子
▼オホーツク海側80代男性と50代会社員女性
【死亡者】:1人 (札幌市、3/15)80代女性 道内で新たに4人の感染を確認
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200315/7000019139.html
道は15日、保育園に通う男の子を含む4人が新たに新型コロナウイルスに
感染していることが確認されたと発表しました。
これで北海道内の感染者は、148人になりました。
道によりますと15日に新たに感染が確認されたのは
▼空知地方の80代の男性▼苫小牧市の保育園に通う男の子、
それに▼オホーツク海側の80代の男性と50代の会社員の女性の合わせて4人です。
このうち▼空知地方の80代の男性は意識はあるものの重症
▼苫小牧市の保育園児は軽症で会話もできるということです。 オホーツク海側の2人は同居している家族でいずれも症状は軽症だということです。
また2人はオホーツク海側の北見市で「クラスター」と呼ばれる集団感染が
発生したとみられる展示会には参加していないということです。
道内で感染した人の数はこれで148人になり、
このうち症状が回復し、再検査の結果もウイルスが検出されず、
治療を終えた人は15日午後3時時点で61人いるということです。 感染した札幌80代女性死亡
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200315/7000019140.html
札幌市は15日、新型コロナウイルスに感染した札幌市の80代の女性が死亡したと発表しました。
北海道内で新型コロナウイルスの感染者が死亡したのは、これで5人となります。
札幌市によりますと死亡したのは札幌市に住む80代の女性です。
海外渡航歴はないということです。 女性は15日午後3時すぎに死亡が確認されたということですが、
札幌市は「遺族の意向があり本人が特定されないよう最小限の情報の公表とした」と述べ、
これ以上の詳細は明らかにしませんでした。
北海道内で新型コロナウイルスの感染者が死亡したのはこれで5人となります。 【北海道】市町村別感染者数分布【R2.3.15現在】
https://i.imgur.com/p2rHAYA.jpg
【感染確認者】:4人(北海道、3/15)
▼空知地方の80代男性
▼苫小牧市の保育園に通う男の子
▼オホーツク海側80代男性と50代会社員女性
【死亡者】:1人 (札幌市、3/15)
▼札幌市の80代女性 新型コロナ15分で検出のキット クラボウが16日から輸入販売
https://mainichi.jp/articles/20200312/k00/00m/040/152000c
クラボウは12日、約15分で新型コロナウイルスに感染しているかどうかを
調べられるキットを16日から輸入販売すると発表した。
少量の血液で検査でき、従来のPCR検査と比べて大幅な時間の短縮やコスト削減ができる。
感染初期の患者に対しても精度が高いという。 提携先の中国企業が開発した。
現在主流のPCR検査は結果の判明まで数時間かかり、感染初期の患者に
対してはウイルスの検出が難しいといわれている。
クラボウのキットは検査時間の大幅な短縮に加え、感染時に体内で生成される
特定抗体を高精度で検出できるという。 CDC待望論 感染症対策の「指令塔」疾病対策センター
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/402657?rct=n_hokkaido
新型コロナウイルスの感染拡大が続き、「疾病対策センター(CDC)」を
日本でも設置すべきだとの声が強まっている。
CDCは新たな感染症発生時に、調査から対策の提言まで担う、独立した政府機関。
米国や中国、台湾などにあり、科学に基づいた迅速な感染症対策に大きな役割を果たす。
大型クルーズ船対応や全国一斉休校要請など、政府の対策に「場当たり的」「根拠が乏しい」
との批判が上がる中、感染症対策を指揮する中核組織として注目が集まっている。 国内外に事務所を持ち、「世界最強」とも言われる米CDC。
感染症だけでなく、がんなどの疾病、喫煙や肥満といった健康に関するあらゆる問題を扱い、
「国民の健康を国内外のあらゆる脅威から守る」ことを「使命」として掲げる専門家組織だ。 <聞きたい 新型コロナウイルス>基本の予防策 しっかりと
円山ため小児科院長・多米淳さん(59)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/401619?rct=n_hokkaido
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、医療機関では外来受診を控える人が増えています。
確かに医療現場は風邪など病気になった人が集まる場所であり、
地下鉄やイベント会場など以上に感染者がいる可能性が高いです。
各医療機関はインフルエンザなどと同様に、患者同士が接触しないよう対策を行っていますが
限界があります。そのため、厚生労働省は先月末、医師が電話などで患者を診察し、
処方箋を発行できる手順などを示し、各自治体に通知しました。
通院回数を減らすことで医療機関での感染リスクを低くする狙いです。 皆さんが感じている新型コロナウイルスに対する不安の根源は「よく分からない」
ということなのだと思います。未知のウイルスである以上、医療関係者にも不安感はあります。
そうした中、毎日のように感染拡大やクラスター(感染者集団)の発生などが報道され、
「お湯を飲んだら予防になる」といったデマ情報もあふれています。
しかし、知り得た情報を精査せず、やみくもに行動するのが一番よくありません。
中国で感染が判明してから時間がたつに連れ、「感染者の8割は軽症」
「高齢者や持病がある人は重症化しやすい」など少しずつウイルスの姿が明らかになってきました。
データの裏付けがある、正確な情報に基づいて行動することが重要です。 例えば、高齢者など重症化のリスクがある場合、人が集まる場所にいかない。
持病がある人はしっかりと症状をコントロールする。
免疫を高めるため、睡眠をしっかりとって、ストレスをためない。
バランスのいい食事を食べるよう心がける。発熱やせきなど風邪のような症状が
ある人は外出を控える―などです。パニックにならず、一般的な感染症の予防策を続けていくことです。
マスクについても、隙間からウイルスを吸い込んでしまうため、予防効果は限定的とされていますが、
症状のない感染者も多く、知らずに感染している可能性がある以上、高齢者ら重症化しやすい人と
接触する際に着用することはエチケットになります。 小中高校の一斉休校や外出の自粛要請が感染拡大防止のためにどれだけ効果があるのか、
誰にもわかりません。評価については、感染が終息し、時間がたって検証するより
仕方ないのではないでしょうか。
ウイルスに関する情報は日に日に新しいデータが加わり更新されています。
それらを一人一人が冷静に受け止め、今、自分ができることを淡々と行うことが
終息のための唯一の方法だと思います。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.15現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0314yousei_0315genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou0314_03152genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 1,462名(+52名)
陽性累計 148名(+4名)
L現在患者数 82名(±0名)
L軽症・中等症 73名(―1名)
L重症 9名(+1名)
L死亡累計 5名(+1名)
L陰性確認済累計 61名(+3名)
【札幌市保健所値】(R2.3.15現在)
〇新型コロナコールセンター相談件数
累計:14,167 件 3/15:339件(ー312 件)
〇帰国者・接触者電話相談センター相談件数
累計:6,820 件 3/15:155 件(ー32 件) 感染者152人に 死者は6人に
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200316/7000019178.html
北海道では16日、新たに4人の男女が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、
これで道内の感染者は152人となりました。
また16日、すでに感染が確認されていた80代の男性1人が死亡し、
道内で死亡した感染者は6人となりました。
道と札幌市によりますと、16日、新たに感染が確認されたのは、
▼オホーツク海側の地方の70代の無職の女性と、
▼札幌市の50代と20代の会社員の男性2人、それに札幌市の80代の無職の女性です。 このうち50代の会社員の男性は重症で、会話ができない状態で、
そのほかの3人は軽症だということです。
オホーツク海側の地方の70代の女性は、今月13日に感染が確認された
70代の男性の家族で、今月12日に発熱の症状が出たあと、14日に医療機関に入院し、
16日感染が確認されました。
重症の50代の男性は、今月6日に発熱やせきなどの症状が出て、
3つの医療機関を受診したあと、今月14日に感染が確認され、現在は市立札幌病院に入院しています。
この男性について、札幌市は、血糖値が正常よりも高いほか、感染経路がわかっていない
ことを明らかにしています。
20代の男性は、すでに感染が確認されている50代の主婦と60代の会社員の男性、
それに80代の無職の女性の濃厚接触者で、今月14日に感染が確認され、
16日、市立札幌病院に入院しました。
80代の女性は、今月14日に感染が確認された札幌三越の女性従業員の家族で、
9日にせきの症状が出て2つの医療機関を受診したあと、16日感染が確認され、
市立札幌病院に入院して治療を受けています。 道内で感染が確認されたのはこれで152人となりました。
また道は、16日午前、すでに感染が確認されていた80代の男性が死亡したと発表しました。
男性は重症の状態で入院し、もともと呼吸器に疾患があったということですが、
道はこれ以上の詳しい情報は明らかにしていません。
道内で感染者が亡くなったのは、これで6人になります。
一方、16日の時点で感染者のうち62人は症状が回復し、再検査の結果、
ウイルスが検出されず治療を終えています。 厚労省 クラスター全国15か所 地図で公開 新型コロナウイルス
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200316/k10012333631000.html
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、厚生労働省はクラスターと呼ばれる感染者
の集団がどこで発生しているかを示した地図をホームページで公開しました。
全国10都道府県で合わせて15か所発生しているとしています。
厚生労働省は専門家の分析を基に15日までに全国で発生したクラスタ=感染者の集団を
地図にまとめ、ホームページで公開しました。
それによりますと、5人以上のクラスターは北海道から大分県まで10都道府県の合わせて
15か所にのぼっています。 規模別では、
▽50人以上が1か所。
▽10人以上50人未満が10か所。
▽5人以上10人未満が4か所となっています。
都道府県別では、
▽北海道でライブバーや、展示会・夕食会を介した感染が2か所。
▽千葉県でスポーツジムや福祉施設を介した感染が2か所。
▽東京都で屋形船を介した感染が1か所。
▽神奈川県で福祉施設を介した感染が1か所。
ここには、JR相模原駅の関係者なども含まれているということです。
▽新潟県で卓球スクールを介した感染が1か所。
▽愛知県でスポーツジムや福祉施設を介した感染が2か所。
▽大阪府でライブハウスを介した感染が1か所。
ここには、複数のライブハウスの参加者や、その接触者などが含まれているということです。
▽兵庫県で医療機関や福祉施設を介した感染が3か所。
▽和歌山県で医療機関を介した感染が1か所。
▽大分県で飲食店を介した感染が1か所となっています。 対応の医療関係者 名古屋市に負担軽減要望
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、名古屋市で「クラスター」と呼ばれる
感染者の集団の対応にあたっている医療関係者の団体が、名古屋市役所を訪れ、
医療現場の負担軽減などを要望しました。
愛知県内の新型コロナウイルスの感染者は、15日までに121人にのぼり、このうち12人が死亡しました。
こうした中、主に名古屋市南東部の福祉施設で発生しているクラスターに対応している
「名古屋南部地域医療連携推進協議会」が名古屋市役所を訪れ、河村市長に要望書を手渡しました。 要望書では、市の南東部の病院の負担が大きいとして他の地域にも患者の受け入れ
を求めているほか、患者や医療関係者が差別的な扱いを受けたこともあるとして、
新型コロナウイルスについて適切な情報を公開することなどを求めています。
これに対し河村市長は「医療現場の皆さんを守るため、全力投球したい」と述べ、
医療現場の負担の軽減に努める考えを示しました。
要望のあと名古屋南部地域医療連携推進協議会の絹川常郎代表幹事は
「地域の病床の数を超える数の患者が発生していて、軽症の患者を回す病院の確保などの対応を求めた。
市長は何らかのアクションを取ってくれると思う」と述べ、市の対応に期待を示しました。 「濃厚接触者も活用を」 民泊事業者団体が道に提案
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/402910?rct=n_hokkaido
札幌や小樽などの民泊の事業者ら約20社でつくる住宅宿泊管理事業者連絡協議会が16日、
道庁を訪問し、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者やその同居家族らを対象に、
民泊施設を一時的な滞在場所(シェルター)として割安で提供すると表明した。
家族間での感染拡大防止を目指す狙いで、協議会は道に取り組みを周知するよう要請した。
協議会加盟事業者が管理する民泊は道内に約700室。新型コロナの影響で予約の
キャンセルが相次ぎ、社会貢献と施設活用の観点から利用を呼びかける。 感染者の濃厚接触者は、自宅待機や保健所による健康観察が求められる。
自宅待機の間、濃厚接触者は同居家族らへの感染拡大を防ぐため、生活空間を分ける必要がある。
民泊は一軒家タイプも多く、数週間の長期滞在も可能で、同協議会は
「感染拡大を防ぐ居場所として有効」とみている。
利用料は施設によって違うが、通常5千ほどのところ、利用後の消毒費なども考慮し
1人1泊2500円程度。食事は提供しない。準備が整い次第、各社がサービス提供を始める。 協議会の武山真路代表幹事は道に対し「家庭内の感染防止のため宿泊施設について
問い合わせがあったら民泊を案内してほしい」などと要請。
道は「濃厚接触者が急増するなどしたら、情報提供を検討したい」(観光局)とした。 <中高年のカルテ>北海道医療大特任教授 小林正伸 新型肺炎、閉鎖空間避けて
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/402706?rct=n_hokkaido
Q 今回の新型肺炎の特徴は?
A 武漢市の病院に入院した710人の新型肺炎患者の詳細が2月24日、
英国の医学誌に報告されています。
これによると、重症患者は52人おり平均年齢は59・7歳、男性が35人と女性より多数でした。
男性が多いのは重症急性呼吸器症候群(SARS)でも同様で、男性に多い
喫煙者が重症化しやすい可能性が考えられています。 Q 報告の詳しい内容を教えてください。
A 重症患者の40%が心血管疾患、脳血管障害、糖尿病、呼吸器疾患、悪性腫瘍など
の慢性疾患を入院前から患っています。
主な症状は発熱と空せきと呼吸困難でしたが、最初に発熱のない人が11%存在し、
発見を遅らせる原因となっています。
死亡したのは52人中32人で、平均年齢64・6歳とより高齢で多数が慢性疾患を患っていました。
入院後に急性呼吸窮迫症候群(重症の呼吸不全)を合併したためと思われます。
高齢者は過去の感染に対応してきたリンパ球が多くなり、新たな病原体に対応する
リンパ球が少なくなっているため重症化しやすいと考えられていますので、
感染しないよう十分に気を付ける必要があります。 Q 感染するのはどんな場合ですか?
A 経路が不明な感染や症状の出ない感染も確認されており、換気の悪い閉鎖空間や
人混みの中で感染してしまう危険性がないわけではありません。
今後、市中感染拡大の恐れがあり、不要不急の外出や会合への参加を控えるなど
慎重な対応が必要です。
しかし、飛沫(ひまつ)感染と接触感染が主な感染経路とされ、
空気感染はありませんので、むやみに恐れる必要はありません。 Q 飛沫感染を防ぐには? マスクの有効性は?
A 混み合った場所、特に乗り物など換気が不十分な場所では、マスクが予防策の一つになるでしょう。
マスクはせきやくしゃみで飛び出す飛沫を遮るので、万一自分が感染していた場合に
周囲にうつさないためにも着用をお勧めします。
また、人混みや換気の悪い閉鎖空間を避けることが重要です。 Q 接触感染の予防策は?
A 帰宅時などに、せっけんやアルコールでよく手洗いや消毒をすることが重要です。
風邪やインフルエンザ対策と同様に、せきをする際には手を使わず肘やティッシュなどで
口を覆い、うがい、手洗い、アルコール消毒などをこまめに繰り返すようにしましょう。 PCR検査数伸び悩み 医療機関への支援不十分
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/402952?rct=n_hokkaido
新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査について、安倍晋三首相は
14日の記者会見で「1日当たり約6千件が可能」と発言したものの、
実際は2千件に届かない状況が続いている。
政府の医療機関への支援が不十分で、医師が検体を採取する態勢を整えられていないこと
が原因とみられる。首相は外国より日本の感染者が少ないと強調したが、
専門家からは「他国より検査できていない感染者が相当いる可能性があり、
比較することはできない」との疑問の声も上がっている。 検査は従来、地方衛生研究所や保健所で実施。6日からは公的医療保険が適用されて
民間検査機関の参入が進んだことで、1日当たりの検査能力は、
1月の約1500件から4倍に増えた。道内は1日当たり最大200件。
首相は14日の会見で、3月中に1日8千件まで増やすと強調した。
一方、厚生労働省が公表した検査件数は1日当たり千件程度で、
14日まででは最も多くても1840件。
民間検査機関などの検査数が一部未集計だが、大幅な増加は見込めないのが現状だ。
道によると、道内の検査件数は1日当たり25〜110人で推移。
道は「道立衛生研究所や旭川市保健所などで検査能力は足りている」という。 感染症に詳しい北海道医療大病院(札幌市北区)の柴田睦郎医師は
「検査の機械を増やしても、検体を採る防護具が十分な医師は少ない」と訴える。
検体は鼻の奥の粘膜などから採取するため、患者のくしゃみやせきで飛沫(ひまつ)感染する
危険性が高い。柴田医師は「ゴーグルやフェースマスク、ガウン、手袋など必要な防護具は
大病院も不足している。検体を採るべき人はもっと多くいる可能性がある」と指摘する。
日本医師会(日医)関係者によると、日医がゴーグルなどの提供を厚労省に再三要請したが、
実現していない。厚労省幹部は「マスクと異なり、ゴーグルやガウンは普段使わないため、
すぐには提供できない」と釈明する。 PCR検査を巡っては、首相は2月の記者会見で「身近にいる医者が必要と考える場合」
は可能としたが、その後の国会答弁で「今すぐできるとは全く申し上げていない」と修正。
14日の会見では医療機関の態勢には触れなかった。
検査が不十分であれば、首相が中国や韓国、欧州などと比べて人口1万人当たりの感染者
が少ないとする点についても疑問符がつく。元小樽市保健所長の外岡立人医師は
「他国との比較は現状では到底できない。インフルエンザのように定点観測をするなど
統計的な感染者数の評価が必要だ」と話す。 緊急事態宣言 出口探る道 延長→経済への影響さらに
解除→3連休の外出増懸念 札幌の感染推移を注視
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/402975?rct=n_hokkaido
道は、新型コロナウイルスの感染拡大対策を集中的に実施する緊急事態宣言
(2月28日〜3月19日)の期間延長の是非を巡り、札幌市内の感染状況を注視している。
市内では連日、感染確認が続き、収束の見通しが立たないためだ。
延長の場合は経済への影響が続き、解除の場合は今週末の連休で外出による
感染拡大が懸念されるというマイナス要素がそれぞれにあり、難しい判断を迫られそうだ。
鈴木直道知事は、週末外出自粛要請を柱とする「宣言」の期間を延長するかの判断基準として、
主に《1》道内の感染状況《2》国の専門家の見解―の2点を示す。 道民初の感染者が確認された2月14日から3月6日までの3週間は、
札幌の感染者数は札幌以外の3分の1にあたる22人。
だが7日以降は札幌市内のライブバーでの感染確認が相次ぎ、
16日までの10日間は札幌の感染者が札幌以外の2倍以上の43人に上る。
道幹部は「早く解除したいが、札幌でこの状況が続けば難しい」と指摘する。
政府の専門家会議は9日時点で、全国的に「爆発的な感染拡大に進んでおらず、
一定程度持ちこたえている」との見解を示している。
19日ごろには道の「宣言」の効果について公表する予定で、北海道の現状などに
どう言及するかも道の判断に影響を与えそうだ。 観光業者などからは「このまま『宣言』が続けばもたない」といった悲鳴も上がり、
経済への影響をいかに最小限に抑えるかも重要な視点だ。
一方で、宣言を解除し20日からの3連休の外出自粛を解けば、感染拡大を招く恐れもある。
また、国が新型インフルエンザ等対策特別措置法を改正し、新型コロナウイルス感染対策
でも都道府県知事が強い権限を持つ「緊急事態宣言」の発令が可能となった。
道が独自に実施している「宣言」と名称が同じで、「紛らわしさを解消すべきだ」
といった指摘も出ている。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.16現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyouyousei_0316genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou_0316-2genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 1,490名(+28名)
陽性累計 152名(+4名)
L現在患者数 80名(―2名)
L軽症・中等症 74名(+1名)
L重症 6名(―1名)
L死亡累計 6名(+1名)
L陰性確認済累計 66名(+5名)
【札幌市保健所値】(R2.3.15現在)
〇新型コロナコールセンター相談件数
累計:14,167 件 3/15:339件(ー312 件)
〇帰国者・接触者電話相談センター相談件数
累計:6,820 件 3/15:155 件(ー32 件) 【道内】新型コロナウイルス感染症発生状況
最終更新日:2020年3月17日(火)
https://i.imgur.com/6wAznKj.png
令和2年3月17日発表分
現在、道で行った検査において新たな陽性患者は確認されておりません。 新型コロナウイルスの疑問に回答
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200317/7000019195.html
【子どもにわかるように】
「新型コロナウイルスのニュースは多いですが、子どもにもわかりやすく放送してほしいです」。
30代の女性から番組に寄せられた声です。
この投稿に答えるべく帯広保健所に向かいました。
帯広保健所の所長で医師の一色学さんです。
新型コロナウイルスへの対応に最前線であたっています。
視聴者から寄せられた多くの疑問にわかりやすく答えてもらいました。
まずは新型コロナウイルスそのものについてです。
(回答は3月17日時点のものです) Q新型コロナウイルスってどんなもの?症状は?
Aコロナウイルスっていうのは一般的なかぜのウイルスの一種です。
これが中国の動物に感染して、動物からヒトへ、ヒトからヒトへ、
伝染するように変化してきたのが新型コロナウイルスです。
伝染力の強さや、症状の重さについてまだわからないところがとても多い病気です。
症状がインフルエンザやふつうのかぜととても似ていて区別がつきにくいという特徴があります。
みなさんがせきとかくしゃみをするとき、あるいは会話をするときに口からしぶきが飛び出ます。
ウイルスは目に見えないほど小さい微生物で、しぶきの中にくるまって飛び出るため、
ほかの人の口や鼻の中に入ると感染がおきます。 Q今回どうして休校になったの?
A新型コロナウイルスの感染者が、日本の全国各地で発生していて、たくさん患者が出ています。
休校になったのは、日本中で知らないうちに感染している人が近くにいるかもしれない
という状況になっていると政府が判断したからです。
学校を休みにすれば、知らないうちに感染している人が友達にうつすことがなくなり、
感染していない人もうつらなくてすみます。 Q感染者が出た場合にニュースでよく聞く「濃厚接触者」。どんな人があたるの?
A自分のしぶきが、相手の口の中に入り込む程度の距離、そういう距離でふだん
生活している人のことを濃厚接触者といいます。
家族の距離は、とても近いので濃厚接触になります。
あと、幼稚園や保育所もじゃれたり、遊んだりするので濃厚接触になります。
会話をするときも1メートルから1.5メートルくらい離れればしぶきは下に落ちて、
それ以上離れている人にはうつりません。
きちんとマスクをしていれば人にうつすこともありません。 Q感染したら治るの?
Aまだわかっていません。
今考えられていることは、80%くらいの多くの場合は、軽症でほぼ治っている
ということです。
回復すると、ウイルスも人にうつさないと考えられています。
ただ、もともと病気のある人や体力の弱いお年寄りは、症状が重くなって亡くなる場合もあります。
これはインフルエンザなどにも当てはまることです。
ワクチンや薬があれば安心ですが、治すための具体的な方法は今はありません。
そこで、ふつうのかぜと同じような方法で治療しています。
たとえば、熱を下げる薬や炎症を防ぐ薬を出し、食欲がなければ点滴をして、
ほとんどの人が回復しています。 【中札内村の男児は】
投稿では新型コロナウイルスに十勝地方で初めて感染した中札内村の
男の子を心配する声もありました。
男の子のその後について、中札内村の森田匡彦村長に話を聞きに行きました。
森田村長によりますと、病院で治療を受けていた男の子は、熱が下がり、2度の検査で
どちらも陰性となったことからすでに退院したということです。
また、濃厚接触者として健康観察を受けていた男の子の家族や、保育園の120人の園児、
40人の職員も全員、健康状態に問題のないことが確認されたということです。 【受診する際の注意点は】
入り口や待合室を別にしたり、診療時間をずらしてほかの外来患者と接触しないように
準備している医療機関もあるため、受診前に必ず電話しましょう。
病院ではマスクを着用し、手洗いやせきエチケットを徹底しましょう。
かかりつけ医から、「まず『帰国者・接触者相談センター』に電話で相談してください」
と言われたら保健所に電話しましょう。 保健所に聞く/感染した時の検査
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200317/7000019196.html
新型コロナウイルスの検査で陽性と確認され、発熱や咳、息苦しさなどの症状が
ある場合について、北見保健所では、「まずは入院をして治療を受けます。熱が下がり、
ほかの症状も良くなっていれば48時間後に1回目の検査を行います。
そこで陰性が確認されれば、さらに12時間後に検査を行い、
そこでも陰性が確認されれば、退院となります。
その間、1度でも検査で陽性が出ると、検査は最初からやり直しになります」と話しています。 また、検査で陽性が出ても、発熱や咳などの症状がない場合については、
「まずは入院をします。陰性が確認されるまで48時間ごとに検査を行い、
症状のある人と同じように連続する2回の検査で陰性が確認された後、
退院となります」と話しています。
そして「いずれも退院後は、就業の制限はありません。保健所での支援も
引き続き行っている」と話しています。 動画で紹介 正しい手洗い
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200317/7000019198.html
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、正しい手洗いの方法を子どもたちに身につけて
もらおうと、札幌市がオリジナルの手洗いソングの動画を公開しています。
動画で紹介している「しろくま忍者の手あらいソング」は、子どもたちに正しい手洗い
の方法を楽しみながら身につけてもらおうと、札幌市が食品衛生監視員や保育士、
それに栄養士を中心に制作しました。 歌の中では、手洗いの方法について、指先をもう一方の手のひらで洗うときには「ガリガリ」、
指を組んで指の間を洗うときには「ムギュムギュ」など、5つの行程に分けてわかりやすく
紹介しています。
札幌市のホームページには、保育士が手洗いの手順を踊りながら教える動画のほか、
楽譜や手洗いの手順のポスターなども紹介されていて、ダウンロードして使うことができます。
札幌市保健所食の安全推進課の川西稔展さんは「感染症も食中毒も予防の基本は手洗い。
お子さんと一緒に楽しみながら正しい手洗いをしてほしい」と話していました。 札幌市オリジナル手洗いソング「しろくま忍者の手あらいソング」
https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/shoku/tearaisong/index.html#doga
札幌市では、食中毒・感染症の予防と食育の推進のため、小さいうちから生活習慣として
正しい手洗いの方法を身につけてもらおうと、オリジナルの手洗いソング
「しろくま忍者の手あらいソング」を作りました。
「しろくま忍者の手あらいソング」とは?
円山動物園にいる“しろくま忍者”が主人公で、手洗い忍法でバイキン忍者をやっつけて、
きれいになった手で札幌でとれた野菜を食べよう(地産地消)という内容で、
歌と踊りで手洗いの手順を楽しく覚えることができます。
また、手洗いだけではなく、うがいの方法も盛り込んでおり、インフルエンザなどの
感染症予防にも役立ちます。
この手洗いソングの作詞・作曲・振りつけを担当したのは、札幌市保健所の食品衛生監視員
と札幌市子ども未来局の保育士・栄養士。小さな子どもでも覚えやすいものとなるように
曲と踊りを考えました。
札幌市では、この手洗いソングを活用して、食中毒・感染症の予防と食育の推進のため、
正しい手洗いの普及・啓発を広く行っていきます。 中国、インフル薬アビガン有効性確認 診療方針に採用
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/403346?rct=n_hokkaido
北京共同】中国科学技術省は17日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症の治療に関し、
日本でインフルエンザ薬「アビガン」として知られるファビピラビルの有効性を
臨床研究で確認し、政府の診療方針に正式に採用する方針だと発表した。 アビガンは富士フイルム傘下の製薬会社「富士フイルム富山化学」(東京)が開発した。
日本でも新型ウイルスによる肺炎の治療のため患者への投与が2月から始まっている。
新型ウイルスやインフルエンザウイルスのような「RNAウイルス」の増殖を
抑える効果が期待されている。 札幌の感染者の7割は濃厚接触者 地下鉄は10億円の減収見込み
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/403288?rct=n_hokkaido
札幌市は17日の第5回感染症対策本部会議で、これまで市内で確認した
新型コロナウイルスの感染者数が16日現在で計66人で、約7割の48人が感染者である
同居家族や同僚らと濃厚接触していたことを明らかにした。
感染者数は2月14日から3月16日までの合計。16日現在で患者数は50人で、
軽症と中等症が45人、重症が5人。これまでに14人が退院している。死亡者数は2人。 新型コロナ、道内で新たな感染なし 約1カ月ぶり
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/403294?rct=n_hokkaido
道内では17日、午後7時までに新型コロナウイルスの新たな感染確認の発表はなかった。
発表がなかったのは2月18日以来、約1カ月ぶり。
道内の感染確認は計152人。死者は6人。道によると17日現在、
治療中の患者は74人で、そのうち重症は6人。 成田検疫所でコロナ検査試薬入り容器破損 検査一時停止
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200317-00000078-asahi-soci
厚生労働省は17日、成田空港検疫所の職員2人が新型コロナウイルスの
検査作業中に検査に使う試薬が入ったガラス管を破損したと発表した。
2人はウイルス検査で陽性となったが、ガラス管から漏れた感染性のない試薬が
鼻の中に付いたためで、感染はしていないという。
同検疫所は洗浄のために検査業務を一時停止しており、再開のめどはたっていない。 厚労省によると、2人は11日夜に検査作業をしていたところ、感染性のない
ウイルスの遺伝子を増幅した試薬が入ったガラス管を誤って床に落として
割ってしまったという。2人はウイルス検査を受けて陽性が確認されたため、
一時的に医療機関に入院。国立感染症研究所で調べたところ、陽性となったのは
割れたガラス管から漏れた試薬を吸い込んで鼻腔(びくう)に付着したためで、
感染はしていないことがわかった。2人は17日に退院した。
検査室の外には試薬は漏れていないという。 札幌市長、新型コロナ「感染ルート分かり追跡できる」
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/403363?rct=n_hokkaido
札幌市の秋元克広市長は17日、市内での新型コロナウイルスの感染者増について
「感染ルートが分からない感染者数が増えているわけではない。
一定程度持ちこたえている」との認識を示した。同日の市感染症対策本部会議で述べた。 市によると、16日現在、陽性が確認されたのは計66人で、このうち7割に
当たる48人が家族や同僚などの濃厚接触者を通じた感染とみられている。
秋元市長は「3月に入って感染者が増えているが、ほとんどが濃厚接触者。
感染ルートが分かり、追跡できている」と強調する一方、
「予断を許さない状況に変わりはない」と述べた。 中国遼寧省からマスクと防護服
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200317/7000019209.html
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、マスクの品薄状態が続く中、
中国東北部の遼寧省から道への支援物資として、17日、
およそ4万枚のマスクなどが届けられました。
中国・東北部の遼寧省から道に寄贈されたのは、▼医療用などのマスク3万9800枚、
▼防護服1050着が入った段ボール68箱です。
新型コロナウイルスの感染が拡大し、道内の医療現場でもマスクなどの不足が懸念される中、
道と経済交流の覚書を結んでいる遼寧省から今月9日に支援の申し出があったということです。 道庁に届けられた段ボールには、中国語や日本語で、「困難な状況にあっても
私たちは隣人です。互いに相手を思いやり助け合いましょう」という内容の
メッセージが貼られていました。
これらの物資は今後、道内の各保健所を通じて、感染症指定医療機関など
に配られるということです。
道国際局国際交流室の吉田三奈子主幹は「こうした状況で物資を送っていただけるのは
ありがたい。今後も友好な交流を続けていきたい」と話していました。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.17現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyouyousei_0317genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou_0317genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 1,515名(+25名)
陽性累計 152名(±0名)
L現在患者数 74名(―6名)
L軽症・中等症 68名(―6名)
L重症 6名(±0名)
L死亡累計 6名(±0名)
L陰性確認済累計 72名(+6名)
【札幌市保健所値】(R2.3.17現在)
〇新型コロナコールセンター相談件数
累計:15,152件 3/17:417 件(ー151 件)
〇帰国者・接触者電話相談センター相談件数
累計:7,196 件 3/17:168 件(ー40 件) 「緊急事態宣言」19日終了へ
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200318/7000019264.html
鈴木知事は18日夜の記者会見で、新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大は回避されたとして、
予定通り19日で「緊急事態宣言」を終了することを明らかにしました。
一方で、引き続き感染拡大を防ぐ取り組みを継続するよう呼びかけました。
鈴木知事は、先月28日に出した新型コロナウイルスの「緊急事態宣言」が
19日に期限を迎えるのを前に18日夜、臨時の記者会見を開きました。 この中で鈴木知事は「当初、懸念されていた爆発的な感染拡大と医療崩壊による
命と暮らしを守れないという状況は回避されたと考え、『緊急事態宣言』は予定通りあすで終了する。
新型コロナウイルスの危機克服に向け道民や事業者と一丸となって闘っていく新たなステージに移行する」
と述べ、予定通り19日で「緊急事態宣言」を終了することを明らかにしました。
そのうえで鈴木知事は、▽感染拡大防止に向けこれまでの取り組みを継続していく必要がある
という考えを示した一方で、▽社会・経済活動への影響を最小限にしていく必要があると指摘しました。
そして鈴木知事は、▽新型コロナウイルスの初期症状に似た風邪の症状のある人は外出しないことや、
▽人が大勢集まり風通しが悪い場所は避けるといった感染拡大を防ぐ取り組みを引き続き
継続するよう呼びかけました。 「ウイルスうつす」新型コロナに感染の男性死亡 愛知
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200318/k10012337901000.html
新型コロナウイルスへの感染がわかったあと、「ウイルスをうつす」などと
家族に話したうえ飲食店に立ち寄っていた愛知県蒲郡市の50代の男性が、
入院先の医療機関で死亡しました。
愛知県蒲郡市の57歳の男性は今月4日、新型コロナウイルスへの感染が確認され、
保健所から自宅待機を求められていましたが、「ウイルスをうつす」などと
家族に話したあと市内の飲食店に立ち寄っていたことが明らかになりました。 新型コロナウイルスへの感染がわかったあと、「ウイルスをうつす」などと家族に
話したうえ飲食店に立ち寄っていた愛知県蒲郡市の50代の男性が、
入院先の医療機関で死亡しました。
愛知県蒲郡市の57歳の男性は今月4日、新型コロナウイルスへの感染が確認され、
保健所から自宅待機を求められていましたが、「ウイルスをうつす」などと
家族に話したあと市内の飲食店に立ち寄っていたことが明らかになりました。 男性が「新型コロナウイルスに感染している」と話したため店は営業を停止し、
今月13日に「営業を妨害された」として警察に被害届を出していました。
愛知県によりますと、男性は、感染が確認された翌日の5日から医療機関に入院していましたが、
18日、新型コロナウイルスによる肺炎で死亡したということです。
愛知県内で感染者の死亡が確認されたのは15人となりました。 新型コロナウイルスの検査 世界の検査数は? 日本の現状は?
