【NHK総合】戦争と平和 part2【バレ禁止】 [無断転載禁止]©2ch.net
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原題:War & Peace
原作:トルストイ
制作:英BBC 2015年
放送:NHK総合(毎週日曜)23:00〜
初回:9月25日
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/wnp/ 助けたのがドーロホフってとこもよかったな
あの後親交あったんだろうかこの2人 >>102
暗い中で顔だけに照明当たってるシーンのリリー、おっさんにしか見えなかった
男顔すぎる >>114
お気に入り≠結婚
下手に男性から求婚されたら女の人生はそこで終わる、って物語初期に言ってた アトスのドーロホフが出てくれたので最終回思い残すことは無いわ
早くマスケ3も放映してくれないかなダウントン挟んだら顔忘れそう フランス軍って本当にロシア人捕虜を連行してたの?
焦土作戦で食料の補給もままならなかったのに
アホじゃないかと思うけど
行軍だって遅くなるよね >>117
>吹替えではどうするんだろうと思ったけど普通に日本語になってたね
そもそも役者さんたち
ロシア語でもなくフランス語でもなく
全編、英語でしゃべってんですよね >>124
BBC放送見たロシア人の感想を聞いてみたいw >>115
死んだの82だから、さすがに子どもは全員成人していたかと。
ただ、貴族としての収入以外に印税まで国民に渡すと言っていたらしいから、一族を束ねる妻としては反対せざるを得ないよね。
皮肉にも、広くしれわたっていたトルストイのこの行動、発言によって、死後7年で勃発したロシア革命時には、トルストイの子孫は赤色テロの対象にならなかったらしい。
でも結果的には子のほとんどが亡命した。
子孫は今は400人いて、トルストイ一族というサイトがあるらしいよ。 人の死に様=生き様について考えさせられた。
孤独に死んだエレーヌ、軍隊への憧れだけで死んだペーチャ、人生の真髄を伝えたプラトン、
没落させても最期は多くの参列者に悼まれた愛すべきロストフ伯爵。
英雄ナポレオンも、コルシカ島でさみしく死ぬもんね・・・。
感動しすぎて、ダウントンアビーの予告が薄っぺらく見えたわ。
あんなに待ち遠しかったのに。 ロシア人の感想…
ttps://jp.sputniknews.com/russia/201611082985115/
これとかw >>49
>主要人物の死の余韻が全くない… 特にプラトンはテーマ的に超重要な人なのに…
自分は逆に冷酷に打ち捨てられたのがよかったと思った
いろいろ辛い目にあっても、地に足つけて恬淡と生きた
そして最後は銃殺という人生の無残さ
プラトンはそれもあの世で素朴に受け入れていると思うな
それにしてもプラトンの俳優は、もっと朴訥でよれよれの農家のおっちゃんって感じにして欲しかった
だからこそピエールが強力に影響受けたってのに
>>46 >>47
ドラマの良いところは、ドラマチックなオリジナルシーンに変更して楽しませてくれることだね 通して見た感想としてはロシア人の複雑怪奇さかな…
表層の西洋の下に無意識の東洋が隠されてる感じがした
発表された当時はロシアって欧州の中では新興国的位置だったんだっけ
維新後の日本でもさぞ受けただろうな 見てない箇所があるせいか、わからない点があるんだけと
エレーヌが子供を堕ろそうとした理由はなぜ?
