米半導体大手インテル(INTC.O)は23日、回路線幅7ナノ(ナノは10億分の1)メートルの半導体技術の開発が予定より6カ月遅れていると明らかにし、外部への生産委託拡大を検討する方針を示した。
これを受け、取引終了後の時間外取引で株価は9%下落した。

インテルは現在使われている回路線幅10ナノメートルの半導体技術開発も大幅に遅延。7ナノ技術も遅延すれば、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)(AMD.O)やエヌビディア(NVDA.O)などとの競争で不利になる。

AMDやエヌビディアは台湾積体電路製造(TSMC)(2330.TW)に半導体生産を委託している。

ボブ・スワン最高経営責任者(CEO)は電話会見で「内部か外部のどちらで生産を行うかを巡り実際的な姿勢で検討し、内部で行うか、双方を組み合わせるか、必要なら完全に外注するか、という選択肢を維持したい」と述べた。

ジョージ・デービス最高財務責任者(CFO)はインタビューに対し、7ナノ技術で「重要な欠陥モード」が見つかり…

続きはソース元で
https://jp.reuters.com/article/intel-results-idJPKCN24O335

関連ソース

インテル株、時間外で大幅安−新製品生産プロセスにまた遅れ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-07-23/QDXVTZT0G1L901

インテル株が一時18%安、自社生産撤退の可能性をスワンCEOが示唆
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-07-24/QDZE5FT0AFB501

インテル、次世代品22〜23年に遅れ 4〜6月は2割増収
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61895900U0A720C2000000/