>>58のリンク先と合わせて、Xにあげられていた新聞記事内の2つのHPLCチャートを見ると、
478nmでのデータだというチャートでは正常品にも1つ大きなピークがあって、異常品ではそれに加えてすぐ後ろにもう1つ大きなピークが出ている。

サンプルはメタノール抽出したそうなので、紅麹の色素成分が抽出されてきているはずで、
正常品のピークはそういうアザフィロン色素を見ているように思える。
(ちなみにベニコウジ黄色素の主成分のキサントモナシンのλmaxは463nm付近)
異常品のピークも保持時間の近さからして類縁物質なのだとしたら、
紅麹が作った色素が他の菌に代謝されてできた化合物なのかも。
もちろん分子量やUV-visスペクトルの情報が全く無い以上、類縁関係の無い化合物の可能性も高いが。