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200318/7000019257.html
感染拡大が続く新型コロナウイルスについて、これまでに世界の国と地域で行われた
感染の有無を調べる検査数を比較したところ、中国と韓国の検査数が突出して
多いとみられることが、イギリスの研究者などでつくるグループのまとめで分かりました。
新型コロナウイルスの検査はいまどのようになっているのか、世界と日本の現状を
それぞれまとめます。 世界各国の検査数は?
災害や貧困などに関するデータをまとめているオックスフォード大学の研究者らの
グループ「アワー・ワールド・イン・データ」(Our World in Data)は、
新型コロナウイルスについて、WHO=世界保健機関や各国政府などが発表したデータを
独自に精査・分析してグラフにまとめ、インターネットで公開しています。
今月13日までに公表されたデータに基づく分析によりますと、世界の国と地域で行われた
検査の数は中国・広東省が、推計で32万件と最も多く、次いで韓国がおよそ25万件、イタリアがおよそ8万6000件、
ロシアがおよそ7万7000件で、中国と韓国の検査数が突出して多いとみられることが分かりました。
人口100万人当たりの検査数は中東のバーレーンが6000件余りと最も多く、次いで韓国が4800件余り、
中国・広東省が推計で2800件余りとなる一方、アメリカはCDC=疾病対策センターの
データで40件余りとなっています。 世界各国の検査体制は?
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200318/k10012338031000.html
●中国
これまで世界で最も多く新型コロナウイルスの検査を行ってきた中国では、感染の拡大以降
国内のメーカーが独自に簡易検査用の診断キットなどを開発しました。
これにより、発生当初は国の保健当局だけで行っていた感染の有無を調べる検査が
現場の医療機関などで行うことができるようになり、最初に感染者が相次いだ湖北省武漢市
の幹部は先月下旬の時点で、武漢市内だけで1日あたり2万人を検査する能力があると述べました。
中国政府の幹部も「1日170万人分の検査資材を生産できる」と述べるなど、
中国では安定的に検査資材を提供できる態勢ができているとみられています。 ●韓国
中国に次いで検査数が多い韓国では、効率よく安全に検体を取るため、車の窓越しで行う
「ドライブスルー方式」を導入するなど、全国の600か所近くで検体を採取し、
1日に平均およそ1万2000件の検査を行っています。
ソウル市内の病院では、医療従事者を守るために診療に訪れた患者が電話ボックスの
ようなブースの中に入り、外にいる医師が手袋に手を通して直接触れずに診療する
「ウォーキングスルー方式」を導入するなど、新たな試みも始めています。
●イタリア
感染の拡大が深刻なイタリアでも、1日あたりの検査数は1万件を超えています。
検査はウイルスの遺伝子を調べるPCR検査で、いまのところ感染者の増加に検査が
追いつかない状態にはなっていないということです。 ●アメリカ
アメリカでは2月下旬から、検査できる州が増えていますが、
1日の検査数は州によっては数件にとどまっているところもあり、
十分な検査ができていないという声があがっています。
こうした中でFDA=食品医薬品局はスイスの製薬会社が作った検査キットを緊急で認可し、
ペンス副大統領は今週にも全米の2000を超える研究機関で検査ができるようになると
いう見方を示しています。
アメリカ政府は、車に乗ったまま検査を受けられる臨時の検査所が12の州で47か所
に設置されるという見通しを示しています。 WHO事務局長「検査の徹底を」
新型コロナウイルスの検査をめぐっては、WHOのテドロス事務局長が
今月16日の記者会見で、感染の拡大を防止するためには感染者の特定が鍵を握るとして、
検査を徹底するよう呼びかけています。
データをまとめた「アワー・ワールド・イン・データ」も
「全体の感染者数を知るためには広く検査を行うことが必要だ」と指摘しています。 日本国内 1日に可能な検査数は約7500件に
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、厚生労働省はウイルス検査の
体制拡大を図ってきました。
1日に可能な検査は、2月18日には約3800件でしたが、
今月16日の時点では約2倍の7504件に増えました。
ただ、厚生労働省によりますと、韓国では毎日1万件以上の検査が行われ、
日本はそれよりもまだ少ないということです。 実施機関の内訳は
▽国立感染症研究所が400件、
▽各地の検疫所が700件、
▽地方衛生研究所と保健所が3285件、
▽民間の検査会社が11社で2294件、
▽大学が25校で675件、
▽医療機関が6施設で150件となっています。
さらに政府は今月中に8000件まで増やしたいとしています。 日本国内 実際の検査件数は 可能な数の2割ほど
一方、実際に行われた検査件数は、先月18日から今月15日までの間に、
合わせて3万2125件実施されています。
厚生労働省によりますと、このうち、8割以上にあたる2万6241件は各都道府県にある
地方衛生研究所や保健所でした。
また、国立感染症研究所は2702件で全体の8%、検疫所が1826件で6%となっている一方で、
民間の検査会社は871件で3%、大学が426件で1%、医療機関が59件で1%未満と、
民間での検査はまだ一部にとどまっています。 1日あたりの平均では、先月18日から24日までの1週間は901件だったのに対して、
直近の今月9日から15日までの1週間は1364件となっています。
検査が可能な件数はおよそ1か月で2倍に拡充したものの、実際に行われた検査は
全体の2割ほどとなっています。 ウイルス検査に公的医療保険適用も全体の2%
ウイルス検査は今月6日から公的医療保険が適用され、医師が必要と判断した場合、
保健所を通さずに検査が可能になりましたが、こうした検査は集計できた分をみると
まだ全体の2%ほどとなっています。
現在は原則として「37度5分以上の発熱が4日間以上続き」「強いだるさや息苦しさがある人など」
が帰国者・接触者相談センターに連絡したうえで専門の外来を受診し、
そこで医師が必要と判断した場合にウイルス検査が実施されます。
厚生労働省は「高齢者など重症化しやすい人たちに対して速やかに検査を行い、
医療につなげていくことが重要だと考えている。ただ、検査を受けたい人が受けられないケース
があるという指摘もあり、体制をさらに強化していきたい」としています。 「ドライブスルー方式」日本での検討は?
韓国やアメリカでは、効率よく安全に検体を取るため、車の窓越しに行う
「ドライブスルー方式」のウイルス検査を実施しています。
一方、日本での導入について厚生労働省は「医師が診察したうえで検査が必要と
された人が受けるのであれば、ドライブスルー方式についても検討することは
あり得る」としています。 「5人以上」でクラスターマップ修正 厚労省公表
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/403411?rct=n_hokkaido
厚生労働省は17日、新型コロナウイルスの感染者集団(クラスター)の発生状況を示す
「全国クラスターマップ」の修正版をホームページに公表した。
クラスターについて、同じ場所で5人以上の感染者が出たことを目安として記載すると整理。
マップは15日に公表したが、二次感染した家族などを合算したため「分かりにくい」
との指摘を受けて、修正した。
道内は2カ所で、北見市の展示会会場での感染は「10人以上」、
札幌市のライブバーでの感染は「5人以上」のクラスターと判断した。 新型コロナ 公衆衛生の専門家は
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200318/7000019261.html
「ほっとニュース北海道」では、新型コロナウイルスについて、皆さんから
お寄せいただいた疑問や質問を専門家の方にうかがっています。
18日は、道庁の保健福祉部の医療参事で、医師の人見嘉哲さんに話を聞きました。
人見さんは感染症の予防なども扱う公衆衛生が専門で、新型コロナウイルスの問題では
道の対策チームに入り、現地調査や報道対応なども行っています。 保健所に聞く/退院後の制限は
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200318/7000019230.html
新型コロナウイルスについて北見保健所に聞くシリーズ、今回は保健所に
寄せられている市民からの問い合わせについて話を聞きました。
新型コロナウイルスについて北見保健所には、市民からの問い合わせが相次いでいます。
例えば、「新型コロナウイルスにかかった部下が、退院の翌日から出勤すると言っているが、
出勤を辞めてもらった方が良いだろうか」とか「感染した人が退院してきたが、
いつまで外出制限をしなければいけないのか」などです。 これについて保健所では、感染が確認された場合、退院までに2回の検査を行い、
人にうつす状態ではない事を確認しているため、就業制限はないことや、
感染症は誰もが、感染したり、人に感染させる可能性のある病気で、
退院した人については、保健所で支援を続けていることを説明しているということです。
北見保健所では、「今後は、治療を終えて仕事や学業などに復帰する人が増えていくと思います。
引き続き、感染拡大防止に努めていきたい」と話しています。 オホーツク管内感染者22人に 新型コロナ 展示会クラスターは終息方向
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/403327?rct=n_hokkaido
オホーツク管内の新型コロナウイルスの感染者は、2月22日に最初に確認されて以来、
3月17日までに22人に達した。
札幌を含め計11人の感染者が出た北見市内の展示会での集団感染は、
3月2日を最後に新たな感染者が確認されていない。
一方で、管内では依然として感染者が発生しており、専門家は「引き続きうつさない、
うつらない行動を続けてほしい」と呼び掛けている。
展示会は2月13〜15日に行われ、北見、札幌両市の参加者計11人が感染、
さらにその濃厚接触者計2人にも感染が広がった。道は感染者集団「クラスター」が
形成されたとして、今月3日、北見保健所で記者会見し、予想されるシナリオとして
《1》このまま終息《2》感染が限られた範囲にとどまる《3》次の集団感染が発生―の三つを挙げていた。 その会見から2週間が経ったが、展示会での感染者から派生した、
他のクラスターは発生していない。
道感染症危機管理対策本部の人見嘉哲(よしあき)医療参事は、
「展示会の集団感染は、現時点では封じ込めに成功しており、終息に向かっている。
《3》のシナリオは消えた」と分析する。
一方で、管内では感染者が続発。13日には、北見市の団体職員の50代男性が
札幌市中央区のライブバーで集団感染したこともわかった。
北見市の13人を含む管内の感染者22人は、全道では札幌市がある石狩管内の76人
に次いで2番目に多い。人見医療参事は「警戒態勢を緩めないでほしい」と要請する。 管内で感染者が後を絶たない現状から、北見市は、納税や転出入手続きなど窓口業務
が集中しているまちきた大通ビル庁舎4階で職員の感染が確認された場合は、
4階を閉鎖し各総合支所や出張所で業務を代行することを決めた。
また、同庁舎への市民の集中を避けるため、住民票など証明書の交付請求や婚姻など
の届け出についても、郵送での手続きを推奨している。 新型ウイルス 国内感染者は計905人(クルーズ船など除く)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200316/k10012333121000.html
各地の自治体や厚生労働省によりますと18日は愛知県と兵庫県で2人が死亡しました。
午後11時までに合わせて39人の感染確認が発表され、
日本で感染した人などは905人となりました。
このほかクルーズ船の乗客・乗員が712人、チャーター機で帰国した人が14人
で合わせて1631人となっています。
このうち死亡したのは、▽国内で感染した人が31人、
▽クルーズ船の乗船者7人のあわせて38人です。 日本で感染した人や中国からの旅行者ら899人のうち、
▽北海道は154人、
▽愛知県は128人、
▽大阪府は117人、
▽東京都は111人、
▽兵庫県は91人、
▽神奈川県は60人、
▽埼玉県は35人、
▽千葉県は33人、
▽新潟県は22人、
▽京都府は21人、
▽和歌山県は15人、
▽高知県は12人、
▽群馬県は10人、 ▽三重県は9人、
▽奈良県は8人、
▽石川県は7人、
▽熊本県は6人、
▽長野県は4人、
▽滋賀県は4人、
▽福岡県は4人、
▽静岡県は3人、
▽栃木県は3人、
▽岐阜県は3人、
▽山口県は3人、
▽愛媛県は3人、
▽宮崎県は3人、
▽沖縄県は3人、 ▽秋田県は2人、
▽福島県は2人、
▽茨城県は2人、
▽山梨県は2人、
▽宮城県は1人、
▽広島県は1人、
▽徳島県は1人、
▽香川県は1人、
▽長崎県は1人、
▽大分県は1人、
▽佐賀県は1人、
▽福井県は1人、
▽厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された人
などが合わせて17人です。 また、厚生労働省によりますと、重症者は18日の時点で、
▽国内で感染した人などが46人、▽クルーズ船の乗船者が14人の合わせて
60人となっています。
一方、国内で感染が確認された人のうち18日までに症状が改善して退院した人などは
クルーズ船の乗客乗員を含めてあわせて718人となっています。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.18現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyouyousei_0318genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou_0318genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 1,587名(+72名)
陽性累計 154名(+2名)
L現在患者数 75名(+1名)
L軽症・中等症 69名(+1名)
L重症 6名(±0名)
L死亡累計 6名(0名)
L陰性確認済累計 73名(+1名) 【札幌市】新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(3月19日時点)
陽性者数(累計)69人
現在患者数 43人
陰性確認済(累計)24人
死亡(累計)2人
〇札幌市における感染者状況(3月18日時点)【グラフ】
https://i.imgur.com/NhKrq49.jpg
〇札幌市における感染経路別感染者状況(3月18日時点)【グラフ】
https://i.imgur.com/8s5XVYp.jpg
〇新型コロナコールセンター相談件数(3月18日時点)
累計:15,625件 3/18:473 件(+56 件)
〇帰国者・接触者電話相談センター相談件数
累計:7,342 件 3/18:146 件(ー22 件) 札幌・旭川で新たに3人感染確認
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200319/7000019305.html
道内では19日、新たに男女3人が新型コロナウイルスに感染している
ことが確認され、これで道内の感染者は157人となりました。
札幌市と旭川市によりますと、19日、新たに感染が確認されたのは、
▼札幌市の50代の女性と60代の男性会社員、
▼旭川市の50代の男性医師の合わせて3人で、いずれも症状は軽いということです。 このうち札幌市の男性会社員は、今月14日に、全身にけん怠感があり、
発熱やせきなどの症状も出て2つの医療機関を受診し、19日感染が確認され、
現在は札幌市西区にある北海道医療センターに入院しています。
男性は、症状が出る前の2週間の間に、海外を訪れていたということですが、
市は本人の了解が得られなかったとして訪問先などについて明らかにしていません。
また札幌市の50代の女性は、今月17日に発熱やせきなどの症状が出て
18日に医療機関を受診して、19日感染が確認され、現在は北海道医療センターに入院しています。 そして、旭川市の50代の男性医師は、市内にある唐沢病院に勤務しており、
先月26日にけん怠感やのどの違和感などの症状が出たたあと、
症状が改善しなかったため、今月4日以降自宅で療養していたということです。
しかし、症状がなくならなかったことから保健所で検査を受け、
18日、感染が確認され、現在は市内の医療機関に入院しています。
旭川市は、男性医師が症状が出てからも合わせて6日間病院に勤務していたことから、
この間に診察した患者などに体調不良を訴える人がいないかどうか調査を進めています。
道内で感染が確認されたのはこれで157人となりました。
一方、19日の時点でこのうち81人は症状が回復し、再検査の結果、
ウイルスが検出されず治療を終えています。 【医師勤務の病院は】
男性医師が勤務する、旭川市の唐沢病院の唐沢学洋院長が19日午後、会見しました。
この中で唐沢院長は、「病院には『少しでも発熱があるなど体調がすぐれないときは勤務しない』
というルールがあるが、はっきりとした症状がなかったので、男性医師は勤務を続けたようだ」
と述べました。
また唐沢院長は、病院のほかの医師や看護師などに同じような症状を訴える人がいないことから、
「院内で感染した可能性は低い」と述べました。
唐沢病院は18日午後、臨時休診して消毒を行い、すでに19日から再開しているということです。 「緊急事態宣言」19日で終了
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200319/7000019301.html
道が出していた新型コロナウイルスの「緊急事態宣言」が19日で終了すること
になりました。先月の発表から3週間です。
先月28日から3週間にわたって出されていた新型コロナウイルスの「緊急事態宣言」は、
爆発的な感染拡大や医療崩壊は回避されたとして、予定通り、19日で終了することになりました。 これについて札幌市の中心部で意見を聞きました。
石狩市の60代の女性は、「これ以上、街が閑散すると商売をしている人が困ると思う。
この3週間でこまめな手洗いなどの感染症対策が習慣になったのでこのタイミングで
宣言が終了してよかった。手洗いなど自分でできる限りの対策は続けていきます」
と話していました。
また江別市の60代の会社員の男性は、「まだ感染者が出ていてきちんと
抑えられたわけではないが、経済も気にしなくてはならないと思う。
引き続き不要不急の外出や人混みを控えるなどの対策は行っていきたいです」と話していました。
子育て中だという札幌市の31歳の女性は、「宣言が出たあと児童会館も開いておらず、
ずっと家で子育てをしていたので子どももストレスがたまっていると思います。
精神的に少しは楽になるのかなと思います」と話していました。 【札幌の商店街では】
札幌市北区の「北24条商店街」で店の人たちに話を聞きました。
年中無休で営業している居酒屋では、宣言が出たあと、送別会で利用する予定だった
団体客のキャンセルが3組入ったほか、1日に来店する客の数がふだんの半分近く
まで減少しているということです。
店を経営している伊藤和夫さんは、「宣言が終わってもおそらく2週間から3週間は
自粛が続き、客足の回復には1か月はかかるのではないかと見ています。
ただ、家で飲んでもストレスがたまると思うので、来店客が増えることを
期待したいです」と話しています。 青果店も宣言のあと、前年に比べて売り上げが4割減少しているということです。
店主の奥山善彦さんは、「ワクチンができるなり、強烈な経済政策とか活性化をうちだして、
お客さんが増えるならよいが、まだウイルスを怖がっているので、正直期待できない。
宣言が終わってもなかなか出歩く人は増えないと思う」と話していました。
鮮魚店でも、常連客の来店頻度が落ち込んでいるということで、店主の竹口末雄さんは
「宣言が終了したからといっても“コロナ”という名前が出てこなくなるまで影響は
続くのではないか」と話していました。 【北見市では】
北見市の70代の女性は、「きょうで宣言が終了しても『ああそうですか』
とはならないですね。外出は控えめにします」と話していました。
また北見市の商店街にある居酒屋の藤井則和店長は、「市内で発生した集団感染の影響もあり、
今月は400人から500人分の予約のキャンセルが出ました。緊急事態宣言が
終了することできょうから来週にはにぎやかになるかなと思っています。
1日も早くみんなが安心して外を出歩ける日が来てほしい」と話していました。
この居酒屋では、先月28日に道の「緊急事態宣言」が出されたあと、
3月の売り上げは、系列の店舗も含めてふだんの4分の1ほどに落ち込み、
4店舗のうち3店舗を閉じていましたが、20日からすべての店舗で営業を再開するということです。 体操で高齢者の運動機能維持を
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200319/7000019288.html
新型コロナウイルスへの感染を防ごうと外出を控える高齢者に対し、
札幌市西区は、介護予防の体操をホームページ上で紹介しています。
この体操は西区が8年前に作ったもので、新型コロナウイルスへの感染拡大の影響で
自宅から外に出ることを控えている高齢者に役立てて欲しいとしています。
内容は、▼転倒予防のためのストレッチや、▼バランス感覚の向上を図る片足立ちの動作、
▼それに歩くために必要な筋肉を鍛える動作の3つの要素からなっていて、
7分間の体操の中で取り組むことができます。 この体操は、札幌市西区のホームページまたは動画投稿サイト「YouTube」
で見られるほか、札幌市西区にある地域FM局、三角山放送局の番組の中で、
今月31日まで放送されています。
札幌市西区保健福祉課は、「高齢者は若い人に比べると筋力の低下が早いので、
家に閉じこもることでこれからの生活に影響が出るおそれもあります。
ぜひこの体操を役立ててもらいたいです」と話していました。 旭川の2医師 治療の詳細語る
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200319/7000019278.html
新型コロナウイルスに感染した旭川市に住む70代の男性の診察と治療にあたった
病院の医師がNHKの取材に応じ、使用した薬や悪化した病状が改善した治療の経緯など
退院するまでの詳しい状況を明らかにしました。
取材に応じたのは、旭川医科大学病院の古川博之病院長と、市立旭川病院の柿木康孝医師です。
2人は、先月22日に感染が確認された旭川市に住む70代の飲食店経営者の男性の診察と
治療にあたった病院の医師で、男性の承諾を得た上で、詳しい経緯を明らかにしました。 男性は先月20日、発熱やせきの症状を訴えて、旭川医科大学病院を最初に受診し、
古川病院長は、CTで撮影した男性の肺の画像を見せながら、
「新型コロナウイルスが原因の肺炎に特徴的な淡い影が見られた」と
感染を疑ったきっかけを説明しました。
男性は、感染が確認された日と同じ先月22日に、感染症を扱う専門の病床がある
市立旭川病院に入院します。
治療にあたった柿木医師は、男性はもともと、ぜんそくや肺の機能が低下する
COPD=慢性閉塞性肺疾患などを患っていたとした上で、「基礎疾患がある人は
病状が悪化するのではという警戒心を持った」と述べました。
ただ、新型コロナウイルスには特効薬がまだないことから、柿木医師は、
「当初は対症療法をしながら人が本来持つ免疫力で戦ってもらうというスタンスだった」
と話し、カルテにある、せきを止める薬や解熱剤、さらに2次感染を防ぐ抗生剤を
投与した記録を説明しました。 しかし、男性の病状は次第に悪化し、人工呼吸器が必要になるおそれもあったことから、
入院から7日目の先月28日に、国内外で症状改善の報告があるエイズの発症を抑える
抗ウイルス薬の「カレトラ」を投与することを決めました。
この決断について柿木医師は、「投与した経験がある医師に相談したところ、
『効果は証明されていないがやってみる価値はあるのでは』という話になった。
副作用も軽度の肝障害や軽度の下痢だと確認し、病状が悪化しているケースなので投与した」と説明しています。
抗ウイルス薬の投与のあと男性の病状は改善し、翌日には体温が平熱に戻ってせきも出にくくなり、
男性の日記にも「劇的に改善に向かった」とつづられています。
男性は順調に回復し、入院から19日目の今月11日に退院しました。 柿木医師は、抗ウイルス薬の効果について、まだ医学的には確認されていないとした上で、
「とても幸運なケースだった。いろいろな要因があったと思うが、病状がひどくなる前に
タイムリーに投与できたのが要因の1つになったかも知れない」と分析しています。
同じ薬をほかの感染者にも投与できるのか、という問いに、柿木医師は、
「投与せずに回復した人もいる。1例1例、丁寧に診療して判断するしかない」と述べて、
病状や基礎疾患などに応じて投与の是非を判断する必要があると説明しました。
この抗ウイルス薬をめぐっては、国内で、重症となった感染者に投与したものの、
その後、症状が改善せず、死亡したケースも報告されています。
厚生労働省は、効果や安全性を確かめるため、医療機関で感染者に投与する治験を
進めることにしています。 【HIVの抗ウイルス薬めぐって】
新型コロナウイルスに感染した患者の治療薬としての効果が期待できるとして
一部の国ですでに投与されているエイズの発症を抑える抗ウイルス薬について、
中国の医師らの研究グループは、「目立った効果は確認できなかった」とする
臨床試験の結果を発表しました。
エイズの発症を抑える抗ウイルス薬の「ロピナビル」と「リトナビル」を配合した薬は、
新型コロナウイルスに感染した患者の治療薬として効果がある可能性があるとされ、
すでに中国やタイ、それに日本国内で複数の患者に投与されています。
このうち中国の医師らの研究グループが行ったこの薬の臨床試験の報告が
18日付けのアメリカの医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」
に発表されました。 それによりますと、臨床試験では、新型コロナウイルスに感染し一定の症状がある患者199人のうち
およそ半数に抗ウイルス薬を投与し、どのような経過をたどるか、薬を投与しない患者と比較しました。
その結果、試験開始から28日後の患者の致死率を比較したところ、抗ウイルス薬を投与された
グループではおよそ19.2%だったのに対し、投与されなかったグループでは25%と、
薬を投与されたグループが致死率で下回り、集中治療室に滞在した期間も短かったという
結果が出たということです。
しかし、症状が改善する経過には大きな違いが見られなかったということで、
研究グループは「今回の試験では抗ウイルス薬の効果を確認できなかった」と結論づけています。
一方、研究グループでは、今後、症状の程度ごとに比較するなど、
さらに試験を行って慎重に検証すべきだとしています。 イランで死者1000人超 中国 イタリアに続き3か国目
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200318/k10012338571000.html
新型コロナウイルスの感染拡大が深刻なイランでは、死亡した人が1000人を超えました。
イラン保健省の高官は、感染拡大を食い止めるため外出の自粛などの勧告に
従うようあらためて国民に呼びかけました。
イラン保健省は18日、新型コロナウイルスへの感染が確認された人が、
17日より1192人増えて1万7361人になり、このうち亡くなった人は、
147人増えて1135人になったと発表しました。
亡くなった人が1000人を超えたのは中国、イタリアに続いて、3か国目です。 新型ウイルス 国内感染者は計956人(クルーズ船除く)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200316/k10012333121000.html
各地の自治体や厚生労働省によりますと、大阪府と兵庫県で合わせて2人が死亡したと
発表されたほか、午後8時半までに新たに合わせて35人の感染確認が発表されました。
日本で感染が確認された人はチャーター機で帰国した人も含めて956人となりました。
このほかクルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて1668人となっています。
このうち死亡したのは、国内で感染した人が33人、クルーズ船の乗船者7人の合わせて40人です。 日本で感染した人や中国からの旅行者・帰国者956人のうち、
▽北海道は157人、
▽愛知県は132人、
▽大阪府は119人、
▽東京都は118人、
▽兵庫県は92人、
▽神奈川県は66人、
▽埼玉県は39人、
▽千葉県は36人、
▽新潟県は24人、
▽京都府は21人、
▽和歌山県は16人、
▽高知県は12人、
▽群馬県は10人、 ▽三重県は9人、
▽奈良県は8人、
▽石川県は7人、
▽熊本県は6人、
▽福岡県は5人、
▽長野県は4人、
▽滋賀県は4人、
▽茨城県は3人、
▽栃木県は3人、
▽岐阜県は3人、
▽静岡県は3人、
▽山口県は3人、
▽愛媛県は3人、
▽大分県は3人、
▽宮崎県は3人、
▽沖縄県は3人、 ▽秋田県は2人、
▽福島県は2人、
▽山梨県は2人、
▽宮城県は1人、
▽福井県は1人、
▽広島県は1人、
▽徳島県は1人、
▽香川県は1人、
▽佐賀県は1人、
▽長崎県は1人、
中国からチャーター機で帰国した人が14人、厚生労働省の職員や検疫官、
それに空港の検疫で感染が確認された人などが合わせて17人です。 また厚生労働省によりますと、重症者は19日の時点で、国内で感染した人などが
49人クルーズ船の乗船者が12人の合わせて61人となっています。
一方、19日までに症状が改善して退院した人などは、国内で感染した人などが
215人となっています。
またクルーズ船の乗客乗員が551人で、合わせて766人となっています。 今後の対策は地域の感染状況に応じて 政府専門家会議が提言
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200319/k10012340911000.html
新型コロナウイルスの対策について話し合う政府の専門家会議が19日夜開かれ、
感染が拡大している地域は自粛要請の必要性を検討し、収束に向かっている地域では
リスクの低い活動から解除を検討するなどとした提言を取りまとめました。
政府の専門家会議は19日夜、8回目の会合を開き、座長を務める国立感染症研究所の
脇田隆字所長らが出席し提言を取りまとめました。
この中で現在の状況について引き続き持ちこたえているものの、感染源のわからない患者が
継続的に増加する地域が全国に拡大すれば、どこかで「オーバーシュート」
と呼ばれる爆発的な感染拡大を伴う大規模流行につながりかねないなどとする見解が示されました。 そのうえで今後の対策は、地域の感染状況に応じて進めていく必要があるとしています。
具体的には感染が拡大傾向にある地域は、緊急事態宣言や一律の自粛要請の必要性に
ついて適切に検討し、感染が収束に向かい始めている地域などは、
リスクの低い活動から徐々に解除を検討することになるとしています。
一方、感染が確認されていない地域では、学校の活動や屋外でのスポーツ観戦、
それに文化・芸術施設の利用などで、リスクの低い活動から実施してほしいとしています。
政府は専門家会議の提言を基に、イベントの自粛や学校の休校の要請に関する
今後の対応を検討することにしています。 イタリアの死者数 中国超え世界最多に 新型コロナウイルス
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200320/k10012341271000.html
イタリア政府は19日、新型コロナウイルスによる死者が新たに427人増え、
3405人になったと発表しました。
イタリアの死者数は19日、中国が発表した3245人を上回り、世界で最も多くなりました。
イタリア政府は集中治療室の増設など医療態勢の強化を進めていますが、
国内では北部を中心に感染の拡大に歯止めがかからない状態となっていて、
死者数もこの10日間で5倍以上に増えています。 爆発的拡大「オーバーシュート」警戒 都市部の増加踏まえ、政府専門家会議が新見解
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200319-00000093-mai-pol
新型コロナウイルス感染症の政府専門家会議(座長=脇田隆字・国立感染症研究所長)
は19日、国内感染者が都市部を中心に増えており「今後、感染源が分からない患者が
継続的に増加し全国に拡大すれば、どこかの地域を発端として爆発的な感染拡大(オーバーシュート)
を伴う大規模流行につながりかねない」とする新たな提言をまとめた。 現状は何とか持ちこたえており、拡大防止の取り組み強化が必要だとする一方、
感染が確認されていない地域では学校活動や屋外スポーツなどの再開も奨励した。
政府は、臨時休校などの自粛要請の一部を解除する方針だ。
専門家会議は2月24日に「今後2週間程度が瀬戸際」との見解をまとめ、
政府が大規模イベントの自粛や一斉休校を要請するきっかけとなった。
その2週間後の今月9日には、緊急事態宣言が出された北海道での対策を分析する
必要があるとして、それまでの自粛継続を求めていた。 提言は北海道について、週末の外出自粛やイベント自粛、休校などの対策が進み、
クラスター(集団)感染を把握して制御下に置くことができた結果、
「一定程度、新規感染者の増加を抑えられている」と評価した。
ただ、どのような対策や市民の行動の変化が最も効果を上げたかは「定かではない」とした。
北海道以外を見ると、感染者1人からの2次感染者数の平均値(実効再生産数)が
3月上旬以降は1を下回っているものの、経路不明の感染者が増えると
オーバーシュートが起きかねないと指摘。
大都市圏の方が発生しやすいとも指摘し、起きた時は「取り得る政策的な選択肢は
ほとんどない」と警鐘を鳴らした。 今後は、全国一律ではなく、患者推計に基づく医療提供体制を整えた上で、
感染状況別にバランスを取った対策を各地域に求めた。
具体的には、感染が拡大中の地域は一律自粛の必要性などの検討
▽一定程度に収まっている地域はリスクの低い活動から徐々に解除する検討
▽感染が確認されない地域では学校活動などの再開――を例示した。
また、症状が軽い患者や症状がない人は自宅療養とするなど重症者を優先する
医療体制の準備も促した。 マスク不足 医療機関ギリギリの節約 手作り使用も
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/404192?rct=n_hokkaido
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、道内の医療機関や介護施設のマスク不足が深刻化している。
病院では感染予防のためのガウンやゴーグルなどの防護具も品薄で、診療などへの影響も懸念される。
介護施設は事務職員のマスク配布数を制限したり、手作りマスクでしのぐところも。
専門家は国や自治体には「優先順位を見極めた分配を」と求めている。
「次のマスクの入荷見通しが立たず、在庫を大事に使うしかない。こんなことは初めて」。
札幌市中央区の時計台記念病院の後藤昌一事務部長は困惑する。 同病院は患者と直接接しない事務職員を中心にマスクの使用枚数を1日1枚に制限。
1日当たりの病院全体の数を通常の3分の1の約300枚に抑えているが、
今後入手できなければ1カ月ほどで尽きてしまう。
後藤事務部長は「衛生上、これ以上の制限は難しい」とこぼす。
看護師の新型ウイルス感染が判明した同市中央区の斗南病院もマスク確保に苦慮する。
同病院は感染者と接触した全職員の陰性を確認した上、院内を消毒し17日に外来を再開した。
4月末までに必要な約2万5千枚を確保したが、風邪症状のある患者に接した後は替えざるを得ず、
奥芝俊一院長は「診療態勢に影響が出かねない」と心配する。 医療機関はマスクだけでなく、ゴーグルやガウンなどの品薄状態にも不安を募らせる。
道北の自治体病院の事務局長は「業者に問い合わせても、次の入荷のめどがたたないと言われる。
一方で感染対策を考えると、利用を制限することも難しい」と言う。
感染症の重症化リスクが高いとされる高齢者の施設もマスク不足に頭を悩ませる。
道の2月末調査によると、道内の高齢者向け入所施設1210カ所のうち、
1カ月以内にマスクの備蓄がなくなると答えた施設は55・4%。
除菌アルコールは、54%が1カ月以内に底をつくと回答した。 空知管内新十津川町で特別養護老人ホームや通所介護施設などを運営する
社会福祉法人「明和会」は、3月末までの分のマスクしかない。
事務職員は着用を控え、介護士も利用者と一緒に手作りした布マスクなどでしのいでいる。
厚生労働省や道は高齢者施設などに優先的にマスクを配布するとしているが、
西川雅浩理事長は「高齢者施設は数も多く、十分な数が分配されるか分からない。
入荷状況次第ではサービスの制限も検討せざるを得ない」と話す。 感染症コンサルタントとして医療機関に感染対策を助言する岸田直樹医師(札幌)は
「健康な人が屋外などで常時、マスクをしても予防効果はあまりない。
密室に多数が集まる時、高齢者と接する時など着用すべき場面を見極める必要がある」と、
買い占めに走らないよう求める。
一方、国や自治体には「緊急度や感染リスクの高さを適切に判断し、分配することが
求められる」と強調する。 政府の専門家会議 提言まとめる
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200320/7000019318.html
新型コロナウイルスの対策について話し合う政府の専門家会議が19日夜開かれ、
感染源のわからない患者が継続的に増加し続ければ、爆発的な感染拡大が起きる
おそれもあるとして、対策の徹底を求める提言をまとめました。
また、大規模なイベントは引き続き慎重な対応が求められる一方で、
感染が確認されていない地域での学校活動やスポーツ観戦などはリスクを
判断したうえで実施するよう求めています。 政府の専門家会議は19日夜、8回目の会合を開き、座長を務める国立感染症研究所の
脇田隆字所長らが出席し提言をとりまとめました。
この中で、現在の状況について、引き続き持ちこたえているものの、感染源のわからない患者が
継続的に増加する地域が全国に拡大すれば、どこかで「オーバーシュート」と呼ばれる
爆発的な感染拡大を伴う大規模流行につながりかねないなどとする見解が示されました。
そのうえで今後の対策は、地域の感染状況に応じて進めていく必要があると指摘しています。
具体的には、感染が拡大傾向にある地域は、まん延を防ぐために独自のアラートや、
外出などの一律の自粛の必要性を検討し、期間を十分に見極めて導入するよう求めています。 感染が収束に向かい始めている地域などは、リスクの低い活動から徐々に解除を検討すべきだとしています。
感染が確認されていない地域では、学校の活動や屋外でのスポーツ観戦、
それに文化・芸術施設の利用などで、リスクの低い活動から実施してほしいとしています。
一方、全国的な大規模イベントは、集団感染や各地に拡散するリスクがあり引き続き慎重な
対応が求められると指摘しています。
そして、国内外の感染状況を考えると短期的収束は考えにくく、長期戦を覚悟する必要があるとしています。
政府は専門家会議の提言を基に、イベントの自粛や学校の休校の要請に関する今後の対応を
検討することにしています。 【北海道の対策は一定の効果】
政府の専門家会議は北海道での対策について、知事による緊急事態宣言をきっかけに、
住民が日常生活の行動を変え事業者が迅速に対策を講じたことによって、
急速な感染拡大の防止として一定の効果があったとしています。
一方で、依然として流行は明確に収束に向かっておらず憂慮すべき状態が続いている
と指摘しています。 【提言 具体的には?】
新型コロナウイルス対策の専門家会議がまとめた「状況分析・提言」では、
現在の国内の状況を分析したうえで国民に向けた提言が盛り込まれました。
現在の状況として、北海道については、先月28日に緊急事態宣言を出して
週末の外出自粛などを呼びかけて以降、一定程度、新規感染者の増加を抑えられている
ことを示しているとしましたが、依然として流行は明確には終息に向かっておらず、
憂慮すべき状態が続いているとしました。
ただ、緊急事態宣言は急速な感染拡大の防止という観点からみて一定の効果があったとしました。
また、北海道以外の国内の感染の状況については引き続き、持ちこたえているものの、
一部の地域で感染拡大が見られるとしました。 特に感染源の分からない患者が増加している地域が散発的に発生しているとして、
今後、こうした状況が増え続け全国的に拡大すれば、爆発的な感染拡大を伴う
大規模流行につながりかねないとしました。
これまでの国内の対策については若干の効果があったとする見解を示しながらも
海外からの流入があることなどから、引き続き動向を注視し、感染拡大のリスクが高い環境
での行動を十分抑制することが重要としました。
そのうえで、今後の見通しとして、もし大多数の国民や事業者が人と人との接触を
できる限り絶つ努力や、密閉空間、人の密集、近距離での会話や発声という
3つの条件が同時に起こる場所を避ける努力を続けていかないと、
感染に気がつかない患者の集団「クラスター」が発生し、ある日、「オーバーシュート」
と呼ばれる爆発的な患者の急増が起こりかねないと指摘しました。 また、専門家会議の提言では、はじめにクラスターと呼ばれる患者の集団への
対応の重要性を挙げ、今のクラスター対策を迅速に抜本的に拡充する必要があると指摘しました。
具体的には人材の確保や自治体どうしの強力な連携や情報共有、対策に当たる保健所の人員や
予算の投入などを挙げています。
また、重症者を優先する医療体制に迅速に移行するための検討を進めるべきとしました。
この中では、強いだるさや息苦しさがある人や高齢者、それに基礎疾患がある人たちは
早めに受診してもらう一方で入院治療が必要ない軽症者については自宅療養として
電話で健康状態を把握することとしました。 春休み明けの学校については、地域ごとの流行の状況を踏まえることが重要だとし、
日々の学校生活で集団感染のリスクが高くなる3つの条件が同時に重なる場を
避けるなどの対策の必要性を強調しました。
そして、全国規模の大規模イベントなどについては、集団感染のリスクや感染を
拡大させるリスクを指摘し、屋内か屋外かや人数の規模によらず、集団感染が起きると
全国的な感染拡大につながることが懸念されるとしました。
こうしたリスクに対応できない場合は中止や延期が必要だとしました。
このほかにも感染者や濃厚接触者、それに治療にあたる医療従事者などに対する
偏見や差別につながる行為は断じて許されないこと高齢者や持病のある人など
重症化のリスクが高い人は不特定多数の人がいる場所への訪問を避けることなどが盛り込まれました。 【大規模流行になると・・・】
専門家会議がまとめた「状況分析・提言」では、大規模な流行が起こって十分な措置が
とられなかった場合にどのような事態になるのか、北海道大学の西浦博教授の推計が盛り込まれました。
推計では人口10万人の地域を想定し、感染拡大のスピードは現在のヨーロッパと同程度と仮定しました。
その結果、流行50日目には1日の新たな感染者数は軽症の人も含めると5414人にのぼり、
最終的に人口の79.9%が感染すると考えられるということです。
また、人工呼吸器などが必要な重篤な患者は、流行62日目には1096人にのぼると
推計されたということで、地域の医療の限界を超えてしまうことが想定されたということです。
