日本は最低レベル──世界で進む「STEM教育」の重要性

 <アメリカでは2011年にオバマ大統領が一般教書演説で優先課題に挙げるなど世界で注目されるSTEM教育。
 ベトナムやアフリカの新興国も力を入れる一方、日本は大きく出遅れています。
 ITなしでは成り立たない時代を生き抜くために必要な力とは?>

 今、アメリカが国家戦略として推進しているのが「STEM(ステム)教育」です。
 Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Math(数学)の略で、これからの社会で最も成長が著しい分野として人材育成が急務となっています。

 STEM教育最大の利点は、社会で必要とされる実用的な技能を、教科の枠を越えて学習できることです。
 従来の学校カリキュラムでは算数は算数だけ、理科は理科だけというように縦割りの教科領域しか学ぶことができませんでした。

 しかしSTEM教育を取り入れることで、国語、算数、理科、社会、図画工作、コンピューターなどの教科で得た知識と技能を総動員して、問題解決力や課題を発見する力など、社会のニーズに密着した実用的な力を鍛えることができます。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

Newsweekjapan 2021年03月10日(水)11時05分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2021/03/stem.php