人材派遣会社の従業員とその家族約50万人が加入している「人材派遣健康保険組合」が、早ければ今年度中にも解散する方向で検討に入ったことが分かった。高齢者医療を支えるための負担が重く、保険料が上昇しているためだ。解散すると加入者は中小企業向けの全国健康保険協会(協会けんぽ)に移るが、保険料率などの加入条件は悪化する公算が大きい。

 すでに加盟企業に解散方針の伝達を始めた。引き金となったのは高齢者医療を…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29369050T10C18A4MM8000/