牛丼チェーン大手の吉野家は18日、朝定食の「ハムエッグ定食」を約2年ぶりに復活させ、25日午前4時から販売すると発表した。
ご飯と味噌汁、キャベツサラダが付き、価格は以前と同じ税込350円(Wハムエッグ定食は450円)。毎日午前4時〜11時に提供する。

 同メニューは2009年3月に発売。ハムエッグを焼いている間は手を離せず、接客が難しいといった課題があったため、一昨年6月に販売を一旦終了した。

 しかし再開を求めるファンの声が多かったため、同社はオペレーションの改善を検討。火の通り方が穏やかな小型のスキレット(鋳鉄製フライパン)で
ハムエッグを焼き、そのまま提供する形に改めることで、盛り付けなどの手間を軽くして販売再開にこぎ着けた。

 広報担当者は「熱々の状態を保てるようになり、お値打ち感も増したはず」と胸を張り、「定番の牛小鉢や納豆のほか、
今年3月に発売した辛子明太子などと合わせ、お気に入りの定食に組み立ててもらえれば」とアピールしている。

http://www.sankei.com/economy/news/170518/ecn1705180026-n1.html