あのまま伯爵の子供を産むってことにしとけば良かったと思うんだけど
仮面なのは周知の事実だとしても
そこまで強かな女ではなかったって描写なの? >>128
スプートニクのリンクは踏む気になれないw プラトンの中の人はディケンジアンのバーバリ氏だったのか(娘が二人いて金欠の人)
印象が違いすぎる >>131 それについてはもうそのシーンだけで判断するしかない 何も説明はない >>134
そうなんだね
原作を読めばわかるのかな…
大作だけに腰が引けるけど正月にでもトライして見るかな 原作じゃ既婚マリアはソーニャ嫌ってて嫌味やひっそり嫌がらせしたり
ナターシャと何したってヘーキな人いるわよね的徒花談義してて
ソーニャの婚儀に尽力なんて絶対ないわ >>131
ピエールとは一度もなかったことを理由に離婚→愛人と再婚しようとしてたから
妊娠してもピエールの子ってことにはできない >>131
ピエールがずっと不在でタネがピエールじゃないのが明らかだから >>138
それはわかってるよ
そうではなくて、離婚が出来なくたって、婚姻関係が続いてる以上、
ピエールの子供を産むって開き直れば良かっただけなんじゃってこと
その方が財産は多いわけだし
そこまで開き直れないのが、ロシアの素朴さを表現してるのかなと ピエール原作じゃエレーヌに新婚数ヵ月後妊娠の兆候無いか聞いてたよな ボリスは兄弟無くして資産一人継いだ婚期逃した大金持ちの娘とめでたく結婚
待望の地位も金も得た
ドラマのラストシーン原作よりどっちかというとあれアンナカレーニナのラストシーンぽいね >>143
そうなんだボリス
うまいことやりやがって >>144
でも若くなくてあんま美人じゃないんで遠距離夫婦 ドーロホフ最期に大活躍だったね
飲んだくれたり親友の嫁に手は出すわ、世話になったニコライをイカサマで破滅させるわ、決闘はド素人に負けるわでいいトコ無しだったもんな >>140
開き直っても、悪評が立って社交界から相手にされなくなったら終わりだからじゃないかな?
ちやほやされるのが全ての人だろうし >>146
そうやって見てみるとピエールとナターシャが結婚出来たのはドーロホフが遠因である気もしないでもないw
・エレーヌとの不和の原因作った
・ロストフ家が破産しなければニコライはソーニャと結婚したかも >>136
ひでーな
ソーニャ何のためにいたんだろ…いちいちディスられるためのキャラなのか >>151
マリアは嬉々として積極的に嫌がらせをしているわけじゃなくて
夫が不機嫌な時の理由をついソーニャのせいと思ってしまったりすることを反省していて
ナターシャに相談したら、ナターシャはソーニャのことを、
尽くしてもあまりにも少ない感謝で受け入れられてしまうあだ花と評して
マリアは「そういうこと言っちゃいけない」といいつつも頷けるかも…と思った程度 ソーニャは、子供達のために尽くした女性がモデルなのに
情緒的に乏しい扱いされてニコライとナターシャの思い出話で中に入れなかったり
モスクワ脱出のとき荷造りめっちゃ頑張ってたのに
結局途中までサボってたナターシャのほうが荷造り上手いとか
作者的な扱いも微妙で気の毒でならないわ
そこらへん、ドラマだと一途な面だけ強調されてたし最後のシーンも笑顔だし
脚本家としては救いたかったのかも?
逆にエレーヌはわざわざ社交界に締め出されるシーン追加したのは
ちやほやされたまま死んだんじゃぬるいと思ったのかもw ドラマしかしらないが 物語の主人公はあくまでピエールで押し通してるんだな
放蕩息子のピエールがある日家督をつぐことになり、財産目当ての女と結婚して、絶望して怪しげな秘密結社に入会して、戦争でひどい目にあって、友達の女と結ばれてハッピーエンド
その他の人々は飾り >>153
ソーニャの扱いが悪いというより
せっかく美人で賢く優しく生まれ付いて努力しても財産のある親という
後ろ盾がなければ死ぬまで不当な扱いを受けるっていう世の習いを
擬人化した存在なのかもしれない… >>151
マリアとの結婚を悩むニコライに
「私のせいなの?」と尋ねるソーニャに
はっ、お前なに言ってんの?全然関係ないんですけど的な態度をとったニコライ酷すぎ アナトールが死んじゃったことが分かるとこ出てきたっけ? ラストシーンにブリエンヌいなかったけど、彼女はどうなったんだろう
あとわんこ可愛かった
あのままご主人に寄り添って死んでしまったのかなあ
>>156
もう完全にソーニャのこと頭になかったよね
あんなアホ男で本当にいいのかと思うけどマリアが幸せならいいか >>112
わかるよ
私は今まさに絶望の中にいるからピエールの言葉が重く心に響いた。
絶望の中にいたからこそ、この作品の良さがわかったのかも。
吹雪にさらされるピエールの姿と舞踏会とかで流れた「ナターシャのテーマ」的な
BGMが重なった時点で涙腺崩壊。
目が腫れるから当分最終回は見直しできないな。 >>154
>戦争でひどい目にあって
ただ戦争見物に行って兵達に迷惑かけただけ
捕虜になったのは市街地に戻って無分別な行為をしたせいじゃんw
プラトンに逢う前のピエールは本当の大バカ間抜け野郎 >>156
テレビの前でニコライと同じ反応してしまった
ドラマではニコライがそんなにソーニャを愛してた様には見えなかったから、ついw >>152
ナターシャ酷い
アナトール阻止したり辛い時支えたりアンドレイ見つけたり
ソーニャにはいくつも恩があるのに しかも金がないことにかけては、一時はソーニャと五十歩百歩だったのにねえ。こんなんがヒロインで豊穣の象徴?
