一部引用すると

> 通常,完成車シミュレーションに用いられるエンジンモデルは,台上試験にて計測された定常トルクを用いて構築される場合が多い.
> (略) 本稿では,クランク機構を有し,台上計測した各気筒の筒内圧力を入力とするエンジンモデルを構築した.
> このモデルでは,各気筒の燃焼やクランク位相,ピストンなどの往復慣性力によってクランク機構が発生するトルク変動や並進運動が再現される.

とあり、ホンダもこの時点で慣性トルクの影響について真面目に考えていることがわかります

ホンダのRC213Vがいわゆるスクリーマー(実際には360度クランクのはずだが判断材料は排気音のみなので便宜的にこう記す)
をやめて360度クランク以外のクランク角としたのは2017シーズンからですから、やはりその狙いは慣性トルクに関することであろう、
と個人的には考えています