本日の詳細


<10:20> 日経平均は安値圏でもみあい、企業業績に対する不安高まる

日経平均は安値圏でもみあい。半導体供給不足や原油価格急騰などを理由に、今期見
通しを下方修正する企業が相次ぎ、企業業績に対する不安が高まり、慎重な投資家が増え
てきた様子がうかがえる。一方では「市況産業をはじめ、半導体不足の影響が小さい企業
や原油高がプラスに働く企業の上方修正が目立つ。それらは買われ、物色が二極化する傾
向が生じてきた」(雨宮総研・代表の雨宮京子氏)という。

市場では「きょうの引け後に発表されるソニーグループ など注目企業の決算
発表を見極めたい」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声も聞か
れた。


<09:05> 日経平均は続落、業績予想下方修正銘柄に売り目立つ

寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比226円63銭安の2万8871
円67銭となり、続落してスタートした。日立製作所 、ファナック が売
り気配で始まるなど業績予想を下方修正した銘柄に売られる銘柄が目立つ。一方、半導体
関連銘柄が買い優勢で始まった。


<08:50> 寄り前の板状況、下方修正発表したファナック売り優勢

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニーグループ<6
758.T>、ホンダ 、キヤノン 、三菱UFJフィナンシャル・グループ<830
6.T>、ソフトバンクグループ 、指数寄与度の大きいファーストリテイリング<998
3.T>が売り優勢。前日に通期見通しを下方修正したファナック も売り優勢となっ
ている。東京エレクトロン は売り買い交錯となっている。