「宿題の三角形の作図がわからない」と泣く小学生の娘さんに解き方を教えてあげようとするも、予想を超えたレベルの高さに親側も頭を悩ます算数の宿題が話題になっています。問題文を2度見するやつ。

 いろんな三角形を描く問題なのですが、その問1で求められているのは「辺の長さが6センチ、3センチ、3センチの二等辺三角形」。一見よくある作図問題に見えますが、1辺が6センチで、残り2辺が3センチ・3センチということは、あれ……? 投稿したサシシ(@sashishi_EN)さんの娘さんは、まず底辺6センチの直線を書いて、それぞれの端からコンパスを使って3センチの円弧を描こうとしますが……交わらない……当然……っ! ただの直線……! うん、そりゃそうなるよね……。
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気軽に「帰ったら教えてあげるよー」と返したサシシさんですが、よく問題を見てみた結果「…これは難しい」と簡単には答えを教えられない事態に。Twitterでも「俺も解けない」「三角形の定義ってなんだっけ?」と混乱する声が上がり、さらには大学レベルの解き方を持ち出し、「今の小学校って非ユークリッド幾何学教えてるのか…すごいな」と別の意味で驚く声や、トンチのような理論で解を導き出す人が現れるなど、謎の盛り上がりが生まれています。とりあえず小学生向けの問題じゃないのはわかった。

 そんな注目を集めた宿題ですが、「見たことある」「この問題集、うちにもある!」という声もあり、また「問題の間違いが多くて途中から違うプリントになりました」と、一部ではある意味でおなじみの“高難易度問題”のようでした。答え合わせはどうするのかが一番気になる……。

ねとらぼ
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