「あちこちオードリー」後編
2020/12/23

ナレ:「芸歴2年、20歳の若さで、人気番組『はねるのトびら』が始まり、同じ年にM-1決勝にも進出。
   前代未聞のスピード出世で、芸能界を駆け上がったキングコング。
   しかし、そんな輝かしい栄光の裏では、他の芸人から妬まれることもあったそうです」
   
西野:けっこう妬まれてるな、っていうのは分かっていた。山ちゃんとか、いろいろあったんですけど。
若林:山ちゃんから聞いたことある。キングコングの足引っ張るために、なんか会議までしてたみたいな。
西野:そう、ネゴシックスとかと。
春日:どういうこと?! 足引っ張る会議って何それ。
西野:なんかその喫茶店で、「『キングコングで笑うな』っていう手紙を回そう」っていうのを、
   ネゴシックスに相談持ちかけて、ネゴちゃんが「それはやめよう」って。
春日:ワハハハ!(笑)
若林:良かったぁ、止めてくれて〜(笑)
西野:「妬む」ってあったよね? けっこう。
梶原:いやメチャクチャあったよ〜。
   でもやっぱ僕というより、「西野に」っていうのはあったかも知れないですね。
   僕はどっちかっていうとビビってこうなって(縮こまって)たんですけど、
   西野は声高々に「俺はスターになる!」って言ってたんで。
西野:(苦笑)
梶原:マジで楽屋で言ってたんで大声で! 「俺はっ、スターになるっ!」(バンザイポーズ)
西野:ウソやろ?! ホンマ?!
梶原:いや、ホンマホンマ!
若林:ギターで頭カチ割りたいですね(笑)
西野:ワハハハ!(パン!パン!パン!)
梶原:ほしたら何が起こるかっていうと、先輩芸人さんに「あいつイタいな」ってなる。
西野:あったぁ〜。
梶原:で、お客さんにも嫌われてたもんな俺ら。その、『baseよしもと』っていう当時劇場のお客さんに。
春日:なんで嫌われるんです? お客さんですよね?
梶原:いや要は、簡単にいうとね、あるオーディションがあって、
   そこのグループに入るために下からこう勝ち抜き戦みたいなのがあって。
   で要は、その勝ち抜き戦で負けた人は、『素人』になるんですよ。で勝った人がプロになるっていう。
   で、そのたびにキングコングがそのオーディション1位合格して、落ちたのが※※※。(伏せ字)
春日:へぇ〜っ。
梶原:僕らのせいだっていって恨まれて。
若林:逆恨みで。う〜ん……。