国内最大級の衣料品通販サイトを運営する「ZOZO」の前澤友作社長は、意欲を示していたプロ野球球団の保有をいったん断念することを明らかにしました。

これは11日夜、前澤社長が自身のツイッターに投稿して明らかにしました。

この中で前澤社長は「複数の球団オーナー様や野球関係者様との面会を通し、球団保有の可能性を探ってきましたが、近々での球団保有はいったん断念することにしました。残念ですが引き続き別の形で野球界に対する応援ができればと思います」としています。

そのうえで、「野球少年だった自分が、生まれ故郷、千葉を代表する球場に『ZOZOマリンスタジアム』としてネーミングの協力ができること自体が奇跡です。もっと夢を拡げて球団保有も想像しましたが、今回は努力と勉強不足でした。夢は夢として諦めず持ち続けたいと思います」として、次の機会をうかがう意向もにじませています。

前澤社長は、ことし7月、ツイッターに「プロ野球球団を持ちたいです。球団経営を通して、ファンや選手や地域の皆さまの笑顔を増やしたい」と投稿し、プロ野球の球団経営への意欲を示していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181212/k10011743811000.html