系外惑星の大陸の形まではっきり見える!NASAの太陽重力レンズ計画がすごい
ただの夢物語ではありません

 「今月の科学ニュース」で紹介するのは、太陽を望遠鏡のレンズとして使うことで、系外惑星を詳しく観測しようというという壮大な計画です。
 この計画が実現すれば、地球型系外惑星の大陸の形まで見えてしまうというから驚きです。

■重力が光をゆがめる「アインシュタインリング」

 宇宙に存在するかもしれない第二の地球。
 それを見つけるための新しいアイデアが検討されている。
 鍵になるのは、一般相対性理論と太陽だ。

 アインシュタインの一般相対性理論は、時空が重力によって曲がることを予測した。
 光も時空に沿って進むので、質量の大きな物体の近くでは大きく曲げられる。

 実際に、遠くにある天体の光が、手前にある銀河などの重力で曲げられるのが、「重力レンズ」という現象だ。
 特に、遠くの天体の光がリング状になっている「アインシュタインリング」では、遠くの天体の形が拡大されたり、明るく見えたりする。

 地球の約33万倍の質量がある太陽でも重力レンズは起こる。
 そこでNASAのジェット推進研究所(JPL)のトゥリシェフ氏らは、太陽の重力レンズを利用して、太陽系の外にある惑星(系外惑星)の表面の様子を観測するという計画を検討中だ

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/78647