結婚は金と運とタイミングという教訓だな。 100分de名著の戦争と平和回見たけど
ナターシャはトルストイの理想の女性像らしいよ
ドラマだと駆け足すぎてナターシャがシチュエーションに流されやすい男を渡り歩く女に見えなくもなく残念 フランス軍がロシア兵捕虜を行進させたり歩けなくなったり病人は容赦なく
銃殺する様子は実況で「これがバターン死の行進か」と言われていたね。
フランス兵は、自分の兵隊は殺さなかったが、日本兵はインドネシアで収容所から
空港建築に捕虜を使おうと建設現場の近くの収容所に捕虜のオーストラリア兵を移動させたとき
歩けなくなった捕虜を殺したが、同じ日本兵も歩けなくなると足手まといになり邪魔だから
容赦なく射殺したんだってね。
NHKで去年オーストラリア兵の遺族が証言していた。
これには日本兵は同国人の戦友にも冷酷で血も涙もないと呆れて同情していた。
潜水艦の発注をフランスに奪われたのもいまだに対日感情が悪く日本人は信用できない
イメージがあるから。
オーストラリア兵が日本兵に惨殺された現場には、オーストラリア政府によって慰霊碑と
殺された兵士の写真がたくさん飾られている。
強制行軍させられた道を聖地巡礼みたいに捕虜の遺族のオーストラリア人が孫をたくさん連れて
自分たちも辿っていて、未来永劫日本兵の悪行は忘れられない白人のしつこさに感心した。 >情緒的に乏しい扱いされてニコライとナターシャの思い出話で中に入れなかったり
>ナターシャのほうが荷造り上手いとか作者的な扱いも微妙
つまりトルストイはソーニャを美しく一途で献身的自己犠牲的だがちょっと残念な人として描いたわけですか?
だから誰とも結婚できなかったと
原作のレビューを読むとソーニャが未婚のままを気の毒に思う人が多いような
脚本家も気の毒に思ったんでしょうか >>160
市街地に戻って無分別な行為ってフランス兵にぶん殴られてた母親を助けたこと?
火の回った建物から子どもを助けたこと?
どっちも人間的には立派じゃん ナポレオンが撤退表明するシーンは赤の広場にある聖ワシリー教会の中(を再現した部屋)だったね
あんな狭いところに何十人も詰めてるのを想像して笑ったw ピエール嫁が社交界で冷遇されるようになった理由ってなんだった?
