近い将来、食卓には「海を知らない」サーモンが並んでいるかもしれない。

世界的に需要の増加が見込まれるサーモンの陸上養殖に大手総合商社が力を入れ始めている。丸紅は、日本水産と共同でデンマークのダニッシュ・サーモン(DS)社を2020年4月に買収した(金額は非公表)。

DS社が取り組んでいるのは、使用する水をろ過し、循環して使う「閉鎖循環式」と呼ばれる陸上養殖だ。DS社は年間およそ1000トンの陸上養殖サーモンをデンマークの養殖プラントから出荷する。
これほどの規模を出荷する企業は世界でも数少ない。DS社は養殖設備を拡張し、2022年には生産量を2750トンにまで引き上げる計画だ。

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