セイコーホールディングス(HD)傘下のセイコーウオッチは、高級ブランド「グランドセイコー(GS)」で若者向けに従来よりも手ごろな価格帯の商品を広げる。GSは50万円以上が中心で、「大人の時計」といったイメージが強い。30万円台と中価格帯にするほか、若者が好むスポーツテイストのデザインを取り込む。苦戦する中価格帯商品の底上げを図る。

 セイコーが1993年に開発したクオーツ式ムーブメント「キャリバー…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34775610Q8A830C1000000/