https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20190219/2020003144.html
小学生がカニのさばき方学ぶ
02月19日 17時01分

県北部の香美町の小学校で、地元特産のベニズワイガニのさばき方を学ぶ特別授業が行われ、子どもたちが旬の味を楽しみました。

この特別授業は香美町の長井小学校で行われ、5年生と6年生の児童7人が参加しました。
はじめに、兵庫県但馬水産事務所の職員が特産のベニズワイガニについて、▽「松葉がに」と呼ばれるズワイガニより赤い色をしていて脚が細長いことや、▽香美町が全国でも有数の漁獲量を誇ることを説明しました。
このあと、甲羅の大きさが子どもの顔ほどもあるベニズワイガニが一人一人に配られ、さっそく調理に入りました。

手ほどきを受けた子どもたちは、カニの甲羅を外すと、包丁で脚を1本ずつ切り離し、食べやすいように殻の一部をそぎ落としました。
そして、水を張った鍋で蒸し焼きにして、給食といっしょに旬の味を楽しみました。

女子児童の1人は、「殻がかたくて脚を切り落とすのが難しかった」と話していました。

また、男子児童の1人は、「甘くておいしいです。ほかの学校の友達にカニがさばけることを自慢したいです」と話していました。