専門家会議では、実際にはクラスター対策などの強力な措置をとることで、
地域の医療提供体制を上回らないようにするべきだと指摘しました。 【専門家たちは?】
専門家会議のあと会見を行った北海道大学の西浦博教授は、北海道で先月下旬から
行われた一連の対策の効果について、「北海道では、緊急事態宣言が出されたあと、
感染者の減少傾向が顕著になっている。
まだ予断を許さない状況が続いているが、多くの方の協力によって『北海道モデル』
と呼べる取り組みが成功したのではないかと考えている」と話しました。
また、国内全体の状況や今後の対策のあり方については、「自粛などの取り組みや
多くの人たちの協力によって、希望の光が見えてきたと思っている。
強力な行動の制限は感染拡大を抑えることはできるが長く続けることはできない。
『日本モデル』として、長期間、持続可能な対策のあり方をなんとか見いだせないか
いま必死に模索している」と話しました。
その一方で全国的な大規模イベントの開催については「仮に大規模なイベントを開催してそこで、
非常に大きな感染者の集団、メガクラスターが発生してしまうとこれまでの努力が水泡に帰すおそれがある」と指摘しました。 専門家会議のあと記者会見に出席した防衛医科大学校の川名明彦教授は今後、
感染の拡大に備えて必要な医療体制について、「患者の数が大きく増えると
軽症の患者に入院してもらう状況ではなくなってくる。重症の人は高い機能がある
医療機関で治療し、軽症の人は一般の医療機関や診療所にいってもらうなど
医療機関の役割分担が必要で、その準備を進めなければならない。
現時点で対応できなくなってしまった医療機関はないという理解だが、
多くの感染者が報告されている地域は特にその懸念が高まっていると考えている」と述べました。 記者会見に出席した専門家会議の副座長で、地域医療機能推進機構の尾身茂理事長は、
全国的な大規模イベントの開催は主催者がリスクを判断するよう求めたことについて、
「閉鎖されていない屋外で開かれるものでも、全国から不特定多数の人が参加する
イベントで集団感染が起きたら全国に波及するおそれもあるため、
皆さんには慎重に判断してもらいたい。開催を決めてもイベントの準備を進める中で
異変を感じれば、中止の判断もしてほしい」と話しました。
そのうえで、「イベントの開催をめぐってはさまざまな意見が出たが、
専門家ごとに方法論が異なるだけで、国内でいつ大規模な感染拡大が起きても
おかしくないという危機感は、すべての委員が持っている」と話しました。 コロナ感染防止 レバンガが医師招き講習会
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/404223?rct=n_hokkaido
バスケットボールBリーグ1部のレバンガ北海道は19日、医師で
札幌保健医療大学長の小林清一教授(臨床免疫学)を招き、新型コロナウイルス感染防止
について学ぶ講習会を選手、スタッフに向けて開いた。 新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査で陰性だった
トラソリーニら27人が参加した。小林学長は約1時間、手洗いやうがい、
アルコール消毒などの地道な取り組みが予防につながることを説明。
「日本は世界から見れば感染拡大をコントロールできている」との見解を語った。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.19現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyouyousei_0319genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou_0319genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 1,652名(+65名)
陽性累計 157名(+3名)
L現在患者数 70名(ー5名)
L軽症・中等症 64名(ー5名)
L重症 6名(±0名)
L死亡累計 6名(0名)
L陰性確認済累計 81名(+8名) 【札幌市】新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(3月20日時点)
陽性者数(累計)70人
現在患者数 42人
陰性確認済(累計)26人
死亡(累計)2人
〇札幌市における感染者状況(3月18日時点)【グラフ】
>>486
〇札幌市における感染経路別感染者状況(3月18日時点)【グラフ】
>>486
〇新型コロナコールセンター相談件数(3月18日時点)
>>486
〇帰国者・接触者電話相談センター相談件数
>>486 「緊急事態」終了後の対応協議 鈴木知事と秋元札幌市長【HTBニュース】
https://www.youtube.com/watch?v=RvISb2yB7a4&feature=youtu.be 札幌臨床検査センター、PCR検査受託 23日から
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56990410Z10C20A3L41000/
札幌臨床検査センターは23日から、新型コロナウイルスを検出するPCR検査の受託を開始すると発表した。
厚生労働省指定の帰国者・接触者外来を設置している医療機関などからの検査依頼のみ受け付ける。
1日あたりの検査件数は最大で46件に達する。
PCR検査は6日から保険適用が始まっており、需要拡大が見込まれている。
同社は従業員の確保や安全面への配慮から平日のみ検査を受け付けるが、
需要が拡大すれば土日の検査も受け付ける可能性はあるという。 札幌の男性感染 計158人に
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200320/7000019331.html
道内では20日、新たに札幌市の男性1人が新型コロナウイルスに感染していること
が確認されました。
これで道内で感染が確認されたのは158人となりました。
札幌市によりますと、新たに感染が確認されたのは市内に住む50代の男性会社員です。
男性は、今月15日にのどに違和感があり、その後せきや発熱の症状が出て19日、
医療機関を受診して検査をしたところ感染が確認され、現在は市立札幌病院に入院しているということです。
症状は軽いということです。 また、男性は、今月14日に症状が出て19日に感染が確認された
札幌市の60代の男性会社員の職場の同僚で、濃厚接触者だということです。
市は、2人に症状が出た日が近いため、ほかの同僚にも感染者がいるおそれがある
として詳しく調査を進めています。
道内で感染が確認されたのはこれで158人となりました。
一方、20日の時点でこのうち84人は症状が回復し、再検査の結果、
ウイルスが検出されず治療を終えています。 新型コロナで知事と札幌市長が初会談 月内に感染防止指針
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/404397?rct=n_hokkaido
新型コロナウイルスの感染拡大防止策を巡り、鈴木直道知事と札幌市の秋元克広市長は20日、
札幌市役所で会談し、飲食店やイベント会場向けの指針を月内に策定することで一致した。
2人が直接会うのは、道内で感染者が確認されてから初めて。 会談は非公開で行われ、会談後に知事と市長が並んで記者団の取材に応じた。
2人は、道の「緊急事態宣言」が19日に終了したことを受け、
来月上旬までの期間を「通常の経済活動に向けた準備期間」と位置付けること
で一致したと説明した。 新型コロナウイルス 国内感染者は計1016人(クルーズ船除く)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200316/k10012333121000.html
各地の自治体や厚生労働省によりますと、20日午後9時までに、
東京都と愛知県でそれぞれ1人が死亡、千葉県や兵庫県、大分県など15の自治体
で合わせて51人の感染が確認されました。
日本で感染が確認された人はチャーター機で帰国した人も含めて、1016人となりました。
このほか▽クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて1728人となっています。
このうち死亡したのは、
▽国内で感染した人が35人、
▽クルーズ船の乗船者7人の合わせて42人です。 日本で感染した人や中国などからの旅行者・帰国者1016人のうち、
▽北海道は158人、
▽愛知県は139人、
▽東京都は129人、
▽大阪府は123人、
▽兵庫県は101人、
▽神奈川県は68人、
▽埼玉県は42人、
▽千葉県は41人、
▽新潟県は25人、
▽京都府は22人、
▽和歌山県は17人、
▽高知県は12人、
▽群馬県は12人、 ▽三重県は9人、
▽奈良県、石川県、大分県は8人、
▽熊本県は7人、
▽福岡県は5人、
▽長野県、滋賀県、栃木県は4人、
▽茨城県、岐阜県、静岡県、山口県、愛媛県、宮崎県、沖縄県は3人、
▽秋田県、福島県、山梨県、広島県は2人、
▽宮城県、福井県、徳島県、香川県、佐賀県、長崎県は1人、 ▽中国からチャーター機で帰国した人が14人、
▽厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された人などが合わせて21人です。
また、厚生労働省によりますと、重症者は19日の時点で、
▽国内で感染した人などが49人、
▽クルーズ船の乗船者が12人の合わせて61人となっています。
一方、19日までに症状が改善して退院した人などは、
▽国内で感染した人などが215人となっています。
また、▽クルーズ船の乗客乗員が551人で、合わせて766人となっています。 新型コロナ対策、「日本式」の特徴と評価
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200319-00010004-newsweek-int&p=1
<PCR検査の対象を絞り込む、社会全体のロックダウンはしない......
日本のコロナ対策は特殊事情を反映した極めて特徴的なもの>
新型コロナウイルスの感染は、欧州全土とアメリカで本格的な拡大を続けていますが、
ここへ来て、各国別の対応の違いが浮き彫りになってきています。
そんな中で、日本の場合は「日本式対応」と言ってもいいような2つの特徴が顕著です。 1つの特徴は、検査数が抑制気味であることです。
政府は、PCR検査について保険適用を決めており、必要な検査が受けられるようにする
としていますし、報道によれば、例えば新潟などでは「ドライブスルー検査」
が既に始まっています。
ですが、現時点では検査件数は大きくは増えていません。
これは、検査来院のために医療現場がパンクする危険を回避するためとか、
検査来院がかえって感染拡大になる懸念があるとかいった理由もあると思いますが、
最大の理由は2月14日に施行された政令で「無症状の感染者に対しても入院措置ができ、
その場合は医療費が公費負担となる」としたことでしょう。 この政令が発効していることで、検査で陽性、イコール公費で入院ということになり、
現在でもそのような運用がされています。
政府は、重症者の入院を優先するために、軽症者は「自宅療養」となる可能性も
PRしていますが、実際に自宅で療養となると、単身者世帯では看護者が必要になるし、
一般家庭では住宅事情から寝室や浴室を区分するのは難しいため、
まだ踏み切れていません。 <欧州よりも「穏健」なアプローチ>
このため、重症者は優先するという大前提を崩さずに、この政令を運用し続けるには、
リスクの低い無症状者や軽症者への検査は入り口のところで絞る、
そんな実務上の運用がされていると思われます。
もう少し事態が悪化するか、もしくは好転した場合には運用を改めることは可能であり
必要と思いますが、おそらく現時点では直ちには難しいという判断があるのではないでしょうか。 もう1つは、人の集合については企業のオフィスや外食などには規制をかけず、
規制は「大規模イベント」と「学校」に限定しているという方法論です。
社会全体のロックダウン(閉鎖)に踏み切った中国、イタリア、フランスや
アメリカ・サンフランシスコなどと比較すると、穏健なアプローチです。
その前提として、若年層の重症化率は極めて低い一方で、
若年層は無症状や軽症のまま無自覚に感染を拡大する可能性があるという認識があります。
また、日本は高齢人口という分厚いハイリスク層を抱えているという特徴もあります。 <ロックダウンは飲食店にとって致命的>
まず、オフィスの規制については「リモート勤務」で成果を上げられる組織や
人材が極めて限定される中では、選択肢にはならなかったのかもしれません。
また外食については、先に「インバウンド激減」で経営が圧迫されていたために、
さらに規制をかけるということは、個々の経営にとって致命的になるという判断があったと推測されます。
一方で、高齢者の活動ではなく小中高の一斉休校が選択された理由は、
何よりも人口の比率が違うことがあったと思われます。
70歳半ばの団塊世代は1歳あたり230万人の人口がありますが、
小学生は一学年あたり110万人以下しかいないという現状から出てきた選択と考えられます。 検査総数の結果的な抑制にしても、大規模イベントと学校だけに限定した規制にしても、
極めて日本に特徴的な対策だと思います。
この対策が成功するにしても、大きく軌道修正を迫られるにしても、
とにかく日本に独自の特殊事情から生まれた対策であるという事実は大切です。
韓国や欧州などの対策との優劣を比較する場合にも、その点を考慮することは必要でしょう。 福祉施設、幼稚園のマスク、消毒液購入費計上 道補正予算案
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/404421?rct=n_hokkaido
道が新型コロナウイルス対策として開会中の第1回定例道議会に提出する2019年度
一般会計補正予算案と20年度一般会計補正予算案の概要が分かった。
中小企業などに対する融資への預託費のほか、福祉施設の消毒液や保健所の
検査機器の購入費なども計上。感染防止態勢を強化する内容で、
外出自粛などの影響を受ける観光業や飲食業などへの直接的な支援策は盛り込んでいない。 介護施設や障害者福祉施設などの感染防止態勢対策費として1億6300万円を盛り込み、
マスクや消毒液の購入、一部施設の改修工事費に充てる。
認可外保育所や幼稚園についても同様の経費1億5700万円を計上した。
保健所や道立衛生研究所の検査試薬や防護服の購入費に8900万円。 知事と市長 マスク対応分かれる
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200321/7000019337.html
20日の道と札幌市の会談で、鈴木知事はマスクをしていましたが
秋元市長はしておらず対応が分かれました。これについて2人はそれぞれの持論を明らかにしました。
20日の道と札幌市の新型コロナウイルスに関する会談で、
鈴木知事をはじめとした道側の出席者はマスクをしていたのに対し、
秋元市長をはじめとした札幌市側の出席者はマスクをしておらず対応が分かれました。
これについて鈴木知事は記者団に対し「本人の認識がないまま感染確認されていること
が最新の知見であり、皆さんに感染防止対策をお願いしている以上はお願いしている者
としてマスクをするという判断だ」と説明しました。 一方、秋元市長は「私は毎日健康チェックをしていて仮に発熱などの症状があれば
この場には出てこない。今、マスクが品薄で手に入らない状況があるので、
正しく、マスクが必要な人にまずは使ってほしいという意味だ」と説明しました。
会談で2人は、感染拡大防止に向けた対策に万全を期すことで一致しましたが、
マスクの着用に関してはそれぞれの持論を明らかにしました。
厚生労働省はマスクについて、せきやくしゃみなどの症状がある人に積極的に着用を呼びかけ、
混み合った場所や換気が不十分な場所では感染予防策と考えられるとする一方、
屋外などでは相当混み合っていないかぎり予防効果はあまり認められていないとしています。 新型コロナ検査 民間でも
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200321/7000019338.html
新型コロナウイルスに感染しているかどうかを確かめるための検査は、
道内では保健所などの公的な機関で行われてきましたが、
民間の検査機関でも実施されることになり、検査数の増加につながると期待されています。
新型コロナウイルスに感染した疑いがある患者が陽性か陰性かを調べる「PCR検査」は、
これまで、道内各地にある保健所など、6つの公的な機関で行われてきました。
厚生労働省は、患者の増加に伴い、検査体制を強化しようと、民間の機関でも検査できる措置をとり、
道内でも、今月23日以降、札幌市にある検査機関などが実施することになりました。 このうち、札幌市に本社を置く「札幌臨床検査センター」は、結核の検査で使っている設備で、
新型コロナウイルスの検査も行います。
検査に必要な患者の体液を採取するのは道とあらかじめ契約を結んだ病院で、
検査センターは病院からの検体の提出を受けて、1日に最大で46件、検査します。
札幌市では、別の企業も今月中をめどに検査を始めたいとしていて、
これまで1日で最大200件だった道内の検査数の増加につながると期待されています。
札幌臨床検査センターの桶谷満社長は「いち早く行いたいと準備を進めてきた。
高い精度で円滑に行い道民の健康を守る手助けをしたい」と話していました。 布製マスクの洗い方 動画で紹介
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200320/7000019322.html
新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマスクの品薄な状況が続く中、
政府は、洗って繰り返し使える布製のマスクを介護施設などに配布することにしていて、
衛生的に使い続けられるよう布製のマスクの洗い方を紹介する動画を公開しました。
厚生労働省と経済産業省は、ガーゼなどでできた布製のマスクを繰り返し使うには
「1日1回洗うこと」を勧めています。
動画サイトのユーチューブで公開している動画では、
▽衣料用の洗剤を入れた水に10分間マスクを浸したあと、
▽繊維を傷めないようもみ洗いではなく軽く押し洗いをするよう勧めています。 汚れが気になる場合は、▽塩素系の漂白剤を入れた水にマスクを浸してから水ですすぎ、
▽乾燥機は使わずに陰干しするとよいとしています。
ただ、洗うたびにマスクの性能が落ちる可能性があるとして、
政府は「傷みの程度などをみて適切に取り替えてほしい」としています。
政府は、布製のマスク2150万枚を一括して買い上げ、全国の介護施設や保育所などに
1人に1枚行き渡るよう今月下旬から来月上旬にかけて順次、配布します。
一方、使い捨てのタイプは、メーカーが大幅な増産に乗り出すなかでも需要が供給を
大幅に上回り品薄の状況がしばらく続くとみられることから
政府は布製のマスクを有効に活用してほしいとしています。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.20現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyouyousei_0320genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou_0320genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 1,707 名(+55名)
陽性累計 158名(+1名)
L現在患者数 68名(ー2名)
L軽症・中等症 60名(ー4名)
L重症 8名(+2名)
L死亡累計 6名(0名)
L陰性確認済累計 84名(+3名) 新たに1人感染 道内159人に
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200321/7000019347.html
道内では新たに40代の男性1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、
道内で感染が確認されたのは159人となりました。
道によりますと、新たに感染が確認されたのは釧路地方に住む40代の会社員の男性です。
男性は今月15日に悪寒やけん怠感などの症状を訴え、2つの医療機関を受診し、
21日、ウイルス検査を行った結果、感染が確認されました。
道によりますと、男性は指定医療機関に入院しましたが、症状は軽いということです。 男性は仕事のため10日ほど海外に滞在し、新型コロナウイルスの流行が確認されている
地域の空港を経由して今月上旬に帰国したということで、
道は、海外で感染した可能性が高いとしています。
ただ、男性がどこの国に滞在していたのかなど詳細については明らかにしていません。
これで道内で感染が確認されたのは159人となりました。
また、21日の時点でこのうち87人は症状が回復し、再検査の結果ウイルスは
検出されず治療を終えたということです。 感染者多い国や地域(21日午後2時)新型コロナウイルス
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200321/k10012343131000.html
各国政府の発表によりますと、国や地域別の感染者数は多い順に、
▽中国が8万1008人
▽イタリアが4万7021人
▽スペインが1万9980人
▽イランが1万9644人
▽アメリカが1万5219人
▽ドイツが1万3957人
▽フランスが1万2612人
などとなっています。 死亡した人は
▽イタリアが新たに627人増え4032人と4000人を超えたほか、
▽中国が3255人
▽イランが1433人
▽スペインが1002人
▽フランスが450人
▽アメリカが201人
などとなっています。 新型コロナウイルス 国内感染者は計1054人(クルーズ船除く)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200316/k10012333121000.html
各地の自治体や厚生労働省によりますと、21日は東京都で新たに1人の死亡が発表されたほか、
午後10時までに、兵庫県、神奈川県、大阪府、北海道、千葉県、新潟県、大分県、愛知県、
埼玉県、京都府、東京都などで合わせて39人の感染が確認されました。
日本で感染が確認された人は、チャーター機で帰国した人も含めて、1054人となりました。
このほかクルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて1766人となっています。
このうち死亡したのは、
▽国内で感染した人が36人、
▽クルーズ船の乗船者8人の合わせて44人です。 日本で感染した人や中国などからの旅行者・帰国者1054人のうち、
▽北海道は159人、
▽愛知県は141人、
▽東京都は136人、
▽大阪府は125人、
▽兵庫県は107人、
▽神奈川県は72人、
▽埼玉県は45人、
▽千葉県は42人、
▽新潟県は27人、
▽京都府は23人、
▽和歌山県は17人、
▽大分県は13人、
▽高知県は12人、
▽群馬県は11人、 ▽三重県は9人、
▽奈良県、石川県は8人、
▽熊本県は7人、
▽福岡県は5人、
▽長野県、滋賀県、栃木県は4人、
▽茨城県、岐阜県、静岡県、山口県、愛媛県、宮崎県、沖縄県は3人
▽秋田県、福島県、山梨県、広島県は2人、
▽宮城県、福井県、徳島県、香川県、佐賀県、長崎県は1人、 ▽中国からチャーター機で帰国した人が14人、
▽厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された
人などが合わせて26人です。
また、厚生労働省によりますと、重症者は19日の時点で
▽国内で感染した人などが49人
▽クルーズ船の乗船者が12人の合わせて61人となっています。
一方、19日までに症状が改善して退院した人などは、
▽国内で感染した人などが215人となっています。
また、▽クルーズ船の乗客乗員が551人で、合わせて766人となっています。 日本への入国待機要請 21日から欧州の国々など38か国追加へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200320/k10012340991000.html
新型コロナウイルスの水際対策を強化するため、日本に入国したすべての人に対して
2週間の自宅待機などを求める対象となる国に、21日からヨーロッパの国々など38か国が追加されます。
政府は中国と韓国から日本に入国した人に2週間は自宅などに待機するよう求める要請を
今月9日から始めていますが、新型コロナウイルスの感染が世界で急速に拡大していること
を受けて、21日からその対象にヨーロッパの国々など38か国が追加されます。
対象となるのは、21日の午前0時以降にEU=ヨーロッパ連合のすべての加盟国を含む、
ヨーロッパのほとんどの国とイラン、エジプトの合わせて38か国を出発し、
航空機や船で日本に入国したすべての人で、日本人も含まれます。 入国後2週間は発熱などの症状がなくても自宅がある人は家で、ない人は自分で確保した
宿泊施設で待機するほか、公共交通機関を使用しないことや、空港からの移動は自家用車か
レンタカーを使うことを求めています。
また、待機の期間中は毎日自分で健康状態を確認し、発熱などの症状が出たら
各地の「帰国者・接触者相談センター」に連絡して、指定された医療機関を受診する
こととしています。
今回の要請の期限は来月末までとなっています。 患者大幅増のピークに備えた医療体制の整備を要請 厚労省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200320/k10012341581000.html
新型コロナウイルスの患者数が今後大幅に増加し、ピークを迎えたときに備えて
厚生労働省は、重点的に患者を受け入れる医療機関を設定するなど、
効率的な治療を行うための医療体制の整備を各都道府県に求めました。
厚生労働省は医療体制の整備のため、新型コロナウイルスの感染がピークを迎えたときの
1日当たりに入院が必要となる患者や、重症患者の数などを推計する計算式をすでに示していて、
これを踏まえて、効率的な治療を行うための医療体制の整備を都道府県に対して要請しました。 具体的には、都道府県が受け入れる患者を調整するため、救急医療や感染症の
専門家による調整本部を設置するとしています。
そのうえで、感染症の専門医を集約するなどして重点的に患者を受け入れる医療機関を設定し、
受け入れの優先順位をつけるほか、医師の判断でほかの病気の患者を別の医療機関
に移すなどの調整を行うとしています。 また、専門医や経験のある看護師のチームをつくり、重点医療機関に派遣することや、
患者の搬送について消防などの関係機関と事前に協議するなどとしています。
さらに、都道府県で患者の受け入れができなくなった場合には国が調整に当たるということで、
厚生労働省は地域の実情に合わせた医療体制の整備を検討するよう求めています。 新型コロナウイルス/札幌市財政局/工事・業務の契約手続き、送付でもOK
https://www.decn.co.jp/onlineservice/News/detail/3202003160612
札幌市財政局は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、
工事と委託業務の契約書取り交わし手続きを送付で受け付ける。
契約書は本来、窓口への持参で取り交わしているが、不特定多数が利用する
公共交通の利用抑制などを考慮し、受注者が希望する場合、郵便や宅配便で受け付ける。
送付希望者は、契約管理課(電話011・211・2442)への事前連絡が必要になる。 「人工肺」で12人救命 新型コロナ治療に活躍
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/404458?rct=n_pneumonia
新型コロナウイルスによる重い肺炎患者の治療に「ECMO(エクモ)」と呼ばれる
人工心肺装置が力を発揮している。今月11日までに計23人がこの治療を受け、
うち12人は症状が改善して装置を外すことができたという。
日本集中治療医学会など6団体が協力し、エクモ使用経験の豊富な医師が、
治療の支援や、高度な施設への患者の搬送調整に当たるネットワークを2月中旬に設立した。 ネット設立に関わった東京都立多摩総合医療センターの清水敬樹・救命救急センター長
によると、エクモ治療を受けて回復した患者以外の11人は治療継続中で、
これまでに死亡者はいないという。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.21現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyouyousei_0321genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou_0321-3genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 1,755 名(+48名)
陽性累計 159名(+1名)
L現在患者数 66名(ー2名)
L軽症・中等症 58名(ー2名)
L重症 8名(±0名)
L死亡累計 6名(0名)
L陰性確認済累計 87名(+3名) 新たに3人感染 道内162人に
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200322/7000019362.html
道内では22日、小樽市と札幌市の男女3人が新型コロナウイルスに感染している
ことが確認され、道内の感染者は162人となりました。
新たに感染が確認されたのは▼小樽市に住む60代の会社員の夫婦と
▼札幌市に住む40代の無職の女性の合わせて3人です。
いずれも症状は軽く会話は出来るということです。 小樽市によりますと60代の夫婦は、発症前に海外への渡航歴はなく21日から22日に
かけてウイルス検査で陽性が判明したということです。
夫は小樽市内の公共施設「いなきたコミュニティセンター」に勤務しているため、
市は急きょ21日から4月3日まで施設を閉館することを決めました。
現時点で夫との濃厚接触者の中に施設の利用者は含まれていないということです。
小樽市の迫俊哉市長は22日の会見で「詳しい感染経路はわからず市中感染のおそれもある。
市民には改めて予防対策を徹底してほしい」と述べました。 札幌市によりますと新たに感染したことがわかった40代の女性は、
今月19日に発熱し21日から市立札幌病院に入院しているということです。
濃厚接触者の有無や発症前の行動については調査中としています。
これで道内で感染が確認されたのは162人となり、
道によりますと、22日の時点でこのうち96人は症状が回復し、
再検査の結果、ウイルスは検出されずに治療を終えているということです。 新型コロナウイルス 「アビガン」の臨床研究 日本でも
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200322/k10012344331000.html
新型コロナウイルスの治療に使えるのではないかと期待されている薬の1つ、
「アビガン」は、中国で治療効果がみられたとされ、日本国内でも患者に
投与する臨床研究が始まっています。
「アビガン」、一般名「ファビピラビル」は、インフルエンザの治療薬として、
6年前、日本の製薬会社が開発しましたが、動物実験で胎児への副作用が
報告されたことから、妊娠中の女性には投与できず、ほかの薬が効かない
感染症が発生し、国が使用すると判断した場合に限って投与されることになっています。 中国では、新型コロナウイルスに感染した患者に投与する臨床研究を行った結果、
肺炎の症状などを改善させる効果が認められたと報告され、
中国政府は、アビガンを新型コロナウイルスの治療薬の1つとして、
治療指針に正式に採用する方針を明らかにしました。
日本でも、国が200万人分を備蓄していますが、今月からはこの備蓄分の薬を使って
新型コロナウイルスに対して効果があるかどうか調べる臨床研究が、
愛知県の藤田医科大学病院などで始まりました。 臨床研究では、ウイルスに感染し、軽症や無症状のおよそ80人を対象に、
薬の投与によってウイルスの量が減るかどうか比較することにしていて、
藤田医科大学病院では研究に参加する全国の医療機関とテレビ会議を行って、
患者への投与の計画や、薬や採取キットの準備状況などを確認していました。
藤田医科大学病院の土井洋平教授は、「新型コロナウイルスに対する有効な治療法を
確立することが最優先の課題になっている。アビガンが有望な薬であるのか
どうかを研究ではっきり示したい」と話しています。 既存薬の効果の確認 安全性や開発時間短縮で意義
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200322/k10012344251000.html
新型コロナウイルスに対して、ぜんそくの治療薬が効果がある可能性を突き止めた
研究者がNHKのインタビューに応じ、「安全だと分かっている薬を使えば、
開発にかかる時間の短縮になるうえ、薬の適用を変えるだけなので医師も使いやすい」と述べ、
既存の薬の効果を確かめる意義を強調しました。
新型コロナウイルスに対するワクチンの開発には1年以上かかるとされ、
特効薬もないことから、世界各地で既存の薬が使えるかどうか調べる取り組み
が行われています。 このうち、日本国内からは、免疫の働きを抑えるステロイドを吸入するタイプのぜんそく治療薬、
「オルベスコ」、一般名「シクレソニド」という薬を患者に投与したあと、
症状が改善したケースが報告されていて、この薬に効果がある可能性を突き止めた
国立感染症研究所の松山州徳室長がNHKのインタビューに応じました。
松山室長によりますと、国立感染症研究所では、コロナウイルスの一種による感染症で、
中東などで広がったMERSに効く薬を探そうと、2年前からおよそ1200種類の薬の
候補物質をウイルスに感染させた細胞に投与する実験を進め、
「オルベスコ」が効果がある可能性を見いだしていたということです。 同様の実験を新型コロナウイルスに感染させた細胞でも行ったところ、
細胞の中のウイルスは、100分の1程度にまで減ったということで、
ウイルスの増殖を抑えることを実験で確認できたとしています。
松山室長は、ウイルスの増殖を抑えると同時に炎症を抑える効果があると見ています。
松山室長は「MERSはいまだに中東で感染が続いているうえ、コロナウイルスの病気は
ほかにもあるので研究を続けていた。薬の開発や安全性の確認には時間がかかるため、
新たに開発すると間に合わない。人に投与しても安全だと分かっている薬は、
薬の適用を変えるだけなので医師も使いやすい」と述べ、新たな感染症に対して
既存の薬の効果を確かめる意義を強調しました。 一方、国の研究班ではオルベスコを含めた複数の既存の薬が、
新型コロナウイルスに効果があるかどうか、患者に投与した際のデータを
集めて分析することにしています。
研究班の班長で愛知医科大学の森島恒雄客員教授は「薬を使った治療法が決まってくれば、
肺炎の重症化を防ぎ、集中治療、医療の崩壊を防ぐことができる。
今月終わりから来月初めごろにはある程度、薬のデータがそろってきて、
きちんと評価できると考えている」と話しています。 ぜんそく薬投与した医師は期待
神奈川県松田町にある神奈川県立足柄上病院では、これまでに新型コロナウイルスに
感染した患者、10人に対して治療を行ってきました。
このうち、先月クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で感染した患者3人は、
いずれも高齢で、搬送されてきた当初から肺炎になっているなど症状が重く、
ベッドから起き上がるのもやっとという状態で、中国などで投与の報告があった
エイズの発症を抑える薬を試しても症状は改善しなかったということです。 こうした中で、病院で患者を診ていた総合診療科の岩渕敬介医長は、
先月中旬に開かれた新型コロナウイルスへの治療を検討する会議に出席し、
国立感染症研究所からぜんそく薬の「オルベスコ」が効く可能性があるという報告を聞き、
これまでに長年使われている薬で副作用が少ないことから患者の同意を得たうえ
で投与することを決めました。
投与したあとはいずれの患者も2日ほどで肺炎などの症状が改善し、
中には日課の体操ができるほどに体調が戻る人もいたということです。 岩渕医長は「当初は、とんでもない感染症を診ているのではないかと感じ、
必死に診療していた。
本当にこの薬が効いたのか分からないが、つらい闘いだったので救われたと思った。
人工呼吸器などを必要とする患者は普通の病院ではなかなか診ることができないので、
こうした薬を早期に使って重症化が防げるのであれば、非常に意味があると思う」
と話しています。 米疾病対策センター 日本をレベル3 渡航取りやめを勧告
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200322/k10012344061000.html
アメリカCDC=疾病対策センターは21日、各国への渡航情報を更新し、
日本への渡航情報を3段階ある注意情報のうち、最も上の「レベル3」に引き上げ、
すべての人に対し不要不急の渡航を取りやめるよう勧告しました。
CDCは日本国内の状況について「経路が特定できない新型コロナウイルスの感染が
多くの場所で起きている」としていて、日本から帰国した人に対し14日間、自宅など
にとどまって健康観察を行うよう求めています。
同じレベル3の国でも、中国やイギリス、一部の国を除くヨーロッパ各国、
それにイランからは渡航が禁じられていますが、日本に対して渡航の規制は行われていません。 開発すすむ新型コロナ治療薬、既存薬は安全性未確立
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200322-23220576-nksports-soci
新型コロナウイルス感染症の治療薬の開発が本格化している。
世界規模の感染拡大で早期の治療法確立が急務となり、別の病気の治療薬と
して承認を受けた薬を試用し、医療機関や製薬会社、大学で臨床試験などが進んでいる。
東大の研究チームは急性膵炎(すいえん)の治療薬「ナファモスタット」に
治療効果を得られる可能性があると発表している。
人の細胞にウイルスが侵入するのを防ぎ、感染した細胞の増殖を防ぐ働きがあるとみて、
複数の医療機関で臨床研究を予定している。 新型インフルエンザ薬「アビガン」は大学病院などで患者へ投与され、治験が開始されている。
胎児に悪影響があるとして、妊婦や妊娠の可能性のある女性には使用禁止されるなど
制限はあるが、厚生労働省には約200万人分が備蓄されているとされている。
国立国際医療研究センター(東京)では重症患者に対し、エボラ出血熱の治療薬「レムデシビル」
の投与を開始した。米国の研究機関では感染予防や症状軽減に効果があるとしている。
現時点では新型コロナウイルスの治療薬がなく、新薬開発には時間を要するため、
既存薬を転用するが海外の臨床試験では患者の死亡例もある。効果や安全性を確認
するためには、まだ時間がかかりそうだ。 20人治療の医師「軽症でも急激に悪化 手探りで治療」 大阪市
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200322/k10012344071000.html
大阪市の医療機関で新型コロナウイルスに感染した患者20人余りの治療に当たってきた
医師がNHKの取材に応じ、軽症だった患者でも急激に容体が悪化するケースがあり、
明確な治療法がない中で手探りで治療を進めている状況を語りました。
大阪 都島区の大阪市立総合医療センターは、感染症の指定医療機関として
新型コロナウイルスに感染した患者の治療に当たっていて、その中心となっている
感染症内科の白野倫徳医師が今月19日に取材に応じました。
白野医師はこれまでに20人余りの治療に当たり、このうち2割ほどは重症で集中治療室での
治療や人工呼吸器が必要になったということです。 中には、入院当初は軽症で歩くことができたにもかかわらず、しばらくして急激に体調が悪化し、
人工呼吸器が必要になった40代の男性もいたということです。
この患者の入院当初の肺のCT画像には肺炎の炎症が起きていることを示す、
すりガラスのような影が一部にしか確認できませんが、およそ1週間後に撮影したCT画像では
肺の大部分で影が見られたほか、背中に近い場所では「浸潤影」と呼ばれる影が確認され、
炎症がひどくなっていることがわかりました。
明確な治療法がない中で手探りで治療を進めているということですが、
白野医師は重症の患者には状態に応じてHIV治療薬の「カレトラ」、
インフルエンザ治療薬の「アビガン」、ぜんそく治療薬の「オルベスコ」を投与していると説明しました。 一方、軽症の場合は、せき止めの薬や解熱剤などを投与するといった程度で回復する人が多いということです。
白野医師は「高齢の方や心臓や肺に持病がある方、糖尿病や高血圧の方が、主に重症化するようだ。
また急に容体が悪くなることがあり油断はできない」と話していました。
そのうえで「感染者がさらに増えて、指定医療機関でも重症の患者が殺到すると、
マンパワーや設備の面で限界に達する。
多くの医療機関が協力し、まんべんなく患者を受け持つことのできる態勢を作ることが大切だ」と指摘しました。 感染予防には十分な睡眠を! 不足すると免疫力低下…昼寝や寝だめは効果あるの?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200322-00010002-yomidr-sctch
Dr.三島の「眠ってトクする最新科学」
こんにちは。精神科医で睡眠専門医の三島和夫です。
睡眠と健康に関する皆さんからのご質問に科学的見地からビシバシお答えします。
新型コロナウイルスの感染拡大が大問題となっています。感染予防には、
人が密集している場所や換気の悪い場所を避けること、手洗いを徹底することなど
が推奨されています。そして、「睡眠を十分に取ると免疫力を高める。
だからしっかり寝ましょう」と書いてある健康関連サイトもあるようですが、
これには根拠があるのでしょうか? 睡眠と免疫の深い関係
寝不足で過労気味の時に風邪を引きやすいことは、みなさんも経験上よくご存じでしょう。
確かに、睡眠と免疫機能との間には深い関係があります。
より正確に表現すれば、「睡眠不足によって免疫力が低下する」ことが研究から明らかになっています。
米国カーネギーメロン大学とピッツバーグ大学が共同で行った、
睡眠時間と免疫力の関係を調べたユニークな研究があります。
21〜55歳の健康な男女153人を対象にして、睡眠状態を詳細に調査した後に、
ライノウイルスが含まれた液体を点鼻して、その後、風邪にかかったかを観察したのです。
日本ではなかなかできない思い切った研究です。 ライノウイルスは、風邪を引き起こす代表的なウイルスの一つです。
くしゃみや鼻水、せき、全身のだるさなど、いわゆる鼻風邪の原因となります。
ちなみに、最近大流行しているコロナウイルスも、元々日本でも見られていた
風邪ウイルスの一つで、今回大流行したのはその変異型です。
さて、この研究の結果、ライノウイルスに暴露される前の睡眠時間が「7時間未満」だった参加者は、
「8時間以上」だった参加者よりも、約3倍(2.94倍)風邪にかかりやすいことが分かりました。
同様に、睡眠効率(寝床で横になっている時間のうち、実際に眠れている時間の割合)が
「92%未満」の睡眠の質が悪い参加者は、「98%以上」の睡眠の質が高い参加者よりも、
5.5倍風邪にかかりました。
睡眠不足になると風邪に対する抵抗力が低下することを端的に示しています。 ワクチンの効果も弱まる
なぜ、睡眠不足になると感染しやすいのでしょうか?
