Alphabetとも連携するビッグプロジェクト。

本日、ソフトバンクが発表したものは、上空から広範囲にネットワークを提供する「HAPS(High Altitude Platform Station)」事業。その根幹を担うものがトップ画像の飛行機「HAWK30(ホーク30)」です。
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このむちゃくちゃカッコいい飛行機は、全長約78m、ソーラーパネルを搭載した翼には10個のプロペラを装備、時速約110kmで成層圏を無人で飛行。この航空機を通信基地局のように運用することで、山岳部や離島、発展途上国など、通信ネットワークが整っていない場所や地域へも、安定したインターネット接続環境を構築できるとしています。
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この通信システムは、米AeroVironment, Inc.とソフトバンクの合弁会社である、HAPSモバイル株式会社を通じて展開予定。また同時に、Alphabet(Googleの持株会社)の子会社「Loon」と長期的な協力をするとのことで、Loonの気球インターネットで培われた技術が応用される可能性もありますね。2023年ごろにHAWK30の量産化およびサービスの提供を目指すとのこと。

https://www.gizmodo.jp/2019/04/softbank-hawk30.html