これに対し往復質量の運動エネルギーKrecを計算してみます

往復質量の速度v
https://i.imgur.com/5QJj8fw.jpg

から往復質量の運動エネルギーKrec=1/2*mv^2を計算すると
https://i.imgur.com/AEOeOB5.jpg

で、これは先に計算したクランクシャフト以降のエネルギー変化Wに対して符号が反対となった式です

グラフに描くと
https://i.imgur.com/cOCHalP.png

というわけで慣性トルクが働くということは往復質量の運動エネルギーの分クランクシャフト以降の運動エネルギーが
変動するという現象をを微積分を通じて別の形で表現していることになります