日本少子化の実態 全国調査から「男性の低学歴・低収入化」に明らかな相関が見つかる

 少子化は現在日本が抱える課題の1つです。

 この原因について、経済的格差の問題を指摘する声は多く聞かれますが、実際のところ親となる人の経済状況や学歴などがどう関係するかは、十分な分析はされておらず不明瞭なままでした。

 そこで東京大学大学院医学系研究科に所属する坂本 晴香(さかもと はるか)氏ら研究チームは、国立社会保障・人口問題研究所が実施する出生動向基本調査を用いてデータ分析を実施。

 その結果、高学歴・高収入な男性ほど、子供を持つ割合が多く、男性の低学歴・低収入化、雇用形態の変化が少子化の一因であると判明しました。

 研究の詳細は、2022年4月27日付の科学誌『Plos One』に掲載されています。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2022.05.14
https://nazology.net/archives/108946