西部 邁さん  片桐勇治(政治評論家)
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私が大学生であった1980年代後半から90年代前半、西部さんはテレビにも良く出演し、
本も多く出されていたので、よく本も読みましたし、友人達との議論のネタにもなっていました。
大学生の私にとっては、西部さんはスターの一人です。

それから時が経ち、私がチャンネル桜に出るようになってから、
西部さんとは何度かご一緒する機会がありました。最初はTPP反対のシンポジウムでパネリストとして登壇した時で、
その後はチャンネル桜の番組で何度かお会いしました。
お会いしたそれらの機会では例外なく、いつも紙コップの中にビールが入っていて、それを飲みながらコメントしていました。
面白い人だなと思いながら、西部さんのお話を聞くのが好きでしたので、いつも好奇心とともに耳を傾けていました。
西部さんについての私の印象は優しい人、なぜか良くしてくれる人でした。

番組で一度だけ西部さんに反論されたことがありますが、その時も「片桐さんねー、それはねー、・・・」というオブラートに包んだ感じの表現でした。
番組の後での飲みの席でも私の前に座られて、色々と話しかけられてこられて、
どぎまぎしたことを憶えています。