それは、睡眠不足になると様々な形で免疫機能が低下するからだと考えられています。
例えば、体内に侵入した異物やがん細胞を真っ先に攻撃する「ナチュラルキラー細胞」
の活性が低下したり、免疫細胞から分泌されて多様な免疫応答を引き出すタンパク質
「サイトカイン」の分泌量が変化したりするなどの影響が知られています。
また、睡眠不足だと、ワクチンの効果も弱まります。
例えば、肝炎ウイルスのワクチンを接種した後に「しっかり眠った人」と、「徹夜をした人」を比べると、
徹夜をした人では肝炎ウイルスに対する抗体が半分しかできなかったという研究報告があります。
抗体とは、リンパ球(B細胞)が産生するタンパク質で、体内に侵入してきた細菌やウイルス
など生体にとっての「異物」に結合し、体内から除去するのを助けます。
同様の研究で、睡眠不足があると、インフエンザの抗体もできにくいことが明らかになっています。 免疫のリズムを正しく整える
徹夜しなければよいわけではありません。
「慢性的な睡眠不足」や「睡眠リズムの乱れ」が、最も影響すると考えられています。
平日に睡眠不足を重ね、週末に寝だめをする 社会的ジェットラグ(時差ぼけ) は、その典型です。
昼寝や寝だめで睡眠不足の埋め合わせをしようとしても、免疫機能は十分に発揮できません。
なぜなら、ナチュラルキラー細胞のような細胞性免疫にも、抗体産生のような液性免疫にも
明瞭な日内リズムがあり、この免疫のリズムを正しく整えるためには、睡眠時間を規則正しく、
かつ十分に保つことが必要だからです。 風邪の引き始めに、だるさとともに眠気を感じることはないでしょうか。
それは、免疫細胞から出されるサイトカインの影響です。
サイトカインの一種であるインターロイキン−1βやTNF(ティー・エヌ・エフ)−αは、
それ自体に催眠作用があります。風邪ウイルスの感染によって、これらのサイトカインが
多く分泌されることで眠くなるのです。
睡眠不足によって免疫機能が低下して感染すると、睡眠不足を補うように免疫物質が
眠気をもたらすのは、とても面白いですね。
「風邪を引いた時くらい、仕事やスマホをやめてゆっくり休みなさい」と、
体の内なる声が語りかけているのでしょう。 新型コロナウイルス 国内感染者は計1101人(クルーズ船除く)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200316/k10012333121000.html
22日は兵庫県と大阪府、群馬県それに埼玉県で合わせて5人の死亡が発表されたほか、
岡山県内で初めて感染が確認されるなど、午後10時までに各地で合わせて47人の
感染確認が発表されました。
各地の自治体や厚生労働省によりますと、日本で感染が確認された人はチャーター機で
帰国した人も含めて1101人となっています。
このほかクルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせると1813人となります。
このうち死亡したのは、国内で感染した人が41人、クルーズ船の乗船者8人の合わせて49人です。 日本で感染した人や中国などからの旅行者・帰国者1101人のうち、
▽北海道は162人、
▽愛知県は143人、
▽東京都は138人、
▽大阪府は131人、
▽兵庫県は111人、
▽神奈川県は77人、
▽埼玉県は51人、
▽千葉県は44人、
▽新潟県は27人、
▽京都府は24人、
▽大分県は21人、
▽和歌山県は17人、・・・ また、厚生労働省によりますと、
重症者は今月19日の時点で国内で感染した人などが49人、
クルーズ船の乗船者が12人の合わせて61人となっています。
一方、今月19日までに症状が改善して退院した人などは、国内で感染した人などが215人。
クルーズ船の乗客乗員が551人で、合わせて766人となっています。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.22現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyouyousei_0322genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou_0322genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 1,775 名(+20名)
陽性累計 162名(+3名)
L現在患者数 60名(ー6名)
L軽症・中等症 53名(ー5名)
L重症 7名(ー1名)
L死亡累計 6名(0名)
L陰性確認済累計 96名(+9名) 【札幌市】新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(3月22日時点)
陽性者数(累計)71人
現在患者数 36人
陰性確認済(累計)33人
死亡(累計)2人
札幌市における感染者状況
〇年代、陽性者数、現在患者数、陰性確認済、死亡(3月22日時点)【グラフ】
https://i.imgur.com/K9BtIcY.jpg
〇濃厚接触者の有無別(3月22日時点)【グラフ】
https://i.imgur.com/TP8hsCs.jpg
【札幌市保健所値】(R2.3.18現在)
〇新型コロナコールセンター相談件数
累計:15,625件 3/17:473 件(+56 件)
〇帰国者・接触者電話相談センター相談件数
累計:7,342件 3/17:146 件(ー22 件) 令和2年3月23日発表分
道内において新たな陽性患者は確認されておりません。 6日ぶり 新たな感染確認されず
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200323/7000019376.html
道や札幌市によりますと、23日、道内で新型コロナウイルスに
新たに感染した人は確認されなかったということです。
また独自に検査を行っている旭川市、函館市、小樽市の保健所も、
NHKの取材に対し、23日に管内で確認された感染者はいないとしています。
北海道内で新たな患者の発表が「0人」となるのは、今月17日以来、6日ぶりで、
先月28日に鈴木知事が「緊急事態宣言」を出して対策を呼びかけて以降、2回目となります。 “武漢感染者ゼロ”中国症状なければ数えず
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200323-00000283-nnn-int
新型コロナウイルスの感染が集中する中国の武漢市では、5日連続で新たな感染者はゼロ
と発表されたが、発表を疑問視する声が挙がっており、当局が説明に追われている。
武漢市では今月18日以降、新たな感染者はゼロと発表されているが、
今月20日、市内の一つの地区が住民に対し感染者が発生したと通知した。
感染者とされた男性は検査で陽性だったという。
これを受けて武漢市当局は声明を出し、男性に症状はなく政府の基準に沿えば
感染者には含まれないと説明した。 中国政府は、検査で陽性が出ても症状がなければ隔離による観察対象にはするものの
感染者には計上しない手法をとってきた。
ただ、ネット上では「政府のメンツを優先して実情を見ないようにしているのでは」
と疑問視する声も出ている。
また、香港メディアは22日、中国政府の内部文書から感染者4万3000人以上が
「無症状」を理由に統計から除外されていたことが明らかになったと報じた。 関西で『ヨーロッパからの帰国者』の新型コロナ感染確認が相次ぐ…感染経路不明者も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200323-00032205-mbsnews-soci
感染拡大が続く新型コロナウイルス。関西では、感染が急拡大しているヨーロッパから
の帰国者の感染確認が相次いでいます。3月20日夜から3月23日午後4時までに
判明した方についてまとめました。
【兵庫県姫路市:スペインからの帰国者】
兵庫県姫路市ではスペインから3月18日に帰国した40代女性の感染が確認されました。
「今回の件に関しては、新たに輸入、逆輸入感染症と言える状況になっている。
中国以外からの新たな輸入感染症という形ですので、我々としてはしっかりと情報共有をすること、
またそれに対して地元医療機関などと連携して、市民の命を守っていくということでやって
いきます。」(姫路市 清元秀泰市長) 【兵庫県尼崎市:イギリスからの帰国者】
兵庫県尼崎市では、イギリスの大学に留学し、3月15日に帰国した
20代男性の感染が確認されています。
【兵庫県:イギリスからの帰国者】
また、兵庫県では3月8日にイギリスから帰国した60代男性の感染も確認されました。
【京都府:オランダからの帰国者】
京都府では出張先のオランダから3月16日に帰国した50代女性の感染が確認されました。 【大阪府:スペインからの帰国者】
大阪府では、スペインから3月18日に帰国した40代の夫婦と未就学児の娘の感染を確認。
【奈良県:メキシコからの帰国者】
奈良ではボランティア活動のためにメキシコを訪れていて3月16日に
帰国した女性の感染が確認されています。
「(3月16日に)1人で戻られて、ご家族が迎えに行ったと聞いています。
メキシコ滞在中に感染した可能性が高いのではないかと捉えています。」(奈良県の会見) 3月20日夜から3月23日にかけて、近畿では32人の感染が確認されました。
その内8人が感染経路が分かっておらず、大阪で3月21日に死亡が確認された
70代の男性も感染経路不明とされています。
国の専門家会議は「感染源が分からない患者が増加すると爆発的な感染拡大に繋がる
恐れがある」として警戒を強めています。 新型コロナ エボラ出血熱の治療薬治験へ
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200323-00000336-nnn-soci
新型コロナウイルス感染症の治療法の開発に向け、新たな治験が始まる。
国立国際医療研究センターは、エボラ出血熱の治療薬「レムデシビル」を
新型コロナウイルス患者に投与し、効果があるか調べる国際的な治験に参加すると発表した。
試験管レベルの実験では「レムデシビル」は、ウイルスの増殖を抑えることがすでに
確認されているという。透析や妊娠などをしていない成人の入院患者が対象で、
今月中に投与を始める予定。 「帰国者からクラスター」厳戒を 検疫すり抜け相次ぐ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57115100T20C20A3CE0000/
海外から帰国した人で、新型コロナウイルスの感染確認が相次いでいる。
3月以降、空港の検疫で感染が確認されたのは欧州を中心に計18人(23日現在)。
さらに検疫では確認されず国内で発症するなどして判明した人が各地で確認されている。
専門家は「今後、1〜2週間以内に帰国者を起点とする感染の連鎖が形成される
可能性が高い」と警鐘を鳴らしている。
「1、2月の状況とは全く異なる状況にある」。厚生労働省が設置したクラスター(感染者の集団)
対策班は現状分析した結果を東京都に文書で伝えている。
海外での感染拡大を受け、帰国する日本人が増えており、「第1波の中国・武漢からの感染者数
とは桁外れの感染者が今後、入国してくる」からだ。 22日にも、英ロンドンに約2週間出張していた東京都在住の60代男性が空港に到着後、
頭痛を訴えたため検査したところ、感染が確認された。
同省によると、横浜港に寄港したクルーズ船と中国からのチャーター機で帰国した人を除くと、
日本の検疫で新型コロナウイルスの感染を確認されたのは23日までに18人。
初めて確認されたのは4日で、東南アジアから中部国際空港に帰国した40代男性だったが、
ほとんどはイタリアなど欧州からの帰国者だ。
検疫での感染確認は20〜40代の若い世代が多いのが特徴で、18人のうち13人は無症状だった。
厚労省が検疫を強化しているため感染を確認できたが、新型ウイルスは潜伏期間が
2週間に及ぶケースもある。検疫を強化しても"すり抜け"が起きる。 実際、18日には岐阜市で米ニューヨークに渡航した50代男性、愛知県でフィリピンから
帰国した40代女性と10歳未満の小学生女児、千葉県で欧州から帰国した30代男性など
計6人が国内で感染を確認されるなど、すり抜けが相次いでいる。
厚労省のクラスター対策班が最も恐れているのは、検疫をすり抜けた帰国者が
起点となって人口の多い都市部で感染者の集団(クラスター)が発生し、
さらにクラスターが連鎖して大規模な「メガクラスター」が起きることだ。
ひとたびメガクラスターが起きると、欧米で起きている爆発的な患者の増加(オーバーシュート)に陥る。
対策班は東京都に示した文書で「そのような状況になるとクラスター対策だけで流行を
抑制することが困難となり、強力な社会的隔離政策を取る以外に選択肢がなくなる」と指摘する。 対策班によると、メガクラスターは、軽症者が多い若年層と、
人口自体も多い大都市圏で起きる可能性が高いという。
対策班は感染が確認されている現状より深刻な状況になっていると考えられる地域として
札幌圏、首都圏、中部圏、近畿圏を挙げている。
特に東京では感染源が分からないケースが増えている。対策班は東京都に対し
「全国への人の移動のハブ(中枢)である東京で大規模な流行が起こると、中高年層で重症者が多発する。
東京で積極的な対策を行うことは日本全体にとっても重要」として、より積極的な対策を求めている。 新型コロナの重症者に有効 肺炎悪化した患者を救う“切り札” 北海道函館市
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200323-00000011-hbcv-hok
高齢者や基礎疾患をもつ人は重症化しやすいと言われている新型コロナウイルス。
重症化してしまった際に、命を助ける「切り札」となる医療機器があります。
「静脈から脱血、血液を引っ張ってきて、ここで血液中に酸素を与える。
酸素化された血液を、今度は首の方の太い静脈から右房まで戻す」(函館市病院局・氏家良人病院局長)
「ECMO(エクモ)」と呼ばれる人工心肺装置です。
患者の血液を一度体の外に出し、酸素を加えて再び体内に戻すことで、肺の代わりとなります。 「こういうエクモと言う装置は、日本でいちばん使われているのが救命センター。
心臓止まっていても全身に酸素を送り込む」(函館市病院局・氏家良人病院局長)
このエクモが、コロナウイルスで肺炎が悪化するなどして重症になった患者の治療に
有効であることがわかってきました。
「きょう聞いたら(これまで治療例は)33例。1例は亡くなったが、半数は離脱できた。助かった」
(函館市病院局・氏家良人病院局長) 実際にエクモを使って、コロナウイルスの患者を治療し、国内で初めて回復させた医師は…
「(エクモが)最後の切り札であることは間違いない」(竹内医師)
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から運ばれてきた患者の治療にあたった、
横浜市立大学救命救急センターの竹内医師です。なかでも重篤だったのが、
乗客でアメリカ人の70代の女性でした。
「生命の危機にひんしている状況だった。このまま行くと肺の障害も、もっともっと進行して
しまうだろうということがあったので、人工呼吸器だけでは救命が難しいと判断した」(竹内医師) 女性は6日間エクモを装着したのち、呼吸状態が改善。現在では退院基準を満たすまでに
回復したといいます。日本呼吸療法医学会によりますと、道内の医療機関には、
少なくとも59台のエクモがあります。
市立函館病院では、まだコロナウイルス患者には使われていませんが、今後の活用に期待が寄せられています。
「(なぜ効果的?)肺の細胞自体が炎症で、壊れてしまった場合はエクモやっても時間かせぎ。
治らない。しかし今回言われていることは、(新型コロナによる肺炎では)肺の実質の障害は
そんなにひどくない。炎症はあるが、それは時間がたてば治るので(エクモの)有効性がある」
一方で、設備の維持や管理の負担が大きく、活用には課題も多いということです。 新型コロナ、小池都知事「首都の封鎖あり得る」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200323-00000031-jnn-soci
東京都の小池知事は、新型コロナウイルスの大規模な感染拡大が認められた場合は、
首都の封鎖=ロックダウンもあり得るとして、都民に対し、大型イベントの
自粛などを改めて求めました。
「この3週間オーバーシュートが発生するか否かの大変重要な分かれ道
であるということです」(小池百合子 東京都知事) 小池都知事は、23日から3週間、イベントなど人が密集する空間への外出を
控えるよう都民に呼びかけました。
都内で大規模な感染拡大が認められた際には、東京都を封鎖する「ロックダウン」
も検討するとしています。
また、小池知事は、海外から帰国後に感染が確認されるケースが多くなっていることから、
羽田空港の検疫の状況を自ら確認することを発表。
さらに、東京には大学も多く、症状の軽い人たちが感染を広げないように、
若者にメッセージを出すことを明らかにしました。(23日14:22) 民間でPCR検査を開始 新型コロナ感染者の早期発見へ 北海道札幌市
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200323-00000013-hbcv-hok
これまで保健所など、公的機関で行っていた新型コロナウイルスのPCR検査が、
23日から、道内の民間の検査機関でも行えるようになりました。
札幌市中央区にある民間の検査機関、「札幌臨床検査センター」では、23日から、
国が指定する医療機関から新型コロナウイルスのPCR検査を受け付けています。
公的な検査機関と同様に、感染の疑いがある患者の検体は、
容器を4重にして厳重に管理したうえで検査にかけられます。
設備は普段、結核の検査にも使われるもので、検査員の側にウイルスがもれないよう
感染対策が施されています。 「この線が立ち上がっていれば、陽性…」(札幌臨床検査センター最近・食器検査部 幅寺敏部長)
ここでは、新型コロナウイルスの検査のため、夜間にスタッフ2人を増員。
1日に最大46人の検査をすることができます。
「検査のキャパシティーが今後足りなくなっていく。道民のみなさんの健康に貢献
しなくてはならない」(札幌臨床検査センター・桶谷満社長)
これまで道内でのPCR検査は、1日200件ほどが限界でしたが、
民間の検査機関が増えることで、感染者の早期発見につながると期待されています。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.23現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyouyousei_0323genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou_0323genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 1,794 名(+20名)
陽性累計 162名(±0名)
L現在患者数 59名(ー1名)
L軽症・中等症 52名(ー1名)
L重症 7名(±0名)
L死亡累計 6名(0名)
L陰性確認済累計 97名(+1名) 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.23現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyouyousei_0323genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou_0323genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 1,794 名(+19名)
陽性累計 162名(±0名)
L現在患者数 59名(ー1名)
L軽症・中等症 52名(ー1名)
L重症 7名(±0名)
L死亡累計 6名(0名)
L陰性確認済累計 97名(+1名) 【札幌市】新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(3月22日時点)
陽性者数(累計)72人
現在患者数 34人
陰性確認済(累計)36人
死亡(累計)2人
【札幌市】感染者状況(3月24日時点)
〇年代、陽性者数、現在患者数、陰性確認済、死亡【グラフ】
https://i.imgur.com/XKXYgEZ.jpg
〇濃厚接触者の有無別【グラフ】
https://i.imgur.com/vkn9t1E.jpg
【札幌市保健所値】(R2.3.22現在)
〇新型コロナコールセンター相談件数
累計:16,598件 3/22:157 件(ー51 件)
〇帰国者・接触者電話相談センター相談件数
累計:7,936件 3/22:124 件(ー33 件) 札幌で1人感染確認 163人に
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200324/7000019410.html
札幌市は24日、新たに市内の70代の女性1人が新型コロナウイルスに
感染したことが確認されたと発表しました。
女性は今月16日に発熱の症状を訴え、その後全身にけん怠感が現れたため
医療機関に搬送され、検査の結果、23日感染が確認されました。
症状は軽いということです。
女性は直近の海外渡航歴は無く、札幌市は感染ルートの確認を進めています。
北海道内で感染が確認された人はこれで163人になりました。
このうち、23日までに新型コロナウイルスの治療を終えた人は97人います。 欧州の死者、1万人超 イタリアで6000人 新型コロナ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-00000049-jij-eurp
欧州で新型コロナウイルスの感染による死者が24日、累計で1万人を超えた。
米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の日本時間24日
午前時点の集計によると、イタリアが6000人超と突出。スペイン(約2300人)、
フランス(約800人)のほか、英国やオランダ、ドイツなどで多数の死者が出ている。
欧州以外の死者は中国約3200人、イラン約1800人。世界全体の死者は累計で約1万6500人に上った。 コロナで絶体絶命のイタリアと違い、日本で死者激増の可能性は低い理由
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200324-00232537-diamond-soci&p=1
欧米で新型コロナウイルスの感染拡大が続いている。
特にイタリアでの死亡者は発生源の中国を上回るほどのひどい状況となっている。
なぜ、イタリアではこれほど死亡者が増えてしまったのか。
将来的に日本はイタリアのような状態になりうるのか。
医師(日本内科学会総合内科専門医)であり、かつビジネススクールで医療経営を
教えているという立場の筆者が各種データに基づき、「日本の今後」を予想してみた。 ● イタリアで新型コロナの 死亡者が増えた原因
なぜ、イタリアがこんなことになったのだろうか。
そもそもイタリア北部では1990年代以降、中国人の移民が急増していた。
運悪く年末から、1月下旬に始まる中国の旧正月である春節休みの時期に、
中国系の移民が中国とイタリアとを行き来し、感染の引き金を引いたという説が有力視されている。
筆者はその説を正しいと考える。ただ、それは「感染が広まった理由」の大きな要因なのかもしれないが、
重要な指標である「死亡者数」や「死亡率」の説明にはならない。
イタリアについては、他にも、日本に次いで「世界2位の高齢化国」であるという事実もある。
それでは「世界一の高齢化国である日本ではどうなんだ」という話になり、
これも死亡者数が多い理由を説明できない。 そこで、筆者は医師(日本内科学会総合内科専門医)であり、かつビジネススクールで
医療経営を教えている立場から、日本の今後を予想したい。
各国比較のデータは、すべてOECD(経済協力開発機構)の2019年版から引用している。
最近、メディアでよく聞くのは「医療崩壊」という言葉である。
医療崩壊という言葉に厳密な定義はないが、ここでは、「患者が医学的に必要な措置が生じた際に
入院できない、あるいは医師による適切な診断・治療を受けられないこと」を指すと定義しよう。
つまり、患者数に対して、医師の数が不足していたり、病院(病床数)が不足していたりすることである。
ちなみに、ここでは単なる感染者数は、各国ごとの検査に対しての「考え方」が異なるために、
比較の材料としては使用しない。あくまでも、死亡者数や人口当たりの死亡数の多さについて、
比較・検証していきたい。 ● イタリアでは発症から 死亡に至るまでが早すぎる
まず、イタリア国立衛生研究所が公表した文書によると、感染者の症状発現から入院するまで4日間かかり、
さらに4日後に死亡する、という発症から入院、死亡までの異様な早さが目に付く。
死亡者の平均年齢の中央値は80.5歳で、感染者の場合は63歳だという。
いくら高齢者とはいえ、わずか8日で死亡というのは早すぎるという印象がある。
これは患者が必要十分な医療を受けられていない状態、
いわゆる「医療崩壊」が間違いなく、生じていると考えられる。 実際、2020年3月22日のデータにおいて、イタリアでは感染者数4万7021人、
死亡者数4852人、人口当たり死亡率0.008%(以降人口は外務省基礎データで計算)と死亡者数が多い。
他のEUの国でもドイツでは感染者数1万8323人、死亡者数が45人と少なく、
人口当たり死亡率0.00054%で、ドイツの感染者数はそこそこ多いが「医療崩壊していない国」とされる。
また、韓国は3月12日の感染者数7476人で、ピークアウトしたといわれている。
しかし、1カ月前は全く状況が異なっていた。 韓国とイタリアでは同じように2月20日前後に患者が急増している。
3月9日にはWHOの数字によれば、両国とも感染者数が7000人を超えている。
詳しく述べれば、3月9日はイタリアの感染者数は7375人、死亡者数は366人、
韓国は7382人で、死亡者数は51人である。
つまり、両国においてはここからの経過がまったく異なっており、
3月22日現在、イタリアは感染者数が5万3578名、死亡者数は4825人、
韓国の感染者数は8697人で、死亡者数は104人にとどまっている。
感染者数においては国ごとの対応が異なったりする場合や、手洗いなど生活習慣の差
などがあろうが、死亡者数に鑑みて一言で言えば、韓国は医療崩壊を免れてピークアウトしたといえよう。 ● 感染者数激増の韓国が イタリアのようにならなかった理由
ここで韓国とイタリア、ドイツの医療提供体制において3カ国を比較してみよう。
筆者はイタリアについては、現地調査に行ったことがない国なので、
もしかしたら誤解があるかもしれないが、すべてデータに基づいて考えてみたい。
まず特徴は、3カ国とも国民皆保険の国であるということである。
イタリアは100%国民皆保険の国であり、ドイツは収入の多い一定層は国の保険に入っていないため
国の保険制度への加入は89.4%であるが、その代わりに民間保険に加入することが義務付けられている
ので実質は100パーセントといっていい。
韓国、日本も100%国民皆保険の国である。
その点において、同じく感染者数、死亡数が急増しているアメリカとは全く異なる背景を持つ。 そうなると、比較のポイントとして、病床数(特に重症な患者を扱う急性期病床数)、
医師数、そして医療レベル、付随的に、医療費といった視点で評価したい。
◎イタリア、ドイツ、韓国、日本との医療データの比較
https://i.imgur.com/hC01jaP.jpg
表を見ていただきたい。
最初に韓国である。韓国については3月13日前後の各メディアの報道を見ると、
「PCR検査を拡大したために感染者数が一気に増えて医療崩壊した」という指摘が目立ったが、
それは一時的な現象にとどまり、最終的には医療崩壊を起こさずにピークアウトした。その理由は何か。
一つはイタリアよりはるかに多い豊富なベッド数である。OECDのデータからはわからなかったが、
筆者の過去の調査では、韓国では急性期の医療が中心であり、ベッド数の60%以上は急性期ベッドで、
日本とほぼ同じ比率である。急性期病床の占有率(利用率)は10%ほど高いと思われる。
その点で病院の余力は少なく、医師数もヨーロッパよりは少ないが、乗り切ることができている。 おそらく、医師の過重労働という点では、ヨーロッパの病院よりもひどかったかもしれないが、
新型コロナ感染者のすべてがICU(集中治療室)に入院するなどの重症者ばかりではない
ということから考えれば、とりあえず入院させて隔離したりすることができたことが、
ピークアウトの大きな要因ではなかろうか。
結核の感染病床でも医師の高度な治療が常に必要なわけではない。
隔離して感染を防ぎ、重症化しそうな時にすぐに介入することができることが重要であろう。 ● ドイツはなぜ 死亡者が増えていないのか
さてここで、おなじEUの国として似通った医療体制を持つイタリアとドイツを比べてみよう。
ほぼ同じようなトレンドで片方が医療崩壊、片方がピークアウトという対照的な動きをした
イタリアと韓国と違い、イタリアとドイツは感染者数が増える時期が異なっており、
ドイツでさえ現状ではピークアウトしていない。
イタリアとドイツの「決定的な差」が何になるかといえば、やはり病床数と医療のレベルということになろう。
ドイツに比して、イタリアは病床数が半分以下である。
そして付随的な対GDP比当たりの医療費も異なる。イタリアは8.8%に対し、ドイツは11.2%である。
この費用の差から考えれば、医師などの待遇や病院の設備という点で、ドイツはイタリアよりすぐれていると考えられる。 病床の利用率や平均在院日数にはあまり差はないので、病床の余力としても大きな差がないと思われ
正確にいえば、このような急性期の治療を行うための「急性期病床数の差」ということになるが、
ここにおいてもドイツとイタリアの病床数差は大きい。
つまり、病床率の差が、医療崩壊の定義となる「患者が医学的に必要な措置が生じた際に入院できない、
あるいは医師による適切な診断・治療を受けられないこと」に直結したと思われる。
次いで医療レベルである。先述したように、筆者はイタリアに直接病院や医療関係の調査に行ったことがないので
医療のレベルを正確に判断する立場にはないが、一つの例として「脳卒中の死亡率」を取り上げてみたい(前掲表参照)。
この差を見ると、急性期の疾患において、やはりドイツの方が医療レベルは高いとみた方がいいであろう。
もう一つの重要な要素となる「医師数」においてはイタリアとドイツはあまり差がない。
これはヨーロッパには比較的、医師数が充実している国が多いということによる。
もちろん、ドイツは感染者数が少ないから、「現状では医療崩壊するわけがなく、今後はどうなるかわからない」
という批判はあり得る。 これまでの状況に鑑みれば、イタリアや韓国の感染者数が7000人を超えた3月9日に、
ドイツは1112人で死者数は0である。ドイツで感染者数が7000人を超えたのは3月18日であり、
その後3月22日には上述したように感染者数1万8323人だが、死亡者数が45人にとどまっている。
ということから考えると、感染者数がイタリア同様に多いドイツであっても、現在医療崩壊を起こさずに
死亡者数が少ないのは、病床数が行き届き、医師数が充足しているからだと考えられる。
もちろん現場の医師が過重労働になったり、イタリアでは医師会長が新型コロナウイルに感染して死亡し
「殉職」ともいえるような亡くなられ方をしたという話も聞いている。
医師の「充足」とはあくまで数の問題のことだけであり、冷たく聞こえる点はご容赦いただきたい。
さらに、3月18日以降感染者数が激増していることを考えれば、病床数が少ないことを考えれば、
確かにドイツでも今後が不安ではある。 ● 日本での死亡者は イタリア並みに増えるのか
さて、ここで日本の将来を考えよう。
実は筆者は「日本では医療崩壊は起きない」と考えている。医療崩壊を起こさないという理由は医師数や病床数、
特に病床数に余裕があるということである。
日本はドイツよりも、病床数は圧倒的に多く、韓国と同程度である。少ないのは医師の数であるが、
これも韓国とほぼ同じである。また病床の空床率は韓国より高いので、余力もある。
対GDP比の医療費のかけ方も韓国は8.1%なのに対し、日本は10.9%である。
また、新型コロナウイルスの診断に重要な役割を果たすCTの台数は人口当たり世界一である。
もちろん、慢性期の病床であれば“急性期へ転用”ということも考えねばならないが
諸外国で「ホテルを病床で使おう」という話まで出ていることに比べれば、日本の優位はゆるぎない。 ただし、感染者数が爆発的に増え、韓国のピークをはるかに超え、現在のドイツのように
2万人近くになった時に医療崩壊が起きないという保証はない。
東京都知事が「首都のロックダウンもあり得る」と発言したように、決して「油断はできない」と
いう事態であることは、強調しておきたい。
その意味では、「またか」といわれるかもしれないが、手洗いの励行に加え、「密閉・密集・密室」に
おける他人との濃厚接触を避けるという努力は今後も続ける必要がある。
医療者と患者で一致団結し、この難局を何とか乗り切りたいものである。 病院でもマスクなど不足 支援を
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200324/7000019420.html
新型コロナウイルスの感染が広がるなか、医療機関でも看護師1人が使用するマスクを
1日1枚に限るところがあるなど衛生用品が不足し、道内の看護師などでつくる
労働組合は道に対し支援を強化するよう訴えました。
道内の医療機関で働く看護師などが加入する道医労連=北海道医療労働組合連合会は24日、
道庁で記者会見を開き、加盟する24の病院から新型コロナウイルスの影響について
聞き取った結果を公表しました。 それによりますと、8割近い18の病院でマスクが足りないため使用できる枚数を
制限し、12の病院では1人に対して1日1枚に限っていたということです。
感染者の治療にあたる病院でもマスクの使用を制限し、ウイルスの感染を防ぐ特殊な
ガウンも不足しているところがあったほか、調査した3分の1の8つの病院からは消毒液が
不足しているという回答もあったということです。
道医労連の鈴木緑執行委員長は「医療機関で使うマスクや消毒液などの衛生用品の
不足は喫緊の課題だ」としていて、道に対し医療機関へのマスクや消毒液の確保や
提供を最優先で行うよう訴えました。 新型コロナウイルス 国内感染者は計1199人
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200324/k10012346701000.html
各地の自治体や厚生労働省などによりますと、24日はこれまでのところ
東京都で17人の感染が確認されるなど15の自治体で合わせて59人の感染が発表されました。
午後8時40分現在、日本で感染が確認された人はチャーター機で帰国した人も含めて1199人です。
このほかクルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせると1911人となります。
死亡したのは、国内で感染した人が42人、クルーズ船の乗船者10人の合わせて52人です。 日本で感染した人や中国や欧州などからの旅行者・帰国者で感染
が確認された人、1199人のうち
▽東京都は171人
▽北海道は163人
▽愛知県は148人
▽大阪府は142人
▽兵庫県は118人
▽神奈川県は82人
▽埼玉県は58人
▽千葉県は48人
▽新潟県は28人
▽京都府は25人
▽大分県は23人 また、厚生労働省によりますと、重症者は24日の時点で
▽国内で感染した人などが55人
▽クルーズ船の乗船者が10人の合わせて65人となっています。
一方、24日までに症状が改善して退院した人などは、
▽国内で感染した人などが301人
▽クルーズ船の乗客乗員が590人で合わせて891人となっています。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.24現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyouyousei_0324genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou_0324genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 1,821 名(+27名)
陽性累計 163名(+1名)
L現在患者数 57名(ー2名)
L軽症・中等症 51名(ー1名)
L重症 6名(ー1名)
L死亡累計 6名(0名)
L陰性確認済累計 100名(+3名) 【札幌市】新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(3月25日時点)
https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/2019n-covhassei.html
陽性者数(累計)75人
現在患者数 33人
陰性確認済(累計)40人
死亡(累計)2人
【札幌市】感染者状況(3月24日時点)
〇年代、陽性者数、現在患者数、陰性確認済、死亡【グラフ】
https://i.imgur.com/XKXYgEZ.jpg
〇濃厚接触者の有無別【グラフ】
https://i.imgur.com/vkn9t1E.jpg
【札幌市保健所値】(R2.3.24現在)※ 参考>>270
〇新型コロナコールセンター相談件数
累計:17,237件 3/24:301 件(ー51 件)
〇帰国者・接触者電話相談センター相談件数
累計:8,259件 3/24:156 件(ー11 件) 東京 新たに40人以上の感染確認 新型コロナ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200325/k10012349681000.html
東京都の関係者によりますと新たに40人以上が新型コロナウイルスに感染していること
が確認されたということです。都が1日に発表する感染者の数としては最も多く、
小池知事は午後8時から記者会見を開いて感染拡大の防止を強く呼びかけることにしています。
東京都では、新型コロナウイルスに感染する人が相次いでいますが、都の関係者によりますと、
25日は新たに40人以上の感染が確認されたということです。
都が、1日に発表する感染者の数としては、これまでで最も多くなりますが、
このうち10人程度は、24日、看護師と患者の感染が確認された台東区にある
永寿総合病院の関係者だということです。 東京都が今週に入って発表した感染者は、23日が16人で、
それまで最も多くなりましたが、24日はさらに1人多い17人でした。
都は、感染者が急増していることをうけて、25日夜、小池知事が緊急で記者会見を開き、
感染拡大の防止を強く呼びかけることにしています。 専門家「一段階フェーズを上げ対応を」
