100年謎だった「鳥類の肺は空気の流れが一方通行になっている」仕組みを解明 空気が薄い高所を飛べる理由

 哺乳類は基本的に呼吸をするとき、肺内部の気流の方向が、吸うときと吐くときで入れ替わります。

 しかし、鳥類は常に肺内部で気流が一方向に流れ続けています。

 この事実は100年近く前に発見されていましたが、鳥の肺には弁やダイオードに相当するシステムはなく、どうやって実現しているか完全に説明できていませんでした。

 3月19日に科学雑誌『PHYSICAL REVIEW LETTERS』で発表された新しい研究は、実験とシミュレーションを通じて流体をポンプで送るだけで、流れを制御するスマートな方法を発見したと報告しています。

 鳥類の肺は、いかにして一方向の空気の流れを維持し続けているのでしょうか?

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021.03.24
https://nazology.net/archives/85532