「ウチには『これまで俺の部下で◯人自殺したヤツがいるんだぜ!』と武勇伝のように自慢してくる、人格が崩壊した管理職がいます」


 苦々しい顔でこう語るのは、都庁職員(仮名・38歳)だ。

「議会対応という名目で夜間残業を強いられるのですが、延々とやらされるのは『てにをは』などの文書の修正。しかも、ちょっとした文書表現のミスでも『緊張感が足りない!』と怒鳴り散らされることも珍しくありません」