立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
権利落ち日ということで当然反落、ですが思った以上に再投資が活発で、インデックス構成銘柄を中心に値段を上げる展開です。
ドコモ株をNTTが巨額TOBにかけるというのもインパクトの強い話題に。携帯料金収入減少が予想される中で株価変動を抑制したいという事か、もしくは市場から資金調達して投資する成長力がないと判断されたか。どちらにせよ売りポジの皆さんにささやかながら祈りを捧げます。
後場は少し上がって23450円付近で再開しています。

[東京 29日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比77円80銭安の2万3433円82銭と反落した。きょうは9月の配当権利落ち日で、日経平均に対し140円前後の押し下げ要因となっており、これを考慮すると実質的にはプラス。米国株高への期待や、大引けにかけて配当再投資の先物買いが入るとの思惑が下支えになっているという。

29日に米国で米大統領候補のテレビ討論会を控えていることから、様子見ムードもある。市場では「トランプ大統領の攻撃的な発言に対し、バイデン氏がそつなくやり過ごせるか注目。バイデン氏は年齢的な部分に焦点が当たると不利かもしれない」(エコノミスト)との声が出ていた。

東証1部の売買代金は1兆0598億円。東証33業種では、鉱業、情報・通信、電気機器など5業種が値上がり。半面、電気・ガス、石油・石炭製品、医薬品、銀行などが値下がり率上位に入った。

このほか、NTT9432.TによるNTTドコモ9437.Tの完全子会社化の検討が話題となっていた。NTTがドコモ株の株式公開買い付け(TOB)を実施する方向という。TOB価格の設定の際、プレミアムが上乗せされるとの思惑から買いが先行し、ドコモ株はストップ高買い気配となっている。

市場では「コロナ禍で企業を取り巻く環境も変わってきた。必要なものは買う、必要ないものは売るという事業再編がテーマになりそうだ」(東洋証券ストラテジスト、大塚竜太氏)との声が聞かれた。

東証1部の騰落数は、値上がりが677銘柄に対し、値下がりが1417銘柄、変わらずが65銘柄だった。

2020年9月29日12:00
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPKBN26K0DP