東京都内で新たに40人以上が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたことについて、
感染症に詳しい東京医科大学の濱田篤郎教授は「40人という数はかなり多い。
海外から帰国した人を起点として感染が広がった可能性がある。現時点で発表される
感染者の数は1、2週間前の感染の状況が現れているもので、これから数日、
さらに多くの感染者が出てくるおそれもある」と指摘しています。
そのうえで、「東京都はいま、感染拡大による患者の増加に備えて、
医療体制の拡充を進めているところで、感染がこれ以上広がることは好ましくない。
東京を訪れる人や東京に住んでいる人に対して、これまでよりも一段階フェーズを上げて、
外出や集会の自粛などを行わないといけない」と述べ、対策を強める必要性を強調しました 都内感染者は今週に入って増加
今月に入って東京都が発表した新型コロナウイルスの感染者は14日には初めて10人となりました。
その後は、10人以上確認される日が出て、23日は16人、24日は17人と今週に入って増えていました。
東京都は、都内各地の保健所を通じて新型コロナウイルスに感染した人を確認しています。 最初に確認されたのは1月24日の1人で、1月はいずれも中国からの旅行客と
ツアーコンダクターのあわせて3人でした。
2月に入ると数人程度の感染が確認される日が出て、2月1か月間ではあわせて34人でした。
今月に入っても感染が確認されていましたが14日は初めて10人となり、
その後、10人以上が確認される日が出ていました。
そして、23日は16人、24日は17人と今週に入って増えていました。 1人死亡 新たに4人感染確認
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200325/7000019453.html
25日、道内では、新型コロナウイルスに感染した高齢の男性1人が死亡したこと
が明らかになりました。
このほか、札幌市と小樽市であわせて4人が新たに感染したことが確認されました。
道によりますと、これまでに新型コロナウイルスの感染が確認されていた道内の高齢の
男性1人が死亡したということです。
道は親族の了解が得られなかったとして、男性の年齢や住所といった詳細を明らかにしていません。
道内で感染者が死亡したのはこれで7人になりました。 このほか、▼札幌市の30代の自営業の男性と▼50代の会社員の男女、
▼小樽市を訪れた茨城県に住む40代の会社員の男性の、合わせて4人が新たに
感染したことが確認されました。
いずれも症状は軽いということです。
これで道内の感染者は東京都に次いで2番目に多い167人となりました。
このうち▼札幌市の50代の女性は、新型コロナウイルスの流行が確認されている
地域への海外渡航歴があるということです。
札幌市は、潜伏期間を考慮すると海外で感染した可能性が高いとしていますが、
女性がどの国にいつまで滞在していたのか、確認が取れていないとして明らかにしませんでした。 ▼また、小樽市で感染が確認された男性は、23日、出張で訪れていた
岩手県の花巻空港から新千歳空港に飛行機で移動し、JRを使って小樽に到着しました。
せきの症状が出たため医療機関を受診し、その後の検査の結果感染が確認されたということです。
一方、25日までに新型コロナウイルスの治療を終えた人は105人となっています。 ジェネティックラボがPCR検査受託、26日から
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57216300V20C20A3L41000/
ジェネティックラボ(札幌市)は26日から、新型コロナウイルスを検出する
PCR検査の受託を開始する。最大で1日46件検査できる。
6日にPCR検査が保険適用になったことを受け、同社は保健所などから
検査態勢を整えるよう要請を受けていた。 都知事が今週末に不要不急の外出自粛要請へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200325-00000172-kyodonews-soci
東京都の小池百合子知事が午後8時からの記者会見で、
今週末に不要不急の外出を控えるよう要請することが、都関係者への取材で分かった。 新型コロナウイルス 国内感染者1302人(クルーズ船除く)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200325/k10012348851000.html
各地の自治体や厚生労働省などによりますと、
25日はこれまでに東京都で41人の感染が発表されるなど、
午後9時現在、17の自治体で91人の新たな感染が確認されました。
日本で感染が確認された人はチャーター機で帰国した人も含めて1302人です。
このほかクルーズ船の乗客・乗員が712人で、あわせると2014人となります。
死亡したのは、
▽国内で感染した人が45人、
▽クルーズ船の乗船者10人のあわせて55人です。 日本で感染した人や中国や欧米などからの旅行者・帰国者で、
感染が確認された人、1302人のうち、
▽東京都は212人
▽北海道は167人、
▽愛知県は154人、
▽大阪府は149人、
▽兵庫県は119人、
▽神奈川県は87人、
▽埼玉県は59人、
▽千葉県は53人、
▽新潟県は29人、
▽京都府は27人、
▽大分県は25人、
・・・ ▽中国からチャーター機で帰国した人が14人、
▽厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された人
などがあわせて33人です。
また厚生労働省によりますと、重症者は25日の時点で
▽国内で感染した人などが57人
▽クルーズ船の乗船者が9人のあわせて66人となっています。
一方、24日までに症状が改善して退院した人などは、
▽国内で感染した人などが310人、
▽クルーズ船の乗客乗員が597人で、あわせて907人となっています。 【ノーカット】新型コロナで小池知事が緊急会見
「週末は不要不急の外出控えて」(2020年3月25日)
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=MNk89123hQY&feature=emb_title 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.25現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyouyousei_0325genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou_0325genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 1,888 名(+67名)
陽性累計 167名(+4名)
L現在患者数 55名(ー2名)
L軽症・中等症 48名(ー3名)
L重症 7名(+1名)
L死亡累計 7名(+1名)
L陰性確認済累計 105名(+5名) 【札幌市】新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(3月26日時点)
https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/2019n-covhassei.html
陽性者数(累計)75人
現在患者数 30人
陰性確認済(累計)43人
死亡(累計)2人
【札幌市】感染者状況(3月26日時点)
〇年代、陽性者数、現在患者数、陰性確認済、死亡【グラフ】
https://i.imgur.com/vhcAxD2.jpg
〇濃厚接触者の有無別【グラフ】
https://i.imgur.com/Z6Og0k8.jpg
【札幌市保健所値】※ 参考>>270
〇新型コロナコールセンター相談件数(R2.3.25現在)
累計:17,545件 3/25:308 件(+7 件)
〇帰国者・接触者電話相談センター相談件数(R2.3.24現在)
累計:8,259件 3/24:156 件(ー11 件) 東京で新たに47人の感染確認 これまでで最多 新型コロナ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012351461000.html
東京都の関係者によりますと、26日、新たに都内で少なくとも47人が
新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。
都が1日に発表する感染者の数としては25日の41人よりさらに増えて、
これまでで最も多い人数です。
都内では、今月に入って感染者が1日に10人以上確認される日があり、
今月23日には16人、24日は17人、そして25日は41人と
今週に入り数が増え続けていました。 新たに1人感染確認 計168人
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200326/7000019510.html
26日、道内では後志の倶知安町に住む30代の女性が新型コロナウイルスに
感染していることが確認され、これで道内の感染者は168人となりました。
道によりますと、倶知安町に住む30代の飲食店従業員の女性は今月18日に
発熱やけん怠感、めまいの症状が出て、26日検査した結果、
新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
女性に直近の海外渡航歴はなく、症状は軽いということです。
北海道内で感染が確認された人はこれで168人になりました。
このうち、これまでに新型コロナウイルスの治療を終えた人は121人で、
現在40人が入院しています。 ついに首都「外出自粛」へ、迫る感染爆発の足音
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200326-00340146-toyo-bus_all
「今までとは違い、何か得体の知れない(ことが起きている)という感覚を抱いた。
今週に入りオーバーシュート(感染爆発)の懸念がさらに高まっている。
今がまさに重要な局面だ」
3月25日に行われた、小池百合子東京都知事の緊急会見。
小池都知事は、東京都内で新型コロナウイルスの感染者が急速に広がる
現状への危機感を隠さなかった。 ■新規感染者が急増した
同日に都内で新たに判明した感染者数は、1日では過去最大の41人に上った。
3月に入ってから10人前後で横ばいが続いていた(23日は16人、24日は17人)
新規感染者が一気に倍増した形だ。
その内の5人には海外渡航歴があることがわかっているものの、
会見時点で感染経路が不明な感染者は13人に上った。
厚生労働省の専門家会議は、「感染経路を追えない感染者」が増えることは
オーバーシュートを引き起こす要因になると指摘している。 さらに、台東区にある永寿総合病院では11人の関係者が集団感染を起こし、
「院内感染を起こした可能性があると考えている」(内藤淳・東京都福祉保健局長)。
同病院は外来診療を休止した。
都は3月23日に、4月12日まで大規模イベントの開催・参加を自粛する要請をしていた。
その発表からわずか2日。こうした急速な感染者数の拡大を受け、さらに都は新たに4つの要請を行った。
その内容は以下の通りだ。
@少人数であっても飲食を伴う集まりは避けること
A平日は可能な限り在宅勤務をし、夜間の外出は控えること
B今週末(3月28日、29日)の外出自粛
C海外からの帰国者の14日間の外出自粛 3月23日の会見時に言及した都市の封鎖(ロックダウン)については、
「何もせずに(感染者数が)このまま推移すると招いてしまうことになる。
未経験のことなので、海外の例も参考にしつつ、国の方針も聞いていきたい」(小池都知事)と、
判断基準などについては明言を避けた。
都が要請した内容のうち、@Aについては自粛がいつまで続くのか、期間が示されなかった。
都知事の会見に続いて行われた東京都の福祉保健局の会見で自粛期間について改めて問われた担当者は、
「3月23日に発表した方針に従って、4月12日までは外出自粛を続けてほしい。
この週末は特に、という意味だ」と言及した。
ところが何度も記者側に確認される中で話す内容が二転三転し、
「外出自粛の要請はこの週末まで。来週以降の方針についてはまた発表する」という形になった。
週が明けても、新たな方針によっては「4月12日までの外出自粛」が要請される可能性も残る。 ■重傷者の症状悪化スピードが速い
都知事の会見に同席した国際感染症センター長の大曲貴夫氏は、「オーバーシュートを
起こして医療が立ち行かなくなることは絶対に防ぎたい」と話した。
「このウイルスの怖さは、一部の重症者の症状が悪化するスピードがものすごく速いこと。
それまで話せていた患者が人工呼吸器をつけないといけなくなり、
さらに悪化して人工心肺もつけないと間に合わないような状態に、数時間でなってしまう」。
東京都よりも早い2月中旬から下旬にかけて感染が急速に拡大した北海道は、
「緊急事態宣言」を出し住民に2月末から週末の外出を控えるよう呼びかけていた。
北海道のその後の状況を分析した北海道大学の西浦博教授は、「北海道モデルは成功した」と評価している。
首都・東京でも同じモデルでオーバーシュートを抑えられるのか、まさに今が瀬戸際だ。 5都県知事、「都市封鎖」回避へ共同メッセージ…若年層に慎重な行動求める
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200326-00050270-yom-soci
新型コロナウイルスの感染者が東京都内で急増していることを受け、
東京都と都に隣接する神奈川、埼玉、千葉、山梨各県の知事計5人が26日夜、
緊急のテレビ会議を開き、都県間の往来を含めた不要不急の外出自粛を
市民に求めていくことで一致した。 会議では「感染者の爆発的な増加やロックダウン(都市封鎖)などの最悪の事態を
回避するため連携し、断固たる決意を持って対策を進める」などとする共同メッセージを採択。
在宅勤務や時差通勤の呼びかけや、若年層に慎重な行動を求めていくことなどを決めた。
都によると、各県などからは1日当たり270万人超の通勤・通学者が東京を訪れており、
東京都の小池百合子知事が首都圏での感染拡大を食い止めるために会議の開催を呼びかけていた。 「首都圏と行き来がある」札幌市長が注意喚起 都の感染拡大で
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200326-00000559-san-hok
東京都で感染者が急増している新型コロナウイルスをめぐり、札幌市の秋元克広市長は
26日の記者会見で、「首都圏は札幌や北海道と行き来がある。全国的に海外からの
帰国者の感染も確認されている」と述べ、市民に慎重な行動を求めた。
さらに、北海道や札幌市についても「気を緩める状況ではない」とした上で、
「旅行や出張の際にも道外、海外でも感染が広がっていることに十分注意して行動してほしい」
などと注意を呼び掛けた。 また、札幌で開催予定の東京五輪のマラソン・競歩と日程が重なることから
調整が行われていた「さっぽろ大通ビアガーデン」について、
「五輪があっても開催する前提で調整してきた。五輪延期の影響より、
むしろ新型コロナウイルスの感染状況を見極めていく必要がある」と述べ、
感染状況によっては規模の縮小も検討する考えを示した。 <北海道>新型コロナ患者28人治療 市立札幌病院院長が語る
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200326-00000007-htbv-hok
1月に道内最初の新型コロナウイルスの患者を受け入れた市立札幌病院。
現在も10人の感染者が入院していますが、病院の院長がHTBの単独取材に応じました。
市立札幌病院・向井正也院長「感染症内科の医師はほぼ不眠不休で働いて、
約1カ月半、2カ月近く経つがかなり負担は大きいかなと」
道内最大規模の感染症指定医療機関で、これまでに28人の患者を受け入れています。
向井院長「(発症から)1週間ほど経ってから急に悪くなる方がる。細菌性肺炎のように
ベタっとした影ではなくてやや淡い陰影で、胸膜という肺の外側に近いところで主に起こる。
両側性(両肺)に起こるのが特徴。酸素が吸収できなくなり、息が極めて苦しくなる」 確立された治療法がない中、市立札幌病院では抗インフルエンザ薬の「アビガン」や
ぜんそくの治療薬「オルベスコ」など、別の感染症などに使われる薬を投与しています。
向井院長「抗インフルエンザ薬のアビガンが効いていることが多い。
軽症の方だとオルベスコの吸入薬。保険外使用という形になるので、患者の同意を
いただいたうえで使っている。」
2月、70代の男性が死亡しました。
重度の呼吸不全の状態で転院してきましたが、オルベスコやカレトラを投与しても
症状は改善しなかったということです。
向井院長「かなり高齢の方だったので効果がなかった。その方はICUで亡くなったが、
そのときは隣の部屋が空いてたので、(家族の方々には)ガラス越しにお会いいただいた。
遺体の表面にもウイルスが残ってると思うので触ったりするとうつる可能性があり、
なかなか触れることはできない。特別なご遺体入れる感染しないような袋に入れさせてもらい、
顔は見られるが、そのような形で葬儀社のほうに引き取っていただいた。」 向井院長は道内での感染拡大を防ぐためには思い切った手段も
必要ではないかと話します。
向井院長「他(道外)から来た人は2週間隔離するとか、そういうようなことができれば、
北海道の感染についてはかなりコントロールできるのでは。かなり収束に
向かえるのではと期待している」 新型コロナウイルス 国内感染者 1399人(クルーズ船除く)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012350971000.html
各地の自治体や厚生労働省などによりますと、26日は午後10時半現在で、
兵庫県と愛知県でそれぞれ1人が死亡したほか、東京都で47人の感染が確認されるなど
これまで全国で新たに92人の感染が確認されました。
日本で感染が確認された人は、チャーター機で帰国した人も含めて1399人となりました。
このほかクルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせると2111人となります。
死亡したのは国内で感染した人が47人、クルーズ船の乗船者10人の合わせて57人です。 日本で感染した人や中国や欧米などからの旅行者・帰国者で、
感染が確認された人、1399人のうち、
▽東京都は259人、
▽北海道は168人、
▽愛知県は157人、
▽大阪府は156人、
▽兵庫県は120人、
▽神奈川県は93人、
▽埼玉県は67人、
▽千葉県は56人、
▽京都府は34人、
▽新潟県は29人、
▽大分県は25人、
・・・ ▽中国からチャーター機で帰国した人が14人、
▽厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された人などが合わせて33人です。
また、厚生労働省によりますと、重症者は26日の時点で国内で感染した人などが56人、
クルーズ船の乗船者が9人の合わせて65人となっています。
一方、きょうまでに症状が改善して退院した人などは、国内で感染した人などが359人、
クルーズ船の乗客乗員が601人で、合わせて960人となっています。 イタリア 死者7500人超 中国の約2倍に 新型コロナウイルス
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012350681000.html
新型コロナウイルスに感染した人の数が全世界で40万人を超えました。
亡くなった人はイタリアで7500人を超え、スペインでも3400人に上っていて、
極めて深刻な状況が続いています。
WHO=世界保健機関の発表などによりますと、新型コロナウイルスの感染が
確認された国と地域は、25日の時点で199で、感染した人の数は、
前の日に比べて4万712人増えて41万4179人と40万人を超えました。
亡くなったの人の数は、2202人増えて1万8440人となっています。 亡くなった人が最も多いイタリアでは、政府の発表で中国のおよそ2倍の
7503人になりました。イタリアでは感染の拡大を食い止めるため全土で
外出を規制する措置が取られていますが、これを守らない人が少なくないとして、
自治体のトップが相次いでメッセージを投稿して自宅にとどまるよう訴えました。
感染の状況はスペインでも深刻で、政府の発表よりますと、
亡くなった人は738人増えて3434人になりました。スペインでは亡くなる人が
急激に増えていて、スケートリンクを臨時の遺体安置所として遺体を受け入れているということです。 一方、アメリカでも感染は急速に広がっていて、24日時点の感染者は前日から
1万人以上増えて5万4453人に、亡くなった人は193人増えて737人になりました。
感染した人が多い東部ニューヨーク州のクオモ知事は、感染のピークはまだ
これからだとしたうえで、人工呼吸器やベッド、医療スタッフが圧倒的に不足している
として危機感を示し、政府に早急な支援を要請しました。
ヨーロッパとアメリカでは依然、感染が拡大していて、極めて深刻な状況が続いています。 ドイツ、週50万件の検査実施 新型コロナ、死者抑制の要因か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200326-00000180-kyodonews-soci
【ベルリン共同】ドイツ政府の新型コロナウイルス対策に関与する同国のウイルス専門家
は26日の記者会見で、国内で1週間に約50万件のウイルス検査を行っていると述べた。
ドイツの死者は周辺国より大幅に少なく、膨大な検査で感染者を早期に特定していること
が抑制につながっているとの見方を示した。 ドイツの感染者は3万7千人を超す一方、死者は約200人にとどまる。
欧米メディアによると、同国の感染者の死亡率は0.54%。一方、スペインは7.3%に上る。
ドイツには重症者の治療に使われる人工呼吸器を備えた集中治療用病床が約2万5千床ある。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.26現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyouyousei_0326genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou_0326genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 1,929 名(+41名)
陽性累計 168名(+1名)
L現在患者数 40名(ー15名)
L軽症・中等症 33名(ー15名)
L重症 7名(±0名)
L死亡累計 7名(0名)
L陰性確認済累計 121名(+16名) 【札幌市】新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(3月27日時点)
https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/2019n-covhassei.html
陽性者数(累計)76人
現在患者数 26人
陰性確認済(累計)48人
死亡(累計)2人
【札幌市】感染者状況(3月27日時点)
〇年代、陽性者数、現在患者数、陰性確認済、死亡【グラフ】
https://i.imgur.com/C6VC3wM.jpg
〇濃厚接触者の有無別【グラフ】
https://i.imgur.com/KJS0ZxC.jpg
【札幌市保健所値】※ 参考>>270
〇新型コロナコールセンター相談件数(R2.3.26現在)
累計:17,861件 3/26:316 件(+8 件)
〇帰国者・接触者電話相談センター相談件数(R2.3.26現在)
累計:8,642件 3/26:175 件(ー33 件) 札幌で1人感染確認 169人に
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200327/7000019539.html
札幌市は27日、新たに市内の50代の男性1人が新型コロナウイルスに
感染したことが確認されたと発表しました。
これで道内で感染が確認されたのは169人となりました。
札幌市によりますと、新たに感染が確認されたのは市内に住む50代の会社経営の男性です。
男性は今月19日に発熱の症状が出て、市内の医療機関を受診しましたが、
ふつうのかぜと診断され、その後複数の医療機関を受診し、肺炎の疑いが出たため
検査をした結果、27日になって感染が確認されたということです。 男性は現在、市内の医療機関に入院し、酸素を投与していますが、
会話はできるということです。
札幌市によりますと、男性は海外への渡航歴はなく、詳しい感染経路は分かっていない
ということで、市中感染の疑いもあるということです。
これで道内で感染が確認されたのは169人となり、このうち26日までに
新型コロナウイルスの治療を終えた人は121人となっています。 「感染爆発を抑止できるギリギリの局面」小池都知事
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200327/k10012353731000.html
東京都の小池知事は、都内で27日、新たに40人が新型コロナウイルスに感染していることが
確認されたことを明らかにしたうえで、「感染爆発を抑止できるギリギリの局面だ」と述べ、
改めて不要不急の外出を控えるなど感染を広げない行動をとるよう呼びかけました。
都内では、27日新たに40人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、
これで3日連続で40人以上となりました。
これについて小池知事は、27日の記者会見で、「今まさに、感染の爆発的増加、
オーバーシュートが発生するか否かの重要な局面であることが改めて確認できた。
感染爆発を抑止できるギリギリの局面だ」と述べ、強い危機感を示しました。 そのうえで、「危機意識を共有して適切に行動していただきたい。近隣の県とも一致団結し、
しっかりと感染拡大防止に取り組みたい」と述べ、改めて不要不急の外出を控えるよう呼びかけました。
また、「不要不急」の意味について、「その日でないとダメなことかどうかだ。
通院している人などは要があると思うし、生活必需品を買うためにスーパーやコンビニに行くこと
なども必要があってのことだ。みずからで整理していただき、不要不急か判断してほしい」と述べました。
また、人が多く集まる花見について、「桜は来年もきっと咲くので来年を楽しみにして、
それまでは皆で難局を乗り越えるために協力してほしい」と述べ、自粛するよう呼びかけました。 小池都知事 特に若者の外出控えるよう呼びかける
小池知事は、27日夕方、NHKのインタビューに応じ、ウイルスに感染している
という自覚がない人たちが密集して感染が広がるおそれがあるとして、
特に若者に対し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけました。
この中で、小池知事は「いまは感染者がさらに増えるかどうかの瀬戸際だ。
自分を守るとともに、自分では自覚していないがウイルスを持っている方々が街に出ること
による感染の拡大を防止するため、ぜひ協力をお願いしたい」と述べました。
そのうえで「若い元気な方々がウイルスを持っているか全然わからないままに、
ライブハウスなどの密閉した空間に、密集し、密接に寄り合うという3つの条件が重なると
感染が広がる傾向がある」と述べ、特に若者に対し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけました。 また「不要不急」が意味することについては「その日でないとだめな用事なのか否かが
1つの分かれ目になる。病気の人が薬をもらいに行くことや医者に見てもらうことは必要なことだ。
生活必需品を買うことも、『要』(よう)のある外出になる」と述べました。
そして先日の記者会見で「ロックダウン」=「都市の封鎖」ということばを使って
呼びかけたことについて「都民に危機意識を感じてもらうためにも、耳慣れないことばだが
使わせてもらった。そうならないために協力をお願いしている。
お願いする期間を長くするとその分、苦しむ時間が長くなるので、できるだけ短い時間の中に
みなさんの協力を集めて、この難局を乗り越えたい」と述べました。 西村経済再生担当相「特に若者はできるかぎり自粛を」
西村経済再生担当大臣は、諮問委員会のあと、記者団に対し、
「東京都内の状況について、諮問委員会の専門家とも極めて強い危機感を共有した。
都民の皆さんには、繁華街に行かず外出を自粛するよう、私からも改めてお願いしたい。
特に若い方々にはできるかぎり自粛していただきたい」と呼びかけました。 【東京都】今週の検査実施人数/陽性患者数
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
3/25 87 人/47 人
3/25 95 人/41 人
3/24 74 人/17 人
3/23 56 人/16 人 大阪 吉村知事「今週末 不要不急の外出自粛を」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200327/k10012354141000.html
大阪府の吉村知事は記者会見で、27日に1日としては最も多い20人が新型コロナウイルスに
感染していることが確認されたことを踏まえ、さらなる感染拡大を防ぐため、
府民に対し28日と29日の週末の2日間、不要不急の外出を控えるよう呼びかけました。
大阪府内では27日、1日としては最も多い20人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、
これまでに感染した人は合わせて176人になりました。
これを受けて吉村知事は27日夜、緊急に記者会見し、新たに感染が確認された20人のうち18人については
感染経路がたどれていないことを明らかにしました。 また27日、陽性の疑いで検査を行った139人のうち、陽性が確認された人は率にして14.4%と、
これまでに比べて高い傾向を示したことを公表し、市中での感染が一定程度
広がっているという認識を示しました。
そのうえで「この週末の土日、大阪府民には不要不急の外出を控えてもらうよう、
自粛をお願いする」と述べ、さらなる感染拡大を防ぐため不要不急の外出を控えるよう呼びかけました。
また吉村知事は「週末と週明けの様子を見た上でこの傾向が続くようであれば、
近隣の府県と協力して、往来をどうするか協議したい」と述べ、
今後の感染者の推移を見た上で、さらなる対策を検討する考えを示しました。 新型コロナウイルス 国内感染者1515人(クルーズ船除く)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012350971000.html
各地の自治体や厚生労働省などによりますと、
27日は午後11時現在で5人の死亡が確認されています。
また、感染者は東京都の40人を含め、全国で114人が新たに確認されました。
1日当たりの感染の発表の人数は、これまでで最も多くなっています。
日本で感染が確認された人は空港の検疫で見つかった人やチャーター機で帰国した人など
も含めて1515人となりました。
このほかクルーズ船の乗客・乗員が712人で、あわせると2227人となります。
死亡したのは、
▽国内で感染した人が52人、
▽クルーズ船の乗船者10人の合わせて62人です。 日本で感染が確認された1515人のうち、
▽東京都は299人、
▽大阪府は176人、
▽北海道は169人、
▽愛知県は160人、
▽兵庫県は123人、
▽神奈川県は104人、
▽埼玉県は73人、
▽千葉県は63人、
▽京都府は35人、
▽新潟県は30人、
▽大分県は27人、
・・・
▽中国からチャーター機で帰国した人が14人、
▽厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された人などが合わせて33人です。
また、厚生労働省によりますと、重症者は27日の時点で、
▽国内で感染した人などが56人、
▽クルーズ船の乗船者が9人の合わせて65人となっています。
一方、27日までに症状が改善して退院した人などは、
▽国内で感染した人などが372人。
▽クルーズ船の乗客乗員が603人で、合わせて975人となっています。 銀座や六本木、高級クラブで「夜の街クラスター」発生か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200327-00050153-yom-soci
専門家で組織する厚生労働省のクラスター(感染集団)対策班は、新型コロナウイルス
の感染者が急増している東京都で、夜間を中心に営業する飲食店などで感染が
広がっている可能性が高いとの見方を強めている。
都は、人混みへの不要不急の外出自粛を要請し、飲食店などに行くことを念頭に、
夜間外出を控えるよう呼びかけた。
関係者によると、複数の感染者が銀座や六本木の高級クラブなどを利用していたことが調査で判明した。
クラスター対策班は、こうした場でクラスターが形成された可能性があるとみて分析を進めている。
都内にはこのほか、新宿や渋谷といった繁華街が多くある。 政府の専門家会議は19日に公表した提言の中で、「密閉空間」「人の密集」「近距離の会話」
の3条件がそろう場を避けるよう求めた。近距離の会話を伴う接客業の店について、
専門家会議メンバーの押谷仁・東北大教授は「人が密集していなくても、
1人の従業員が近距離で多数の客に次々に接客するような場合は、クラスターが
発生しやすい」と指摘する。 “首都圏へ移動 予防策万全に”
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200327/7000019554.html
鈴木知事は、新年度に向け就職や進学で道内から新型コロナウイルスの感染者が
急増している東京など首都圏への移動が増える時期だとして、
感染予防の対策を万全にするよう呼びかけました。
鈴木知事は27日、臨時で行われた記者会見で、「行動スタイルを変えてもらうために
アラートを東京や首都圏は出している。東京に行くこと自体をこのタイミングでどうするか、
道民は正しい認識を持っていると思う。一律の自粛要請はしない」と述べました。
そして鈴木知事は、新年度に向け就職や進学で道内から新型コロナウイルスの感染者が
急増している東京など首都圏への移動が増える時期だとして、感染予防の対策を
万全にするよう呼びかけました。 これに先立ち道は、新型コロナウイルスに関する対策会議を開き、来月以降、
休館している道の施設を感染防止策がとられている場合にかぎり、再開する方針を示しました。
4月1日から再開予定の施設は、▼北海道博物館、▼北海道開拓の村、▼自然ふれあい交流館、
▼知事公館、▼道立図書館、▼アイヌ総合センター、▼三岸好太郎美術館、▼北見体育センター、
▼旭川美術館、▼函館美術館、▼帯広美術館、▼北方民族博物館、▼文学館、
▼釧路芸術館、▼埋蔵文化財センター、▼北方四島交流センター、▼オホーツク流氷科学センターです。
また4月18日から▼近代美術館を再開する予定です。
さらに、4月1日から再開する予定の公園は、▼真駒内公園、▼子どもの国、▼オホーツク公園、
▼宗谷ふれあい公園、▼ゆめの森公園、▼道南四季の杜公園、▼十勝エコロジーパーク、
▼噴火湾パノラマパーク、▼サンピラーパーク、▼オホーツク流氷公園です。 <聞きたい 新型コロナウイルス>医療者一丸で封じ込めを
北海道医療センター院長 菊地誠志さん(64)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/406502?rct=n_hokkaido
北海道医療センター(札幌市西区)では、新型コロナウイルスに感染した患者の入院診療を
しています。結核患者用病棟を利用し、1人1部屋で最大20人収容可能です。
受け入れを始めた2月下旬から3月26日まで、人工呼吸器が必要な重症患者を含め
延べ27人が入院し、うち検査で陰性となった18人が退院しました。
患者には抗エイズウイルス薬「カレトラ」、抗インフルエンザ薬「アビガン」、
ステロイド剤「オルベスコ」を投薬します。症状が落ち着いた後と、その12時間後の2回検査し、
いずれも陰性であれば退院です。入院から退院まで早い人でも2週間はかかります。 感染拡大の影響で、札幌市内の病院の間に、発熱患者の救急受け入れをためらう動き
が出ています。以前、自然気胸(呼吸が苦しくなる症状)で微熱もあった救急患者が、
感染を疑われたため、複数の病院に断られ、最終的に当院に運ばれた事がありました。
最近、似たような事例が増えています。
市内では当院を含めて4病院が入院患者を受け入れ、重症や、軽症から重症化を防ぐ治療に
当たっています。現在、重症患者3人をICU(集中治療室)で治療し、
うち1人は症状が重く「ECMO(エクモ)」という体外式膜型人工肺を使っています。
このような状況のため、当院は3次救急をとめることにしました。 重症者だけでなく、軽症者への対応も大事です。
陽性が判明した軽症者が自宅待機していたら、急に症状が悪化して当院に入院した
ケースも2例あります。
重症者も軽症者も、全員入院してもらうという姿勢は堅持すべきだと思います。
感染者を受け入れてから、職員が同じ医療関係者から誹謗(ひぼう)中傷を受けたこともあります。
他の病院への診療支援を行っていた医師が「来なくて良い」と言われてしまった。
対策を講じた上で頑張っているのに、背中から刺された気分です。 入院患者の不安も大きいです。
数週間仕事を休み、「会社に戻ったら仲間外れにされるのでは」と恐れる人もいます。
看護師は、そうした患者に寄り添うことに多くの時間を割いています。
感染者への差別や偏見をやめてほしい。誰でも感染する可能性があるのですから。
医師や看護師は使命感を持って頑張っていますが、1カ月が過ぎて疲労も目立ってきました。
励ましのメッセージがあるとうれしいですね。 市内の基幹病院は重症者を、一般病院は軽症者を、1人でも多く受け入れてほしいと思います。
「日本環境感染学会」が医療関係者向けに発表した対応ガイドでは、
患者を個室で受け入れることは可能としています。
今は感染を封じ込めることができる段階にあり、
感染拡大を防ぐためにも市内の全医療機関が一丸となる必要があります。
そのためにも札幌市の秋元克広市長にはリーダーシップを発揮してもらいたい。 ピーク時の病床確保 困難な現状
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200327/7000019566.html
新型コロナウイルスの感染がさらに拡大して患者が急増した場合に備え、
厚生労働省は感染のピーク時に入院が必要な患者数などを推計するための計算式を示し、
各都道府県に医療体制を整備するよう求めています。NHKが全国の都道府県に聞いたところ、