ちょいちょい見逃した場面があるみたいだ ああごめん、上の方にもうあったね
ベルある伯爵令嬢の恋、って映画見たらアンドレイが出てた
時代はちょっと前だけどコスチュームもの好きな人は楽しめるかも トルストイに独白があるとは思わなかった
『華麗なるギャツビー』思い出した >>169
それは立派
でも
戦争が見たい→ナポレオン殺したい→フランス兵と酒盛り→
ナターシャにお別れ→母子助ける→捕まる→プラトンに惚れる→
(仕方ないけど)プラトン見捨てる→エレーナ死→ナターシャと結婚
正直主人公としてはあまりに行動に一貫性がなさすぎると思う
フリーメイソンに入るとか戦争に行くとかたまに極端な行動をとるほかは
常に状況に流されて、ときどき悟ったようなことを言う
たぶん善良なんだろうと思うが感情移入ができないし
ラストのセリフもいまいち響かなかった >>166
マジレスするのもなんだけど
日本人の感性としては
邪魔だからではなく介錯的な行動だったかと ソーニャに冷たく批判的なように現代人が感じるのは
レフが孤児に冷たい世間を冷静な目で描こうとしてると同時に
幾ら客観的に描いてみせようとしても
そんな世間で育ったレフ自身が本質的にはナターシャや世間と同じ意識を抱いてソーニャを見てるせい >>158
多分マリアといたらニコライのいい部分が引き出されて
ソーニャといるとひたすらダメダメ人間になるんだと思う
だってソーニャ甘やかし過ぎだもん >>157
あったよ
ピエールたちが救出された時、画面がゆっくり雪の中のアナトール死体を映してた。
ラストはアンドレイ息子の成長からして10年位は経ってる? ソーニャの隣に座ってるのはソーニャの娘な気がする
ピエールが頭にキスしてからやっぱりナタピエの娘かなあ >>178
アナトール捕虜の中にいたの?
片足ないのに?
どうやって連行したんだろう >>180
確かにどこかで雪の中の遺体を真上から映していた
ピーチャが亡くなった戦闘(=ピエールが救出された戦闘)だったと思うが、自分は顔の見分けまでつかなかった
アナトールは本隊で曲がりなりにも手当て受けてたから、あそこにはいなかったのでは
実際には片足亡くした傷痍軍人がたくさんいたってことは、あんな治療?でも生還できたのかと思う
つーか、ロシアの厳寒でもやはり感染症(破傷風)対策は必要なのか
南極では風邪ひかないと聞いたけど ごめん
ピーチャじゃない、ペーチャまたはベーチャ
ペ か ベ か、とうとうわからなかった Pのペーチャだよ
wiki見ると原作ではアナトールはアンドレイと再会した後死んでその後モスクワ大火だから
描写があるとしたら7話目のはず
>>原作読んだ方
アナトーリってどんな亡くなり方なの?
ペーチャ死亡→短髪の死体アップ→ピエール救出→ペーチャ母号泣→雪中行軍でナイフ持った死体
最後がアナトールに見えなくもないけどもしそうならもっとわかりやすく顔アップにする気もする オープンそりに乗ってると体が冷え切ってトイレばっか行きたくなるんじゃない?
それに引いている馬の粗相とかかかっちゃいそうだし >たぶん善良なんだろうと思うが感情移入ができないし
>ラストのセリフもいまいち響かなかった
同じく。
親のお金でフラフラ生きてて、その地位と財産のおかげで絶世の美女と結婚できて
でも思うように生きられなくて宗教に走って、あげくは戦争見物でしょ?
「女は大勢知ってるけど、生涯愛したのはただ一人」とか
マリアの「見ただけで誠実な人だとわかるわ」のセリフなんて失笑ものだよ。
ナターシャもナターシャで、アナトールとのくだりなんてただのビッチにしか見えないし
ピエールが貧乏貴族でも求婚受けたわけ?とか思っちゃった。
背景のおかげで一見壮大で美しい物語に思えるけど、所詮はお気楽貴族のお話だよね?
原作読んだらまた違うのかな?
最終話のプラトンと、7話でのアンドレイがアナトールの手を握った場面は
素直に感動したけどね。 >>186
貴族のお坊っちゃんが紆余曲折を経て
人生をかみしめる話なんだから
それでいいんじゃない?
