>>616
>ある程度実験して、OKになったら、C/C++の出番。

PythonでモデリングをしてC/C++で実装するのはウォーターフォールを前提とするので、米(ユーザー)企業では少数派だな

自社のコアコンピタンスに関わる部分は、C/C++/Javaで開発の場合では、9割型が何らかのアジャイル方式であり
テストと開発、モデリングの改良や、新規機能更新が同時並行で進行し、開発期間を可能な限り短縮する

Pythonでモデルしてから、C/C++に落とすというのは理論上は可能だが、他社に先んじてリリースするのは不可能に近くなる
モデリングを開発から断絶させると、モデラー・リサーチャーが開発者側に理論を理解させ、数値モデルの実装を考えさせる時間と手間が発生し、これは馬鹿にならないコストとなる

現実問題、開発者はツールを作りこんでるのでPythonよりも高速に実装できることさえある
モデルのシミュレーター、エミュレーターの速度も高速のため、モデリングの期間も短縮できる
シミュレーターに流す期間が半分にするだけでももとがとれるが、実際はPython比で数十倍、数百倍のシミュレーション効率も珍しくない

Pythonを使うのは、開発チームに別ラインのリサーチャーがいる場合だ、彼らは自分の好きなツールでやらせた方が良い
だがリサーチャーは他社を出し抜くブレークスルーができないなら不要な存在となるので、雇用できる枠は少数となる
このリサーチャー枠をキャリア相談時に薦めるのは、ポスドクや新卒博士、インハウス研究者だけにすべきだ

C/C++もPythonも使わない第三の方式としては、考えられる限り抽象化されたC/C++で組んだコアライブラリーと自動にリンクする
モデリング言語をC言語で作ることだな、これは社内のライブラリーに使うため社外に出てことはないが、アメリカ企業では広く活用されている