スカイマークの株価が上昇気流に乗れずにいる。経営破綻を経て2022年末に再上場を果たしたが、新型コロナウイルス禍から需要が回復する追い風が吹いても直近の業績は税引き損益が赤字にとどまる。原油の高騰や円安で燃料費がかさむなか、価格転嫁がしにくい「国内線一本足」という経営の構造が影を落とす。割安料金が話題を呼んだ就航から四半世紀たった今も、成長路線の開拓にもがき続けている。

「経営体制の変更や経営不...

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2023年9月29日 4:00 [会員限定記事]
日本経済新聞
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