SUBARU(7270)は1日、2018年4〜9月期の連結純利益が計画を下回ったのはエンジンに搭載する原動機(バルブスプリング)の不具合によるリコールの費用を計上したのが主因だと明らかにした。国内ではインプレッサやフォレスターなど4車種、計10万1153台、海外では約31万台のリコールを予定しており、計40万台超が対象になるという。

国内のリコールについては同日、国土交通省に届け出た。バルブスプリングが破損し、走行中にエンジンが停止する恐れがあるという。

スバルは10月23日、18年4〜9月期の連結純利益が前年同期比42%減の490億円になったと発表した。従来予想は791億円だった。当時は「品質関連費用の計上」という説明にとどめていた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2018/11/1 15:40
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL01HP8_R01C18A1000000/