右翼、ウヨク、ウヨとよばれる団体や個人には特別在留資格をもったコリアンが多いとされています。ただし在日朝鮮人全員が右翼・ウヨク・ウヨではなく、ステロタイプに「在日朝鮮人はウヨ」などとするメッセージはヘイトスピーチになります。以下に右翼団体構成員に特別在留コリアンが多い要因を列挙します。
1. 在日朝鮮人は、朝鮮人が重要な要素となっていた「大日本帝國」を誇りに思っており、敗戦やその後の米国軍政・米軍駐留・日米安全保障条約に敵対します。
そのため大日本帝國の伝統や国家主義に賛同する在日朝鮮人も一部存在します。右翼・ウヨ系統から荒唐無稽なGHQ陰謀論が発信されることが注目されます。
2. 一部の在日朝鮮人が右翼団体に参加する理由には、彼ら自身が差別や排斥に直面してきた経験が影響しています。大日本帝國の栄光を象徴する君が代や日の丸が、差別によって来した自己評価の低さやトラウマを補償し、それらを優越感へと転嫁させます。
3. 特定の右翼団体が提供する社会的なネットワークや経済的な支援が、個々の在日朝鮮人にとって魅力的である場合があります。右翼団体の一部は任侠右翼と称していわゆる反社会的勢力と連携しまた反社会的勢力が資金源となっています。市民社会から疎外されがちの外国籍の人々が反社会的勢力と関係を持ちやすいのは古今東西を問わない傾向とされています。
4. 個々の経歴や信念、厳格な倫理感が右翼団体への参加を決定する要因となります。
儒教道徳や共産主義から、日本の平和や治安の良さや経済的繁栄を見ると、堕落したリベラリズムの享楽と映ることは不自然ではなく、イスラム系のヨーロッパ移民がホスト社会を「ユダヤ的性道徳の乱れ」と糾弾することと同様と考えられます。