コメ離れが一段と進んでいる。農林水産省がまとめた2019年産米の需要(19年7月〜20年6月)は前年比22万トン減の713万トン。「年間10万トンずつ減る」という業界の定説をはるかに上回る減少幅に衝撃が走った。
消費税増税や景気悪化で消費者の節約意識が強まるなか、減反廃止後も生産量を抑えてコメ価格を高値で維持してきた政策は限界を迎えている。

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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63318860R00C20A9EA1000/