関西電力は28日、英国東部とドイツ北部をつなぐ連系送電線プロジェクトに参画すると発表した。同プロジェクトは両国間で電力を融通するため、約670キロメートルの海底ケーブルを敷設する。関電は3月中をめどに、オランダの全額出資子会社を通じて同プロジェクトを手がける英社の株式18.3%を取得する。取得額は明らかにしていない。

 欧州では電力の安定供給のため、国をまたいで融通し合う連系線の整備が進んでおり、関電は海外事業の収益拡大とノウハウ吸収を狙う。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27503820Y8A220C1TJ2000/