平成29年上半期(1〜6月)の車名別新車販売台数によると、ホンダの軽自動車「N−BOX」が前年同期比10・7%増の10万6231台となり首位となった。発売から5年経過したものの、広い室内空間が幅広い層から支持された。上位10社中、軽が5車種入り、登録車では環境対応車の食い込みが目立った。

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が6日発表した。

 2位はトヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」で36・0%減の9万1246台。今年2月に発売したプラグインハイブリッド車(PHV)「プリウスPHV」の新型が好調だった。3位は日産自動車の小型車「ノート」で63・3%増の8万4211台。昨年11月に発売したエンジンを発電に使うHVタイプを追加したのが貢献した。

 4位はダイハツ工業の軽「タント」、5位はトヨタが昨年12月に発売した小型スポーツ用多目的車(SUV)「C−HR」。6位は日産の軽「デイズ」、7位はダイハツの軽「ムーヴ」、8位はトヨタの小型車「アクア」と続いた。
http://www.sankei.com/economy/news/170706/ecn1707060016-n1.html