最初から立派でどうすんだ >>168
どちらかというとナターシャと兄のほうをただの美男美女ではなく
情緒に優れているように表現したかったのかなと
相対的にソーニャは一途だし献身的で欠点は無いが情緒は標準ということかと >>159
原作にも重く心に響く記述があったりするよ
なんかわかんないけど、踏ん張ろう >>184
アナトールは足切断シーン以後登場せず、
ピエールがボロジノ戦のあとモスクワへ行く途上で
アンドレイとアナトールの死の報を聞いたという記述のみ
いつの間にか死んでるw >>181
どっかの王子様
原作だと、老重臣と外国の若王子、堂々と両天秤にかけてて
(ピエールが居るにもかかわらず)どっちかと結婚すると宣言してた
そんでビリービンの老重臣と結婚してそいつが死んだあと
若王子と結婚すりゃいいじゃんという投げやりなアドバイスのもと
計画を進めてる途中で若王子の子を妊娠→堕胎失敗→死亡という流れ ≫186
原作者が元々お貴族様だし
186の見解は現代人のものだからそう思うのはしょうがない アナトールの死亡、原作でも直接の描写はないんだね
今回のドラマはラスト近くで救出・回復後のピエールが往来でクラーギン公爵と遭遇して
「私はたくさん過ちを犯したが、愛する子供たちにふたりとも先立たれるなんて…」
という公爵の台詞があるからアナトールも死んだと分かるけど
日本版ではそのシーンが入ってないから死んだって分かるのかな?と思ったんだ >>131 >>140
愛人が二人いる(ドラマでは一人)のが周知の状況で
ピエールの子だと開き直るのは困難
>>153
>エレーヌはわざわざ社交界に締め出されるシーン追加
ちょっと溜飲下がったりしてw
>>174
それが人間ってもんでないかい
主要登場人物で愚かなことをしでかさなかった人はいるか? 原作のピエールに関しては、欠点の描写が多いけど美点の描写も多いよ
まあ行動だけ抜き出すと欠点が抽出され気味かも
美点は主に人生に向き合う真摯な思想とお人よしエピソードばっかりだし
その対照としてアンドレイがいて、
実務的には優れていて領地経営も軍務も自律も何をやらせても上手くこなせるけど
人の好き嫌いが激しくて人生の意義や思想という面で迷走していた
元私生児と名家の御曹司、ノッポの冴えないおデブとチビの美男で境遇や容姿も対照的だしね >>192
さんくす、じゃあ死に方はわからないのね
>>195
カットされたのかースティーヴン・レイのラストシーン見たかったなあ
>>197
原作のアンドレイはチビなんだ >>177
あー納得だわ
マリアといるときは漢になってるね >>180
ナポレオンがソリで帰る場面の直前のシーン
雪の中の死体アップはアナトールだよ
足の部分はうまいこと映してないけど顔はアナトール
23分あたり見てみて >>190
レスありがとう
トルストイは情緒に優れている兄妹に金と愛の両方を持ってる配偶者を与えたわけですね
ボリス・ドルベツコイの母親は没落した公爵未亡人だそうですね
すると一人息子のボリスは公爵位を持ってるんですかね?
