数学論文数の国別順位を見ると日本、ドイツやフランスでは多少の論文数のシェア低下
が見られる。各学際分野の論文数の推移を見ると、日本は諸科学と数学との学際分野の
論文数は増えているが、世界は日本よりもさらに論文数が伸びている。ただし、
医学や芸術及び人文学との学際分野の論文数は、世界の伸びより日本の伸びが大きい。

追加の論文分析として、学際分野論文に含まれる頻出上位のキーワードに関して、
世界的傾向と日本の傾向を比較した。これから、日本の数学との学際分野に関しては、
特に工学系等で半導体やロボット関連のものが相対的に多い。