目安とされる病床数を確保できる見通しだと答えたのは2つの県にとどまり、
対応が難しい現状が明らかになりました。
専門家は「医療現場の能力に基づいて患者の増加に対応する計画を自治体と
医療機関が連携して構築する必要がある」と指摘しています。 NHKでは全国の放送局を通じて、新型コロナウイルスの感染がさらに
拡大して患者が急増した場合の医療体制について、都道府県などに取材しました。
その回答によりますと、新型コロナウイルスの患者が入院するために確保している
病床の数は全国合わせて4800床余りで、現時点ではこのうちの3分の2、
少なくともおよそ3200床が空いていました。
一方で、厚生労働省が示した計算式をもとに感染がピークを迎えた時に各都道府県で
入院が想定される患者の数をすべて足し上げると、およそ22万9500人となりますが、
各都道府県に対し計算式に基づく病床数を確保できる見通しがあるか聞いたところ、
▼「確保できる見通し」と答えたのは神奈川県と岡山県の2県で、
▼18都府県が「確保できない見通し」、▼27道府県が「確保できるかわからない」と回答し、
対応できる病床の確保に課題があることが明らかになりました。 「確保できない」「確保できるかわからない」とした理由については、
「多すぎて物理的に不可能」「試算の根拠が不明確」
「実際には対策を講じるため必要な数はより少なくなるとみられる」などと回答しています。
また、厚生労働省は今後患者が増えた場合、軽症者や無症状者は原則として
自宅療養してもらうための計画を策定するよう求めていますが、
すでに計画を策定済みと答えたのは患者を重症度に応じて振り分ける
「入院フォローアップセンター」を独自に設置した大阪府や東京都、神奈川県など
10の都府県にとどまっていました。
これについて感染症対策に詳しい東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は
「国が求める医療体制と、現実として医療現場でできることに隔たりがあることが明らかになった。
医療現場の能力に基づいて患者の増加に対応する計画を自治体と医療機関が連携して
隔たりを埋めていく努力をする必要がある」と指摘しています。 道も特措法に基づく対策本部設置
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200327/7000019525.html
新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ政府が特別措置法に基づいた対策本部を
設置したことを受け、道も法律に基づいた対策本部を設置しました。
政府が緊急事態宣言を出した際に住民への外出自粛要請などを検討することになり、
行政機関に強い権限が与えられることになります。
道内では26日、後志の倶知安町に住む30代の女性が新型コロナウイルスに感染していること
が確認され、道内の感染者は168人、このうち治療を終えた人は121人になりました。
全国的な感染拡大を踏まえ政府は26日、特別措置法に基づく「政府対策本部」を
設置し、初会合を開きました。 これによって、国民生活と経済に甚大な影響を及ぼすおそれなどが生じた場合は、
総理大臣が「緊急事態宣言」を行うことが可能になりますが、現時点で「緊急事態宣言」
を行う状況にはないとしています。
これを受けて道も、これまでの対策本部に替えて特別措置法に基づいた対策本部を設置し、
鈴木知事は「全国の感染拡大の状況も注視して万全の対策をとっていく」としています。
この道の対策本部は、政府が緊急事態宣言を出した際に住民への外出自粛要請や、
多くの人が集まる施設の使用制限の要請や指示、必要な場合の医薬品の収用などを
検討することになり、行政機関に強い権限が与えられることになります。 道内「警戒の第2ラウンド」 専門家会議メンバーの東北大・押谷教授
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/406825?rct=n_hokkaido
新型コロナウイルスの感染防止策を検討する政府の専門家会議メンバーの
押谷仁東北大教授は27日、道内の感染状況について「落ち着いたように見えるが、
感染者が急増している東京との人の往来で感染者集団が再び生まれる恐れがある。
警戒を緩めてはいけない」と述べ、東京からの感染の広がりに引き続き注意を払う
必要があると強調した。東京都内で北海道新聞の取材に答えた。 押谷氏は道内の広範囲で感染者が確認された2月末以降の状況について
「人混みを避けるなど道民の行動に一定の変化があり、新たな発症者が
徐々に減少した」と前向きに評価した。
一方、東京で連日、新たに40人以上の感染者が出ている現状を踏まえ、
「(感染者が急増している)欧米から首都圏を経由して道内に来る帰国者もいる。
北海道は警戒すべき時期の第2ラウンドに入ったにすぎない」と警告した。 ウイルスの特性に関しては「のどに大量のウイルスを持った一部の無症状感染者が
話すだけで感染させている可能性がある」と指摘し、換気が悪く、密集して近距離
で会話する環境を避ける重要性を改めて強調。
「一人一人の行動が緩むと感染は一気に広がる。他国のように全ての外出を制限するなど、
より強硬な対策に踏み切らなくてはいけなくなる」と述べ、
状況次第では政府が新型コロナウイルス特措法に基づき私権制限を含む
「緊急事態宣言」を出すとの見方を示した。 道内の入院治療患者半減 新型コロナ
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/406799?rct=n_hokkaido
道は27日、新型コロナウイルスに感染し道内で入院治療を受けている患者が39人となり、
最多だった14、15日の81人から半減したと明らかにした。
40人を下回るのは鈴木直道知事による道独自の「緊急事態宣言」直前の2月26日以来。 道内では感染患者を受け入れられる病床が約250確保されている。
コロナ感染による入院患者は、感染者が道内で初めて確認された2月14日から
3月14日まで増加。その後は治療を終える人が感染確認数を上回るケースが増え、
病床に余裕が生まれているという。
知事は27日の記者会見で「治療中の患者は宣言前の状態に戻ったが、
国内では新規感染者が都市部で増えており予断を許さない」とした。 新型コロナ回復後に再び陽性反応
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200328/7000019581.html
先月、新型コロナウイルスに感染して治療の結果、回復した旭川市の70代の男性が、
その後の経過を診るために検査を行ったところ、27日に陽性の反応が出たことが
医療関係者などへの取材で明らかになりました。
回復した患者が再び陽性になるのは道内では初めてです。
旭川市の70代の男性は先月、新型コロナウイルスに感染し、市内の病院に入院し
治療を受けた結果、回復して、PCR検査でも2回連続で陰性となったため
今月11日に退院しました。 医療関係者などによりますと、男性は自宅で2週間静養し、
26日に経過を診るために病院を受診してPCR検査を行ったところ、
27日に再び陽性の反応が出たということです。
新型コロナウイルスの患者が治療後に陰性になったあと、再び陽性になるのは道内では初めてです。
男性は27日から再入院して治療を受けているということですが、
今のところ重い症状は見られないということです。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.27現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyouyousei_0327genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou_0327genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 1,976 名(+47名)
陽性累計 169名(+1名)
L現在患者数 39名(ー1名)
L軽症・中等症 32名(ー1名)
L重症 7名(±0名)
L死亡累計 7名(0名)
L陰性確認済累計 123名(+2名) 【札幌市】新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(3月28日時点)
https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/2019n-covhassei.html
陽性者数(累計)77人
現在患者数 26人
陰性確認済(累計)49人
死亡(累計)2人 都内で60人以上感染確認 1日の確認数として最多 新型コロナ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200328/k10012355481000.html
東京都の関係者によりますと、新型コロナウイルスの感染が拡大している都内で、
28日、新たに60人以上の感染が確認されたということです。
このうち、およそ半数は、院内感染の疑いがある東京 台東区の病院の関係者だということです。
東京都内で新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、都の関係者によりますと、
28日都内で新たに60人以上の感染が確認されたということです。 都内で1日に確認された数としてはこれまでで最も多く、
およそ半数は、27日までに患者や医療従事者合わせて40人の感染が確認され
院内感染の疑いがある台東区の永寿総合病院の関係者だということです。
都内では、27日までの3日連続で40人以上の感染が確認され、
都は感染の拡大を防ぐため、この週末、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。 千葉で新たに57人の感染確認 東庄町の障害者福祉施設
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00000149-kyodonews-soci
千葉県は28日、職員の新型コロナウイルス感染が確認された同県東庄町の
障害者福祉施設「北総育成園」で、新たに入所者26人と職員31人の計57人の感染が判明したと発表した。
千葉県によると、同園は船橋市が設置主体。すでに40代女性職員の感染が確認されており、
同園での感染者は計58人となった。 国内で新たに177人コロナ感染 拡大加速、千葉と兵庫で2人死亡
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00000159-kyodonews-soci
国内では28日、新たに177人の新型コロナウイルス感染が確認され、
感染者はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員やチャーター機による
帰国者を含め2412人となった。感染者が1日で100人を超えたのは2日連続で、
首都圏を中心に感染拡大が加速した。 千葉県の1人と兵庫県の70代男性が亡くなり、死者は64人となった。
各自治体によると、都道府県別の新たな感染者は、
東京63人、千葉62人、神奈川12人、埼玉、福岡各6人、
愛知4人、茨城、福井、兵庫各3人、北海道、岐阜、京都、奈良、沖縄各2人、
群馬、新潟、石川、静岡、岡山各1人。 札幌・小樽で新たに2人感染確認
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200328/7000019586.html
道内では新たに札幌市と小樽市で2人が新型コロナウイルスに感染したほか、
旭川市で感染後に治療を受けて回復した男性患者が検査の結果、
再び陽性反応が出たことが分かりました。これで感染者は延べ172人になりました。
札幌市によりますと、新たに感染が分かったのは市内に住む自営業の40代の男性で、
今月21日に全身のけん怠感や筋肉痛などを訴えて医療機関を受診し、
検査の結果、27日に陽性と確認されました。
男性に直近の海外への渡航歴はなく、症状は軽いということです。 また、小樽市でも会社員の70代の男性の感染が27日に確認されました。
男性はすでに感染が確認されている茨城県の男性会社員が小樽市を訪れた際の
濃厚接触者だということで、今月19日に37度4分の発熱があり、
検査したところ感染が分かりました。
症状は軽く、会話もできるということです。
一方、旭川市では先月に感染して治療の結果、回復した70代の男性が経過を診るため
あらためてPCR検査を受けたところ、27日に再び陽性反応が出たことが分かりました。
男性は治療当時の検査では2回連続で陰性だったため、今月11日に退院し自宅で静養していました。
男性にはせきや軽い肺炎の症状があり、27日から再入院していますが、重い症状ではないということです。
回復した患者が再び陽性となるのは道内では初めてで、これで感染者の数は延べ172人となりました。
このうち120人余りは治療を終えて退院し、現在も入院中の人は41人となっています。 新型コロナウイルス 国内感染者1697人(クルーズ船除く)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200328/k10012355251000.html
各地の自治体や厚生労働省などによりますと、28日新たに東京都と千葉県で
それぞれ60人以上の感染が確認されるなど、全国で173人の感染が確認され、
日本で感染が確認された人は、空港の検疫で見つかった人やチャーター機で
帰国した人なども含めて1697人となりました。
このほかクルーズ船の乗客・乗員が712人で、あわせると2409人となります。
死亡したのは、千葉県と兵庫県でそれぞれ1人が死亡し、
国内で感染した人が54人、クルーズ船の乗船者10人の合わせて64人です。 日本で感染が確認された1697人のうち、
▽東京都は362人、
▽大阪府は176人、
▽北海道は171人、
▽愛知県は164人、
▽兵庫県は126人、
▽千葉県は125人、
▽神奈川県は116人、
▽埼玉県は79人、
▽京都府は37人、
▽新潟県は31人、
▽大分県は27人、
▽福岡県は22人、
・・・ ▽中国からチャーター機で帰国した人が14人、
▽厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された人などが合わせて41人です。
また、厚生労働省によりますと、重症者は27日の時点で、国内で感染した人などが56人、
クルーズ船の乗船者が9人の合わせて65人となっています。
一方、27日までに症状が改善して退院した人などは、国内で感染した人などが372人、
クルーズ船の乗客乗員が603人で、合わせて975人となっています。 大阪 新たに15人の感染確認 計191人に 新型コロナウイルス
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200328/k10012355771000.html
大阪府は28日、20代から70代の男女合わせて15人が新型コロナウイルスに
感染していることが新たに確認されたと発表しました。
全員、軽症か症状がないということです。
これで大阪府内で感染が確認された人は191人となりました。 「再発か新たな感染か分からない」治療し回復した飲食店オーナー
…再び新型コロナ"陽性確認" 北海道で初
https://www.fnn.jp/posts/2020032800000004UHB
新型コロナウイルスに感染し、治療して検査で2回陰性となった
北海道旭川市の70代男性が再び陽性反応が出ていたことが分かりました。
回復した患者が再び陽性が確認されたのは道内で初めてです。
旭川市が3月28日会見で明らかにしました。
旭川市によりますと、男性は市内の飲食店オーナーで2月、入院して治療した結果、
PCR検査で2回陰性となったため、3月11日に退院していました。
男性は自宅で静養していましたが、18日以降、咳が続くため再び、23日受診。
27日、検査で陽性が確認されました。
体温は平熱で、時折咳が出るということです。 東京都で大流行なら地方に波及リスク
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00000577-san-hlth
全国への人の移動拠点である首都東京で新型コロナウイルスの感染者が爆発的に増加すれば、
各地に波及するリスクが高まる。
このため首都圏5都県は不要不急の外出や移動の自粛要請を打ち出し、
各地の自治体も東京方面への移動自粛を呼びかけるなど歩調を合わせる格好となった。
厚生労働省のクラスター(感染者集団)対策班は、東京都で大規模な流行が発生した場合、
都内で中高年層の重症者が多く発生するだけでなく、中高年層の多い地方の医療体制に
「多大な負荷」がかかる恐れがあることを指摘している。 東京都の小池百合子知事は25日、週末の不要不急の外出自粛を要請し、
26日には埼玉、千葉、神奈川、山梨の各県知事とテレビ会議を開催。
「最悪の事態を回避するため、断固たる決意を持って対策を進める」などとする共同メッセージを発信した。
首都圏以外にも取り組みは広がり、宮城県の村井嘉浩知事は「週末は関東方面に行くのは控えてほしい」と表明。
新潟県の花角英世知事も週末は東京都への往来を自粛するよう要請しており、
ほかにも福島、茨城、富山、島根など各県が東京方面への移動自粛を呼びかけている。 国内感染者新たに208人 1日あたり最多更新、計2434人 死者は計65人
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00000048-mai-soci
新型コロナウイルスの感染者は28日、国内で新たに計208人が判明し、
1日あたりの最多感染者数を更新した。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の
乗員乗客を含めた国内の感染者は計2434人となった。
新たに3人が亡くなり、クルーズ船を含めた死者は計65人になった。
千葉県では、東庄町の障害者施設「北総育成園」で職員32人、利用者26人の
計58人の集団感染が判明した。
職員・入所者のうち数十人に発熱などの症状があったため、PCR検査を実施した。 東京都では63人の感染が確認された。ほぼ半数が台東区の永寿総合病院の患者ら病院関係者。
さらに、中央区の国立がん研究センター中央病院では、20代と30代の女性看護師の感染が判明した。
いずれも味覚や嗅覚に異常があったことから検査を申し出て陽性と確認された。
同病院によると、2人は乳がんや血液がんの患者らが入院する病棟勤務で、
同じ病棟にいた入院患者や医師、看護師ら計150人に検査を実施する方針という。 大阪府では20〜70代の男女15人の感染を確認。うち4人が米国やフランス、
英国からの帰国者だった。6人は感染経路が現時点で分かっていないという。
また、亡くなったのは東京都、千葉県、兵庫県で各1人。
兵庫県で亡くなったのは、姫路市の「仁恵病院」に入院中に感染が確認
されていた70代男性だった。 “感染予防策徹底”利用呼びかけ
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200327/7000019529.html
新型コロナウィルスの影響で宿泊客が激減している中、道内のホテルや旅館の経営者が、
消毒や食事の際の衛生管理など感染拡大防止策を徹底しているとして利用を呼びかけました。
道は、今後6月まで新型コロナウイルスの影響が続いた場合、道内でのべ900万人分の宿泊が
なくなり3000億円の影響が出ると試算していて、宿泊客の激減が深刻になっています。
こうしたなか、27日、道内の観光地のホテルや旅館の若手経営者が急きょ記者会見を開きました。 会見で経営者らは、▼これまで以上に館内の消毒を強化していることや、
▼食事の際の衛生管理を徹底していること、
▼利用者の健康状態を把握するため健康チェックシートを用意し記入してもらうなど、
感染拡大防止策を徹底しているとして、安心して利用してほしいと呼びかけました。
ホテル萬世閣を経営する浜野清正社長は「感染者が出ているこの状況で何が何でも
ホテルに来てほしいとは正直思ってはないが、温泉にでも行きたいという人がいたら
丁寧に感染防止に取り組んでいることを分かってほしい」と話しました。 東京都 新たに68人の感染確認 1日で過去最多
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200329/k10012356371000.html
東京都の関係者によりますと、29日、新たに68人が新型コロナウイルスに
感染していることが確認されたということです。
都が1日に確認した感染者としてはこれまでで最も多くなります。
これで都内で感染が確認されたのは合わせて430人になります。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.28現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyouyousei_0328genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou_0328genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 2,014名(+38名)
陽性累計 172名(+3名)
L現在患者数 41名(+2名)
L軽症・中等症 34名(+2名)
L重症 7名(±0名)
L死亡累計 7名(0名)
L陰性確認済累計 124名(+1名) 【札幌市】新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(3月29日時点)
https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/2019n-covhassei.html
陽性者数(累計)80人
現在患者数 29人
陰性確認済(累計)49人
死亡(累計)2人 欧米渡航者ら4人の感染を確認
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200329/7000019595.html
道内で新たに、ヨーロッパやアメリカを訪れていた3人を含むあわせて4人が新型コロナウイルスに
感染したことが確認されました。
これで道内の感染者は延べ176人になりました。
道内で29日、新たに新型コロナウイルスに感染したことが確認されたのは、
札幌市の70代の無職の男性2人と60代の無職の女性、
釧路地方に帰省した30代の無職の神奈川県の女性のあわせて4人です。
いずれも症状は軽いということです。
札幌市によりますと、このうち70代の男性2人は、今月一緒にヨーロッパを訪れ、
帰国後に発熱や頭痛などの症状が出たということです。
2人が訪れたのは感染が流行している国だということですが、本人の了解が得られていない
として明らかにされていません。 札幌市は、男性らがヨーロッパで感染したとみています。
また、60代の女性はこのうちの1人の妻だということで、
市は帰国後の男性から感染した可能性が高いとしています。
さらに、神奈川県の30代の女性はアメリカから帰国後に発症したということです。
札幌市保健所の山口亮感染症担当部長は、記者会見で「道内の感染者数は小康状態にあるように
みえるが、ヨーロッパや東京、大阪では感染が拡大しているので気を緩めないようにしてほしい」と述べました。
これで道内の感染者は延べ176人となりました。
このうち125人が新型コロナウイルスの治療を終えています。 「コロナに効く」41商品違法 消費者庁「買わないで」
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/407124?rct=n_hokkaido
消費者庁は27日、根拠なく新型コロナウイルスに効果があるとうたって
健康食品などを販売したとして、34事業者の41商品が違法状態にあると公表した。
商品の中には札幌市内の個人病院が販売しているオリーブの葉の抽出物でつくる
サプリメントも含まれていた。
同庁は「現時点で、新型コロナウイルスに対して有効性を立証した製品は存在しない。
消費者は効果を期待して購入しないよう注意して」と呼びかけている。 「深海サメの肝油に含まれる成分が、新型コロナウイルスによる免疫力破壊に対抗できる」
「植物酵素が細胞の活性化に作用、新型コロナウイルスが体内に侵入してきても負けない身体作り」。
同庁が27日に公表した商品の広告文には、食品の摂取が感染予防に効果的だと印象付ける言葉が並ぶ。
消費者庁は「いずれも医学的な検証はなく、景品表示法の不当な表示の禁止に当たる」とする。
同庁によると、特にインターネットの通信販売で2月下旬以降、
新型コロナウイルスへの効果をうたう商品の販売が急増。
3月10日に30事業者46商品について「問題がある」として事業者に広告を消すよう指導したが、
その後も後を絶たず、27日に2度目の注意喚起をした。 ただ、調査は主にインターネットの広告に対してで、店頭で販売する商品には
監視の目が行き届いていない。
札幌市内の個人病院では29日現在も、病院のブログでコロナウイルス感染対策として
「道外では、オリーブ葉のエキスが激売れしています」などと商品をPR。
「当クリニックにはまだ、余裕があります」と販売を続けている。
医学的根拠の薄い商品は中国での新型コロナウイルスが発生した当初から、すでにあった。
「コロナウイルス 効果絶大」と書かれた店内広告を掲げた札幌市中央区の漢方薬局。
免疫力を高める効果があるとされる内服液は2月以降、売り上げが伸びている。
同店の店主は「中国で感染拡大の抑止に効果があったと報道されている。
中国で話題になっているものを取り扱っているだけ」と説明する。 別の薬局では消費者庁が「違法な表示」としたタンポポエキスを取り扱う。
店頭では「コロナ予防にタンポポエキスが有効」と紹介。
この薬局で別の商品を購入した60代女性は「薬局が推薦するなら効果があると思ってしまう」と話す。
消費者庁表示対策課は「市民の間で広がる不安につけこんだ悪質な商法。
怪しい商品や広告を見かけたら消費者団体や地元自治体に相談してほしい」と呼びかけている。 千葉の障害者施設 新たに28人感染確認 計86人に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200329/k10012356591000.html
千葉県は、新型コロナウイルスの集団感染が確認された東庄町の障害者福祉施設、
「北総育成園」で、29日午後7時半までの時点で新たに入所者や職員の家族あわせて28人
の感染がわかったと発表しました。
この施設の関係者で感染が確認された人は合わせて86人となりました。
東庄町にある障害者福祉施設、「北総育成園」では、28日までに職員や入所者58人が
新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
千葉県は29日朝から、残る職員と入所者、短期の利用者のほか、職員の家族などの検体を採取し、
ウイルス検査を行っています。 その結果、29日午後7時半までの時点で新たに入所者20人と
職員の家族8人の合わせて28人の感染が判明しました。
新たに感染がわかった入所者20人はすべて、これまで症状がなかった人たちで、
千葉県は引き続き健康状態の経過観察を続ける方針です。
県によりますと、入所者や職員、その家族、およそ70人の検査結果については
30日以降順次結果が判明する見通しですが、さらに感染者が増える可能性もあるということです。 大学でクラスター発生の可能性 京都産業大の学生7人が新型コロナ感染
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200329-00010000-kyt-soci
京都府と京都市は29日、京都産業大の学生7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
29日に会見した京都市の門川大作市長と京都産業大の大城光正学長によると、
3月2〜13日に欧州旅行に出掛けた学生が4人おり、うち2人は28日までに
他府県で陽性と診断されているという。
残りの京都市内在住の2人を検査したところ1人が陽性、もう1人が陰性と判明した。
他府県で陽性となった学生と一緒にゼミ卒業祝賀会に参加した京都市内在住の3人も陽性と判明した。 京都市在住の4人はいずれも20代男性で軽症という。
また京都府も29日夜、ゼミ卒業祝賀会に参加した20代の男子学生1人も
陽性と判明したと発表した。
市はクラスター発生の可能性が極めて高い状況にあることが判明したとしている。
大学と連携し、濃厚接触の可能性のある47人に対し自宅待機を要請した。
同大学は既に学内施設を消毒したとしている。
授業開始は5月11日以降とし、5月4日までは不要不急の学生の立ち入りは禁止するという。 新型コロナウイルス 国内感染者1884人(クルーズ船除く)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200329/k10012356151000.html
各地の自治体や厚生労働省などによりますと、
東京都で新たに68人、千葉県で33人の感染が確認されるなど
全国で合わせて160人の感染が確認され、日本で感染が確認された人は、
空港の検疫で見つかった人やチャーター機で帰国した人なども含めて1884人となっています。
このほかクルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせると2596人となります。
死亡した人は、29日は東京都で90代の男性1人が確認され、
▽国内で感染した人が56人、
▽クルーズ船の乗船者10人の合わせて66人です。 日本で感染が確認された1884人のうち、
▽東京都は430人、
▽大阪府は208人、
▽北海道は175人、
▽愛知県は167人、
▽千葉県は158人、
▽兵庫県は133人、
▽神奈川県は125人、
▽埼玉県は84人、
▽京都府は44人、
▽新潟県は31人、
▽大分県は28人、
▽福岡県は22人、
▽岐阜県は20人、 ▽高知県は14人、
▽福井県は13人、
▽栃木県、熊本県は12人、
▽奈良県は11人、
▽石川県、三重県は9人、
▽長野県、沖縄県は8人、
▽青森県は7人、
▽滋賀県、広島県、山口県は6人、
▽秋田県、山梨県、静岡県、愛媛県は4人、
▽岡山県、宮崎県は3人、
▽宮城県、福島県、長崎県は2人、
▽徳島県、香川県、佐賀県、鹿児島県は1人、
▽中国からチャーター機で帰国した人が14人、
▽厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された人などが合わせて41人です。 また、厚生労働省によりますと、重症者は今月27日の時点で
▽国内で感染した人などが56人、
▽クルーズ船の乗船者が9人の合わせて65人となっています。
一方、今月27日までに症状が改善して退院した人などは
▽国内で感染した人などが372人、
▽クルーズ船の乗客乗員が603人で、合わせて975人となっています。 東京在住の30代女性 帰省先の青森 八戸で感染確認 新型コロナ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200329/k10012355891000.html
青森県は、東京に住む30代の会社員の女性1人が、帰省先の八戸市で
新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。
青森県内で感染が確認されたのは7人となりました。
青森県と八戸市によりますと、新型コロナウイルスへの感染が新たに確認されたのは、
八戸市の実家に帰省していた東京に住む30代の会社員の女性1人です。
女性は今月23日から発熱やせきなどの症状が出始めたということで、
25日に東北新幹線で東京駅から八戸駅まで移動しました。 利用した新幹線は、午後7時20分東京駅発の「はやぶさ43号」で、
座席は6号車の12番A席で、八戸駅からはタクシーで実家へ移動したということです。
女性は実家へ帰った後も、発熱やせきなどの症状があったことから、
27日、八戸市内にある感染症の指定医療機関を受診し、28日夜、ウイルス検査で感染が確認されたということです。
現在、女性は入院していて、容体は安定しているということです。
濃厚接触者は、八戸市内に住む母と東京に住む夫の2人で、母親は今のところ症状は出ておらず、
市は29日、母親のウイルス検査を行うことにしています。
青森県内で感染が確認されたのは7人となりました。 オンライン診療、普及に壁 新型コロナで特例規制緩和
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57382300Z20C20A3NN1000/
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、パソコンやスマートフォンの
ビデオ通話機能を使うオンライン診療への関心が高まってきた。
厚生労働省は臨時の措置として、軽症者らのオンライン診療を公的保険の適用対象にする。
ただ、新型コロナの感染が疑われる人の初診には使えない。
なお多い課題を解決し、医師と患者の双方が使いやすい制度に変えていく必要がある。 厚労省は19日、新型コロナ対策の臨時措置として、
保険を適用するオンライン診療の対象を広げると通知した。
感染がさらに拡大した場合は重症者の入院治療を優先する局面も想定される。
自宅療養となった軽症や無症状の感染者にはオンライン診療で薬を処方できるようにした。
対面診療を続けている慢性疾患の患者についても、症状の変化があった場合に
オンライン診療で新しい薬を処方できるようにした。
通院先で感染するリスクを避ける狙いがある。 医療機関で新型コロナに感染することへの不安や、万が一に感染していた場合に
ウイルスを広めることへの懸念で「オンライン診療を使いたい」という声は多い。
新型コロナの感染が爆発的に増える兆しを見せ始めるなか、
発熱した人が病院に押しかければ、医療機関は患者をさばききれなくなりかねない。
新型コロナでは、オンラインによる初診など弾力的な運用を認め、
効率的な医療体制によって感染拡大を防ぐ必要がある。
ただ、厚労省はオンライン診療についてあくまでも対面診療を補完するものだという考え方を変えていない。
今回の特例措置でも、新型コロナへの感染の有無を最初に診断するのは対面だ。
感染が確認された軽症患者が自宅療養する際の経過観察でオンライン診療を活用することが想定されている。
突然発熱した人が、新型コロナに感染しているかを診てもらうために
オンラインで初診を受けるという使い方は認められていない。 医療機関の中には低い報酬を指摘する声もある。
オンライン診療で受け取る報酬額は、対面診療より4割ほど低い。
オンライン診療システム大手のインテグリティ・ヘルスケア(東京・中央)は
「診療報酬が上がらなければ普及しないのではないか」(戸上浩昭取締役)という。
医師はノートパソコン1つあれば、オンライン診療を始められる。
患者もスマホがあれば済むという利点がある。
実際、保険を適用されない健診などではオンライン診療は広がりつつあり、成果を挙げている。 北海道での新型コロナ感染拡大を受け、北海道大学病院(札幌市)の産科は3月4日から、
妊婦を対象にオンラインによる定期健診を臨時で始めた。
胎児の心拍や子宮の収縮を測る機器を患者に郵送し、インターネットを使って健診している。
妊婦からは「待ち時間の感染リスクもなく安心できる」と歓迎された。
当初「異常を見逃すのではないか」とも懸念されたが、オンラインで切迫早産の兆候を
見つけて緊急入院した例もあった。担当の馬詰武医師は「安全に注意しながら活用していきたい」と話した。 「コロナかどうか診てもらえますか」。
保険ではなく3千円の自費診療メニューとして、新型コロナの医療相談をオンラインで
受け付ける都内の診療所では、3人の利用があった。
担当の医師は「ビデオ通話で顔を見て話ができたことで、安心した様子だった」という。
「保健所の電話相談ではなく、医師に画面で診察してほしいという需要がある。
初診に保険を適用するよう国は制度を見直すべきだ」とこの医師は語った。 世界で新型コロナの感染が最初に広がった中国では、オンライン診療が爆発的に広がった。
日本でもオンライン診療システム大手のメドレーは医療機関の問い合わせが2月に通常の2倍超に増えた。
マイシン(東京・千代田)でも大型病院の問い合わせが増えている。
オンライン診療は2018年から公的保険が適用された。
ただ、生活習慣病などで同じ医師が継続的に対面診療している患者の利用に限った。
対象の疾患や利用条件に厳しい制限をかけた結果、利用は広がらなかった。
オンライン診療に食わず嫌いの面もある。
新型コロナではオンラインによる初診などを柔軟に認め、感染拡大を封じ込める必要がある。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.29現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyouyousei_0329genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou_0329genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 2,064名(+50名)
陽性累計 176名(+4名)
L現在患者数 44名(+3名)
L軽症・中等症 35名(+1名)
L重症 9名(+2名)
L死亡累計 7名(0名)
L陰性確認済累計 125名(+1名) 【札幌市】新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(3月30日時点)
陽性者数(累計)80人
現在患者数 29人
陰性確認済(累計)49人
死亡(累計)2人
【札幌市】感染者状況
〇年代、陽性者数、現在患者数、陰性確認済、死亡(3月30日時点)【グラフ】
https://i.imgur.com/e6F8zKV.jpg
〇濃厚接触者の有無別(3月30日時点)【グラフ】
https://i.imgur.com/nWB4bHk.jpg
【札幌市保健所値】(R2.3.29現在)
〇新型コロナコールセンター相談件数:191 件
累計:18,679件
〇帰国者・接触者電話相談センター相談件数:183 件
累計:9,194件 東京で新たに13人感染確認 検体数少なく件数下がる 新型コロナ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00000043-mai-soci
東京都内で30日、新たに新型コロナウイルスに13人が感染したことが都関係者への取材で判明した。
ウイルス検査ができた検体数が少なく、ここ数日よりも感染者数が大きく下がったとみられるという。
都内では25日に感染者数が40人台になり、29日は1日の感染者数では最多の68人だった。 嗅覚味覚異常で学会が受診の目安
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200330/7000019619.html
