0001しじみ ★
2019/01/21(月) 18:00:24.00ID:CAP_USER城の北西部にある追手門学院小学校の新校舎建設工事に伴い、2017年12月〜18年1月に約300平方メートルを発掘調査した。
現地は豊臣家重臣の屋敷や役所、伏見と大坂を結ぶ京街道などがあったとされる重要な地域。秀吉時代の地層が、45センチ以上も高低差が出来るほど大きく波打った状態で出土し、周期が短く、激しい横揺れに遭ったとみられる。
また、この地層を平らにした場所から、巴(ともえ)紋の金箔の丸瓦(直径約17センチ)14枚が金箔面を上にして敷き詰められた状態で出土した。屋根の軒先を飾る軒丸瓦の頭部分だけが使われ、城内の建物から落ちた瓦を再利用した可能性が高い。この場所はしばらくして再度整地されたが、その上層に1598年の城の拡張工事の整地層があることから、同研究所は、波打った地層は慶長伏見地震の揺れで生じたもので、金箔瓦は直後の復旧工事で敷かれたとみている。
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190119000697_commL.jpg
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190119000896_commL.jpg
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190119000699_comm.jpg
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190119000735_commL.jpg
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190119000695_commL.jpg
朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM1K2FL0M1KPTFC001.html