個人が自ら運用先を選ぶ確定拠出年金の加入者数が、企業が将来の給付額を約束する確定給付年金の加入者数を逆転したもようだ。確定拠出年金の加入者数は1000万人に迫っている。老後を見据えた年金づくりは「会社任せ」から、個人が自らの責任で運用する時代に本格的に移る。

公的年金に上乗せする私的年金には、確定給付年金と確定拠出年金の2種類がある。

このうち確定拠出には会社が掛け金や手数料を支払って加入者が運用...
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGD16AN70W0A211C2000000