新型コロナウイルスに感染した患者から、嗅覚や味覚の異常を訴える声が
相次いでいることを受けて、日本耳鼻咽喉科学会は医療機関を受診する上での目安をまとめました。
この異常のほかに発熱やせきなどの症状がない場合は、医療機関の受診を控えて、
しばらく様子をみてほしいと呼びかけています。
日本耳鼻咽喉科学会は、国内外の感染者から嗅覚や味覚の異常が相次いで報告
されていることを受けて、医療機関を受診する上での目安を30日まとめました。
この中で学会は、「新型コロナウイルスでは、嗅覚や味覚も低下することが分かった」
としながらも、インフルエンザや一般のかぜでも起きることのある異常だと指摘しました。 このため、
▼この異常のほかに、発熱やせき、体のだるさなどほかの症状がなければ、
医療機関の受診を控え、
▼2週間、不要不急の外出を控えるなど、しばらく様子をみてほしいとしています。
背景には、この異常は特効薬がなく、自然に治ることが多いとされていることがあり、
患者が医療機関に殺到して逆に感染が広がるような事態を防ぐ狙いもあります。
学会は、▼異常が2週間たっても改善せず、さらに、ほかの症状がない場合には、
耳鼻咽喉科の外来を受診し、
▼37度5分以上の熱が4日以上続くなど、ほかの症状がある場合は、国や自治体の窓口に相談
するよう呼びかけています。 「夜間〜早朝の飲食業の場で感染疑い事例多発」小池都知事会見
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200330/k10012358481000.html
小池知事は30日夜、緊急の記者会見を開き、東京都内の新型コロナウイルスの
感染状況について、「感染経路が不明な症例のうち、夜間から早朝にかけて
営業しているバー、ナイトクラブ、酒場など、接客を伴う飲食業の場で感染した
と疑われる事例が多発していることが明らかになった」と述べました。 そのうえで小池知事は「こうした場は感染のリスクが高いと言われる
『換気の悪い密閉空間』、『多くの人が密集する場所』、『近距離での密接した会話』
の3つの密がより濃厚な形で重なる場となっている。
都民の皆様にはこうした場への出入りを控えていただくようお願いしたい」と呼びかけました。
さらに小池知事は「特に若者にはカラオケ、ライブハウス、中高年の方々にはバーやナイトクラブ
など接待を伴う飲食店などに行くことは当面、控え、自粛していただきたい」と述べました。 札幌市が補正予算案発表 マスク610万枚、PCR検査器購入222億円
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/407516?rct=n_hokkaido
札幌市は30日、新型コロナウイルスの感染拡大対策として、
学校や保育所の職員向けに配布するマスク610万枚の購入費や市内中小企業向け
の貸付金などを盛り込んだ計222億3千万円の2020年度一般会計補正予算案を発表した。
4月2日開会予定の臨時市議会に提出する。 医療従事者向けの特殊マスクや防護服の購入、入院病床の確保やウイルス感染の有無
を調べるPCR装置の購入費として2億8300万円を計上。
札幌市衛生研究所の装置は3台体制となり、検査可能数は現状の1・5倍の
1日平均45件となる。 志村けんさん訃報をNHKが真っ先に報じる「みんな!ゴハンだよ」
コーナー中断してスタジオ騒然に
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00010023-chuspo-ent
新型コロナウイルス感染による肺炎で29日夜に死去したタレントの志村けんさんの訃報
をNHKがいち早く伝えた。
「あさイチ」を放送していた30日午前9時48分にテロップでの速報が流れると、
同49分に「みんな!ゴハンだよ」を担当する駒村多恵が「ここでニュースセンターから
ニュースをお伝えします」と話して、ニュースセンターから訃報を伝えた。
そのとき番組では日本料理店主人の道場六三郎さんが作った「やりいかと春野菜の塩辛炒め」
を博多華丸らが試食するところだったが、スタジオ内は騒然となった。 その後、民放では落語家の立川志らく(56)が司会を務めるTBS「グッとラック!」
が午前9時55分に訃報を伝えると、志らくは「今回コロナウイルスで亡くなった方も
日本中たくさんいらっしゃる。どの命もみんな平等だから、この人がっていうのは
違う話になってしまうんだけど、でも、こんなことがあっていいのかっていうぐらい
芸能界にとっては…。それからお茶の間のファンにとっては、こんなことがホントに
起きていいのかっていうぐらいの衝撃ですね。残念すぎますよね」と感想を述べた。 そして、「自粛要請が出ても、退屈だから表に遊びに行くコだとか、
買い物に行っちゃうコだとかいるわけですよね。でも、志村けんさんの死
を無駄にしないためには、こんなすごい人でもね、この病気で亡くなってしまうんだと。
一人一人で意識高めてね、このウイルスと闘っていかないといけないですね」
と改めて警鐘を鳴らした。 知事会見、ユーチューブで生中継へ 道が4月から
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/407502?rct=n_hokkaido
道は4月から、鈴木直道知事の記者会見を動画投稿サイト「ユーチューブ」を通じて生中継する。
従来は会見から数日後に道のホームページ(HP)に動画を掲載していたが、
新型コロナウイルス関連の情報発信など知事発言に注目が集まっているため速報する。
中継は、4月1日午後2時半に予定する記者会見から。ユーチューブ内の道の
チャンネル「hokkaido」か、道のインターネット放送局「Hokkai・Do・画」
のHPから見ることができる。 ハワイ帰りで嗅覚異常 感染確認
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200330/7000019625.html
室蘭市の小児科医院に勤めている20代の女性が、新型コロナウイルスに
感染していることが確認されました。これで道内の感染者は延べ177人になりました。
新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、室蘭市寿町の小児科医院
「いな川こどもクリニック」に勤めている20代の女性職員です。
小児科医院によりますと、女性は受付を担当する事務職で、
今月11日から18日までハワイを旅行し、帰国後の20日ににおいを感じない
といった嗅覚の異常を訴えていたということです。 女性職員は、発熱やせきなどの症状はなかったため26日まで勤務していましたが、
嗅覚の異常だけで陽性反応が出るケースが全国で報告されたため、
28日に検査を受け、30日陽性が確認されました。
女性職員は入院して手当てを受けていますが、症状は軽いということです。
小児科医院によりますと、受付の女性職員と患者の間には大きなアクリル板が
設けられていたということで、「院内感染のリスクはかなり低いと思う」としています。
ただ、同僚の職員には濃厚接触した人がいるため、小児科医は4月11日まで休診することにしています。
これで道内の感染者は延べ177人になり、室蘭市で確認されたのは初めてです。 札幌市、新型コロナ対策で222億円補正予算案
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57394510Q0A330C2L41000/
札幌市は30日、4月の第1回臨時市議会に提出する新型コロナウイルス対策を
目的とした222億円の補正予算案を発表した。使途は大きく2つで、
経済への影響の緩和を狙いセーフティーネットの拡充に217億円を費やすほか、
医療提供体制の強化や感染拡大防止に5億円を充てる。
経済対策では2月に立ち上げた新型コロナウイルス対応支援資金の融資枠を当初の25億円から、
350億円に拡充する。リーマン・ショック時(324億円)を超える規模だ。
資金繰りに苦しむ中小企業の運転資金支援が狙いだ。 経営などの相談体制も充実する。4800万円を投じて、中小企業支援センターの窓口人員を拡充。
迅速に対応できるようにする。
医療体制の強化では、新型コロナの検出で用いる「PCR検査」装置や試薬の購入などに
8100万円充てる。入院病床の確保や医薬品購入などには2億200万円を費やす。
教員や保育士らのマスクなど衛生用品購入などで1億2800万円を計上した。 道外訪れる際も感染予防策徹底を
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200330/7000019598.html
29日、道内で、海外を訪れていた3人を含む4人が新型コロナウイルスに
感染したことが確認されました。道は、道内での感染予防策を徹底するとともに
道外を訪れる際にも対策をしっかりするよう呼びかけています。
道内では29日、4人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、
道内の感染者は延べ176人、このうち治療を終えた人は125人になりました。 29日に感染が確認されたうち、札幌市の70代の男性2人は今月、
一緒にヨーロッパを訪れ、帰国後に発症しました。
また、神奈川県から釧路地方に帰省していた30代の女性は今月20日に
アメリカから帰国したあとに発症しました。
道内の新たな感染確認は緊急事態宣言が終わってから数人程度で推移し、
入院している患者は最も多かった時の80人台から44人と半減していますが、
東京など首都圏や欧米諸国では感染者が急増しています。
このため道は、道内での感染予防策を徹底するとともに道外を訪れる際にも
対策をしっかりするよう呼びかけています。 東京 13人の感染確認 死者は9人に うち1人は志村けんさん
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200330/k10012358081000.html
東京都は30日、新たに13人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
また、感染が確認されていたコメディアンの志村けんさんが29日夜死亡し、
都内で亡くなったのは9人となりました。
東京都は30日、新たに10〜80代の男女合わせて13人が新型コロナウイルスに
感染していることを確認したと発表しました。
このうち7人は今のところ感染経路がわからないということです。
また
▽海外への渡航歴がある人は2人、
▽感染がわかっている人と接触した人は4人でした。 13人のうち2人は重症だということです。
都によりますと、30日は民間の検査機関が実施して判明した分だけで、
都の施設で行われている検査と、院内感染が疑われている台東区の永寿総合病院
の関係者の検査結果は判明していないということで、
31日以降、感染者が増える可能性があるということです。
これで都内で感染が確認されたのは全国で最多の合わせて443人になります。
一方、すでに感染が確認されていたコメディアンの志村けんさんが29日夜死亡し、
都内で死亡したのは9人となりました。 富士フ、アビガン治験開始へ 新型コロナで、増産も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00000190-kyodonews-soci
富士フイルムホールディングス(HD)が、新型インフルエンザ治療薬「アビガン」について、
新型コロナウイルス治療のための臨床試験(治験)を近く始めることが30日、
分かった。増産も進める。
アビガンについては、安倍晋三首相が28日の記者会見で、正式承認に向けた
手続きを始める考えを示していた。 アビガンを開発した富士フイルムHD傘下の製薬会社、富士フイルム富山化学(東京)
が病院と連携して行う。
感染拡大が深刻化している状況を踏まえ、治験後は早期に承認される可能性がある。
生産能力拡大のため他社への生産委託も検討している。 新型コロナウイルス 国内感染者1965人(クルーズ船除く)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200330/k10012357091000.html
前日 >>834-836
30日は富山県で初めて感染が確認されるなど、これまでに沖縄県、和歌山県、
神奈川県、宮城県、北海道、福井県、高知県、岐阜県、熊本県、京都府、
埼玉県、東京都、静岡県、福岡県、大阪府、兵庫県、石川県、秋田県、茨城県、
三重県、山梨県、青森県、愛知県の24の都道府県で合わせて72人の感染が発表されています。
各地の自治体や厚生労働省によりますと、30日午後11時の時点で日本で感染が確認された人は、
▽空港の検疫で見つかった人やチャーター機で帰国した人なども含めて1965人、
▽クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせると2677人となります。
死亡した人は
▽国内で感染した人が59人、
▽クルーズ船の乗船者が11人の合わせて70人です。 日本で感染が確認された1965人について発表した自治体など地域別にみますと
▽東京都は443人、
▽大阪府は216人、
▽北海道は176人、
▽愛知県は170人、
▽千葉県は158人、
▽兵庫県は137人、
▽神奈川県は128人、
▽埼玉県は85人、
▽京都府は56人、
▽新潟県は31人、
▽福岡県は29人、
▽大分県は28人、 ▽岐阜県は22人、
▽茨城県は20人、
▽群馬県、和歌山県は18人、
▽福井県、高知県は15人、
▽熊本県は14人、
▽栃木県は12人、
▽奈良県、石川県、三重県は11人、
▽沖縄県は9人、
▽長野県、静岡県、青森県は8人、
▽宮城県、滋賀県、広島県、山口県は6人、
▽秋田県、山梨県は5人、
▽愛媛県は4人、
▽岡山県、宮崎県は3人、
▽福島県、長崎県は2人、
▽香川県、徳島県、佐賀県、鹿児島県、富山県は1人です。 このほか
▽中国からチャーター機で帰国した人が14人、
▽厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された人などが合わせて41人です。
また厚生労働省によりますと、重症者は30日の時点で
▽国内で感染した人などが59人、
▽クルーズ船の乗船者が11人の合わせて70人です。
一方、30日までに症状が改善して退院した人などは
▽国内で感染した人などが424人、
▽クルーズ船の乗客乗員が603人の合わせて1027人です。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.30現在)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyouyousei_0330genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou_0330genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 2,076名(+12名)
陽性累計 177名(+1名)
L現在患者数 39名(ー5名)
L軽症・中等症 33名(ー2名)
L重症 6名(ー3名)
L死亡累計 7名(0名)
L陰性確認済累計 131名(+6名) ※「陰性確認済累計」とは、陽性の患者が軽快してから
48時間後の1回目のPCR検査で陰性が確認され、
それから12時間後の2回目の検査でも陰性と確認され、
退院された方などの累計となります。
前日(3/29) >>850 【札幌市】新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(3月31日時点)
※前日(3月30日時点)>>851
陽性者数(累計)80人
現在患者数 27人
陰性確認済(累計)51人
死亡(累計)2人
【札幌市】感染者状況
〇年代、陽性者数、現在患者数、陰性確認済、死亡(3月31日時点)【グラフ】
https://i.imgur.com/ByMYHMp.jpg
〇濃厚接触者の有無別(3月31日時点)【グラフ】
https://i.imgur.com/tTQbMz6.jpg 【道内】新型コロナウイルス感染症発生状況
令和2年3月31日発表分
道で行った検査において新たな陽性患者は確認されておりません。 感染確認発表 31日はゼロ
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200331/7000019673.html
31日は、道や道内の市町村から新型コロナウイルスの新たな感染者の発表はありませんでした。
3月15日以降、新たな感染者の確認は4人以下の日が続いています。
これまでの道内の患者数はのべ177人で、
30日の時点で入院している人は重症の6人を含め39人います。
治療を終えた人は131人います。 宮藤官九郎さん 新型コロナウイルスに感染 事務所が発表
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200331/k10012361091000.html
脚本家の宮藤官九郎さんが新型コロナウイルスに感染したことを、所属する事務所が発表しました。
所属事務所の公式ホームページによりますと、宮藤さんは31日、
新型コロナウイルスに感染していることが判明し、発熱の症状があるということです。
宮藤さんは「まさか自分が、と過信してしまいました。罹った今も、(かかった)何で自分が?
と信じられない気持ちです。幸い、落ち込んだり、泣いたりする体力はあるし、
肺炎や風邪の症状も今はありません。少しでも早く、元気な姿をお見せ出来るよう、
治療に専念します」とコメントしています。
宮藤さんは1970年生まれの49歳。NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」や
大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」の脚本を務めたほか、俳優としても活動しています。 感染相次ぐ京都産業大学 何が感染広げたか 新型コロナ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200331/k10012360661000.html
新型コロナウイルスの感染が京都産業大学の学生を中心に相次ぐ中、
これまで分かっている状況をまとめました。
ヨーロッパ旅行から帰国
京都市や大学によりますと、3月14日に4年生4人がスペインやフランスなどヨーロッパ5か国の
卒業旅行から帰国しました。政府がヨーロッパなどから帰国した人への2週間の自宅待機を要請する前でした。
その後4人のうち3人が、自宅のある愛媛県や石川県、京都市で、
それぞれ新型コロナウイルスに感染していることが判明します。 送別会 3次会のカラオケも
このうち愛媛県の学生は、症状が発症する前の3月21日、京都市内でゼミの送別会に参加しました。
この送別会には合わせて31人が出席していて、本人以外にこれまでに14人の感染が確認されています。
飲食店での1次会や2次会のあと、3次会のカラオケが開かれ、参加した学生の多くから
感染者が出たということです。 懇親会 セミナー 帰省
愛媛県の学生は、石川県で感染が確認された学生とともに、翌22日に17人が参加した
サークルの懇親会に出席していて、ここでもほかに2人が陽性と判明します。
さらに、京都市の学生が参加した19日の送別会でも、新たに学生3人の感染が確認されました。
ほかにも感染が確認された京都産業大学の学生が出ていた和歌山県でのセミナーに参加した
徳島県の全く別の大学生も、新型コロナウイルスに感染するなど学生特有の広がりも見せ始めています。
一方、こうした学生たちは春休みだったため、それぞれ実家に帰省するなどしていました。
このため一連の感染は、京都府をはじめ和歌山県、滋賀県、石川県、富山県、岡山県、愛媛県、
香川県、徳島県、兵庫県の10府県で判明する結果となりました。 感染者33人に
感染はさらに学生以外にも広がっています。
30日夜、京都府は、井手町役場の20代から30代の男性職員3人が新型コロナウイルスに
感染していることが確認されたと発表しました。3人は今月23日に町内で開かれた交流会
に出席していましたが、この交流会に感染が確認された京都産業大学の学生1人が
参加していたということです。
京都府が感染者の集団、いわゆる「クラスター」が発生している可能性が非常に高いと
危機感を示す今回の広がり。京都産業大学の学生を中心とした感染者の数は、
これまでに合わせて33人に上っています。 東京で7人が死亡 新たに78人の感染確認 新型コロナウイルス
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200331/k10012360891000.html
東京都は、1日に確認された数としてはこれまでで最も多い78人が31日、
新たに新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
都によりますと、このうちの1人と、これまでに感染が確認されている6人の合わせて
7人が死亡したということです。
東京都は、31日、新たに6歳以下の幼児から90代の男女合わせて78人が
新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
29日の68人を上回り、1日に確認された数としてはこれまでで最も多くなります。 78人のうち、およそ6割にあたる49人は、今のところ感染経路がわからないということで、
10人は院内感染が疑われている台東区の永寿総合病院の関係者だということです。
これで都内で感染が確認されたのは全国で最も多い521人になります。
また、都は、31日に感染が確認された1人と、これまでに感染が確認されている
50代から70代の男女6人の合わせて7人が死亡したことを明らかにしました。 このうち、5人は永寿総合病院の入院患者だということです。
この5人を含めて、永寿総合病院ではこれまでに患者7人が死亡したほか、
感染が確認されたのは106人にのぼっています。
都は、「院内で感染が拡大した可能性が高いが、全容がみえていない。
国にも依頼し、感染のルートや広がった原因を調査したい」としています。 小池都知事「非常に懸念している」
東京都内で、1日で確認された数としては最も多い78人の感染が
31日新たに確認されたことについて、小池知事は記者団に対して、
「これまでで最大となり、非常に懸念している」と述べました。
また小池知事は、30日判明しなかった分の集計が加わったことも感染の確認が増えた原因の
1つだとする認識を示しつつ、「いずれにしても傾向として増えていることに変わりない。
あしたどういう数字が出るか大変心配している」と述べました。
一方、感染者の爆発的増加、いわゆるオーバーシュートが近づいていると考えているかを
記者団に問われると、「調査がまだ十分に行えていない。感染の流れを確認することで
ルートを断ち切っていく作業を重ねたい」と述べ、調査態勢の強化に努める考えを示しました。 緊急事態宣言「国家としての判断求められている」小池都知事
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200331/k10012360191000.html
新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を受けて、
小池知事は、31日安倍総理大臣と会談して対応について協議しました。
会談のあと記者団に対し、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく
「緊急事態宣言」について「国家としての判断が今、求められているのではないか」と述べ、
宣言すべき状態かどうかを国は判断すべきだという考えを示しました。
東京都の小池知事は31日午後、総理大臣官邸で安倍総理大臣と会談し、
感染が拡大している新型コロナウイルスへの対応について協議しました。
会談のあと、小池知事は都庁で記者団に対し「東京の感染度合いや今後の予測、
都としての準備などについて話した」と述べました。 そのうえで新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」について、
「国が決めることなので、その参考になればということで都内の感染状況を伝えた。
状況はギリギリと申し上げており、国家としての判断が今、求められているのではないか」と述べ、
宣言すべき状態かどうかを国は判断すべきだという考えを示しました。
このほか、小池知事は臨時休校から春休みに入った学校の新学期の開始時期について、
今後、国と都の考え方をすり合わせながら対応を検討していくことを明らかにしました。 「緊急事態宣言」都ができること
新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」は、
総理大臣が緊急的な措置を取る期間や区域を指定して出します。
東京都を対象に「緊急事態宣言」が出された場合、小池知事は都民に対して特別措置法に基づき、
生活の維持に必要な場合を除いて外出しないことや、感染の防止に必要な協力を要請することができます。
同じく特措法に基づいて、学校や保育所、通いで利用する福祉施設などに対して、
施設の使用の制限を要請、指示することができるほか、多くの人が集まる劇場や映画館といった
娯楽施設やナイトクラブなどの遊興施設は、感染拡大の状況に応じて必要な場合には施設を使用しないよう、
要請、指示することも可能になります。 さらに、緊急の場合は、運送事業者などに対し、医薬品や医療機器を配送するよう
要請、指示ができることになっています。
ただ、これらの要請や指示に従わなくても罰則はありません。
一方、公共交通機関のほか、病院や食料品店、ドラッグストアなどは、特措法の中で営業などを
制限する対象には含まれていません。
特措法には強制力がある措置もあり、都知事が特に必要があると判断した場合には、
臨時の医療施設を整備するために所有者の同意を得ずに土地や建物を使用できるほか、
医薬品や食料品をメーカーや販売店から強制的に取得することもできます。 「緊急事態の際も公共交通の機能確保が基本」 国交相
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200331/k10012360031000.html
新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づいて「緊急事態宣言」が出された場合の
対応について、赤羽国土交通大臣は31日の閣議後会見で
「鉄道やバスといった公共交通機関は生活、経済活動を支える重要なインフラであり、
緊急事態の際も必要な公共交通の機能を確保することが基本だ」と述べました。 一方で、鉄道やバスの事業者で新型コロナウイルスの感染が広がり、
運行に必要な要員が確保できなくなった場合などは、減便や運休の可能性もありうる
としていて、国土交通省は生活や経済活動への影響を最小限にとどめるため事業者
と連携していくことにしています。 国立がん研究センター 新たに2人感染確認 患者受け入れ中止に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200331/k10012359981000.html
2人の看護師が新型コロナウイルスに感染したことが確認された東京の
国立がん研究センター中央病院で、新たに医師と看護師、合わせて2人の感染が確認されました。
これを受けて病院は31日から外来・入院ともに新たな患者の受け入れを中止しました。
東京 中央区の国立がん研究センター中央病院では今月27日、
女性の看護師2人が新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになりました。
これを受けて2人が働いていた病棟の入院患者や職員など158人についてウイルス検査が行われ、
30日、新たにこの病棟に出入りしていた30代の男性医師と、
この病棟で勤務する20代の女性の看護師の感染が確認されたということです。
2人はそれぞれ吐き気や発熱の症状があり、現在は自宅で療養しているということです。 これを受けて、病院は31日から外来・入院ともに新たな患者の受け入れを中止しました。
158人の検査結果は今週中には判明する見通しですが、病院はほかに検査の必要がある人が
いないかについても確認を進めていて、受け入れ中止の措置は全員の検査結果を受けた
感染防止対策が完了し、安全が確認されるまで続ける予定だということです。
国立がん研究センター中央病院は「ご心配、ご迷惑をおかけします。感染拡大防止に
全力で努めます」とコメントしています。 <聞きたい 新型コロナウイルス>
最前線の医療者守って 斗南病院長・奥芝俊一さん(67)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/407697?rct=n_hokkaido
病院の外来を担当している看護師が今月10日夜、新型コロナウイルスに感染したことが判明しました。
このため11日には外来診療を中止し、院内を消毒しました。
接触した職員は保健所に検査してもらい、全員が陰性でした。
感染拡大がないことを確認し、17日に外来診療を再開しました。
患者さんや関係者にはご心配をおかけしました。 病院には、5日に感染者だと発表された男性がその2日前に来院し、
この看護師が問診しました。
男性は定期受診で発熱などの症状はなく、両者はマスクを着けて15分ほど接しました。
専門家によると、マスクを着けている人同士の接触は感染リスクが低いとされています。
そうした中で感染が疑われる事態が起き、わからないことが多いウイルスの怖さを感じました。 保健所からは外来を休止するか否かは、病院の判断に任せると言われました。
こうした事態は前例がないので悩みました。病院が外来を休むのは大変です。
通院している患者さんは「薬がない」と困ってしまいます。
治療を中断したら命の危険にさらされる人もいます。
ただやはり、万が一、院内から感染を広げてはいけないと考え、休止を決めました。
決定後は職員が患者さんに電話で事情を説明する作業に追われました。 診療再開後は感染予防のため、職員が入り口で来院者に声を掛け、体調をチェックし、
発熱などの症状ががある患者さんは別室で待機してもらっています。
一部の患者さんからは「コロナが怖いから処方箋だけ送ってほしい」との電話が来ています。
病院を中傷する内容のメールや電話もあります。
感染者が出たことで、まるで病院が汚染されているかのように誤解する人がいるのは残念です。
医療従事者は自分がいつ感染するかわからない中、使命感から懸命に頑張っています。
医療従事者用の防護服が潤沢にあればいいですが、業者に注文しても在庫がないため、
現場はマスクなど最低限の装備で対応しています。
中には新型ウイルスに感染している人がそうとは知らずに来院してくる可能性もあります。 感染の有無を調べる検査は大切ですが、政府には医療現場の態勢を整えた上で進めてもらいたいです。
まず防護服は必要ですし、最低限、マスクを病院に十分供給してほしいです。
既に多くの病院でマスクが足りず、連携する病院やクリニックで融通するなど助け合っています。
仮に医療従事者や患者の感染が増え、患者の受け入れを停止せざるをえない病院が
複数出てくれば、地域医療が崩壊しかねないと危惧しています。
政治、行政の関係者には、最前線に立つ医療従事者を守れなければ、
市民も守れないことを改めて肝に銘じてもらいたいです。 手作りマスク お手軽に 飛沫予防や花粉症対策 洗って再利用も
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/407303
新型コロナウイルスの影響でマスクの品薄状態が続く中、手作りのガーゼマスクが注目されている。
感染防止の効果は認められていないものの、飛沫(ひまつ)の予防やせきエチケットに役立ち、
花粉症対策にも使える。
雪解け後のほこりやのどの乾燥が気になるこの季節に、洗って繰り返し使えるマスクの作り方を手芸専門店で聞いた。
「手作りマスクの材料を購入するお客さまが増えました」。
そう話すのは手芸用品を扱うカナリヤ本店(札幌市中央区南1西2)のスタッフ丸山志織さん。
生地用のダブルガーゼやさらし、ひも用の平ゴムなど柔らかいゴムの在庫のほか、
作り方の問い合わせも相次いでいるという。「生地は通気性の良い綿100%のものがマスクに向きます」 作りやすいのはシンプルな構造のフラットタイプで、
丸山さんは「生地1枚を折りたたんで手縫いするので手軽です」と話す=作り方参照=。
ポイントとして、最初に右から左に折るとき、2センチずらすことを挙げる(作り方の《2》)。
ゴムひもをつけやすく、口に当たる内側の着け心地が良いという。
「マスク作りは1時間もかからないですよ」と丸山さん。
このほか、顔にフィットする立体や、ひだのあるプリーツのタイプもあり、
「さまざまな生地と型紙で作ることもできるので、いろんな形に挑戦してみては。
裁縫は気分転換にもなりますよ」とアドバイスする。 新型コロナウイルス 国内感染者 初の1日で200人超
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200331/k10012359321000.html
前日 >>875-877
各地の自治体や厚生労働省などによりますと、31日は東京都で新たに78人の感染が
発表されるなど、全国の1日当たりの感染者数が初めて200人を超え、230人となっています。
31日午後11時50分の時点で、日本で感染が確認された人は、
空港の検疫で見つかった人やチャーター機で帰国した人なども含めて2217人となっています。
このほか、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせると2929人となります。
また、31日は東京都で新たに7人の死亡が発表され、
死亡した人は、国内で感染した人が66人、クルーズ船の乗船者が11人の合わせて77人となっています。 日本で感染が確認された2217人のうち、
▽東京都は521人、
▽大阪府は244人、
▽愛知県は178人、
▽北海道は176人、
▽千葉県は171人、
▽兵庫県は148人、
▽神奈川県は142人、
▽埼玉県は90人、
▽京都府は69人、
▽福岡県は46人、
▽新潟県は31人、
▽大分県は29人、
▽岐阜県は25人、
▽茨城県は24人、
▽福井県は20人、
・・・ このほか、▽中国からチャーター機で帰国した人が14人、
▽厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された人などが
合わせて66人です。
また、厚生労働省によりますと、重症者は31日の時点で、
▽国内で感染した人などが59人、▽クルーズ船の乗船者が10人
の合わせて69人となっています。
一方、31日までに症状が改善して退院した人などは、
▽国内で感染した人などが424人、
▽クルーズ船の乗客乗員が619人の合わせて1043人となっています。 LINE 国内8300万人の利用者に健康状態調査 厚労省と協定
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200331/k10012359021000.html
通信アプリ大手のLINEは、新型コロナウイルス対策で厚生労働省と情報提供の協定を結び、
この一環として、8000万人を超える国内の利用者を対象に、
31日から健康状態などの調査を行うことになりました。
調査は、LINEが国内のすべての利用者を対象に31日から行い、
4月1日までの回答を呼びかけます。 31日午前10時以降、LINEの公式アカウントから利用者に
順次メッセージが送られ、その時の体調について、
▽ふだんどおり、
▽37度5分以上の発熱、
▽せきがある、といった5つの選択肢の中から選ぶようになっています。
回答に応じて、
▽いつから症状があるかや、
▽2週間以内に外国から帰国したどうか、を尋ねるほか、うがいや手洗いなどの
感染予防の対策を取っているかどうかも聞くということです。
そして年齢、性別、住んでいる地域の郵便番号などを答えてもらい、
個人が特定されない形で統計処理をして厚生労働省に提供します。 LINEの国内の利用者は月間およそ8300万人に上り、
会社は、クラスターと呼ばれる感染者の集団が発生している地域の把握や、
行政による感染拡大防止のための施策に役立てたいとしています。
集めたデータは結果を分析したあと速やかに廃棄する、と説明しています。
調査は継続的に実施し、2回目は来月5日に行う予定だということです。 LINE「感染予防の意識なども可視化」
LINEによりますと、全国の利用者を対象に調査を行うのは
2011年のLINEのサービス開始以来初めてだということで、
稲垣あゆみ上級執行役員は「クラスターの発見だけでなく、人々の感染予防の意識が
地域や世代によってどのように異なっているかなどを可視化することができるのではないか。
ぜひ皆さんにアンケート調査に参加してもらい、感染拡大防止に有用なデータを
提供できるように、こちらでも頑張っていきたい」と話していました。 新型コロナ、うそ自粛を エイプリルフール監視強化も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200331-00000151-jij-soci
感染拡大が続く新型コロナウイルスをめぐり、エイプリルフールの
うそ自粛を呼び掛ける動きが広がっている。
デマ情報の増加で社会活動に影響が出かねないとして、監視態勢を強化する取り組みも始まった。
「コロナ関連のうそだけはやめにしませんか」。作家乙武洋匡さんは31日、
ツイッターに「人々をより不安にさせるうそをつくのは愉快犯」と投稿し、4月1日の慎重な対応を求めた。 千葉県警は3月27日、離陸直前の航空機内で「俺、陽性」とうそをつき、
出発を遅延させたとして、偽計業務妨害容疑で男を逮捕。
東京でも、感染を装いライブイベントを中断させた疑いで別の男が逮捕されおり、
不用意な言動は刑事事件に発展する可能性もある。
インターネットの炎上などに詳しい清水陽平弁護士は
「うそを言うだけでは原則、罪にならない」と指摘する一方、
飛行機や電車を遅延させるなど「具体的な実害を生じさせれば、
業務妨害罪などに当たる可能性がある」と警告する。 情報配信サービス「スペクティ」は4月1日、社会活動に大きな影響を与える可能性が高いとして、
ネット交流サイト(SNS)上のデマ情報拡散状況の監視を強化する。
「ネットメディアやブログの情報はアクセス数を稼ぐため、センセーショナルに
書かれているものも多く存在する」と指摘し、根拠不明な情報の安易な拡散に注意を促す。
日本インターネットエイプリルフール協会は「年に一度の日を楽しく、気持ちよく過ごしてほしい」と強調。
「混乱を招く恐れがある話題は禁じ手。ネタばらしはすぐにしてほしい」としている。 インフルの治療薬「アビガン」 新型コロナ治療の臨床試験開始
https://www.nhk.or.jp/news/html/20200401/k10012361161000.html
新型インフルエンザ治療薬、「アビガン」を製造している日本の製薬会社は、
