昨年比「600分の1」の衝撃 日本のインフルエンザ「消滅状態」は続くのか

 4日、厚生労働省は最新のインフルエンザの国内発生状況(11月23日〜29日分)を発表しました。

 昨年は同時期に、全国で27,393件の発生が報告されましたが、今年は46件でした。
 昨年比でおよそ600分の1という、いわば「消滅状態」とも感じられる数字です。

 今年の冬は、新型コロナとインフルエンザが同時流行する、いわゆる「ツインデミック」が不安視されていました。
 要治療者・入院者が急増することで、病院機能がパニックになる、と指摘する声もありました。

 インフルエンザの流行は、年によって前後しますが11月下旬から12月にかけて発生します。
 ここ10年で、1月以降に流行が発生したのは2015/2016シーズン(2016年第1週)しかありません。

 去年と今年の、国内のインフルエンザ報告数(定点あたり)の推移をグラフにすると下記のようになります。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

市川衛 | 医療の「翻訳家」 12/5(土) 8:00
https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20201205-00210138/