2019.05.13.
 今月8日、滋賀県大津市の交差点で車同士が衝突、巻き込まれた保育園児らが死傷した悲惨な事故で、改めて便利な車は時に凶器になることを思い知らされた。
 SNS上では各地の危険な運転がクローズアップされ、運転マナーの改善や、事故をなくそうという投稿が目立っている。各地の危険な運転とは「松本走り」「名古屋走り」「山梨ルール」「茨城ダッシュ」「伊予の早曲がり」「播磨道交法」などと言われるもので、いろいろな呼び名はあるが、いずれも危険運転のことだ。
 そのうちの1つ「松本走り」の当地、長野県松本市では市民へ向けて広報誌で、「交通マナーを守り、思いやり、ゆずりあいの気持ちを持ちながら運転しましょう」と大々的に危険運転の根絶を啓発している。広報まつもとは、今年3月号で「危険 知ってますか?松本走り」というタイトルで2ページにわたり特集した。そのなかで “松本走り”とは「長野県松本市内で見られる、右折車優先の迷惑で危険な運転のことです。県外の方から『危険な運転』『マナーが悪い』と指摘されています」としている。
 その特徴に「対向車がいるのに、強引に右折」「左折車にかぶせるように右折」「青信号と同時に、内回りに右折」「前が詰まっていても交差点に進入」「ウインカーを出さずに道路変更」と挙げている。特集ページを企画した同市の交通安全・都市交通課の担当者に企画した理由や、その思いを聞いた。
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www.daily.co.jp/society/life/2019/05/13/0012326041.shtml