トヨタ自動車は、2025年までにEV=電気自動車、15車種を投入する計画を明らかにしました。得意とするハイブリッド車などに加えEVも強化し、いわば全方位戦略で電動化に取り組む方針です。

トヨタ自動車は車の電動化についての新たな計画を発表し、2025年までにEVを現在の6車種から15車種に増やします。

また「TOYOTA bZ」と名付けたEV専用のブランドを設け、日本国内のほかヨーロッパやアメリカ、中国などで販売するということです。

これらのEVでは、子会社のダイハツ工業や、資本提携しているSUBARUとスズキ、電池の開発で連携している中国のEVメーカーBYDの4社と共同で車体や電池を開発し、SUV=多目的スポーツ車から軽自動車のような小さいサイズの車などさまざまなEVを展開していくとしています。

トヨタは、得意とするハイブリッド車や水素で発電する燃料電池車などを含めたいわば全方位戦略で電動化に取り組んでいて、EVも強化し欧米や中国のメーカーに対抗していく方針です。
2021年4月19日 13時48分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210419/k10012983211000.html