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2017年12月30日 09時01分
 日本で人気のドイツ車4ブランドが2018年1月1日から一斉に値上げされる。

 研究開発や輸送にかかわる費用の増加に対応する。

 メルセデス・ベンツ日本は日本で販売する車種の約半数にあたる17車種の価格を平均で1%引き上げる。小型車「Bクラス」の場合、消費税込みの価格が360万円から364万円となる。値上げは16年5月以来、約1年半ぶりとなる。

 フォルクスワーゲン(VW)も小型車「ゴルフ」やセダン「パサート」など9車種で、3年ぶりに平均で1・2%値上げする。アウディも17車種で1%、BMWも2%の値上げを予定している。

 原油価格の上昇で、完成車を日本に輸送する費用が増えた。世界的に自動運転技術や電気自動車(EV)などの開発競争が激しく、従来より研究開発費用が膨らんだことも響いた。

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値上げされるメルセデス・ベンツ「Bクラス」
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