三越伊勢丹は13日、日本橋三越本店の新館6階にビックカメラが出店すると発表した。伝統と歴史を重んじる百貨店大手が都心の旗艦店で家電量販店にフロアを貸すのは異例。顧客ニーズに応え、集客力を高めるのが狙いだ。

 開店は2020年春を予定。新店舗は6階の1フロアを占め、通常の店舗では販売しない高価格帯の美容家電などを取りそろえる。

 ビックカメラは通常、大都市のターミナル駅に大型店を出す戦略をとっているが、今回は百貨店向けに面積1200平方メートルの小規模店を展開する。
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