「朝多め、夜少なめの食事」にしても特に減量効果はない?

 ダイエットを成功させるには、運動のほかに、食事面に気を配る必要があります。

 その中で、昔からよく言われているのが「朝食を多めに摂って、夕食は少なめにすると良い」というアドバイスです。

 私たちの体は、体内時計があるように、代謝リズムも1日を通して変化しています。

 そのため、「適切な時間帯に適切な量の食事をすることで、体重を効率よく落とせる」と指摘されてきました。

 実際に、2013年の研究では、1日の早い時間に多くカロリーを摂取し、夜には摂取カロリーを抑えることで、体重を減らすことができると示唆されています。

 しかしこのほど、英アバディーン大学(University of Aberdeen)、サリー大学(University of Surrey)の新たな研究で、朝食と夕食の相対的な量の違いは、代謝や体重減少には影響しないことが明らかになりました。

 研究の詳細は、2022年9月9日付で学術誌『Cell Metabolism』に掲載されています。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2022.09.16
https://nazology.net/archives/114963