「乳酸」に抗うつ効果があると実証される

 乳酸は運動後にたまる物質として知られています。

 以前は「乳酸は疲労物質である」と考えられていましたが、現在では「疲労の直接原因ではない」との見方が広まっており、むしろ疲労回復効果があるとさえ言われています。
 
 さらに、スイス・ローザンヌ大学病院(CHUV)に所属するアンソニー・カラード氏ら研究チームは、乳酸に抗うつ作用があることをマウス実験で実証しました。

 新しい研究ではそのメカニズムが解明され、乳酸にはうつ病患者に見られる「海馬の神経細胞が新しく生成されにくくなる現象」を改善する効果があると判明。

 研究の詳細は、5月14日付けの学術誌『Molecular Psychiatry』に掲載されました。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021.06.04
https://nazology.net/archives/90470