新型コロナウイルスの治療薬として国の承認を受けるための臨床試験を始めたと発表しました。
「アビガン」、一般名「ファビピラビル」は、新型インフルエンザの治療薬として、
6年前、製薬会社の富士フイルム富山化学が開発したもので31日、新型コロナウイルスの治療のため
の臨床試験を始めたと発表しました。
臨床試験は東京都内の病院で新型コロナウイルスに感染した患者、
およそ100人を対象に6月末まで行われ、治療の効果や安全性を確認するということです。 「アビガン」は動物実験で胎児への副作用が報告されたことから、
妊娠中の女性には投与できず、ほかの薬が効かない感染症が発生し、
国が使用すると判断した場合に限って投与されることになっています。
すでに中国では、新型コロナウイルスに感染した患者に投与する臨床研究を行った結果、
肺炎の症状などを改善させる効果が認められたと報告されています。
日本でも、新型コロナウイルスに対して効果があるかどうか調べる臨床研究が3月から
愛知県の藤田医科大学病院などで始まっています。
富士フイルム富山化学は臨床試験の結果、効果や安全性が確認されれば、
新型コロナウイルスの治療薬として国に承認申請を行う方針です。 新型ウイルス 十勝の検査状況は
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200331/7000019678.html
「ナットク!とかちch」は「私困っています 新型コロナウイルス」
というテーマでお送りしています。
今回は十勝の感染者数や検査の状況をめぐり、「道内各地で患者が増えていますが
十勝は動きがなく非常に不気味でとても心配です」という疑問についてお伝えします。 若年層急増 その理由は? 東京都で6割に
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200401-00127338-fnn-soci
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない東京都で、
特に若い世代の感染者が増加していることがわかった。
東京都の感染者の発表を年代別に見ると、これまでで最も多い78人の感染が確認された3月31日は、
50代以上が24人だったのに対して、40代以下は、その2倍以上の54人に達した。
直近の5日間では、50代以上が98人に対して、40代以下は164人と、
全体のおよそ63%を占めていて、若い世代の感染者が目立っているのがわかる。 この傾向について、東京都の担当者は、「検査の重要性が広まり、検査を受ける若者が
増えたのかもしれない。一方で、若い人たちの間で感染が拡大しているとの懸念もある」としている。
小池知事「(若者に対してメッセージ?)どうぞ自分のことも守りながら、
人にどうやってうつさないか、そのような意識を皆さんと共有していただきたい」 大阪府内で新たに34人感染確認 新型コロナウイルス
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200401/k10012363071000.html
大阪府の吉村知事は1日夜、記者団に対し、大阪府内で1日としては
最も多い34人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。
大阪府内で感染が確認された人は合わせて278人となりました。 千葉県で新たに10人感染確認 うち2人重症 県内185人に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200401/k10012363051000.html
千葉県は20代から60代までの男女合わせて10人が新型コロナウイルスに
感染していることが新たに確認されたと発表しました。
このうち都内に住み、県内の医療機関に入院した2人は人工呼吸器を着けたり、
会話ができなかったりしていて重症だということです。
千葉県内では1日、すでに千葉市と柏市で合わせて4人の感染が発表されていて
これで千葉県内で感染が確認された人は185人となりました。 北九州市 新たに21人感染確認 17人は院内感染か 新型コロナ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200401/k10012363091000.html
北九州市は市内で1日、新たに21人が新型コロナウイルスに感染していることが
確認されたと発表しました。
このうちの17人は門司区にある新小文字病院の医療スタッフで、
この病院には31日に感染が確認された80代の男性が入院していたことから
市は院内感染が起きたとみて調べています。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.3.31現在) >>879前日(3/30)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyouyousei_0331genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou_0331genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 2,096名(+20名)
陽性累計 177名(0名)
L現在患者数 38名(ー1名)
L軽症・中等症 32名(ー1名)
L重症 6名(±0名)
L死亡累計 7名(0名)
L陰性確認済累計 132名(+1名)
※「陰性確認済累計」とは、陽性の患者が軽快してから
48時間後の1回目のPCR検査で陰性が確認され、
それから12時間後の2回目の検査でも陰性と確認され、
退院された方などの累計となります。 【札幌市】新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(4月1日時点)
※前日(3月31日時点)>>881
陽性者数(累計)80人 (0人)
現在患者数 26人 (+1人)
陰性確認済(累計)52人 (ー1人)
死亡(累計)2人 (0人)
【札幌市】感染者状況
〇年代、陽性者数、現在患者数、陰性確認済、死亡(4月1日時点)【グラフ】
https://i.imgur.com/4VY5r6M.jpg
〇濃厚接触者の有無別(4月1日時点)【グラフ】
https://i.imgur.com/O1RK1RZ.jpg
【相談件数】(R2.3.31現在)札幌市保健所値 >>270
〇新型コロナコールセンター:470 件
累計:19,673 件
〇帰国者・接触者電話相談センター:226 件
累計:9,762 件 【報道発表資料】
令和2年4月1日発表分
【北海道】新型コロナウイルスに関連した患者(178〜182例目)の発生について
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/kisyakaiken0401siryou2.pdf
【北海道】市町村別感染者数分布
最終更新日:2020年4月1日(水)
https://i.imgur.com/4mSlHEK.jpg
感染者:延べ182人(+5人)
<新型コロナウイルス感染者状況一覧>
最終更新日:2020年4月1日(水)
【北海道】
https://dotup.org/uploda/dotup.org2101996.pdf.html 新たに5人感染確認 182人に
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200401/7000019713.html
道は1日、アメリカから帰国したあと釧路地方に帰省した神奈川県の10歳未満の男の子や、
美唄市の20代の男性消防士など、合わせて5人が新型コロナウイルスに感染していることが
確認されたと発表しました。
これで道内の感染者は延べ182人となりました。
道によりますと、1日、新たに新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、
▼美唄市に住む消防士の20代の男性、
▼中富良野町に住む60代の無職の男性、
▼上川地方に住む40代の会社員の男性、
▼北見公共職業安定所の遠軽出張所に勤める50代の女性職員、
▼神奈川県に住む10歳未満の男の子の、合わせて5人です。 このうち神奈川県に住む男の子は、3月29日に感染が確認された30代の女性の息子で、
3月20日にアメリカから帰国し、翌21日に発熱の症状が出たため医療機関を受診しました。
その後、熱は下がり症状は見られませんでしたが、母親の感染が確認されたため、
1日に検査を行い陽性反応が出たということです。
また中富良野町の60代の男性は、2月28日に感染が確認され、治療を受けて回復していましたが、
3月19日に発熱の症状が出たため31日に検査を受け、再び陽性反応が出たということです。 5人はいずれも症状は軽いということです。
これで道内で感染が確認されたのは延べ182人となりました。
一方、容体が回復して治療を終え、退院した人は述べ133人で、
現在も入院して治療を受けている人は42人となっています。 “人の動きに警戒”知事呼びかけ
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200401/7000019724.html
全国的に新型コロナウイルスの感染者が急増する中、鈴木知事は海外から帰国した人の感染が
相次いで確認されているほか、新年度を迎えて人の動きが増えることを踏まえて、
感染を防ぐ対策に一層努めるよう呼びかけました。
道の緊急事態宣言が終了してから2日で2週間を迎えます。 鈴木知事は1日の定例の記者会見で現状について、
「爆発的な感染拡大による医療崩壊は回避できている一方で、
海外から帰国した人の感染が道内でも確認されている。
転入転出の時期で人の動きが多くなっているので一層警戒してほしい」と呼びかけました。
その上でJR北海道やフェリー、航空会社などの交通事業者に感染対策を
一層徹底するよう要請する考えを示しました。
また、道内の大学など229校に対して入学のシーズンを迎え歓迎会など
人が集まる機会が多くなるおそれがあるとして、大勢集まったり風通しが
悪い場所に行ったりするのは避けることなどを学生に周知するよう求めたことも明らかにしました。 安倍首相が再利用可の「布マスクを2枚ずつ配布」と宣言。洗濯の方法は?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00010010-bfj-soci
安倍晋三首相は4月1日、国内5000万あまりの全世帯に、
国が買い上げた「布マスクを2枚ずつ配布する」と発表した。
再来週以降、感染者が多い都道府県から順次配布するという。
安倍首相は、布マスク姿で話し、「布マスクは、使い捨てではなく、洗剤を使って洗うこと
で再利用が可能であることから、急激に拡大しているマスク事情に対応する上で極めて有効である」
と語った。では、布マスクはどのように洗濯すればいいのか。
厚生労働省と経済産業省による動画から紹介する。 “人の動きに警戒”知事呼びかけ
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200401/7000019724.html
全国的に新型コロナウイルスの感染者が急増する中、鈴木知事は海外から帰国した人の感染が
相次いで確認されているほか、新年度を迎えて人の動きが増えることを踏まえて、
感染を防ぐ対策に一層努めるよう呼びかけました。
道の緊急事態宣言が終了してから2日で2週間を迎えます。 茨城県で新たに18人感染確認 県内42人に 新型コロナウイルス
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200401/k10012363191000.html
茨城県によりますと1日、新たに18人が新型コロナウイルスに感染していること
が確認されたということです。
1人を除いて、これまでに感染者が確認されているつくば市の介護施設と
取手市の病院の関係者だということです。
これで茨城県内で感染が確認された人は合わせて42人となりました。
また、これまでに感染が確認された人のうち2人が死亡したということです。 福岡県で新たに27人感染確認 不要不急の外出自粛を
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200401/k10012363181000.html
福岡県内で1日、新たに27人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、
県内で感染が確認された人は73人になりました。感染確認が急増していることを受けて、
福岡県の小川知事は県民に対し、今後3週間、週末の土曜日と日曜日は不要不急の外出
を自粛するよう呼びかけました。
福岡県内で1日新たに感染が確認されたのは、北九州市で21人、福岡市で5人、
久留米市で1人の27人で、県内で1日までに感染が確認された人は73人になりました。
感染確認の急増を受けて、福岡県の小川知事は1日夕方、臨時の記者会見を開きました。 この中で小川知事は「先週後半以降、感染が確認された人が増え、
感染経路が不明な人が全体の6割を超えている。
また、県内の4つの地域すべてで感染が確認されている。
今後さらに増加することも考えられ、感染拡大を防ぐ重要な時期になっている」と述べ、
いずれも土曜日と日曜日にあたる、今月4日と5日、11日と12日、18日と19日は、
不要不急の外出を自粛するよう呼びかけました。
さらに、首都圏や関西など感染が拡大している地域への不要不急の往来は控えることや、
ふだんから人混みは避けることも呼びかけました。
また、福岡県は、今後も感染者の増加が見込まれるとして、感染症指定医療機関と、
ほかの感染症での協力医療機関の合わせて88の医療機関と連携し病床の確保を急いでいます。 新型コロナ 最多の265人感染確認(午後11時半時点)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200401/k10012361701000.html
各地の自治体や厚生労働省などによりますと、1日は東京都で新たに66人の感染が確認されるなど、
33の都道府県と空港の検疫で合わせて265人の感染が発表されています。
全国の1日あたりの感染者数は3月31日に続いて200人を超え、これまでで最も多くなりました。
午後11時半の時点で、日本で感染が確認された人は空港の検疫で見つかった人やチャーター機
で帰国した人なども含めて2494人となっています。
このほかクルーズ船の乗客・乗員が712人で合わせると3206人となります。
また1日は茨城県で2人、埼玉県で1人の死亡が発表され、死亡した人は国内で感染した人が69人、
クルーズ船の乗船者が11人の合わせて80人です。 前日 3/31 >>910-912
日本で感染が確認された2494人のうち、
▽東京都は587人、
▽大阪府は278人、
▽千葉県は185人、
▽愛知県は183人、
▽北海道は180人、
▽兵庫県は162人、
▽神奈川県は161人、
▽埼玉県は104人、
▽福岡県は78人、
▽京都府は76人、
▽茨城県は42人、
▽新潟県は32人、
▽岐阜県は31人、
▽大分県は29人、 このほか、
▽中国からチャーター機で帰国した人が14人、
▽厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された人
などがあわせて70人です。
また、厚生労働省によりますと、重症者は1日の時点で、
▽国内で感染した人などが60人、
▽クルーズ船の乗船者が10人の合わせて70人となっています。
一方、1日までに症状が改善して退院した人などは
▽国内で感染した人などが472人、
▽クルーズ船の乗客・乗員が619人のあわせて1091人となっています。 感染の元職員 業務は高齢者訪問
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200401/7000019726.html
1日に秋田県で新型コロナウイルスの感染が確認された20代の男性について、
滝川市は、先月まで市の介護福祉課に勤務していた職員だと明らかにしたうえで、
業務で相談にあたっていた高齢者の健康状態に変化がないか観察することにしています。
31日、秋田県で20代の男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
この男性について滝川市は1日、記者会見し、先月27日まで市の介護福祉課に
勤務していた元職員であることを明らかにしました。 元職員は市の「地域包括支援センター」に所属し、地域の高齢者の自宅を訪問して
各種手続きなどの相談に応じていたということです。
市によりますと、この元職員は退職する直前に2人の高齢者の相談に応じていたことから、
市では2人の健康状態を確認したところ、現在は変化はないということで、
今後も体調の観察を進めることにしています。
一方、市の職員のうち、この元職員と接触していた2人を1日から自宅待機させるとともに、
同じ庁舎内で勤務していた介護福祉課の職員23人についても2日から自宅待機させるということです。
さらに市では、当面、介護福祉課の窓口を閉鎖して、電話対応に切り替えるとしています。 美唄 消防士感染で同僚自宅待機
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200401/7000019733.html
美唄市は、市内の消防署に勤務する20代の消防士が新型コロナウイルスに感染している
と確認されたことを受けて、同僚の職員13人が自宅待機していると発表しました。
市は「現時点では消防業務に支障はない」としています。
美唄市によりますと1日、新型コロナウイルスの感染が確認された20代の男性は
美唄市消防署に勤務する消防士で、3月24日に発熱の症状が出て30日に医療機関を受診し、
31日になって感染が確認されたということです。
男性は現在入院中ですが会話ができる状態で症状は軽いということです。
男性は発熱の症状が出た3月24日の朝から夜にかけて消防署内で119番の対応など
にあたっていたということです。 このため同僚の消防職員13人は検査を受けた上で1日から自宅で待機しこの結果、
市の消防職員46人のうち14人が勤務を外れていることになります。
市では「現時点では消防業務に支障はない」としていますが、必要があれば
近くの自治体などに応援を要請することも検討することにしています。
美唄市の板東知文市長は「市職員から感染者が発生したことを重く受け止めている。
国や保健所と連携して必要な対策を講じていきたい」と述べました。 【道HP】新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況(R2.4.1現在) >>934前日(3/31)
〇検査陽性者の状況【表】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyouyousei_0401genzai.pdf
〇患者等の発生状況【グラフ】
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/hasseijyoukyou_0401genzai.pdf
※ 参考>>270
検査人数 2,168名(+68名)
陽性累計 182名(+5名)
L現在患者数 42名(+4名)
L軽症・中等症 36名(+4名)
L重症 6名(±0名)
L死亡累計 7名(0名)
L陰性確認済累計 133名(+1名)
※「陰性確認済累計」とは、陽性の患者が軽快してから
48時間後の1回目のPCR検査で陰性が確認され、
それから12時間後の2回目の検査でも陰性と確認され、
退院された方などの累計となります。 【札幌市】新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(4月2日時点)
※前日(4月1日時点)>>935
陽性者数(累計)81人 (+1人)
現在患者数 22人 (ー4人)
陰性確認済(累計)56人 (+4人)
死亡(累計)3人 (+1人)
【札幌市】感染者状況(4月2日時点)
〇年代、陽性者数、現在患者数、陰性確認済、死亡【グラフ】
https://i.imgur.com/tIwC7cz.jpg
〇濃厚接触者の有無別【グラフ】
https://i.imgur.com/A8qhM0C.jpg 新型コロナウイルス感染症の道内の発生状況について
明日 4月3日発表分から、以下の新スレに移行する。
【北海道】危機管理計画4〜感染爆発と医療崩壊〜
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/develop/1585581519/l50 東京都内で97人感染確認 これまでで最多に 新型コロナ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200402/k10012364551000.html
東京都は2日、都内で新たに97人が新型コロナウイルスに感染していることを
確認したと発表しました。
都が1日に発表する数としてはこれまでで最も多く、およそ3分の1の33人は、
今のところ感染経路が分かっていないということです。
都は、2日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて97人が、
新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。 都が、1日に発表する数としては、3月31日の78人を上回ってこれまでで最も多く、
およそ3分の1の33人は、今のところ感染経路が分かっていないということです。
また、21人は患者や医療従事者などすでに100人以上の院内感染が疑われている
東京 台東区の永寿総合病院の関係者だということです。
これで都内で感染が確認されたのは合わせて684人になります。 池都知事「これが最大であることを願う」
東京都の小池知事は2日、都内で新型コロナウイルスに感染が確認された人の数が
97人となったことについて、「大変多いと思う。まもなく3けたというところまで
まで迫り、これが最大であることを願っている。感染経路を調査中の人が33人いて、
これも十分多い数であり、引き続き調査していきたい」と述べました。 都内の感染者 世田谷区が44人で最多 23区に集中 新型コロナ
東京都が新型コロナウイルスの感染者を居住地別にまとめたところ、
世田谷区が44人と最も多くなるなど、23区に感染者数が集中する結果と
なっていることが分かりました。
東京都は先月末までに新型コロナウイルスに感染した人の数を感染者が居住する
区市町村ごとにまとめました。 それによりますと世田谷区が44人で最多となっていて、
次いで港区が39人、杉並区が28人、品川区が24人となっています。
また歌舞伎町など繁華街の関係者に感染者が増えている新宿区が22人となっていて、
23区に感染者数が集中する結果となっています。
一方、大規模な院内感染が疑われている台東区の永寿総合病院の感染者を含む116人
については調査中としています。 世田谷区「住民が多いことが感染者の数に比例か」
新型コロナウイルスの感染者が最も多い世田谷区の担当者は
「区内では今のところクラスターは発生していない。感染の分析はまだだが、
世田谷区に住んでいる人が多いことが感染者の数に比例して表れているのではないか」
と話していて、感染は別の地域で起こっているという認識を示しています。 杉並区 医療機関の役割分担 近く具体策
新型コロナウイルスについて都内で感染者が3番目に多い東京
杉並区の田中良区長は感染拡大で医療現場が崩壊しないよう、
軽症の患者をみる医療施設を集約化させるなど国や都の対応を待たずに
区内の医療機関の役割分担について近く具体的な対応を示すことにしています。
田中区長は先月末の時点で都内で3番目に多い28人が感染していたことについて
「先月の3連休あたりから感染者の数が増え始め、非常に危機感を抱いている。
すべての感染経路をたどれてはいないが区内の居酒屋やスナックなどの
夜の繁華街で感染しているケースが一定程度見られる」と指摘しました。 そのうえで今後の対応について、感染がこのまま拡大すれば院内感染など、
医療現場の崩壊につながるおそれが高まるとして、軽症の患者が訪れる
医療施設を集約化させるなど、区内の医療機関の役割分担について検討を
進めていることを明らかにしました。
すでに区内の主な医療機関などと話し合いを進めていて、近く具体的な対応を示すということです。
田中区長は「国や都の対応を待っているのではなく、新型コロナウイルスの実情に
あわせてこちらから手を打っていかないといけない。制度がおいついていない部分も
見切り発車で目標を決めてやっていく」と話しています。 新宿区長「感染経路が不明の感染者が急増」
都内の繁華街で新型コロナウイルスの感染者が増える中、繁華街の歌舞伎町が
ある新宿区の吉住健一区長がNHKの取材に応じ、
「区内でクラスターは発生していないという認識だが、3月後半以降、
感染経路が不明の感染者が急増している」と区内の感染状況を説明しました。
そのうえで吉住区長は「区内の感染確認者のうち、およそ4分の1が
夜間営業に関わる業務に従事する人で、店の性質上、働いていることを隠している人がいたり、
客側の匿名性も高かったりと、濃厚接触者の調査ができない事例も起こっている」
と述べ、繁華街での感染経路の特定が難航している実態を明らかにしました。 さらに吉住区長は、感染者の受け入れ先の病院が近隣で見つからず、
数時間かけて、遠隔地の病院を探す事態になっている現状を説明したうえで
「ウイルスの感染拡大は地震などとは違って防げない災害ではない。
医療崩壊を起こさないためにも手洗い、うがいの徹底や、リスクの高い飲食を
避けるなど一人一人に感染防止のための行動をとってもらいたい」と呼びかけていました。 渋谷区長「大人数の宴会など 十分留意を」
渋谷区はここ数日、繁華街で新型コロナウイルスに感染したことが
疑われるケースが増えているとしています。
このため区では、東京都の方針と同様に、
▼若者に対してカラオケやライブハウス、
▼中高年に対してバーやナイトクラブなど接客を伴う飲食店の夜間の利用を
控えるよう呼びかけています。
渋谷区の長谷部健区長は「新年度を迎え、歓迎会などが開かれる時期ではあるが、
大人数での宴会などは感染のリスクが高まるということに十分留意して
ほしい」とコメントしています。 1人死亡 新たに3人感染確認
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200402/7000019766.html
新型コロナウイルス、道内の最新の状況です。
札幌市の50代の男性が入院先の病院で1日夜遅く、死亡しました。
札幌市は、遺族の意向だとして男性の詳しい症状や持病の有無などについて明らかにしていません。
感染した人で死亡したのは、道内では8人となりました。
一方、道内ではあらたに3人、感染が確認されました。
▼札幌市に住む自営業の50代の男性と、▼釧路地方に住む40代の男性と30代の男性です。 札幌市や道によりますと、3人はともに症状は軽く、直近2週間の海外への
渡航歴は確認されていないということです。
このうち札幌市の50代の男性は、先月22日に発熱の症状が出て3つの医療機関を
受診したあと、先月31日に検査を行ったところ、1日に感染が確認されました。
男性にこれまで把握されている感染者との接触は確認されておらず、
感染経路は分かっていないということです。
また道は、釧路地方の2人についても感染経路は不明だとしています。 札幌市保健所の山口亮感染症担当部長は、「先月後半ごろからは感染者の濃厚接触者
で感染が確認されるケースがほとんどだったが、ここにきて感染経路の分からない患者
が出ていて心配な状況になっている。警戒感を持って感染経路の調査を進めたい」と話しています。
道内で感染が確認された人は、のべ185人となりました。
一方、容体が回復して治療を終え、退院した人はのべ135人で、
現在も入院して治療を受けている人は42人となっています。 札幌で感染男性死亡 道内8人目
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200402/7000019740.html
札幌市は新型コロナウイルスに感染した50代の男性が1日夜遅くに死亡したと発表しました。
新型コロナウイルスに感染した人が死亡したのは道内では8人となりました。
札幌市の発表によりますと、1日午後11時半ごろ、新型コロナウイルスに感染した
50代の男性が入院して治療を受けていた市内の病院で死亡したということです。
札幌市は遺族の意向だとして、男性の詳しい症状や持病の有無などについて明らかにしていません。
新型コロナウイルスに感染した人が死亡したのは道内では8人となりました。 大阪府で新たに33人の感染確認 府内で311人に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200402/k10012365341000.html
大阪府は2日夜、新たに33人が、新型コロナウイルスに感染したことが
確認されたと発表しました。大阪府内で感染が確認された人は合わせて311人となりました。
また、先月、感染が確認されていた大阪市内の80代の女性が2日、
新型コロナウイルスによる肺炎で死亡したことを明らかにしました。 福岡 北九州で新たに7人感染確認 2人は院内感染か
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200402/k10012365351000.html
北九州市は2日夜、新たに7人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
このうち2人は院内感染が起きたとみられる新小文字病院の医療スタッフで、
北九州市は、ほかのスタッフや患者の検査を急ぐことにしています。
北九州市門司区にある新小文字病院では、1日までに医師や入院患者など合わせて
18人の感染が確認され、市は院内感染によって「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が
発生したとみて検査を進めています。 2日は、医療スタッフ合わせて30人を検査した結果、20代と30代の女性2人の
感染が新たに確認されました。
市は残る医療スタッフおよそ600人と183人の患者について、検査を急ぐことにしています。
また、31日、感染が確認された小倉南区に住む30代の男性が受診していた市内の医療機関の
医療スタッフ13人全員を検査したところ、60代の男性1人と40代から50代の女性3人
の合わせて4人の感染が確認されました。 この医療機関の関係者合わせて5人で感染が確認されたことになりますが、
市は感染の広がりは考えにくく「クラスター」となる可能性は低いとしています。
このほか、31日、感染が確認された、九州共立大学に入学予定の男性の濃厚接触者である
10代の男性の感染も確認され、市内で感染が確認された人は合わせて42人となりました。
福岡県内での感染確認は100人になりました。 福岡 介護老人保健施設で「クラスター」発生か 新型コロナ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200402/k10012364981000.html
福岡市の高島市長は、2日夕方、記者会見し、博多区の介護老人保健施設で
市内では初めて「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が発生したと見られると発表しました。
それによりますと、1日、福岡市博多区にある介護老人保健施設「楽陽園」
で40代の女性看護師の感染が確認されたため、市が施設の入所者と職員、
合わせて46人を濃厚接触者として検査した結果、新たに入所者6人
職員2人の合わせて8人の感染が確認されました。 楽陽園と併設されている病院によりますと、感染が確認された入所者は
同じフロアの70代から90代の男女6人で、ほかの病院に入院した1人を除く5人は
発熱はあるものの重症ではなく、施設内の入所者がいないフロアに隔離する
作業が進められているということです。
楽陽園によりますと、施設にはまだ検査を受けていない入所者がおよそ50人いるということで、
市はこうした人たちの検査も行うかどうか検討しています。 このほか、2日、福岡市内では新たに4人の感染が確認され、福岡市では2日1日に
12人の感染が確認されたことになります。
高島市長は「感染者の増加に鑑み、不要不急の外出を自粛してもらい、
それぞれが行動に責任を持ってうつらない、うつさないに協力していきたい」と述べました。 障害者施設の感染者105人に
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200402/1000046652.html
型コロナウイルスの集団感染が発生した千葉県東庄町の障害者福祉施設に関係する感染が拡大しています。
この施設の利用者が通っていた茨城県の別の施設の関係者などにも新たな感染者が確認され、
一連のつながりで感染が判明した人は105人に上ることが分かりました。
千葉県東庄町にある障害者福祉施設、「北総育成園」では31日までに入所者や
職員、職員の家族ら95人の感染が確認されていました。
その後、茨城県の調査で、この施設に通っていた人が利用していた別の法人が運営する
茨城県神栖市の障害者福祉施設でも20代から50代までの利用者4人と職員3人の
合わせて7人が感染していることが分かりました。 このほか、千葉県などの調査で施設の利用者の家族など、千葉県と茨城県の合わせて2人
と利用者が通っていた香取市にある別の施設に通所していた人の感染も確認されるなど
2日午後5時までに施設を中心とする一連のつながりで感染が確認された人は
合わせて105人に上ったことが分かりました。
これまでに感染の広がりは東庄町の施設を中心に千葉県香取市の2か所、
茨城県神栖市の1か所の合わせて4つの障害者福祉施設に及んでいて、
千葉県などは、今後、対象者をさらに増やしてウイルス検査を行い、
集団感染の実態把握を進めることにしています。 前日>>947-949 明日以降>>958
新型コロナ きょう274人の感染確認 これまでで最多に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200402/k10012363831000.html
2日は東京都で97人の感染が確認されるなど、これまでに全国で274人の感染が確認されました。
1日当たりでは1日の266人を上回ってこれまでで最も多く、3日連続で200人を超えました。
午後11時の時点で、日本で感染が確認された人は、空港の検疫で見つかった人やチャーター機
で帰国した人なども含めて2769人となっています。
このほか、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせると3481人となります。
また2日は、福井県と北海道、大阪府で合わせて3人の死亡が発表され、
死亡した人は国内で感染した人が72人、クルーズ船の乗船者が11人の合わせて83人となっています。 日本で感染が確認された2769人のうち、
▽東京都は684人、
▽大阪府は311人、
▽千葉県は190人、
▽愛知県は189人、
▽神奈川県は184人、
▽北海道は183人、
▽兵庫県は169人、
▽埼玉県は118人、
▽福岡県は100人、
▽京都府は88人、
▽茨城県は44人、
▽岐阜県は34人、
▽新潟県は32人、
▽福井県は30人、
▽大分県は30人、
・・・ このほか、
▽中国からチャーター機で帰国した人が14人、
▽厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された人など合わせて71人です。
また厚生労働省によりますと、重症者は2日の時点で
▽国内で感染した人などが62人
▽クルーズ船の乗船者が10人の合わせて72人となっています。
一方、2日までに症状が改善して退院した人などは
▽国内で感染した人などが505人、
▽クルーズ船の乗客・乗員が619人の合わせて1124人となっています。 神奈川で3人感染 一日に20人
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200402/1000046645.html
神奈川県は20代から50代の男性3人が新型コロナウイルスに感染したと新たに発表しました。
2日は横浜市や川崎市などでも感染が明らかになっていて、一日に発表された人数としては
最も多い20人となっています。
神奈川県によりますと、新たに感染したのはいずれも県内に住む20代の会社員の男性、
20代の男子学生、50代の獣医師の男性の合わせて3人です。
いずれも症状は軽いということです。
海外への渡航歴は20代の会社員の男性と50代の獣医師の男性はありませんが、
20代の男子学生については明らかにできないとしています。 このうち20代の会社員の男性は有料自動車道路の「横浜新道」の
横浜市戸塚区内の料金所で窓口業務を行っていました。
この男性はすでに感染が確認された60代の会社員の男性の濃厚接触者で、
1日感染が発表された50代の女性と同居する家族だということです。
県内では2日これまでに横浜市で9人、川崎市で7人、
茅ヶ崎市の保健所管内に住む1人の感染が明らかになっていて、
一日に発表された人数としては最も多かった1日の19人を上回る20人となっています。 田嶋幸三・日本サッカー協会会長退院
新型コロナ感染「家族ですらPCR検査できなかった。医療関係者を疲弊させず、
医療崩壊させないことが大事」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200402-04020151-sph-socc ●関連スレ
<災害⇒危機管理関連>
◇総論的な話題はコチラへ
【震災1年】北海道防災計画 〜防災のいろは〜
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/develop/1576154248/
<対象とする危機の範囲> 札幌市危機管理基本指針より
@ 自然災害起因(天災)
地震、暴風雨、洪水や土砂災害、大雪による雪害等
放射性同位元素等の漏洩事故や航空機事故、
大規模な道路上の事故等の災害
A 事件・事故等(人災):危険物等の漏洩、爆発等の事故や感染症の発生
B 武力攻撃等
※【「平成30年北海道胆振東部地震」関連内容】は↓
【20%節電】札幌圏のまちづくり28【食料安定化】
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/develop/1536682819/
【全道で停電】札幌圏のまちづくり27【直下型地震】
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/develop/1536241650/ このスレッドは1000を超えました。
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