日本航空(JAL)は、中国系の格安航空会社(LCC)、春秋航空日本(千葉県成田市)を連結子会社化する方針を固めた。6月中をめどに数十億円を追加出資し、同社株の過半数を取得する。新型コロナウイルスの影響で移動が制限され、航空業界の業績が落ち込むなか、コロナ後の観光需要の復調を見据えて成長戦略を再構築する。

春秋航空日本は中国系LCCの春秋航空が2012年に設立した。春秋航空が大株主で、国内企業のほか、JAL...
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC252JT0V20C21A4000000/