浜名梱包輸送と日本ミシュランタイヤは20日、同社製タイヤ「X One」の装着報告会を浜松市浜北区で開いた。同タイヤは駆動軸にシングルタイヤとして装着が可能で、車両重量はダブル時より約200キロ軽減できる。軽減分は安全装備充実など運転環境の向上に充てることができ、運送業界で深刻な人手不足解消につなげる。

 タイヤは内部のベルトに特殊なコイルを採用し、剛性を高めて変形を防ぐ。2007年から販売中。浜名梱包輸送は最大積載量12・7トンのスカニア社製大型トラック1台に同タイヤを装着し、3月から浜松―群馬間で月間約1万キロを走行している。

 報告会で浜名梱包輸送の伊熊章浩業務本部長は「人手不足の課題に対し、従業員が働きたいと思える環境づくりが必要」などと装着の狙いを説明。タイヤ装着車両も展示し、関係者らが確認した。

静岡新聞SBS 4/22(土) 8:35配信
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