ttp://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0701Y_X00C12A6000000/
ttp://www.rbbtoday.com/article/2012/06/07/90208.html
ttp://www.itmedia.co.jp/news/articles/1206/07/news077.html

 世界スマートフォン市場(出荷台数ベース)では、米Microsoftがシェアを拡大し、2016年には
米AppleのiPhoneを抜いて2位になる――。米調査会社IDCは6月6日(現地時間)、このような
予測を発表した。

 AppleのiPhoneは向こう5年間で新興国市場を含む広範な市場に浸透し、買い換え需要に依存
するようになるとIDCはみている。

 一方、現在Windows Mobileからの移行期間にあるWindows Phoneは、立ち上がりこそ遅かった
ものの、今後成長するという。その理由としてIDCは、Windows Phoneの中心的OEMである
フィンランドのNokiaが新興国市場に強いことを挙げた。

 米GoogleのAndroidは2016年まで首位を保つが、今年(2012年)をピークに緩やかにシェアを
落としていくという。Androidのシェアおよび成長は、引き続き韓国Samsung Electronicsの
売り上げに左右されるとIDCはみている。

 Appleはシェアを落とすものの、出荷台数は2016年まで増加し続ける。スマートフォン市場全体の
2016年までの複合年間成長率は12.7%で、市場全体が拡大するのだ。