電気自動車(EV)の電池市場を中国勢が席巻している。寧徳時代新能源科技(CATL)は創業7年目で世界首位に立ち、政府の外資排除策と規模の力を生かして急膨張を続ける。同3位の比亜迪(BYD)などを含む中国勢の世界シェアは6割超。2019年には中国が自動車メーカーに一定量のEV製造を義務付け、本格的なEV時代を迎えるが、国家戦略で動く中国勢がはや覇権を握ろうとしている。

5月中旬。中国南部の小都市、…
2018/5/23 0:33
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30819220S8A520C1FFJ000/