関西の在来線で座席指定の有料車両を導入する動きが出てきた。JR西日本は2023年春までに「新快速」などに導入する検討を始めた。京阪電気鉄道は17年8月から運行している有料特急「プレミアムカー」の増車を計画する。関西は首都圏に比べて鉄道の混雑が緩やかなため、着座サービスの導入が遅れていた。沿線人口が減るなか、旅行や通勤客の新しい需要獲得を目指す。

 JR西は22年度を最終年度とする中期経営計画で着座…
2018/6/6 11:00
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31424020W8A600C1AM1000/