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そこでチームは、出生動向基本調査を用いて、所得・教育・年齢を中心に、日本の子供の数がどのように変化しているのか分析することにしました。

このデータ分析では、1943-1975年生まれ(現在47-79歳)の人が対象になり、40代の時点での子供の数が比較されました。

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世代別・男女別の子供を持っている割合(1943-1975 年生まれ), (左)子供の数,の割合 (右)合計出生率の推移

その結果、子供を持たない人の数が、男女ともに過去30年の間に3倍近く増えていたと判明。

また男性では、年代に関係なく、高学歴・高収入であるほど、子供を持つ割合が多いと分かりました。

さらに、高収入な男性は子供を3人以上持っている割合も多いという結果に。

ちなみに正規雇用の女性は、そうでない女性に比べて子供を持っている割合が少ないことも分かっています。

女性の場合は、雇用や育児の形態が大きく関係するのでしょう。