聖遺物「使徒ヤコブの骨」が別人の骨であることが放射性炭素年代測定で判明

 イタリアのローマにあるサンティ・アポストリ教会は、イエス・キリストの十二使徒の聖遺物を収蔵していることから、「聖十二使徒聖堂」とも呼ばれています。
 そんなサンティ・アポストリ教会にある聖ヤコブの遺骨が、「実は本人のものではない可能性が高い」ことが、最新の科学的調査により判明しました。

(中略)

 南デンマーク大学の考古学者であるカーレ・ランド・ラスムッセン氏らの研究チームによると、西暦380年にキリスト教がローマ帝国の正式な国教になってから、キリスト教の聖人の骨や遺物が各地からローマに集められ、教会に保管されるようになったとのこと。
 サンティ・アポストリ教会にある遺骨も、使徒でありイエス・キリストの兄弟でもあったともいわれている聖ヤコブの遺骨だと考えられています。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

Gigazine 2021年02月16日 14時18分
https://gigazine.net/news/20210216-st-james-relic-someone-else/