没落した公爵家を再興させようと母子で頑張ってるわけですね
ボルコンスキイ公爵家が没落してたらアンドレイの生き方も違ったかもしれないし、
ベズ―ホフ伯爵の大勢いる庶子からピエールが跡取りに選ばれなかったら、彼の生き方もまた違っていたでしょうね
運不運、金のある無しは大きいと思う次第です ロシア貴族はイギリスとかと違って爵位については長子相続でなく
公爵に生まれた嫡子は皆公爵つまり男兄弟は全員公爵を名乗れたらしく
貴族百万人と言われたとか
のでボリスは公爵を名乗ってる >>196
別に愚かだから嫌だとかではないんだ
一晩で金をすってしまったときのニコライは
死ぬほど愚かだけど感情移入はできる
一方ピエールという男は、
都合よく国一番の金持ちになり
歴戦の勇士と決闘したら都合よく勝利
戦場では都合よく砲弾が外れ
ナポレオンを殺そうとしたら都合よく仏軍が撤退し
捕虜になったら都合よく救出され
都合よくアンドレイやエレーヌが死んでナターシャをゲットし
と適当に行動しながらすべてを異常な強運で解決してきた男なので
結局のところ俺のような運のない庶民には何ら参考にならない
ひとことで言うと、物語のつくりに時代を感じる
もっと大胆に原作改変してもよかったんじゃないかと思う 強運というより、塞翁が馬みたいな感じ
運の上下の振れ幅が誇張されてはいるけれど 塞翁が馬でもいいんだけど、
ナポレオンを殺したいならその方策をちゃんと考えてみる
プラトンの話に感動したのなら、救出後せめて家族を探して世話をする
アンドレイがナターシャを不幸にしてると思うなら
アンドレイに殴られても食い下がる
結局自分が一番ナターシャを愛してると気づいたのなら
エレーヌと話してちゃんと離婚する
とか、そういう地道な行動をこの人一切しないよね
計算のない受容的態度が美しい人間の証、そういう人は神が救ってくださる
みたいな話なのかもしれないが、現代のドラマとしてはきついなあと 3話目だけ録画してたので見直してたんだけど
オープニングが重厚感あって良いね。
ピエールが呆然と立ち尽くしているところに「戦争と平和」のタイトル。
まるで絵画のよう…は言い過ぎだけど格好良かった。 原作好きとしては駆け足ながら知ってるとニヤっとできるシーンも沢山あるし
舞台も衣装も本格的で、原作愛の無い改変もなくて凄く良かった
なによりこういう場であーだこーだ話題にできるだけでもう嬉しくて嬉しくて
ここで色んな意見を目にして改めて考えさせられたこともあるし
最近は気に入ったシーンだけ抜き出して読んでたけどまた通して読みたくなった
みんなありがとう、興味あったらぜひ原作読んでみて欲しい
そしてボリスの出世街道驀進の栄光の道のりに驚いて欲しいw 決闘の場面もしかしてドーロホフはわざと負けたのか?
戦いに関しては勇敢で頭の切れる男がピエールにやられるなんて有り得んね 「すっかり形相が変わってしまった二人が結ばれた」
という絵は作れてなかったな。
食い足りないアニメですた。さあダウントンだ! >>210
ドーロホフは本気の決闘だと思ってなかったんじゃないの
「どうせピエールは発砲できないだろうし撃てても当たらないだろうし
ちょっと遊んでやるか」程度の気持ちでいたとか >>201
アンドレイは家族や愛した女性に看取られて死に、ちゃんと葬ってもらえたろうに
アナトールは雪の中に打ち捨てられてるのか…いったい何があった!?
兄妹そろって死に方ひでーなクラーギン家 >>213
打ち捨てられているというか
あれ自殺だよね
手には血塗られたナイフが握られていた 現代日本人には共感できなくても、ロシア人には日本における夏目漱石文学のように
現代でも共感でき感情移入できる典型的で普遍的なロシア人がたくさん描かれているんだろう。
NHKの「映像の20世紀」でカリスマ人気文豪のトルストイが列車で到着するのを待つロシア民衆の数が
この間の東京のオリンピック選手のパレード並みに凄かった。アイドルだね。
日露戦争でも日本の作家や文化人とトルストイは反戦で一致して文通し合っている。
ロシア帝国は朝鮮と同じく貴族と奴隷しか居なくて中産階級が未発達だったから、どうしても貴族社会の話か
貴族に売買される農奴の話になる。 歴史番組で見たが、ロシアは男尊女卑で、昔は舞踏会は女性は参加禁止でイスラムのように
天井近くの飾り窓から女性たちは社交する男性たちをそっと覗くだけだった。
女帝の登場で女性も参加できるようになったが、結婚式では父親は娘を体罰した愛用の鞭を花婿に
これで躾けてくれと送る慣習があったり、後ろ盾や身寄りの無い貴族女性は親戚の居候として
形見の狭い思いをしたり、修道院に入るにも持参金が必要だったり、お金によって待遇が違ってたり
自立して無い昔の女性は大変だった。
男は領地に何人妾を囲っても浮気しても大丈夫だったが、女が同じ事をすると社交界を追放され
アンナカレニーナのように鉄道自殺するはめになる。社会的に抹殺される。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています