【宇宙開発】はやぶさ2に続け! ヨーロッパ宇宙機関がNASAと共同で展開する小惑星探査ミッションを紹介[04/23]
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ESA(欧州宇宙機関)は4月22日、同月5日に実施されたJAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」による小惑星「リュウグウ」への人工クレーター生成実験を受けて、NASAと共同で実施する予定の小惑星探査計画「AIDA(Asteroid Impact and Deflection Assessment)ミッション」に関する解説をリリースしました。
AIDAミッションは、NASAの「DART」(Double Asteroid Redirect Testの略)とESAの「Hera」(ギリシア神話の女神ヘラより)という2機の探査機によって遂行されます。探査目標は、1996年に発見された地球近傍小惑星「ディディモス(Didymos)」。その直径は推定780mで、通称「ディディムーン(Didymoon)」と呼ばれる直径160m程度の衛星を伴っています。
まず、2020年12月から翌年5月までの間に、NASAのDARTが打ち上げられます。イオンエンジンを使って地球を離脱したDARTはディディモスへと向かいますが、その周回軌道に乗ることもフライバイ探査もすることなく、秒速6kmという速度を保ったままでディディムーンに衝突してその任務を終えます。衝突の実施は2022年10月7日に予定されています。
https://sorae.info/wp-content/uploads/2019/04/DART_mission_profile.png
続く2023年には、詳細な観測を担当するESAのHeraが打ち上げられます。2026年にディディモスの周回軌道へと入ったHeraは、4年前にDARTが形成したディディムーンの新しいクレーターを含む地表の様子、内部構造、質量などを探査するとともに、搭載してきたキューブサットと連携した実験などを行う予定です。
こちらはディディムーンを観測するHeraの想像図。DARTの衝突によって形成されたクレーターや、到着後にHeraから放出されたキューブサットが描かれています。
https://sorae.info/wp-content/uploads/2019/04/Hera_at_Didymos-1024x576.jpg
AIDAミッションで衝突を担当するDARTの重量は550kg。2kgだったはやぶさ2の「衝突装置(SCI)」よりもかなり重く、また標的となるディディムーンはリュウグウよりも小規模です。
はやぶさ2のミッションと比較して「200倍も重い物体を3倍の速度で5分の1スケールの天体に衝突させる」ことになるため、ディディムーンの軌道には地球上の観測所でも識別できるレベルのズレが生じると予想されています。さらに、Heraによってディディムーンの質量やその構造などを直接調べることで、軌道のズレをより正確に算出することが可能となります。
大規模な災害を起こしかねない天体の軌道をそらし、地球への衝突を防ぐ方法につなげることを目指すAIDAミッション。まずは来年末に打ち上げが予定されているDARTの衝突ミッションに注目です。
https://www.esa.int/Our_Activities/Operations/Space_Safety_Security/Hera/Earth_vs._asteroids_humans_strike_back
https://www.nasa.gov/planetarydefense/dart
https://sorae.info/030201/2019_4_23_aida.html 火星の衛星探査機計画もあるんだろ?もう打ち上げててもいいんじゃね?
地球近傍小惑星より時間かかりそうだし >>6
オウムアムアみたいな遠宇宙探査船の基礎にしたり、アクシズみたいな資源採掘目的の宇宙コロニーの基礎にしたり出来るから 小惑星に物質をぶつけたり探査機を着陸させたり、サンプルを地球に
持ち帰るという発想を思いついた日本が、ユニークだったんだろう。 相手は彗星だけどディープインパクトという探査機もありました
月面にはアポロの三段目や着陸船上段など
衛星が衝突しています >>43
衝突も着陸もサンプルリターンも宇宙開発競争の初期からある発想だぞ >>35
SFで何度も描かれた小惑星衝突の回避の実用的なやつか
宇宙でカーリングがしたいわけじゃないのね >>49
いずれにしても、小惑星の衛星とはいえ550kgの探査機を衝突させて
天体の軌道をずらすというのは現実ではお初だよね。
最悪の結果でディディモスも地球来襲となったら笑うしかないけど たった780mの小惑星でも、160mの衛星を従えられるのか。 DARTが突っ込んで来た時、ディディモスが ヒョイッと身をかわしたら面白い。 >>52
地球:12,472km
月 : 3,474km
そういう話じゃないか 白人国家が寄せ集まっても日本に勝てないよ。
イオンエンジンの凄さ。 >>52
お互いの周りを回ってるのね。この周期の変化を測定できるので、単体よりもずっと軌道変更の効果が分かりやすい >>56
>>56
ドーン小惑星探査機
イオンエンジン:NSTAR 3機
累計稼働時間:51421.2時間
推進剤:キセノン
推力:20mN〜92mN
比推力:3,100s
はやぶさ小惑星探査機
イオンエンジン:μ10 4機
累計稼働時間:約4万時間
推進剤:キセノン
推力:8.5mN(改良後10mN)
比推力:1,700s〜3,400s可変
XIES(きく8号他)
推進剤:キセノン
入力:580W/620W
推力:21mN/23.3mN
商用衛星の電気推進は露米欧、既に実用段階だが
日本製のエンジンはそこに入り込めず売れていない
実は電気推進で多く使われているのはロシア製 イオンエンジンすら時代遅れにする
日本人の技術と努力 >>60
イオンエンジンで世界一とか、二周も三周も昔の過去の栄光なんだよなぁ。 地球に衝突する軌道になったらどうすんの
160メートルの小惑星がぶつかたらヤバいよね そのうち小惑星ベンヌに対する地球防衛軍が創設される。
現在実行中のミッションがすべて成功すれば、イトカワも含めて
リュウグウ、ベンヌと三つの小惑星のサンプルが入手できる。
今回の衛星「ディディムーン」の強制軌道変更のデータと採取サンプル
も手に入れば基礎資料としては有効でこれからもっと増やしていく。
ベンヌの地球衝突が不可避で被害甚大とわかれば、月に移住するか
火星にに移住かになるがその研究もやっている。 はやぶさ1のサンプルリターンがあまりに画期的だったので、アメリカの科学誌が
選んだ世界の偉大な宇宙開発史のベスト7位くらいに選出されてた。アジアでは日本だけ
だったね。 宇宙開発史ってことは、上位にはスプートニクやアポロ計画とかが入っているんじゃないのかね? 一応書いておくけど
はやぶさ1,2は戦艦じゃないぜ、
輸送艦だぞ、
まちがえるなよ
にほんのせいで軍拡競争になったわけじゃない >>69
輸送艦が自己鍛造弾(砲弾よりも強力な貫通力がある)を発射して
10m四方の大穴をつくるとは信じられません。
やはり戦艦に分類されるのでは ただの石だろ
温泉あるとか金がわんさかとか
もうちょっと面白そうなとこ行けよ >自己鍛造弾(砲弾よりも強力な貫通力がある)
.... >>69-70
主砲 : 自己鍛造弾 1発
副砲 : 金属製弾丸 3発 780メートルの小惑星に160メートルの衛星が成立するのに驚いた >>74
どこかで既レスだけど、地球に対する月の方がもっと割合的には多いらしい >>75
地球はデカくて重くて強力な引力があるから、月を衛星に出来るのは何となく納得出来るけど、
リュウグウよりも小さくて軽いディディモスが、160mのディディムーンを衛星として従わせられるほどの
引力があるとは思えないから。 リカチョン
馬鹿なので医者末端でもお声かからず 何も出来ず 空しくレンコリ活動 今調べたら、太陽周回天体からサンプルを持ち帰ったのははやぶさが
世界初らしい。その業績を認められてフォン・ブラウン賞を受賞した。
ギネスにも世界初として認定されている。 >>80
その「太陽周回天体」に衛星は含まないという条件が付いているならいいけど
そうじゃないと月の石を持ってきた、有人機のアポロ11号や無人機のルナ16号がかわいそう >>83
太陽周回ってのは要するに太陽を直接公転しているって意味合いだろうから
月のような衛星は当然除外されてると思うよ JAXAは宇宙のスキマ産業ってか?
まあ生き方としては正しいわな 2005年にNASAが打ち上げた探査機ディープ・インパクト(映画じゃないよw)は
相手が彗星だけど、テンペル第1彗星に向けて重さ370sの衝突体(銅)をぶち当て
クレーターをつくり観測したけどね。お持ち帰りはしてないけど
強力ロケットがあって原子力電池積んでいいなら、
もっと重力の大きい火星から石ころ取って帰れよ。
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