日立製作所は25日、グループの中核子会社である化学大手、日立化成の売却を巡り、総合化学メーカーの昭和電工に買収の優先交渉権を与えることを決めた。日立はグループの「御三家」と呼ばれた日立化成を売却。ものづくりからデジタル関連事業を中核とする企業への移行を急ぐ。実現すれば国内の化学業界では久々の大型再編となる。

日立化成は東証1部上場会社で、日立製作所が51%の株式を保有する。日立製作所は5月以降、…

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2019/11/25 23:50
日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52601770V21C19A1EA2000/